大阪市北区 ひどい腰痛、肩こりなど お悩みをお聞かせください。 

中崎町整骨院 自費専門・完全予約制

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いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

ここ数日、紅麹による問題が発覚して大騒動になっています。

私も健康に関する仕事をしている以上、チェックしておかないといけない話題なので、色々自分なりに調べたりしています。

 

ここではこの事件のことについては、置いておいて、改めて食事や栄養に関することについての私の見解を書いていきたいと思います。

 

読者の皆様の食生活においての疑問や悩みが少しでも解消できたら幸いです。

 

 

◆最近の食事情について思うこと

誰しもが、病気になりたくないし、できることならずっと健康なまま生きていきたいと思っているのではないでしょうか?
何を隠そう私も死ぬまで病気一つせずに生きたいですし、そのために毎日健康的だと思うことを実践しています。

 

健康の土台になるものとして

①食事(栄養)のバランス

②適度な運動

③睡眠

 

こういったものが挙げられます。

その中で体の材料になるものを取り入れる行為が食事です。

毎日の食事をどれだけの方が意識しているでしょうか?

 

2023年の東洋経済新報社の調査によると、90%以上の人が「食生活において健康を意識している」ことが分かりました。

これだけの人が意識しているにも関わらず、病気を患っている人は増え続けていて、国民の医療費、社会保障費は年々上がり続けている状態です。

おそらく、意識しているけど、実際のところはそれほど健康的な食生活を送れていないような気がします。

 

 

◆現代人は時間がない。

とにかく現代人は忙し過ぎて、仕事もプライベートも隙間がないぐらい予定が入っていたりします。

そういこともあり、最近タイムパフォーマンスを求める生活が流行っているのでしょう。

こと、食事に関しても時短レシピ、レンジでチンするだけ、たったこれだけでできる、みたいなものが次から次へ出てくる状態です。

 

こういった流れですので、健康もお金で買えるという考え方が出てくるのはおかしいことではないと思います。

そこでみんなが手を出しがちなのが、サプリメントになってきます。

 

 

◆サプリメントは万能ではない

このように食事にタイムパフォーマンスを求める人が増えてきた結果、手っ取り早く栄養を摂るためにサプリメントを活用しようというのは当然の流れですし、病院に行くよりサプリメントで良くしようとするのも理解できます。

 

ただし、サプリメントは皆さんご存知のように

どこまでいっても、補助するものという位置付けに変わりはありません。

 

また、病気を治したり、体重を減らしたりすることもできません。宣伝を見ていると、小さい文字でこれは個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。と書かれています。

 

これを頭にしっかり置いておくと、冒頭の怪しいサプリメントを購入することもないはずです。

人の悩みや不安、恐怖につけ込んで売ろうとする商品やサービスには裏があるということを覚えておいてほしいです。

 

◆健康のために食事で気をつけること

食事に対してそんなに難しいことを考える必要はありません。

次のようなことだけを意識してみましょう。

  • 朝ごはんを必ず食べる
  • 野菜を多めに摂る
  • タンパク質を中心に食べる
  • 食事を摂る時間を揃える なるべく同じ時間に食べる
  • 外食はなるべく控える
  • ゆっくり食べる
  • 間食・夜食は控える
  • 油物を控える
  • もうちょっと食べたいなの時に止める
  • お酒は焼酎にする
     

これだけです。

まずはこれだけを1ヶ月やってみてください。

確実に体に変化が起きます。

 

 

 

◆まとめ

食事は健康な生活を送るための基本中の基本です。

タイムパフォーマンスを求め過ぎると、落とし穴がある。結果的に上記に挙げたような意識してほしいことを地道にコツコツやる方が近道になります。

サプリメントはあくまでも食事の補助です。

すぐ痩せる、たったこれだけで驚きの、など魔法のような効果を宣伝するようなものは、遠ざけてるようにしましょう。

 

 

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

 

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は、整体の仕事をしていて、人様に健康とはなんぞや?と問いかけるようなことをさせていただいています。

そういったこともあり、人一倍、健康に気をつかって生活しています。

例えば、最低週に3回は早朝ウォーキングをしていたり、平日は炭水化物や脂質の量を制限したり、睡眠時間は7時間を確保するようにしていたりとできるだけベストコンディションで患者さんに治療できるよう心がけています。

 

 

 

◆はじめに

2019年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、運動習慣のある人は、男性33.4%、女性25.1%でした。

その中で最も低い年齢層は、40歳代の男性で8.5%、30歳代の女性で9.4%でした。

 

働き盛りの世代と子育て世代だからということも考えられますが、1割にも満たないのは驚きですね。

こういった年齢層の時ほど、運動習慣を身につけて大病にならないようにしていかないと、知らない間に病が進行してしまっているかもしれません。

 

 

 

◆運動習慣を身につける必要性

虫歯になった経験はありますか?

私は、幼少期に虫歯になって歯医者さんに強制連行されていました。

そしてその強烈に嫌な記憶が今も残っているので、虫歯になりたくない一心で毎日丁寧に歯を磨いています。

それでも、2ヶ月に1回定期検診に行くと磨き残しを指摘されるぐらいです。

 

体のことはどうでしょうか?

体の痛みとか、不快な症状は嫌なものですよね。なのに体の手入れを毎日する人はそれほど多くはありません。

上述したような運動習慣がある人の割合を見れば一目瞭然です。

 

歯磨きと同じレベルで体の手入れをしていかないと虫歯のように体も何らかの不具合が出てしまいます。

いったん痛みが出てしまうと、すぐに元には戻りません。これまで手入れをサボったわけですから、そのツケは払わないといけません。

 

 

 

◆体の手入れ、メンテナンスの方法

虫歯の予防には、歯磨きやフッ素塗布などわかりやすいですが、体の手入れ、メンテナンスとなると何をどうすれば良いのかわからないという声を

よく聞きます。

 

そこで重要なものを3つお伝えしますので、良かったらメモしてよく見えるところに貼っておいてください。

 

①1日3回、朝昼夜30秒間ジャンプする

②朝と夜にYouTubeでラジオ体操を検索して一番上に出てきたものを再生して、真似してやる

③お風呂にゆっくりつかる

 

これだけです。

まずはこれだけを1ヶ月やってみてください。

確実に体に変化が起きます。

 

 

 

◆整体は体のメンテナンスに最適

もし、ここまで記事を読んでいただいて、やっぱり自分1人では続けることができないです。という方も多いのは承知しています。

もちろん、お仕事や家事、育児など時間作れないということも重々わかっているつもりです。

 

そういう方には、手前味噌ですが、私の整体を受けてほしいと思います。

何でも自分の力でやろうとするのは素晴らしいことですが、餅は餅屋という言葉もあるように、プロの仕事は侮れません。

 

私のところに来られる患者さんは、いろいろな治療院を渡り歩いて、最後に行き着いた先が当院だったという方が多いです。

なぜかというと、たいていのケースは、以前に通院していたところが、ちょっとマッサージをして、電気をあてて、ボキボキ背骨を矯正するといった

治療院を変えても変えてもやることはほとんど同じというものだったからです。

 

私の行う整体は、基本的にはマッサージなし、ボキボキなし。

体に与える負担はほとんどないのに、変化はかなり出てしまう。

体の前後左右のゆがみを整えて、バランスを取り戻す整体です。

 

そういう噂を聞きつけて、たくさんの方が来てくださいます。

 

そして症状が軽くなってきたら、家でやってほしいこと、やってほしくないことをお伝えしています。

1週間後、2週間後といった形で経過観察するのですが、ゆがみが戻っていることが頻繁にありますので、

これをまた調整していきます。

 

歯医者さんの定期検診と同じです。

磨き残し(体のゆがみ)がないかどうかの確認をしています。

 

 

 

◆まとめ

体のメンテナンスは現代人の課題です。

病気になりたくない。体が痛くなるのはイヤ。肩こりや腰痛から解放されたい。

 

そのために必要なメンテナンス。

自分で努力するのか、プロに任せるのか。

自分でこれから先、何十年も継続してできるのであれば、ぜひご自身でやりましょう。

 

もし、自分では絶対に続けられないとわかっているのであれば、その道のプロにお願いしましょう。

 

お住まいや職場が近くであれば、私をぜひ頼ってください。

必ず良い変化が出ます!

 

手厚いサポートを受けることができるので、どんどん健康になるでしょう。

 

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

今シーズンはスギ花粉が飛ぶのが早かったようで、スギ花粉が終わる5月初めぐらいまで辛い状態が続きそうです。

私は、目のかゆみと鼻のむずむず感だけで済んでいますが、いつ悪化するかビクビクしながら過ごしています。

皆さんはいかがですか?

 

 

◆はじめに

私は、修行時代を含めると20年ほど、この業界で仕事をさせていただいています。

多くの腰痛の患者さんを診てきて、ヒヤッとしたことが何度かあって、それが今回お話する危険を伴う腰痛【レッドフラッグ】というものです。

 

私が経験したのは、いずれも急性の腰痛を訴えて来られたケースで、これは普通じゃないから絶対に触ったり動かしてはいけないと野生の嗅覚で感じたので、すぐに病院に行ってもらいました。

 

対応した患者さんは、信頼関係ができていたので、後日連絡を取ることができて、詳細を聞くと、

・胆石症

・憩室炎

・虫垂炎

・重度のヘルニア

 

といったものでした。

 

下手に施術していたらと思うとゾッとします。

この記事で、腰痛の中でも危険なものが存在するということを知っていただけると幸いです。

 

 

◆腰痛の最新情報

近年、腰痛に対する研究が世界中で進み、今までの常識が覆されるような事実がわかってきました。

腰痛は正しい知識をもって早めに対処することができれば、問題ないものがほとんどです。

 

 

最新の研究や論文によると、腰痛の95%は命に関わるような危険はありませんが、残りの4%には骨折、そして1%に腫瘍といった重篤な疾患が隠れていることもあるそうです。

 

この5%の見逃してはいけない腰痛、いわゆる「レッドフラッグ」を詳しく解説していきます。

 

レッドフラッグの中には

・転移性脊椎腫瘍

・脊髄・馬尾腫瘍

・化膿性脊椎炎

・椎体骨折(圧迫骨折など)

・解離性大動脈瘤

・強直性脊椎炎

・閉塞性動脈硬化症

・馬尾症候群

 

など見逃してしまうと命にかかわる可能性があるものを言います。

私が出会ったものは、この中にはありませんが、やはり放置すると危険なものには変わりありません。

 

 

レッドフラッグに気が付かず、マッサージやストレッチ、その他の施術をしてしまうとさらに症状を悪化させてしまい、命の危険すらあります。

 

以下の項目に該当する場合は注意が必要ですので、気になる方は、コピーしておいてください。

 

・最近、大きな怪我をした(高所からの転落、交通事故など)

