目次
1. はじめに
2. こむら返りの原因
①電解質のバランスの乱れ
②筋肉の疲労
③冷え
3. こむら返りが起きたときの対処法
4. 予防と再発防止のために
5. 整骨院での整体の効果
6.まとめ
はじめに
いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。
今回は、夏の暑い時期に頻繁に起きてしまう、こむら返りについてお伝えしていきたいと思います。皆さんも一度はご経験されたことがある、こむら返り。寝ている時に発生すると飛び起きるぐらい痛いですよね。
こむら返りとは、足のふくらはぎの筋肉が突然収縮し、痛みを伴う痙攣のことを指します。
昔の言葉で「こむら」とはふくらはぎを意味し、「返り」は曲がることを表します。このため、こむら返りはふくらはぎの筋肉が突然曲がる状態を表す言葉です。
多くの方が経験するこむら返りは、特に夜中に突然ふくらはぎがつることで知られています。この痛みは腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)が収縮し、痙攣を引き起こしている状態です。
今後、万が一、こむら返りが起きてしまった時のために、知識として知っておくと役に立つことを厳選して記事にしていきますので、最後までぜひお付き合いください。
こむら返りの原因
こむら返りは様々な原因によって引き起こされますが、特に以下の3つが主な原因とされています。
①電解質のバランスの乱れ
体内のナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルがバランスを崩すと、筋肉の収縮に異常が生じます。
脱水症状が加わると、さらにこむら返りが起きやすくなります。特に妊娠中の方、糖尿病を持つ方、低血糖の方などは、脱水症状が原因でこむら返りになりやすい傾向があります。
②筋肉の疲労
運動不足や過度な運動、長時間の立ち仕事などで筋肉が疲労すると、こむら返りが起こりやすくなります。筋肉が疲労すると正常な収縮ができなくなり、痙攣を引き起こすことがあります。
③冷え
暑い季節にはクーラーが効いている場所で過ごすことが多く、足元が冷えることが増えます。足元が冷えると血行が悪くなり、筋肉の収縮異常が引き起こされやすくなります。特に年配の方は、環境の変化により体が冷えやすくなっていることを再認識する必要があります。
こむら返りが起きたときの対処法
こむら返りが起きたとき、皆さんやりがちなのは、アキレス腱を伸ばすようなストレッチです。
これをすることで、確かに症状は落ち着くのですが、時間が経った時に痛みが残りやすい傾向にあります。
収縮している筋肉を無理に伸ばそうとすると、余計に収縮する力が働き、そこをさらにストレッチして伸ばそうとするわけですから、筋肉の繊維がちぎれてしまい、痛めてしまいます。
正しい対処法としてご提案するのは、ふくらはぎの痛いところを両手で包み込むように優しく圧をかけることです。押したり揉んだりせず、優しく包み込むことで筋肉の回復を促すことができます。
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、私自身が実際にこむら返りストレッチさせた時と比較した時に、落ち着くまでの時間はそれほど変わりませんでした。そして、時間が経ってもそれほど筋肉痛のような症状が残ることもありませんでした。
予防と再発防止のために
こむら返りを予防し、再発を防ぐためには、自分の健康状態を見直すことが重要です。
ミネラルの不足や運動不足、冷えが原因となることが多いため、バランスの良い食事や適度な運動、体を冷やさない工夫をすることが大切です。
こむら返りなど、いつもと違う現象が体に起こった時は、体からのメッセージです。
何か異変が起こっているはずなので、日常生活に何か問題はないかどうかをチェックする良い機会かもしれませんね。
また、こむら返りが頻繁に起きる場合は、内科的な問題が潜んでいる可能性もあるので、病院での検査をお勧めします。適切なタイミングで適切な対処をすることが必要です。
整骨院での整体の効果
こむら返りが発生した時すぐに整体ができればよいのですが、それはできないので、発生してから24時間以内に整体を受けられることをお勧めします。
こむら返りで筋肉の繊維に傷がついてしまったものを早くに修復するための整体を行います。
原因となる筋肉の疲労や冷えに対して血流を改善する効果的なアプローチをしていきます。これにより、こむら返りの治療と予防を合わせて行うことができます。
さらに、当院のアドバイスを受けることで、日常生活での注意点や予防策を学ぶことができます。
定期的に整体を受けることで、こむら返りだけでなく、全身の健康状態を維持し、より快適な生活を送ることができるでしょう。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。今回は、こむら返りについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
こむら返りは誰にでも起きる身近な症状です。そのためそれぞれがそれぞれのやり方で対処しているのですが、中にはさらに痛めてしまうやり方もありますので、今回お伝えした方法を覚えておいていただいて、もしこむら返りになってしまった時は、お試しください。
もし、こむら返りのことで悩んでいる方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。また当院の専門的なケアを受けることで、痛みの緩和だけでなく、再発防止にもつながります。
それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)