大阪市北区 ひどい腰痛、肩こりなど お悩みをお聞かせください。 

中崎町整骨院 自費専門・完全予約制

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いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

当院には腰痛の患者さんが毎日のようにたくさん訪れます。

そして、その方々は病院で「これはヘルニアです」「これは脊柱管狭窄症です」「これは坐骨神経痛です」などとレッテルを貼られています。

もちろん、病院でお医者さんが画像の検査をして、プロの目で見ているわけですから間違いのないことだと思いますし、治療の方法も適切なものを

選択して患者さんに提供していると思います。

しかしながら一定数の方は、その治療が合わず、ほとんど最初と変わらず痛いままであったり、生活に支障が出たままの状態で当院に来られます。

なぜこのように、病院の治療では良い結果が出ないことが起こるのでしょうか?

 

今回は当院が行っている整体の視点でこの問題についてお伝えしていきますので、もしご興味がありましたら最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

◆はじめに

体のどこかに痛みなどの症状が出て、心配になったら、最初は病院に行くと思います。

風邪を引いたら内科や耳鼻科へ。胃腸の具合が悪ければ、消化器内科へ。

心臓の調子が良くなければ、循環器内科へ。血尿が出たら泌尿器科へ。

こういった具合にそれぞれの症状に合わせて、病院を選びます。

 

腰痛で耐え難い痛みを感じたら、整形外科へ行きます。

そして、そこで診察を受けて基本的な検査をして、痛み止めの注射、リハビリ、電気治療などを受けます。

場合によっては薬を処方されることもあります。

症状に一番適切な治療(標準治療)を医療のプロであるお医者さんが選択してくれますので、最初のステップはこれで間違いありません。

そして、治療効果が出ているのかどうかを確認するために経過観察が必要になりますので、ある程度の期間は通院が必要になります。

多くのケースでは、これで治っていくと思いますが、その中に治らないケースが混ざっていることがあります。

 

一部のこういった方が当院に来られるというわけです。

 

 

◆病院で治る腰痛、治らない腰痛

なぜ、一番適切な治療を受けているのに、治る治らないの問題が起きるのかというと、

治るものに関しては、痛みの発信源で起きている炎症が治まったからと考えられます。

イメージの話ですが、痛みがひどい場合、その場所で火事が起こっていて、体はその火を消そうと頑張っているけど、

なかなか火は消えません。そこで強力な消火器(注射や薬)の力を借りて一気に火を消してしまいます。

そうすると火はたちまち消えていきます。

このようにして、炎症が治まっていきます。

 

ところが、いくら消火活動を繰り返しても痛みが引かないケースがあります。

それが病院では治らない場合の腰痛です。

 

 

 

病院では治らない腰痛の原因で考えられるのは、ズバリ【体の歪み】です。

科学的な根拠を示すことはできませんが、これまでの経験上、こういったケースでほとんど全ての患者さんが

体のどこかに歪みが起きていて、歪みを整えるとウソのように痛みが引くことがわかりました。

 

100人に1人ぐらいの割合で、当院ではどうにもならない腰痛はあるのはありますが、それは検査や問診の時点で

普通じゃない腰痛であることはわかりますので、専門の医療機関に委ねています。

 

 

◆どういった歪みが腰痛を引き起こすのか

体の歪みといっても、どのような歪みが原因で腰痛を起こしているのか。

どこをどう見ているのかということですが、

 

当院では、頭の先から手足の指先まで全部見ていきます。

 

①頭の傾き、ねじれ

②首の骨のカーブ

③肩の高さ、巻き込み

④肩甲骨の高さ、出っ張り

⑤肘の角度、前腕のねじれ、指の開き方

⑥鎖骨の高さ、ねじれ

⑦骨盤の高さ、前後の傾き、ねじれ

⑧股関節の角度

⑨膝のお皿の向き、ねじれ

⑩足首の傾き、足指のねじれ

 

ざっくり挙げても、これぐらいは見ています。

例え腰痛であったとしても、腰だけに問題があるわけではありません。

体は全部で一つなので、離れた場所の問題であったとしても関係があるかもしれません。

 

一つだけが問題なケースは珍しくて、ほとんどの場合は、複数の歪みが絡んでいます。

当院では大きいものから小さいものまで歪みを見逃さないために丁寧に見て調べるようにしています。

 

 

 

 

◆体の歪みによる腰痛の予防と対策

体の歪みを整えて、歪みをなくせたとしても、その状態がずっと続くわけではありません。

朝起きてから、夜寝るまでの間、何らかの活動をしているわけで、その活動が前後左右均等に使っているわけではありません。

元々体に備わっている人間の回復機能によって、正しい位置に戻そうとする力はありますが、毎日のように同じ姿勢や動作を

繰り返していると、回復するスピードよりも歪んでいくスピードの方が早くなってしまいます。

結果的にまた、腰痛が出やすい状態になってしまいます。

 