・楽な姿勢がなく、一日中ずっと痛い

・痛みが酷すぎて一睡もできない

・胸の痛みがある

・過去に悪性腫瘍を患ったことがある

・ステロイド剤を長期間使用している

・原因不明な体調不良がずっと続いている

・急激に体重が減少した

・発熱している

・おしっこや便が漏れる、お尻周りの感覚がない

・背骨をたたいた時に激痛が走る

・足の感覚がほとんどない

・広範囲に及ぶ神経の症状(しびれる、冷感がする、チクチクする等)

・腰を軽く曲げることもできない

 

これらの項目に一つでも該当すれば、確実にレッドフラッグというわけではないですが、今までに経験のないような症状と、何をしても痛みに変化がない場合はお近くの専門病院で精密検査を受けることを強くお勧めします。

 

それでも、腰痛の多くは原因が特定できないものばかりなので、そこまで過剰に心配することもありません。

 

ですが、腰痛で治療院にかかった際、問診で話をほとんど聞きもせず、詳しく体の検査もせずに、すぐにベッドに横にならせてマッサージして、電気治療をするような流れ作業をしているところは、レッドフラッグのことを知らない可能性がありますので、気をつけた方が良いでしょう。

 

 

当院では初めての患者さんや、急な痛みを訴える患者さんには、特に問診で話を詳細に聞くことと体の異常を調べる検査に時間をかけて、できる限り安全に配慮しながら治療をしています。

 

長引く腰痛でお悩みでしたら、一度ご相談ください。

 

 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
早朝ウォーキングをして一年を経過しようとしています。すこぶる快調です。最近、足首に重りを巻いて歩いているとものすごく負荷がかかって足腰を鍛えるのにちょうど良いです。良かったら一度試してみてください。

 

◆はじめに

整骨院で患者さんの施術をしている時に聞かれることのランキング上位に入るものとして、「どんな枕が良いですか?」というものです。
寝具に関する悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか?

最近、メディアで「殿様枕症候群」というものが取り上げられているのを目にしました。高くて硬い枕で寝ていると脳卒中になるリスクが高くなるとのことでした。

個人個人でお好きな高さや硬さがあると思いますが、一体どういった枕が最適なのか、色々な角度から解説していきたいと思います。

こちらの記事が皆様の睡眠の質の向上につながれば幸いです。

 

◆合わない枕で寝るリスク      

自分に合った枕が見つからず、苦労している人のことを「枕難民」と呼ばれるそですが、そもそも枕が合わないサインというのはどういったことなのでしょうか?

 

枕が合わないサインとしては、

・寝つきが悪い

・眠りが浅い

・起きた時に疲労が残っている

・寝返りを打ちづらい

・頭の良いポジションが見つからない

・夜中に何度も目が覚める

 

 

このようなものが挙げられます。

このようなサインを無視して寝続けると、睡眠で体が回復することができなくなり、何らかの体調不良を引き起こすことになるであろうと考えます。

 

 

 

◆枕が合わない原因

枕が合わないからといって、世の中に出回っている商品を片っ端から試すようなことは物理的に不可能なので、まずはなぜ枕が合わないか、原因を探ることが大切です。

 

枕が合わないと感じる原因には、

・枕の高さが合っていない

・枕の素材が合っていない

・枕のサイズが合っていない

・枕とマットレスや敷布団との相性が悪い

 

このようなことが考えられます。

これは素材の問題なので、何種類かは試さないといけません。

 

これとは別に整体をしている私の考えは、素材ではなく、体の方の問題に着目しました。

・ストレートネック

・猫背

・背骨の柔軟性がない

・体の左右のバランスが悪くゆがんでいる

・精神的ストレスが多い

・不規則な生活を送っている

・運動不足

・シャワーだけで湯船に浸からない

 

これに当てはまる方は、枕やその他の寝具の悩みをよくお話されます。

こういった場合、寝具を色々変えたとしても、睡眠の質が向上することは考えにくいです。

 

◆合わない枕問題の対策

まずは、体の方から変えていく方が近道だと考えています。

体を変えて、体が寝具にうまくフィットできるようにしていく方が、色々と試さなくても良くなりますし、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス的にも良いと思います。

 

では、実際にはどうするのか?ということですが、まずはプロに任せてしまいましょう。

整体を受けて、自分の体がどうなっていて、何が問題なのかを教えてもらいましょう。

 

そして、自分でどうにかできる問題なのか、プロに一定の期間任せる問題なのかを知りましょう。

そうすることで枕難民から解放される日が近づいてくるでしょう。

 

◆自分で枕を作ってみよう

最適な枕が見つかるまでの間に、自分で枕を作ってみましょう!

バスタオルを3枚用意していただいて、下の画像のように折り畳んでください。

バスタオルを重ねて自分の寝やすい高さに調整して寝てみましょう。

 

◆まとめ

枕の合う合わないを素材や形状に求めてしまうと枕難民になりやすいので、まずは自分の体の問題を見直すことの方が大切です。

そのために必要なことは、一度はプロに体のチェックをしてもらい、自分の体の現状を知り、体のゆがみを整えて、自分の体が枕や寝具に合わせられるような柔軟性を手に入れることをしていきましょう。その方が長い目で見た時にコスパやタイパがよくなリます。

 

すぐに枕を買いに行くのではなく、自作のバスタオル枕で最適な高さを見つけてから買うようにしましょう。

 

この記事を読んでくださった方が1人でも多く枕難民から解放されて質の高い睡眠ができるようになることを祈っています。

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

 

 

◆はじめに

当院の患者さんの中には、1日中、デスクワークをされている方がたくさんおられます。

その多くは、パソコンで作業をされています。

 

症状ランキングで言うと、肩こりと腰痛が圧倒的に多いです。

 

私は、長時間同じ姿勢であまり動かずに作業をすることが苦手なので、デスクワークを選びませんでした。

その私ですら、多少は事務仕事をしないといけないことがあるのでわかるのですが、たった30分パソコンに向かって

作業をしているだけでも、腰やらお尻が痛くなってくるのです。

 

これを8時間以上するとなると正気の沙汰とは思えません。

 


腰痛は多くの人が抱える問題で、特にデスクワーカーにとっては避けられない課題の一つです。ここでは、腰痛に対する理解を深め、日常生活でできる予防策や対処法についてご紹介していきます。



読者の皆様が腰痛と上手に付き合うことができて、健康的な生活を送るための参考になれば嬉しいです。

 

 

◆腰痛の実態

 

日本整形外科学会の調査によると、日本全国の腰痛持ちは3000万人いると推計されています。

日本人の約30%以上が抱えると言われている腰痛ですが、その原因が特定されるのは約15%と言われています。

 

 

CTやMRIなどの画像検査で特定される「特異的腰痛」は全体の約15%に過ぎないと言われています。

病院に行ってレントゲンの検査を受けても「骨に異常はないので、痛み止めと湿布を出しておきます。これで様子を見ましょう。」と言われるのは、このように原因がよくわからない腰痛の方が多いから仕方ない部分もあるんですね。

 

最近は、医学の進歩で、検査技術や治療技術もかなり精度は上がってきているので、ハッキリ原因がわかるものも増えてきているようです。ですから、どうしても原因を追求したい方は、大きい病院に行って精密検査をすれば、わかるケースがありますので、診察を受けられることをお勧めします。


しかしながら、やはり原因がよくわからない腰痛、いわゆる「非特異的腰痛」の方が、依然として多いということは間違いないと思います。

 

これは、腰痛を抱える多くの人が特定の疾患によるものではなく、生活習慣や姿勢など、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生していることを意味します。特に現代のストレス社会においては、毎日のように嫌なことやイライラすることが起こりますので、心因性腰痛と呼ばれるものまで出てくるようになっていて、心理的な問題も潜んでいることもあるようです。

 

 

◆なぜ私たちは腰痛に悩まされるのか

腰痛の大きな原因の一つは、身体の深部にある『腸腰筋群』と腰背部筋の関係があります。

 


通常、腸腰筋群が背骨を支え体幹を安定させるサポートをしています。さらに股関節の運動にも大きく関与しています。

この腸腰筋が、うまく機能しなくなってしまった時に腰への負担が大きくなると考えられます。

 

腸腰筋群が使えない→体幹が不安的になる→腰背部の筋肉に負担がかかる→体が歪む→腰椎や椎間板への負担が大きくなる→腰痛になる

このような流れで腰痛になってしまう方が多いようです。

 

 

◆デスクワークで気をつけたい腰痛対策

あまり知られていないことですが、立っているより、座っている方がが腰に負担がかかります。

 

ナッケムソンという研究者が、立っている姿勢、座っている姿勢でどちらの方が椎間板に負担がかかるかという研究をされました。

その研究によると、立っている状態に比べ、座っている姿勢は腰椎にかかる負荷を40%増加させ、前傾姿勢や重量を持ち上げる動作は100%以上の負荷増加を引き起こすことが示されました。前傾姿勢が椎間板の圧の変化に与える影響についての研究は、衝撃的なものだったようです。


このことから、立っているよりも、座っていて、なおかつ前傾になる姿勢不良の方が、『腰の負担』が大きくなり、腰痛のリスクが高まると言えそうです。

 

 

 

◆簡単にできるデスクワークの負担の減らし方

①机の高さや椅子を見直す

②スタンディングでPC作業をする

③就業時間でも30秒ほどの運動をする

④座り姿勢を見直す

⑤椅子にクッションを置いて座る

 

こういったことを意識するだけでもかなり負担は減るはずです。

 

当院で推奨しているのは、③④⑤です。

 

③8時間勤務の中で、トイレで立ち上がる、お昼休憩で外に食事に行く、用事で会社内で歩く。デスクワークから離れる場面があれば、

背伸びをしてみる、屈伸をしてみる、体をでんでん太鼓みたいにひねってみる、深呼吸をしてみる、など30秒ぐらいでできる体操を

こまめに行うことで、血流が良くなります。

 

④坐骨という太ももとお尻の境目の奥にある尖った骨があるのですが、それを椅子の座面に突き刺すようなイメージで座ると

座り姿勢が安定します。そしてそのポジションのまま背もたれにしっかりと背中から腰を隙間なく密着させて座ると完璧です。

 

⑤できればドーナツ型のクッションを置いて座るようにしてもらえると、お尻にかかる圧が分散するはずなので、これで腰への負担も

減るはずです。

 

 

ぜひ一度お試しください!

 

 

◆まとめ

デスクワークで長時間座っていると腰が痛くなるのは、先の研究の結果からもわかるように、身体の構造上仕方ないことです。

しかし、仕事は仕事なので、腰痛を回避するためにやめるわけにはいかないので、

30分に一回は立ち上がっていただき、その場で30秒ほどの体操をするだけでも腰の負担は軽くなります。

また、座り姿勢のポイントをお伝えしたようにしっかり坐骨を座面に突き刺し、背もたれにピッタリと体を密着させて座りましょう。

そして、道具にも頼ってください。ドーナツ型のクッションでお尻にかかる圧を分散させてください。

 

ぜひ一度お試しくださいませ。

 

最後に、頑固な腰痛は自分1人では解決できないことの方が多いと思います。時には治療が必要なこともあります。

そんな時はお近くの、国家資格をお持ちの治療院へご相談ください。きっと力になってくれるはずです。


手前味噌ではありますが、当院でもデスクワークの腰痛解消の治療を施術しております。お近くに住まいの方や勤務されている方はいつでもご相談くださいませ。

 

【監修:柔道整復師 福井健人】

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

私は、バイク、自転車、車の運転が好きです。

でも長距離運転をした後、必ず後悔しています。

それは、100%腰が痛くなるからです。

 

それでも時間があれば、ついつい運転してしまうので、どうしようもありませんね。

 

そんな私でも、長時間座りっぱなしの後にやってくる腰痛に最近ようやく勝てるように

なってきました。

 

その秘密をお伝えできたらと思いますので、よければ最後までお付き合いください。

 

 

 

 

◆はじめに

「運転のあとは腰が伸びない…」

「事務仕事をしていると腰が痛くなってくる」

こんな経験ってありませんか?

 

 

当院でも腰痛を訴える患者さんの中に、

 

「車の運転をした後は腰が固まって、背中が伸びない…」

「座りっぱなしで仕事をした後は、腰が重だるくなってくる」

 

と、お悩みの方が沢山いらっしゃいます。

 

 

 

 

◆仕事や日常生活にまで悪影響を及ぼす腰痛

 

腰痛をかかえたまま生活するのはとても辛いことですよね。

 

「ものを持ちあげる」

「長時間同じ姿勢をキープする」といったことができなくなってきます。

 

これは、私の20年以上、腰痛患者さんを施術してきた経験から言えることなんですが、腰痛と言っても個々人によって症状や原因は様々です。

全く同じ症状や原因ということはありません。

 

さらに、一時期は腰痛の85%ぐらいが原因不明と言われていました。(今は原因が明確になってきています。)

ですので、これをやれば腰痛が治るなんて治療技術はありません。

各患者さんの体のゆがみや筋肉、関節の硬さを詳細に検査して、その患者さんに最も適した施術を提供することが大切だと思います。

 

◆何を隠そう、私は腰痛持ちです。

 

実は、私は中学生から腰痛を持っています。

定期的にギックリ腰にもなっていました。

 

一時期は長時間立ちっぱなし、座りっぱなしになっていると、じわじわと腰やお尻が重だるくなってきて、

動き出そうとすると、腰や背中が固まって伸ばせなくなっていました。

いつも重いものを持つときや、背伸びをするときは不安を抱えながら、生活していました。

 

ですので、腰が痛くなれば湿布をはったり、技術勉強会に参加した時に練習相手の方にその場しのぎの対処をしてもらっていました。

当時は、こうするしか方法がなくて困っていました。

これからお伝えする正しい知識や改善法を知るまでは・・・。

 

 

◆座っていると腰が痛くなる患者さんに共通していたことがあったんです

 

腰は、体の中心に位置しています。

この位置から少しでもズレたり、ゆがんだり、不安定になってしまうと、自分では気が付かないうちに体に悪影響が及ぶことになります。

例えば、立っている、座っているという姿勢をキープするけでも、体を安定させようとして、腰や骨盤、背中の筋肉が緊張します。

体の中心がゆがむと全身に悪影響を及ぼしてしまい、座っているだけでも腰が痛くなることが起こるわけです。

 

 

私が診てきた患者さんに多かったのは、

 

・股関節が硬くて動かない

・腰や骨盤周りの筋肉(特にお尻)が硬くなっている

 ・休憩を取らずに作業に没頭している

 

この問題を解決した患者さんの多くは、長引く腰痛を改善していかれました。

 

◆人間の重心の大切さ

 

人間の重心は立った姿勢になると、骨盤の辺り(おへその下あたり)に位置します。

 

つまり骨盤が体の重心をコントロールしているといっても過言ではありません。

骨盤が1ミリでも歪んだり、不安定になってしまうとその影響は体中に波及することになります。

そして、体の重心をコントロールする骨盤は、野球のホームベースのような形をした仙骨という骨と、蝶々の羽のような形をした腸骨という2つの骨で仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節を構成しています。

 

 

この仙腸関節はほとんど動きません。

 

安定しておかないといけない関節なので、不必要に動いてしまうと靭帯や関節を痛めてしまう恐れがあります。

そして、股関節や腰周辺の筋肉が硬くなって動かないようになると仙腸関節が徐々に歪みを生じたり、不安定になってきます。

 

仙腸関節がゆがんだり不安定になった状態で、座りっぱなしの姿勢や立ちっぱなしの姿勢が続くと、仙腸関節のゆがんだところや不安定になったところに重力が加わり、痛みや重だるさが起きてくることになります。

 

座っていると腰が痛くなる原因を治すには、仙腸関節のゆがみと不安定になっているポイントを改善する必要があります。

そのために自分でできることをご紹介させていただきます。

 

 

◆座っていると腰が痛くなる症状を改善する3つの方法 

 

①ウォーキングを日課にする

座っていると腰が痛くなる方に多い特徴として共通しているのが、股関節の硬さです。

 

もし、股関節が硬くなるとその分だけ怪我をしやすく、疲労がたまりやすくなってしまうんです。

 

日常で股関節の硬さを予防し、腰や骨盤周辺の筋肉を柔軟にする方法がウォーキングです。

1日5~10分でいいので継続してみると効果的です。

 

②スクワットを日課にする

座ったままの姿勢って、ひざと股関節が90°に曲がったままの姿勢になっています。

この姿勢が習慣化すると、自分では気が付かないうちに股関節や、腰、骨盤周りの筋肉が硬くなってしまいます。

硬くなった筋肉を柔軟にしていく方法はスクワットです。

最初のうちは深く曲げなくてもいいので、軽くまげる程度にスクワットを10回ほどでいいので毎日継続していきましょう。

 

 

③湯船につかるを日課にする

慢性的な痛みや重だるさを訴える方に共通していることが、お風呂をシャワーだけで済ましていることです。

お風呂にゆっくりつかることで血のめぐりを促し、硬くなった筋肉や関節、靭帯を柔軟にしていくことが可能です。

シャワーだけの生活にしている方は、今日から湯船につかり温まるように心がけて下さい。

 

 

この3つのことを繰り返していくと、座りっぱなしの後に起こる腰痛を予防・軽減していくことが可能になります。

これはおまけになりますが、座りっぱなしの姿勢が続いた時は、30分に一回は腰を伸ばしたり、少し歩いたりするのも一つの予防法です。

これだけで座っていると腰が痛くなる症状を予防できます。

以前、私も同じようにこの3つのことを実践して腰痛を改善しました。

さらに、当院の腰痛の患者さんにも、同じことをお伝えし、自宅で取り組んでいただいております。

ぜひ、自宅で取り組んでみてください。

 

 

 

もし、この3つのことを継続しても一向に腰痛が改善してこないときは、ひょっとすると他にも原因があるかもしれません。

そんなときは、一人で悩まないでお気軽にご相談ください。

 

◆まとめ

長い間座っていると腰が痛くなってくる原因は、骨盤を構成する仙腸関節のゆがみや不安定が原因になっていることがある。

体の中心は骨盤の辺りにある、体の中心が歪んだり不安定になると体中に悪影響を及ぼし、腰痛が長引くことがある。

座っていると腰が痛くなる症状を改善する3つの方法

①ウォーキングを心がける

②スクワットをやってみる

③お風呂はゆっくりと温まる

 

 

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は普段デスクワークをする機会は少ないのですが、それでも多少はパソコンを打ったり、

事務作業をすることがあります。

 

30分ぐらい座りっぱなしで作業していると、段々と腰が痛くなり足がしびれてきます。

私は体の専門家なので、自分の体が異変を知らせてくれた時に瞬時に体を動かすようにして大事に至るまでに

対処しています。

 

ところが、毎日デスクワークをメインにされている人は、それが当たり前になっていて体が発しているサインを

受け取らずにそのままデスクワークを続けてしまいます。

 

では、デスクワークをしている人はみんな腰痛持ちなのか。と言うとそういうわけでもなさそうです。

腰痛が出る人と出ない人の違いはなんなのか。そういったところの謎を紐解いていきたいと思います。

 

 

 

 

◆はじめに

デスクワーク中の腰痛は、多くの人が経験する問題です。コロナ禍においては、在宅ワークが増え、時間の制約なくデスクワークができるようになってから、より一層腰痛が増えたように感じます。

 

デスクワークによる腰痛も、正しい姿勢や予防策を取ることで、腰痛を軽減することができます。

今回は、デスクワーク中に気を付けるべき腰痛改善や予防のポイントをお伝えしていきます。

正しい座り方やデスク環境の整備、適切なストレッチや運動など、継続してやっていただける簡単な方法を解説します。

また、長時間の座りっぱなしを避けるための休憩方法や環境づくりについても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

◆デスクワーク中の腰痛の原因とは

結論から言うと『姿勢』と『時間』です。

同じ姿勢を長時間続けると、どれだけ筋肉がたくさんついている人でも、体はどんどん固まっていきます。

これ以外の原因はありません。

 

専門的な言葉で言うと【不動性疼痛】というものです。

 

 

◆デスクワーク中の腰痛対策と予防

デスクワーク中に腰痛を予防するためには、正しい座り方が重要です。

まずは、正しい姿勢をとることが大切です。背筋を伸ばし、肩を下げてリラックスし、

腰を前に傾けたり(反らせたり)、後ろに傾けない(沈み込まない)ようにしましょう。

 

また、膝と腰の高さが合うように椅子の高さを調整することも必要です。足は床についている状態が良く、背もたれに背中を密着させることで腰への負担を軽減できます。

そしてできれば30分に1回は立ち上がり、伸びをして体を動かすことも大切です。

正しい座り方を維持することで、腰痛を改善させたり、予防し、快適なデスクワークができるようにしていきましょう。

 

デスクワーク中には、適度な運動やストレッチ、軽い散歩を行うことが腰痛予防に有効です。定期的に立ち上がって、ストレッチや軽い体操を行いましょう。例えば、肩や背中をほぐすストレッチや、机の周りを歩いたり、階段を上り下りする運動などが効果的です。また、長時間座りっぱなしにならないように、30分に1回程度は立ち上がり、伸びをするようにしましょう。休憩時間には、軽い散歩をすることもおすすめです。デスクワーク中の運動やストレッチ、軽い散歩は、筋肉の疲れを取り、血行を促進して腰痛の予防につながります。

 

 

◆デスク周りの環境がとても大切

デスクワーク中の腰痛を改善させたり、予防するためには、デスク周りの環境にも気を配る必要があります。

まず、デスクの高さは適切な高さに設定しましょう。肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作できる高さが理想的です。

また、画面の高さも目の高さに合わせて調整することで、首や肩への負担を軽減できます。

 

 

◆まとめ

多くの人が経験するデスクワーク中の腰痛は、正しい姿勢や予防策を取ることで軽減することができます。

基本は30分に一回は何かしらの運動を取り入れる。とにかく同じ姿勢で長時間は絶対にやめましょう。

もし色々な対策をしているのに、全く改善しないようでしたら、一度当院までご相談ください。

 