一番良いのは、歯の定期検診のように体も定期的に歪みのチェックをしてもらい、もし、歪みが強ければ正しい位置に整えてもらうことが

重要になります。

 

「自分でできることはありませんか?」とよく聞かれますが、誰にも見られずに自分1人で体操や運動をやっていると必ずといって良いほど

徐々に我流になってしまい、腰痛予防の体操や運動の原型がなくなっていることがよくあります。

 

ですから、最初から1人でやろうとせずに、まずは整体で歪みを整えてもらうこと。そして腰痛がマシになってきた段階で、自宅でできる

セルフケアを教えてもらって実践すること。最後に定期的に歪みのチェックをプロにしてもらい、歪みの指摘を受けたり、体操や運動の動きの

確認をしてもらうことで、良い状態が維持できるはずです。

 

 

 

◆まとめ

今回は、病院に行って治る腰痛と病院に行っても治らない腰痛についてのお話をしてきました。

腰痛の原因は人それぞれ個人差があって、これと絞ることは難しいですが、腰痛持ちの大半の方は、

体のどこかしらが歪んでいます。

長年、腰痛を抱えていて、どこに行っても何をしても良くならないと悩んでおられる方は、ぜひ今まで

経験したことのない治療を受けてみてください。

当院では、どのような腰痛であっても、マッサージや電気で終わりではありません。

しっかりお話を聞かせてもらい、体の今を知るための歪みの検査を詳細に行います。

治療自体もこれまで経験されたことのないような優しく安全性の高いものです。

体を壊してしまうような強いマッサージやボキボキ矯正とも違います。

「たったこれだけのことで良くなるなんて不思議です。」とよく言われます。

 

もし、もうすでに限界ギリギリのところまで来ていますという方は、今すぐにご相談ください。

何かお役に立てるかもしれません。絶対に我慢してやり過ごそうとしないようにだけお願いします。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

大型連休が明けてから、当院に来られる多くの患者さんが自律神経が乱れている感じの症状をお持ちでした。

頭痛、倦怠感、関節の痛みなどを訴えられるケースが本当に多かったです。

 

みなさん、現実から離れた生活から一気に現実に引き戻された結果、相当なストレスを感じておられるようでした。

 

 

 

◆はじめに

ストレス、ストレスとあたかもストレスは悪いものと決めつけがちですが、実はストレスにも2種類あって、

良いストレス、悪いストレスがあります。

 

良いストレスというのは、例えば一度も行ったことのない場所に行くと、新しい体験をすることになります。この時にワクワクする気持ちや

期待に胸をふらませる感覚、あるいは、多少の緊張感などもあるかもしれません。こういった状態というのは、多少のストレスがかかっているわけですが、

体にとって有害なものではなく、むしろ必要な刺激になります。

 

一方で、悪いストレスというのは、もう言わなくてもよくご存知なように、嫌な仕事をしている時や苦手な人と関わらないといけない時など、本当はやりたくないけど、仕方なしにやらざるを得ない場合いに抱く感情がまさに悪いストレスを感じている時と言えるでしょう。

これが単発であるならまだマシですが、長い期間続くと心身にダメージが積み上げ方式で溜まっていってしまいます。

 

 

 

◆悪いストレスに対しての予防と対策

悪いストレスを長期間、溜め込み過ぎて放置していると、いずれ溜め込むスペースがなくなって限界がきます。

ダムの決壊ですね。

そうすると、まともな生活を送れなくなります。人によっては家から一歩も出られないとか、起き上がることすらできないといった状況に

陥ることもあります。

 

そうならないためにも、悪いストレスとは上手く付き合っていくしかありません。

ではどのようにすれば、悪いストレスと上手く関わることができるのでしょうか?

 

①まずは、必要以上に頑張らないこと

例えば、今月はずっと残業続きで家に帰るのは、日付が変わる少し前。このような生活が続いているようであれば、

一日、二日丸々休養を取ってリフレッシュしましょう。自分の好きなこと

 

②考えることをやめて、とにかく体を動かすこと

「心静体動」という言葉あるように、これまで過剰に心に負担をかけ続けてきたわけですから、一旦心を休ませてあげましょう。

そして、こわばっている体をほぐすために歩いたり、自転車に乗ったり、体操をしたりしましょう。

 

③食べるものを変えてみること

ストレス対策になる食材として、大根、らっきょう、シソ、ネギ、春菊、柑橘類などがあります。

全て食べる必要はありません。ご自身が食べやすいものを選んで一品添えるぐらいな感じで取り入れてみてください。

 

 