 

 

(監修 柔道整復師 福井健人)

 

 

最近、我が家の子供たちもスマートフォンを持ち始めました。

必要に駆られて仕方なくなのですが、一旦持ち始めると、やはり現代っ子なのですぐに使いこなしていきます。

私など、あっという間に抜き去るスピードでどんどん新しいことを吸収していきます。

その反面、じっくり本を読んだり、物事を深く考えなくなったりといった弊害が生じているのも事実です。

 

 

◆はじめに

2022年1月の調査によると、日本国内でスマートフォン、携帯の所有者のうち、スマートフォン比率は96.3%だそうです。

ほぼ全員がスマートフォンを持っているんですね。

 

その影響なのかどうかは定かではありませんが、

一般社団法人日本リカバリー協会と一般社団法人日本疲労学会などは、2021年11月、12月の期間と2022年7月、8月の期間の調査で

首・肩こりは推定で1862万人が感じているというこがわかりました。

 

少し古いですが、2016年の第一三共ヘルスケの調査によると、肩こりは73.5%の人が国民病であると回答しています。

 

 

 

◆最近の首・肩こりの原因

スマートフォンやタブレットがここまで普及する前は、長時間のデスクワークで書き物が多かったために首・肩こりになっている人が

多かったように思います。

それが、ワープロ→パソコン→スマートフォンという時代の流れとともに、小さな画面をじっと覗き込むことが増えたがために、

長時間、頭が垂れ下がった姿勢でいるようになりました。

 

このことによって、重たい頭を細い筋肉で支えないといけなくなり、筋肉はいつも緊張状態を作ってしまいます。

 

そこから、ストレートネックと呼ばれる状態の人が量産されていくことになりました。

 

 

◆ストレートネックの主な原因

ストレートネックとは、本来は前方へゆるやかにカーブしている首(頚椎)が真っ直ぐになった状態です。

首や肩のこり、頭痛、首を動かすと痛みや痺れが出るなど、様々な症状が引き起こされます。 

 

ストレートネックは、一度なってしまうと治すのが難しいものなので、予防が大切です。ストレッチや姿勢の見直しなどをして良い体の状態を保つことが予防にもつながります。 

 

首や肩のこり、頭痛、首を動かすと痛みや痺れが出るなど、様々な症状が引き起こされます。 

 

 

 

たとえば、次のような姿勢がストレートネックの原因になります。

  • 猫背などの悪い姿勢
  • 骨盤のゆがみ
  • 枕が合っていない
  • 長時間座って作業する
  • スマホの画面を見るときのうつむく姿勢
  • パソコン操作を行うときの頭が前へ突き出すような姿勢
  • 妊娠や出産を経験した女性の骨盤が前傾する「反り腰」
  • ピアノの演奏などの特殊な姿勢を続けること
  • 仰向けで寝るときに枕が高すぎたり低すぎたりすること

 

 

こういった原因になるものを放置していると、最悪の場合は頚椎椎間板ヘルニアや頸椎症などになる可能性もあるため、こまめにストレッチや姿勢の見直しなどをしていく必要があります。

 

もうすでに症状が強く出てしまっている場合や自分だけでは生活習慣の改善が厳しいと感じた場合は、専門の医療機関に診てもらいましょう。 

 

ストレートネックは長期間、重症化すればする程、治すことが難しくなります。 気になった方は早めに改善への意識を向けましょう。

 

 

◆ストレートネックの予防と対策

上述したように、生活習慣の改善がまずはじめに取り組むべきことです。

例えば、1日のスマートフォンの使用時間を見直し、必要最低限の使用にしていくことや、長時間止むを得ず使用した場合は、

首や肩のストレッチ、あるいは軽いウォーキングなどの有酸素運動を行うなど、使用した後に必ず体を動かすということをセットにすると良いでしょう。

 

 

◆まとめ

首や肩こりを放置するとストレートネックになる可能性があります。

ストレートネックになる原因で思い当たる節があれば、すぐに見直す必要があります。

スマートフォンなどのデジタルデバイスの使用をゼロにすることは不可能なので、使用頻度を下げる工夫をしていきましょう。

 

もし、首・肩こりがキツすぎてストレートネックなのかな?と不安に感じたら当院までご相談ください。

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

私は、週に3回ぐらいは早朝に1時間ぐらいウォーキングをしています。多い時は毎朝歩く週もあります。

最初は運動不足解消のために始めましたが、3ヶ月、半年、1年と続けていくうちに体の調子が上向いていきました。

一番の驚きは、慢性的な腰痛で、たびたびギックリ腰になっていたのですが、ここ最近は一切そういったことは起きていません。

 

ウォーキングの習慣化によって、体重が減ったり、腰痛が軽減したりととても良い恩恵を受けています。

うまい具合に生活の中に取り入れることができて、習慣化できているので、これは生涯続けていきたいと思います。

 

 

◆はじめに

 

厚生労働省の【健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023】と言うものが公表されました。まだ案としての発表とは言え、昨今の増え続ける医療費を懸念してのものだと受け取っています。

 

これによると、成人の場合、

①歩行やそれと同じ程度の身体活動を1日60分以上行う。

②息が弾んで、汗をかくぐらいの運動を週に60分以上行う。

③筋力トレーニングを週に2、3回行う。

④長時間の座りっぱなしを避け、30分に一度は体を動かす。

 

こういったことが推奨されています。

 

 

 

◆腰痛は現代病と言っても過言ではない

 

日本整形外科学会の調査では、日本全国に腰痛のある人は、3000万人いると推計されています。

その原因として考えらるのは、

 

①長時間の座り姿勢、同じ作業の繰り返し

②運動不足

③睡眠不足

④栄養バランスの悪さ

 

こう言ったものがあげられます。

 

今回は腰痛を改善し予防するための方法として「ウォーキング」をご提案いたします。

 

 

◆ウォーキングが腰痛改善や予防につながる理由

 

私が実際に経験したことだから言えることですが、ウォーキングというシンプルな運動は、腰痛の改善や予防に効果的な方法と言えます。

「毎日のウォーキングで腰痛改善や予防するために注意すべき点」に焦点を当て、正しい歩き方のポイントを詳しく解説していきます。

 

ウォーキングを行う上での大切なのは、

①正しい姿勢や足の着地

②アームスイングの意識

③歩くスピード

④歩く時のリズム

⑤歩幅

⑥地面の状態に注意

⑦適度な時間と距離を設定

 

以上のようなことです。

①〜⑦までの項目は腰の負担を軽くするために必須事項ですので、一つ一つ解説します。

 

 

 

◆正しい姿勢を保ち、着地は踵から

 

ウォーキング中は背すじを伸ばし、顔を前に向けて歩くようにしましょう。若干目線を上げるぐらいでちょうど良いかもしれません。

肩をリラックスさせ、上半身をわずかに前に倒すことで、適切な姿勢を保つことが重要です。腰痛を引き起こす原因の一つは、歩行時の姿勢の乱れですので、意識して正しい姿勢をキープしましょう。

 

◆アームスイングの意識

最近、街で歩く人を観察していると腕を振らずに歩いている人をよく見かけるようになりました。

もちろん荷物を持っているから仕方ない部分はあるかもしれません。

 

 

腕を振ることがなぜ大切なのかと言うと、腕を振ることで肩甲骨が動いたり、背中の筋肉を使ったりすることができます。

また腕を振ることで上半身をひねる動作が生まれ歩くフォームがダイナミックになり、エネルギーをたくさん使うことにつながります。

フォームが悪い状態で長時間歩いても、筋肉をたくさん使っていなかったら、トレーニングになりませんので、このようなアームスイングと呼ばれるダイナミックな腕の振りはいつも意識しておいてほしいです。

 

◆歩くスピードとリズムと歩幅

 

ウォーキングをしている時は、スムーズでリズミカルな歩行を心掛けましょう。かかとからつま先まで、一歩一歩しっかりと地面に着地させることが大切です。

急なステップや無理な歩幅は腰への負担を増やす可能性がありますので、無理のない適度な歩幅とペースで歩くようにしましょう。

今は音楽を聴きながら歩く人も増えていますが、アップテンポな音楽のリズムに合わせるのも良いでしょう。

歩幅は大股歩きではなく、いつもより少しだけ大きめに。あまり大股で歩くと股関節を痛めてしまいますのでご注意ください。

 

 

 

◆地面の状態に注意

 

ウォーキング中は色々な道路環境があるかと思います。きっちり舗装された所、未舗装で土の所、アスファルトが削れて穴が空いている所など。こう言った様々な地面がありますので、ウォーキング中は歩く地面環境にも注意が必要です。

せっかく腰痛改善や予防のために歩いているのに凸凹した地面や段差のある所でつまづいたりすると、転倒にもつながります。特に平坦ではなく不安定な地面では、腰部や足に負担がかかりやすくなります。安定した歩行環境を選ぶか、適切な運動靴を履くことで、腰への負担を軽減することができます。

 

 

 

◆適度な時間と距離を設定する

 

一番最初にやらかしてしまうのが、いきなり長時間、長距離を歩いてしまい、体が痛くなったりすごく疲れたりすることです。

このような体験をするとウォーキングに対してすごくマイナスな印象を持ってしまうので、おすすめしていません。

散歩の時間や距離は、自身の体力や状態に合わせて適切に設定しましょう。無理なく続けることが重要です。

 

私の場合ですが、最初は近所のコンビニにコーヒーを買いに行って帰ってくるということからスタートして、次に近所の公園を一周して帰ってくる。このようにして少しつず時間と距離を伸ばしていきました。

毎日の生活の中にいかに組み込めるか。これに尽きます。腰痛のない生活を生涯続けていこうとしたら、ウォーキングに終わりはありません。生涯続けていくものなので、気軽に続けられる範囲でやることが大切です。

 

やり続けているうちに、段々楽しくなってきて、あっちこっちに散策に出かけようとなってくると儲けものです。

ウォーキングは一番手軽に、しかもお金もかからずできるので、ぜひ習慣化するまで地道に続けてみてください。きっと世界が変わると思います。

 

最後にウォーキング中やウォーキング後に疲労感がキツく出たり、腰痛が増すようであれば、少し減らしてみたり、お休みするなどの調整が必要です。

 

 

◆まとめ

 

腰痛改善や予防のためのウォーキングでは、正しい姿勢、腕の振り、スムーズな歩行、スピードとリズム、地面の状態に注意し、適度な時間と距離を設定することが重要です。生活の中に組み込むぐらい継続することで、腰痛の予防や改善につなげることができます。

 

ぜひ始めてみてください。応援しています。

もしそれでも腰痛が改善しない場合は、当院までご連絡ください。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は幼少期におばあちゃんと一緒に生活していて、いつもおばあちゃんが湿布臭かったのを覚えています。

手の届かないところに貼ってあげたりしていました。

子供ながらに痛い時には湿布を貼れば良いと思っていました。

 

 

◆はじめに

 

厚生労働省によると、腰痛に悩む日本人は1000万人を超えていて、日本人の約13人に1人が腰痛持ちであるということになります。

また、日本整形外科学会の調査では、全国に腰痛をお持ちの方は3000万人いると推計されているということです。

これを見てもわかるように、腰痛は多くの人にとって身近な問題です。そして腰痛があると日常生活の行動に制約が出てしまう非常に厄介な問題です。

 

湿布などの一時的な対処法では改善が見られず、悩みは深まる人が後を絶たないのが現状ではないでしょうか?

当院に来られる患者さんの中にも長年腰痛に苦しめられている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

今回は、湿布だけでは良くならない腰痛に対して、整体の効果、継続して整体を受けることの重要性について書いていきます。

 

 

 

◆腰痛に湿布を貼っても治らない

 

湿布は一時的な痛みの緩和をもたらすことがありますが、腰痛を根本から改善することはできません。

なぜなら湿布は症状の表面的な対処に過ぎないからです。湿布を貼るだけでは腰痛の原因となる問題を解決することはありません。

 

腰痛の原因は様々であり、姿勢の問題、筋肉の緊張、椎間板の問題、心理的な負担などが考えられます。

湿布だけではこれらの根本的な原因に対処することはできないのです。

 

◆当院の整体を受けると腰痛に効果がある3つの理由

 

当院の整体は、腰痛の改善に対して以下のような効果が期待されます。

 

①筋肉や関節のバランスの調整によって、腰にかかる負荷を軽減する効果があります。姿勢の歪みや筋肉の緊張が腰痛を引き起こすことがあるため、整体によってそれらの問題を改善することで、腰の負担を軽減することができます。

 

②整体は血液循環を改善します。正しい姿勢や適切な筋肉のバランスによって血流がスムーズになり、栄養素や酸素の供給が増えます。整体によって老廃物の排出も促進されるため、腰の炎症や筋肉の緊張の緩和に効果的です。

 

③整体によって神経の調整も行います。神経の圧迫や緊張が腰痛を引き起こすことがありますが、整体によって神経の正常な働きを取り戻すことができます。

これにより、腰痛の症状の軽減や痛みの緩和が期待されます。

 

当院の整体は個々の症状や体質に合わせた施術を行います。もちろん全ての人に同じように効果が出るとはお約束はできませんが、効果を実感される方がほとんどです。

 

 

◆整体を継続して受けることの重要性

 

湿布だけで良くならない腰痛には、当院の整体が有効です。

 

当院の整体は根本的な改善を目指すため、痛みだけでなく、原因となる問題にアプローチします。

痛いところを強く押したり、揉んだり、ボキボキ矯正したりすることは、その場限りの対症療法なので、決して無意味とは言いませんが、何度か施術を受けても変化を感じない場合は、思い切って違う整体を受けてみると良いでしょう。

 

そしてこれが一番大切なことですが、信頼できる整骨院を選ぶことが大切です。整体の経験や知識、技術を確認し、自分に合った施術が受けられるかどうかを判断しましょう。ちなみに当院は開業して10年以上が経過しており、院長は20年を超えるキャリアを持っています。

 

また、当院の整体は、一度の施術で効果を発揮することもありますが、2回、3回と受けていただく度に効果が高まっていくという特徴があります。

 

症状が改善して良くなったとしても、日常生活でのクセはなかなか抜けませんので、定期的なメンテナンスが必要となることがあります。

 

整体以外で自宅でのセルフケアの実践も重要です。整体を受けている時間は30分程度です。後の生活の時間をどのように過ごすのかが、腰痛を改善させるために大切な時間になりますので、整体後の指示やアドバイスをしっかりと受け取り、自宅でのストレッチやエクササイズ、姿勢の改善などを積極的に取り入れましょう。

 

整体は痛みの緩和だけでなく、腰痛の原因に対してもアプローチするため、継続的な施術とセルフケアの実践が改善への鍵となります。

 

まとめ

 

湿布だけで腰痛の根本的な改善はほぼ不可能だと言えるでしょう。

しかし、整体と継続的なケアによって、腰痛の症状を緩和させることは確実にできます。

 

当院の整体は個別の症状や体質に合わせたアプローチが可能であり、痛みの原因にアプローチすることが特徴です。

また、腰痛を改善するためには、整体を受けるだけでは不十分で、自宅でのセルフケアも重要です。

 

腰痛の改善に向けては、信頼できる整体師との協力や自己管理が欠かせません。ぜひ、整体を活用して腰痛と向き合い、心地よい日常生活を取り戻してください。

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

昔、近所に住んでいたおじいさんが、「今日は雨降るで!わしの膝が言うとるわ!わしの膝は天気予報より当たるんや!」とことあるごとに言っていました。

そしてそれがよく当たっていました。

幼いながらにすごいなと思っていました。

 

 

はじめに

 

天気が不安定な時や季節の変わり目になると頭痛が出る人、周りにいませんか?

今回は、天候の中でも特に気圧の急激な変動が頭痛を引き起こし、いわゆる「天気痛」と呼ばれる現象について書いていきます。

気圧の変動が頭痛に与える影響やメカニズムや、なぜ低気圧や気圧の変動が頭痛を引き起こすのかについても考えていきたいと思いますので最後までお付き合いください。

 

気圧の変動と頭痛の関係

 

気圧の急激な変動が頭痛を引き起こす理由は、実際のところまだ完全には解明されていません。

 

天気が急変したり、天候が悪化すると気圧の急激な変化を伴います。

気圧の変化が血管に影響を与え、頭部の血流が変動することで頭痛が生じる可能性があるというものです。

気圧とは空気の重さと考えることができますので、その空気の重さが変わることによって、血管や頭の中に影響を与えるからと考えられます。

これが一般的に「天気痛」と呼ばれるものです。

 

 

寒暖差や湿度の変化が頭痛に与えている

 

急激な気温や湿度の変化も頭痛の要因となると考えられています。

気温の急激な変化や暑さ、寒さによって血管が縮んだり広がったりして、それが頭痛を引き起こすことがあります。湿度の増減によっても、体内の水分バランスや血液の粘り具合が変化し、頭痛を感じることがあります。

 

 

雨と頭痛の関係

 

雨の降り始めや降水量の変化によっても頭痛が引き起こされることがあり、これも天気痛と呼ばれます。

これは、気圧の変化と湿度の増減と関連していると考えられています。

 

降水量の増加により、空気中のイオンのバランスが変化し、神経系への影響を与える可能性があります。

天気痛は個人差があり、全ての人に当てはまる訳ではありません。

 

しかし、自身の体と天候の関係性を観察し、特に頭痛が起こりやすい天候のパターンを把握することで事前に対策を打つことができると思います。

 

 

天気痛を避けるための3つの対策

 

①気圧の急激な変動に敏感な方は、気圧の変動を事前に把握できる天気アプリを利用し、予測される変動に備えましょう。

また、頭痛が起きやすいと感じる際は、頭や首を温める帽子やマフラーを着用しましょう。

 

②気温や湿度の変化による頭痛に対しては、適切な防寒や保湿対策を行いましょう。

寒冷地では保湿クリームを利用して肌の乾燥を防ぐことが大切です。暑い地域では適度な冷房や扇風機を利用し、こまめに水分補給を行いましょう。

 

③雨や雪の降水量の変化による頭痛に対しては、適切な防水具や傘を使用することが重要です。また、室内では湿度を調整するために加湿器や除湿機を利用したり、リラックスした環境を作ることで頭痛を緩和することができます。

 

 

まとめ

天気痛は完全に解明されていません。

天気痛は症状の出方に個人差があり、法則性はありません。天気痛の原因はさまざまであり、個々の体質や健康状態も関与します。もし天候の変化によって頭痛を感じる場合は、自身の体調をよく観察し、必要に応じて医師や専門家に相談することをおすすめします。

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

◆はじめに

私は開業する前に勤務していた会社で、スポーツマッサージや背骨をボキボキする整体をしていました。そしてそこそこ痛みを改善していたので、何の疑いもなく、その技術が良いものと思って施術していました。ところが症状がきつい患者さんに対してこの技術で立ち向かって行ってもなかなか改善しないことが続き、自分の技術に迷いが出てくる出来事が頻繁に起こるようになっていきました。

そこで専門学校の恩師を頼り、全く真逆の技術に出会うことになります。

強い刺激がほとんどない整体で、安全性と快適性を重視するアプローチです。

 

その技術を学んでいくうちに、少しずつ難しい症状の方も改善できるようになり、最小限の刺激で最大限の効果の出せる技術を追求するようになっていきました。

 

 

当院では、優しい力での施術を行い、患者さんの体に負担をかけることなく、体のゆがみを整えていきます。

このブログでは強い刺激が危険な理由や優しい力での整体のメリットについて、詳しくご紹介していきます。

 

なぜ痛みを伴うような強い刺激が危険なのか?その注意点とは。

 

整体やマッサージなど全ての手による施術に言えることですが、体への必要以上の強い刺激は、体への負荷やリスクを伴う場合があります。

 

例えて言うのであれば、激辛料理や味の濃い料理はとても刺激的で美味しく中毒性がありますよね。

だけど体にとっては、頻繁にそれらを食べると、健康を害してしまうことは、誰でもわかることです。

 

痛いのを我慢して強い力で揉んでもらったり、無理にストレッチされると、直後は何だかよくなったような気がします。

しかしながら、強い圧によって筋肉が潰されたり、関節が破壊されることがあります。鳥のささみ肉を上から軽く押すと繊維が潰れるので一度試しにやってみてください。人間の筋肉もそのような繊維質でできていますので、原理は同じです。

 

強い刺激によって、炎症や損傷が引き起こされたり、痛みや不快感が増すことがあります。

 

また、個人の体の状態や体質によっても、強い刺激が適切でない場合があります。

普段それほど運動もせずに筋肉量の少ない人に対して施術を行うのと、筋肉モリモリの人に対して施術を行うのとでは、やはり刺激量も動かし方も違って当たり前です。

 

そのため、適切な力の調整や個別の状態に合わせた施術方法を選ぶことが重要です。

当院では、患者さんの安全性と快適な施術を第一に考えて、一人ひとりの体に合わせた優しい力や刺激量での整体を行っています。

 

優しい力や刺激量で効果はあるの?当院の整体の特徴とメリット

 

当院の整体は、優しい力と刺激量で整体を行います。患者さんの痛みや不快感を最小限に抑えながら、体のバランスを整えることを目指しています。

 

必要最低限の優しい力と刺激量の施術は、痛みやストレスを感じにくく、リラックスした状態で施術を受けることができます。

また、慎重なアプローチによって筋肉や関節の調整を行い、自然なバランスを取り戻す効果があります。

 

患者さんの身体の状態や感覚に配慮しながら、当院の整体を受けていただくことで、本来のリラックスできる状態に戻ることを実感していただけるでしょう。

 

体への負担を必要最低限に抑え、最大限の効果を生み出す整体です

 

当院の整体は、体への負担を必要最低限に抑えることができ、それでいて、効果は最大限に生み出せるという利点があります。

 

ぐいぐい力強く押したり、揉んだりするような受けている患者さんがゆらゆら揺れてしまうような施術や、息を止めて我慢しないといけないような無理なストレッチ、あるいはバキバキ背骨を鳴らすような矯正など。

こういった施術とは、当院の整体は正反対の位置にあります。

 

受けている患者さんの体が過剰に反応するような揉み返しが起こることもなく、痛みや不快感を軽減することが可能です。

 

また、当院の施術は、筋肉や関節の柔軟性を最大限引き出す効果もあります。といっても生活に必要なレベルの柔軟性であって軟体人間のようにぐにゃぐにゃになるわけではありません。

 

そして不思議なことに、何をされているのかわからない程度の優しい整体にもかかわらず、バランスが整ったり、姿勢が良くなったという声をいただけたり、痛みが緩和されたという声をたくさん頂いております。

 

 

まとめ

当院の整体のデメリットは、普段強い刺激のマッサージや整体を受けている方にはかなり物足りない。やってもらった感がありません。

 

当院の整体のメリットは、最低限の力や刺激量で最大限の効果を期待できます。

今まで強い刺激の施術を受け続けていても変化を感じなかった方も何度か続けて受けていただけると効果を実感されています。

 

患者さんが施術を受けている時に痛みを我慢しているような施術は、体を潰して破壊してしまいます。

必要なのは、刺激の強さではなく、必要最低限の力や刺激量で、安全に体の歪みを整え、健康な状態を取り戻すことです。

 

当院はそのお手伝いをしています。

お体の痛みや不快感でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

はじめに

 

数年前に私は、自転車に乗っていて直進中に右折してきた車にひかれてしまい、骨盤の骨折という大怪我をしました。

骨盤と太ももの骨を連結している大事な場所を痛めてしまいました。正式には「寛骨臼骨折」という怪我です。

 

幸い現在はリハビリの甲斐もあり、仕事に支障のない状態にまで回復しました。

ところが、以前と比べると何となく体の調子が悪く、技術の講習に行った先で、体のゆがみを指摘されて愕然としました。

写真にも撮ってもらって確認すると確かに右と左で肩の高さや骨盤の高さ、足の長さが違う状態でした。

 

 

私の場合は事故による怪我が原因でこのようにゆがんでしまいましたが、

一般的には、日常生活や仕事の中で色々な負荷を体が受けることによってゆがんでしまいます。

 

仕事をする時の動作や姿勢、日常生活の中でのクセなどの要素が体のバランスを崩し、ゆがみやねじれを引き起こすことがあります。

 

今回のブログでは、体に起きてしまった、「ゆがみ」や「ねじれ」、「傾き」など体の非対称を解消する方法をお伝えしていきます。

 

 

日常生活や仕事による体のゆがみとバランスの維持

 

長時間の座り仕事や同じような動作の繰り返しは体のバランスを崩し、ゆがみを引き起こします。

急に頼まれた力仕事や、屈んで行うような床拭き、草抜きなども体に負担をかける要因の一つです。

 

このように日常生活や仕事の要因によってバランスが崩れることは頻繁にありますが、定期的に整体を受けることで、体のバランスを即座に修正し、正常なポジションに戻していくことで、日常生活や仕事による負荷に対抗できる体を保つことができます。

 

 

整体の効果を持続させるために必要なこと

 

当院の整体は、体の痛みや違和感を引き起こす原因となる「体のゆがみ」「体のねじれ」「体の傾き」を取り除き、その人に最適なバランスに戻す方法としてとても有効な方法です。

 

しかしながら、整体の効果は一生涯続くものではありませんし、未来永劫、ゆがまない体なんて都合の良いものはありません。

 

理由は簡単で、先程お伝えしたような日常生活のクセや仕事の姿勢や動作によって、時間の経過と共に体のバランスが少しずつ崩れていくからです。

 

それは例えば車のメンテナンスと似ています。

何ヶ月も車に乗っていると、自然に汚れがついてきます。そして汚れを取るためにプロにお願いして洗車してもらいます。

その後、ずっと綺麗なままでしょうか?必ずまた汚れますよね?

でも週に一回でもこまめに車の汚れを水で洗い流しておくと、それほど汚れは気にならない状態をある程度は維持できます。

 

洗車と同じように定期的に週に一回でも整体を受けて、体のゆがみを整えて、良いバランスを保っていれば、体を痛めたりする確率はグッと下がります。

また、疲れやすい体にもなりにくいでしょう。

そういった意味でも整体を受けてメンテナンスを行うことが重要だと考えています。

 

定期的な来院によって、プロに状態を確認してもらいながら、体のゆがみを解消し、日常生活や仕事に柔軟に対応できる健康な体を維持することができます。

そしてその効果が持続しやすくなっていきます。

 

 

セルフケアと整体でもっと健康になれる

 

定期的な整体によるメンテナンスと一緒に、セルフケアを行うことも重要です。

日常生活での適切な姿勢や体の使い方を意識し、ストレッチや軽い運動を取り入れることで、整体の効果を持続させることができます。

 

一回の整体の時間は30分程度です。1日は24時間あります。整体を受ける時間を除けば23時間ぐらいはご自身で体をコントロールしないといけません。

 

体の最適なバランスを維持し、健康な状態を保つための理想的な方法は、整体とセルフケアを組み合わせることなのです。

 

 

まとめ

 

整体は何でも治せる魔法のように万能ではありません。

整体は体のゆがみを整えたり、体を最適なバランスにする効果がありますが、一発で完全にゆがみを解消することは難しいと思います。

 

これまで、仕事や家事など普段の生活で蓄積してきた負担や疲労によって生じた「ゆがみ」や「バランスの崩れ」は相当体に染み付いているからです。

理想的な状態にしようとしても、元に戻ろうとするエネルギーの方がどうしても強いのです。

 

だから最初の3ヶ月ぐらいはこまめに定期的に整体を受けていただくことを強くお勧めしています。ダイエットや筋トレでも同じですが、初めてすぐに結果は出ません。体の細胞の入れ替えにはそれぐらいの期間が必要です。

 

定期的にこまめに整体を受けつつ、セルフケアでさらに整体の効果を持続させることが本当に大切です。

これからは、体のメンテナンスを怠らず、健康な体を保つために整体を積極的に活用しましょう。

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

◆はじめに

 

私の日課は、早朝ウォーキングです。

雨が降らない限りは毎日5:30から6:30ぐらいを目安に家の近所を色々なルートで

歩き回っています。

 

早起きして、歩いて体を動かすととても頭がスッキリして気持ち良いです。

最初は10分ぐらい散歩程度でしたが、段々と時間も距離もスピードも上がってきて

楽しくなってきました。

 

最近、三寒四温で朝晩が寒くて、日中は暖かいという日が続いていますね。

歩いているともうすぐそこに春がやってきていることも感じます。

 

季節の変わり目にはこの気温の変動が頻繁に起きますよね。

そして、1日の中での気温の差や、昨日と今日の気温の差などがもたらす「体の疲れ」というものがあります。

それが「寒暖差疲労」です。

 

最近はこういった症状を訴える患者さんが多く来られています。

 

今回は、季節の変わり目に頻繁に発生する、寒暖差疲労というものについて書いていきます。

この時期を健康に心地よく過ごすための知識と対策を探っていきましょう。

 

 

 

◆寒暖差疲労ってなに?その原因とメカニズム

 

おさらいですが、「寒暖差疲労」とは、気温の急な変動が体にストレスを与えてしまい、その影響で体に生じる疲労感のことを指します。

 

この疲労の背後にはいくつかの生体メカニズムが関係しています。

 

①自律神経の乱れ:体は常に安定した体温を保つために努力していますが、外部の気温や気圧が急激に変わると、それに対応するための調節機能が追いつかなくなります。大急ぎで調整しようとしても間に合わず、常に調整機能がフル回転で働かされた結果、自律神経に負担をかけ、混乱を生じさせることがあるのです。

 

②代謝の変化:気温が急激に下がると、体は寒さから身を守るために体温を上げようとしたり、体温を保とうとします。逆に、暑くなると、汗をかいて体を冷やそうとします。このような急激な代謝の変化はエネルギーが激しく消耗し、それが疲労感として出てしまいます。

 

③ホルモンバランスの乱れ:体温調節はホルモンの分泌にも影響を与えます。特に副腎から分泌されるコルチゾールというストレスホルモンの分泌量が増加し、これがさらなる疲労感や不調を引き起こす可能性があると言われています。

 

このように、急激な気温の変動は様々な生体反応を引き起こし、それが「寒暖差疲労」として私たちの体に現れると言われています。

 

 

◆筋肉と血行の影響

 

 

寒暖差の影響は自律神経だけではなく、筋肉や血行にも大きな影響を及ぼします。

 

①筋肉の緊張:寒さにより筋肉が収縮し、その後の暖かさでリラックスする。この繰り返しは、かなりのエネルギーを消耗します。寒さに適応する前に暑くなったり、暑さに適応する前に寒くなったりすることに体は混乱してしまうようです。

平然と落ち着いてどっしり座ってリラックスしている時と、バタバタ忙しなく動き回っている時とを比べてもらうとわかるように、どちらが消耗が激しいかは一目瞭然ですよね。

 

寒暖差が激しい時は、後者のような状態ということですね。

 

こういった状態が続くと、筋肉に疲労を蓄積させます。特に、急な気温変動が続くと筋肉疲労が顕著になり、こわばりや痛みの原因となることがあるのです。

 

②血行不良:寒さは血管を収縮させ、血流が悪くなることがあります。これにより、体全体への血液の供給量が不足してしまい、筋肉や臓器への酸素や栄養の供給が不足し、疲労感や冷えといった症状を引き起こす可能性があるのです。

 

③関節の負担:気温の変動や湿度の変化は関節にも影響を及ぼし、関節痛の原因となることがあリます。

特に、膝などの関節に問題がある人は、季節の変わり目に痛みが増加することが多いようです。

 

昔、おばあちゃんが天気が悪くなる前とか、気温が下がる前になると膝が痛いと言っていたのは、このことだった訳ですね。

 

筋肉の緊張、血行不良、関節の負担。これ以外にも本当に多くの問題を引き起こすのが寒暖差です。

天気予報の週間予報などチェックして適切な対策を取ることが重要です。

 

 

◆具体的な対策と予防

 

①服装:急激な気温の変動に柔軟に対応するため、重ね着が良いでしょう。

良い例としては、吸水性と速乾性を併せ持つ肌触りの良いインナーウェアにカーディガンやジャケットを組み合わせることで、気温に合わせて簡単に調節が可能です。そして急激に冷えた場合に備えて、薄手の軽量ダウンジャケットもバグに忍ばせておくのも良いでしょう。

また、ニット帽子やストール、マフラーを活用することで、体温の大部分を逃すことなく保温できます。

 

②運動習慣:筋肉の疲労を和らげるため、毎日軽い運動をすることが大切です。一番取り組みやすいのは散歩です。

最初はそれほど頑張らずに近くのコンビニまで行って帰ってくるとか、近くの公園まで行って一周して帰るとかでも構いません。習慣化してしまえば私のように、時間がどんどん伸びたり、距離が増えたり、スピードアップしたりしていきます。

近所の景色を楽しみながら、新しい発見もあったりするのでお勧めです。

 

朝の軽いウォーキングや寝る前のストレッチは、筋肉のこわばりを予防し、血行を良くする効果が期待できますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

 

③睡眠時間の確保:質の良い睡眠は、寒暖差疲労を軽減する鍵となります。理想は7時間睡眠です。これよりも下回ると疲労回復せずに翌朝を迎えてしまうので、ご注意ください。

寝る前にデジタルデトックスを取り入れ、スマホやタブレットを寝室に持ち込まないようにしたいですね。ブルーライトを浴びることで自律神経が高まり、眠りの質を低下させてしまいます。

 

就寝1時間前には必ずリラックスタイムを設けてほしいところです。暖かいお風呂やリラックスできる音楽を聴くなど、睡眠環境を整える工夫をしましょう。

 

④栄養のバランス:季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですので、ビタミンやミネラルをバランスよく摂取することで、体の抵抗力をアップさせることが可能です。特に、暖かいスープや煮物を取り入れることで、体を内側から温めることができます。

 

これらの対策を日常に取り入れることで、寒暖差疲労を軽減し、快適な毎日を過ごすことができるようになります。

 

◆まとめ

 

日本には春夏秋冬の四季があります。最近は温暖化の影響もあって明確な四季がなくなってきているようですが、今でも季節の変わり目はしっかりありますので、

私たちの体は日々の環境の変化、とりわけ気温の変動と戦っています。戦っているということは、自然にエネルギーを消費しているということです。

 

何も対策を取っていないと、単にエネルギーの無駄遣いになってしまって、ただ疲れやすい体になってしまうだけです。

そこで、正しい知識と日常のちょっとした工夫をすることで、この「寒暖差疲労」を乗り越えることができます。知っているか知っていないかの違いです。

 

・適切な服装の選び方

・日常の軽い運動

・質の良い睡眠

・バランスの良い食事

 

これらはその中心となる対策です。季節の変わり目の不調は避けられないかもしれませんが、それを最小限にとどめ、健康で快適な日々を過ごすことは十分可能です。季節の変わり目を楽しみながら柔軟に対応する体を目指しましょう。

 

(柔道整復師 福井健人 監修)

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

今回は、当院でも割と相談されることの多い【坐骨神経痛】について書いていきます。

 

◆はじめに

じっと座ってられないようなお尻の痛み、夜も寝られないような腰から足までの激痛。足を引きずるぐらいのお尻から足の痛み。これらの症状を経験したことがある方は、その激しい痛みやしびれに相当苦しんだことと思います。

 

その正体は「坐骨神経痛」と呼ばれ、腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが広がる症状を特徴としています。

その原因は一つに絞ることは難しいのですが、日常生活での姿勢や動作のクセもかなり影響しています。

 

今回は、坐骨神経痛の原因や症状について理解を深め、今お悩みの方でどのように対処していけば良いのか参考になれば嬉しいですし、今後予防に取り組んでいきたい方の参考になればと思って書いていきます。

 

 

 

◆坐骨神経痛の主な原因と症状

 

坐骨神経は、腰の骨と骨の間から出てくる神経がお尻を通って、太ももやふくらはぎにかけて存在している体の中で一番長い神経です。

 

その坐骨神経が通っている途中のどこかで、筋肉に圧迫されたり、何らかの障害物によって通路を妨害されてしまった時に激しい痛みやしびれが生じる状態のことを坐骨神経痛と言います。絞扼神経障害とも呼ばれています。

 

考えられる主な原因は、腰の骨と骨の間から出てくる神経の根っこの部分で炎症が起きていたり、骨と骨の間にあるクッションが飛び出る病気の椎間板ヘルニアがあったり、脊柱管狭窄症など、坐骨神経に圧迫や刺激を与えているということが考えられます。

 

当院の患者さんでも、最初はちょっと腰が痛かっただけだったのに、徐々に痛みが強くなってきて、気づいた時には坐骨神経痛のような状態になっていたというケースはよく聞きます。

 

その他にもデスクワークのお仕事で長時間の座っている姿勢によって、血の巡りが悪くなることが原因にもなりますし、地べたに長時間座る生活習慣も原因になることがあります。

 

 

◆坐骨神経痛を改善して予防する方法

 

坐骨神経痛を改善して予防するには、正しい負担のない姿勢を獲得していくことや、適度な運動を毎日継続することが重要になってきます。

 

可能であれば、座っている時間を減らす事も有効です。

座っていることが多い仕事の方は、30分に1回は立ち上がったり歩いたりすることで負担を減らすことができます。

 

そして生活の中で重い荷物の持ち運びには中腰の姿勢に注意しましょう。もし荷物を持ち上げる時は、ひざを曲げて腰への負担をできる限り避けることも大切です。

 

 

 

◆坐骨神経痛を解消するためのおすすめのストレッチ

 

1.座ったまま左足(かかと)を右足(太もも)に乗せます。

2.背筋を伸ばします(この時点で左のお尻が痛気持ちいい感じで伸びていると思います)

3.背筋を伸ばしたまま、腰から前に少しだけ倒れます。

4.そのまま20秒ほどキープしましょう。

5.1と逆のポジションで同じように繰り返します。

 

左右、同じ回数、同じ秒数を伸ばして下さい。

どちらかの足が乗せやすいとか、伸ばしやすいなどの左右差があると思いますが、必ず両足ともやりましょう。

 

 

◆整体による効果的な坐骨神経痛の対処法

 

それでも痛みが続いたり、強いしびれがある場合は当院の整体が有効です。

整体は、優しい手技で身体のバランスを整え、坐骨神経の圧迫を緩和する効果があります。

腰や足に負担が集中しないようなバランスに整えていくので痛みの軽減と再発予防に効果的です。

 

整体施術を定期的に受けることで、坐骨神経痛による辛い症状を和らげることができます。

 

 

◆まとめ

 

坐骨神経痛は、日常生活や姿勢の改善、定期的な整体で予防や緩和が可能です。

自分の体の声を聴き、生活習慣で変えられることはすぐに変えていき、過度な負担を避けることが大切です。

もし坐骨神経痛でお悩みの方は、早めに専門家に相談し、適切なアプローチを見つけることをお勧めします。

痛みやしびれのない身体を保つために、坐骨神経痛への対策を講じて、快適な日常生活を送れるように一緒に頑張っていきましょう!

 

(柔道整復師 福井健人 監修)

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

 

◆はじめに

当院には腰痛の方が比較的多くご来院されます。

その中で、ごくごくたまにではありますが、当院では対応ができないものもあったりします。

いわゆるレッドフラッグというやつです。(直ちに専門病院に行っていただくような症状のもの)

 

 

◆レッドフラッグの具体例

具体的にどういったものかと言いますと、内臓に何か病的な問題のあるケースで、

 

・消化器系の疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石症、胆嚢炎、膵炎など

・泌尿器系の疾患:尿路結石、腎結石、腎盂腎炎、前立腺癌など

・婦人科系の疾患:子宮内膜症、子宮筋腫、子宮がん、乳がんなど

・循環器系の疾患:心筋梗塞、解離性腹部大動脈瘤など

 

こういった内臓疾患やがんによって腰痛が引き起こされる可能性があります。

がんが進行して骨や他の組織に広がることで腰痛の原因となることがあります。

 

特に、乳がんや子宮がん、卵巣がんなどの女性特有のがんが進行すると、腰部に痛みを感じる傾向にあります。

がんが骨に転移すると、骨が破壊されることで強い痛みが生じることがあります。 

 

膵臓がんの腰痛は、膵臓がんの腫瘍が周囲の組織や神経を圧迫することで引き起こされることが多いようです。

痛みの特徴としては、鈍痛や焼けつくような痛みがあり、持続的に感じることが多いです。また、体の姿勢や動きによって痛みが増減することもあります。 

 

私自身、20年以上の臨床経験がありますが、現場で実際にこういったケースに遭遇したことはそれほど多くはありません。

ただ、どうみても普通ではない状態と感じて、専門病院を紹介して後で判明したものとして、胆石症、憩室炎、十二指腸潰瘍、心筋梗塞、てんかんといったものがありました。

 

 

◆まとめ

臨床経験を何年も重ねて、治せるものが増えてくると、どうしても自信が出てきて、何でもかんでも治せるような気がして過信してしまいがちですが、私がいつも心がけているのは、何か病気が潜んでいるのではないかという疑いの目を持って患者さんを観察することです。
 

いつも通りの会話で、いつも通りの流れで、いつも通りの施術ばかりしていると、どこかで必ず大事なことを見落としてしまうと思っています。

 

患者さんは、ご自身の具合が悪いことはわかっていても、どこへ受診して良いものかわかっていないことが多いと思います。

 

普通の腰痛でしたら整骨院や整体院などに行くと改善する道筋は立てられるのですが、いつもと何か違う腰痛を感じたら、まずは整形外科やかかりつけの病院に行かれることを強くお勧めします。

 

(柔道整復師 福井健人 監修)

 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

 

 

◆はじめに

当院では2月、3月にぎっくり腰で来院された方が10人を超えました。

はっきりとした原因はわかりませんが、一部のメディアでは寒暖差による影響が大きいと取り上げられていました。

 

ところが、寒暖差が大きいのは、春や秋の方がだそうです。

ということは、2月、3月に寒暖差でぎっくり腰になる確率がとりわけ高いということではなさそうです。

 

よくよく調べてみると、当院では年間を通してコンスタントにぎっくり腰の方が来られていますので、

寒暖差によるものと断定するのは難しいと思います。

 

当院ではぎっくり腰は3回から4回の治療でほぼほぼ良くなってしまうので、口コミ紹介で来られるケースが

多いから一般的な治療院とは違うかもしれません。

 

 


◆ぎっくり腰とは
ぎっくり腰でどこに問題が起きているのかというと、

 

①腰回りの筋肉、特に骨盤や背骨に付着している筋肉が肉離れで炎症を起こしているケース

②左右の骨盤をつなぐ関節を捻って痛めて炎症を起こしているケース

③背骨(腰椎)と背骨(腰椎)の間の関節を捻って痛めて炎症を起こしているケース

④背骨と背骨を連結している靭帯を捻って痛めて炎症を起こしているケース

 

 

こういったものがあります。

 

 

当院に来られるぎっくり腰の患者さんは、筋力が落ちてきやすい30~50代の方が1番多いですが、

スポーツや重労働で腰や体幹を酷使する10代〜20代にも起こります。 

 

ぎっくり腰は、以前は加齢とともに発症頻度が高くなるイメージがありましたが、

最近では若い人がぎっくり腰になることも多く見受けられます。

娯楽や趣味が多様化しているので、日常的に疲労がたまりやすい不規則な生活を送っている若年層が

急激に増えていることも要因であると考えています。

 

また、子育てをしている世代の方もお子さんを抱っこしながら何か作業をしたりするため、

腰に負担がかかりやすく、ぎっくり腰になりやすいとされています。 

 

 

◆ぎっくり腰の対策と予防

ぎっくり腰は、以前は安静にしておかないといけないとされていましたが、

現在は、軽く動かしている方が早く治るとされているので、一昔前とは対応が全く違います。

 

また、冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか論争もありますが、

これも以前は冷やす一択でしたが、今は温めた方が早く治るケースもあります。

 

これは自分で判断すると間違えることが多いため、専門家に状態を診てもらって判断してもらう方が良いでしょう。 

 

 

◆危険かどうかの判断に迷った時は

腰痛のブログでも書いたのですが、ぎっくり腰にも危険なものが潜んでいることもあります。

参考までにぎっくり腰とともに以下の症状がある場合は、すぐに専門病院(整形外科)を受診しましょう。

 

①何も動かず、じっとしているのに痛みがどんどんひどくなる

②下半身が痺れて感覚がない

③足首が垂れて元に戻せない

④気づかずに尿もれしている

⑤この1ヶ月で体重が急に減った

最後になりますが、どうしても不安な方は当院までご連絡ください。
一人で抱え込んでもろくなことはありません。
悩んで不安になるぐらいなら、頼ってくださいね。

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修  )

 

 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

 

◆はじめに
当院にご来院される患者さんで一番多いのは、30代後半〜50代の女性です。

その中で、肩こりと同じくらい多い症状が【腰痛】です。

 

皆様それぞれ生活背景が全く違うのに、同じような症状でお悩みの方が多いのは不思議なことですが、

今回は現在わかっていることと、推測できることを書いていこうと思います。

 

腰痛でお悩みの方の参考になれば幸いです。

 

◆腰痛の原因

30代後半〜50代の女性に多い腰痛の原因は、更年期に起きる急激な体の変化によるものが多くあり、

大小様々な問題が絡み合って起こるケースが多いようです。

なので、一つの原因に絞ることは非常に難しいこともあり、治療が難航して長期化することもあります。

 

では、どのような原因があるのか、わかっていることを挙げていくと、

①筋力低下

②自律神経の乱れ

③ホルモンバランスの崩れ(エストロゲンの急激な減少)

④運動不足

⑤栄養の偏り

⑥睡眠不足

⑦長時間同じ姿勢でいることが多い

⑧体の歪み

⑨関節可動域が小さい

⑩ストレスの多い環境(職場や家族間の人間関係の悩みなど)

 

ざっと挙げてもこれだけのことがあります。

これ以外にもありますが、挙げるとキリがないので止めておきます。

 

いかがでしょうか?

腰痛でお悩みの方は何か当てはまるものはありましたか?

 

 

これを全て解決しようとすると、気が遠くなってくると思いますし、

ほとんどの方は無理だと思います。

 

 

◆当院の腰痛治療

では、腰痛で困って来られる方に対して、当院では何をしているのかと言うと、

 

まずは、いかに体が歪んでいるのかということに気づいていただくことから始めていきます。

前後・左右・上下と色々な歪みをチェックしていき、どこにどれだけの負担がかかっているのか。

 

これをしっかり診ていきます。

 

次に歪みがあることで、負担のかかっていた筋肉の緊張や、動きの制限を取っていき、

体がスムーズに動く状態を作っていきます。

 

これを行うだけで、ずいぶん痛みが緩和されていきます。

 

ここで注意ですが、安易にマッサージをしたり、ボキボキ整体をしてしまうと

体を壊してしまうこともあるので、当院では体にできるだけ負担のないように

刺激を感じるか感じない程度の優しい技術を行っています。

 

自分一人ではどうしようもない方は一度当院までご相談ください。

 

 

◆セルフケア

ご自身でなんとかしたいという方には、次のような方法をお勧めしています。

 

【 実践編 】

①毎日、20分ぐらいのウォーキングをする(通勤以外で)

②カルシウム・マグネシウムを摂る(筋肉の伸び縮みを助けてくれます)

③姿勢を正す(腰を反らさない姿勢)

④栄養バランスを考えた食事(偏らないように気をつける)

⑤7時間以上の睡眠

 

【 注意編 】

①重い物の持ち上げない

②急激な運動やストレッチをしない

③長時間同じ姿勢や動作はしない

 

◆まとめ

何をしても変化がない状態が1カ月以上続く場合は、病院を受診した方が良いと考えています。

当院で整体を受けても、すぐに元に戻る状態が1ヶ月以上続く場合も同様に病院で精密検査をお勧めしています。 

 

腰痛の原因には、内臓の病気や骨折、重度の椎間板ヘルニアなど、早期の治療が必要なものもあります。

また、うつ病などストレスからくる腰痛は、悪化のスパイラルをたどることが多く、治るまでにかなりの期間を必要とする

ケースも少なくありません。

安易に腰痛だからと思わないようにしてほしいです。

 

 

また、参考までに腰痛とともに以下の症状がある場合は、すぐに専門病院を受診しましょう。

①腰の痛みが急激に悪化した

②下半身の痺れが悪化して、感覚がない

③足を引きずって 歩いている

④気づかずに尿もれしている

⑤この1ヶ月で体重が急に減った

 

 

こういった場合は、病気が潜んでいるケースもありますので、ご注意ください。 

 

(柔道整復師 福井健人 監修)

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

◆はじめに

当院に来られる肩こりでお悩みの方の中心になる年代は30代〜50代の女性です。

肩こりなんて大したことないと言われることもあって、なかなか深刻な悩みを周りに

言えない方も多くいらっしゃいます。

最初は我慢してやり過ごしていたけど、最近は我慢しているとイライラしたり、怒りっぽくなってきたような気がするという方も多いです。

今回は、この記事を読んで、肩こりの知識を深めて、重症化する前に対処することで、ストレスをため込まないようにしていただけると幸いです。

 

◆肩こりの原因

この年代での肩こりの原因には、

①加齢に伴う血管の老化(高血圧)

②筋肉や腱などの柔軟性低下

③筋力低下、筋肉量の減少

④筋肉の機能低下

⑤体が冷えやすい

⑥血液やリンパなどの体液循環の悪化

⑦ホルモンバランスが崩れている

⑧ストレス

⑨パソコンなど細かい作業が多い(長時間同じ姿勢)

⑩眼精疲労

 

など非常に多くのものが挙げられます。

 

 

 

この中でも、女性ホルモンの「エストロゲン」には

血管を広げて血流をよい状態にする働きがありますが、

更年期の頃にはエストロゲンの分泌量が急激に減少し、

血管が少しずつ硬くなり血流自体が悪くなっていきます。

血流が悪くなった周辺の筋肉は硬くなり、肩や首などの「こり」として現れると考えられています。

 

 

また、肩こりと血圧の関連も注目されており、

血圧が高めの人の方が、比較的肩こりを感じやすいようです。

 

 

 

◆肩こりの対策と予防

①こまめな水分補給(一日1.5〜2.0リットル推奨)

②身体を温める(入浴、保温)

③ストレッチや運動(毎日続けられる強度)

④リンパマッサージ(刺激はなるべく弱め)特に僧帽筋など肩甲骨の周りの筋肉

僧帽筋は肩から背中にかけて広がる筋肉で、鎖骨や肩甲骨、背骨と広範囲に付着しています。

⑤同じ姿勢を続けない

⑥タンパク質を積極的に摂る

⑦7時間以上の睡眠

⑧整体などプロにお願いして改善してもらう

 

これらが効果的なようです。

 

もし、こういったことを1週間実践しても、痛みやこりが治まらない場合には、我慢をせずに病院に行きましょう。

痛みの背景に、治療が必要な原因疾患が隠れている可能性があります。

 

 

当院には、

ひどい肩こり、長引く腰痛、四十肩、坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、膝の痛み、内臓の不調、自律神経の乱れ。

 

こういった方が多く来られています。

もちろんこれ以外の特殊なケースもあります。

 

もし、痛みや不調でお悩みであれば、一度ご相談ください。

 

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(柔道整復師    福井健人 監修)

 

 

 

 

患者:30代 女性 フリーランス

 

症状:猫背が気になる、姿勢が悪いと言われることが多い

 

来院経緯:中学生の頃から親に姿勢が悪いと言われることが頻繁にあり、社会人になってからも周りから姿勢の悪さを指摘されていたため、自分が猫背で姿勢が悪い自覚はあったようですが、これまで症状で気になることもなく放置していたら、最近になって肩こりや背中の張りが取れなくなってきて、心配になり知人の紹介で来院されました。

 

検査:解剖学的な視点から、姿勢をチェックすると頭のポジションが前に突出していること、肩や腕が内側に巻き込まれていること、それに伴って背骨が丸まっていることがはっきりと確認できました。

 

また、普段姿勢が悪い自覚があることもあって姿勢を良くしようとするあまり、腰が反ってしまい、腰痛も出始めたようです。

 

施術:まずは姿勢が悪いことによって筋肉が凝り固まっていたので、そちらを優しくゆらゆら振動を与えながら柔らかくしていき、可動域が上がってきたことを確認した後に、首、肩甲骨、背骨の順番に歪みを整えていきました。

 

変化:直後に姿勢は改善していましたが、これは長続きするものではなく、一時的に良くなっただけで、良い姿勢を維持するための体の使い方や筋力をつけていかないといけないことを説明させていただきました。

 

 

所感:今回のケースは、長年染み付いた姿勢不良ということもあり、かなり難易度は高めでした。歪みを元に戻そうとしてもすごい反発する力が働くので、良い姿勢を定着させるためには最低でも3ヶ月ぐらいはかかるとお伝えしました。

ご本人もしっかり姿勢を改善していきたいという意向もありましたので、まずは週一回の通院で様子を見ていくことになりました。

 

 

中崎町整骨院では、上記のような姿勢の改善も得意にしていますが、その他多種多様な症状をお持ちの方が来られています。

 

症状別では

ひどい肩こり、長引く腰痛、四十肩、坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、膝の痛み、内臓の不調、自律神経の乱れ。

 

こういった方が多く来られています。

もちろんこれ以外の特殊なケースもあります。

 

もし、痛みや不調でお悩みであれば、一度ご相談ください。

 

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【料金】

※完全予約制、自費専門治療院です。

(健康保険は扱っておりません。)

 

①施術料8,800円

+初診料(問診、検査)2,200円

合計11,000円(税込)となります。

 

②2回目以降は8,800円(税込)

症状によりますが、施術時間は30分前後です。

③前回の施術から2ヶ月以上経過しての受診は、初診扱いとなります。

※①でのご対応となります。

 

クレジットカード、電子マネーの決済にも対応しております。

 

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【受付時間】

月曜日~金曜日10:00-21:00

土曜日    10:00-17:00

定休日         日曜日

※ ☞祝日は不定休ですので、お電話にてご確認ください。

 

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【感染症対策】

当院は保健所の検査を受け、厚生労働省による認可を受けている施術所です。

細心の注意を払い、最大限の安全を確保しておりますのでご安心くださいませ。

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(柔道整復師    福井健人 監修)

 

 

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