以上のような対策を踏まえて、さらに具体的な対策としては、

⑴好きな歌を歌う

⑵漫才や落語、コントなどお笑いの番組を見る

⑶安心できる家族や友人と話をする

⑷思い切って20時とか21時に寝る

⑸自然に触れる(土や木に触れたり、花を見る)近所の公園でもオッケーです。

⑹近所を散歩する(初めてのお店に入ったり、知らない道を歩く)

⑺絵を描いたり、音楽を聴いたり、字を書いたりしてみる

⑻お風呂にゆっくりつかる

⑼栄養のことを気にせず、週に一回は体に悪くても好きなものを食べて飲む

 

 

こういったものもストレス対策には良いとされています。

 

ちなみに私は、⑷⑸⑹⑻を意識的に実践しています。

特に毎朝の散歩で近くの公園に行き、ちょっとした森林浴的なことをして、軽く体操しています。

かっこよく言うと【アーシング】ということをしています。

 

 

 

◆まとめ

今回は、ストレスを溜め込み過ぎないようにするための方法をお伝えしてまいりましたが、いかがでしたか?

普通に生活しているだけでもストレスは確実に溜まっていきます。

長期間溜め込み過ぎて、限界を迎える前に上手に発散させることができれば、快適に過ごせるようになるはずです。

ご自身が、ついつい頑張り過ぎてしまうタイプの方であれば、意識的にストレス対策を取っていかないと、今は大丈夫でも

いずれダムが決壊してしまいます。

そうなる前にストレス対策に挙げたようなことで、ご自身で楽しみながらできそうなことを継続して行うようにしてみてくださいね。

 

 

 

もし、もうすでに限界ギリギリのところまで来ていますという方は、当院でも構いませんので今すぐにご相談ください。

何かお役に立てるかもしれません。絶対に我慢してやり過ごそうとしないようにだけお願いします。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今年の大型連休は、前半と後半に分かれていて、カレンダー通りのお休みの方の場合、三連休が2回あるというある意味

お得感がある連休だったような気がします。

 

一方で、三連休明けに仕事に行かないといけないというストレスが2回あるということもあり、五月病が6月になっても引きずってしまうケースもありそうですね。

 

そんなストレスのかかりやすい時期に出てくる問題が【帯状疱疹】です。

一度は耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

今回は誰にでも起こりうる疾患である【帯状疱疹】について整体の視点も加えながらお伝えしていこうと思います。

ご興味がありましたら、ぜひ最後までお読みくださると嬉しいです。

 

 

◆はじめに

帯状疱疹を引き起こすウィルスは、水ぼうそうの原因となるウィルスと同じです。

水痘・帯状疱疹ウィルスです。

初めてこのウィルスに感染すると水ぼうそうになります。水ぼうそうが治った後もウィルスは体の中(神経節)に居座ります。

 

 

 

◆帯状疱疹の原因

普段は人間の免疫システムによって、ウィルスの活動は抑えられているので、症状はありません。

ただ、次のような問題があると免疫システムが作動しにくくなるため、帯状疱疹が発症する確率が上がると言われています。

 

①加齢(50歳以上)

②睡眠不足

③疲労の蓄積

④精神的ストレス

⑤膠原病を患っている方

 

こういった問題が相まって免疫システムが弱くなり、機能しなくなった時に、それまで抑えられていたウィルスが再活動し始めます。

これが帯状疱疹の発症メカニズムです。

 

 

◆帯状疱疹の後遺症

帯状疱疹は、治療すれば寛解(完治ではなくウィルスの活動を抑える)していくのですが、この病気の嫌なところは、後遺症があるということです。

当院の患者さんから多数ご相談を受けるのも、【帯状疱疹後神経痛】と呼ばれる症状です。

帯状疱疹の皮疹が治った後に神経自体への障害によって起こる痛みと言われています。

 

どのような症状が現れるのかというと、

 

⑴焼けるような痛み

⑵締めつけるような持続的な痛み

⑶ズキズキ疼く痛み

⑷軽く触れるだけでも感じる痛み(アロディニア)

 

こういった症状が挙げられます。

症状が出やすい体の部分は、

 

・頭や顔

・首や腕

・胸や背中

・お腹周り

・お尻

 

こういった場所に出やすいと言われています。

かなりの苦痛なので、睡眠が十分に取れなかったり、日常生活にも支障が出るほどになる方もいらっしゃいます。

 

 

 

◆整体の視点からの予防と対策

基本的には、免疫システムが弱くなって機能しなくなったために発症しているわけなので、免疫システムが正常に働きさえすれば問題ないわけです。

そのために必要なことは、問題点の逆をすれば良いです。

 

加齢や膠原病を除いて、

睡眠をしっかりとること、疲労を回復させるために休息をとること、精神的ストレスをなくすために好きなことをすること。

こういったことを日頃から意識しておくことが大切です。

 

忙しくて、ご自身ではどうすることもできない場合、当院のような自律神経を整える技術力のある整体を受けることも一つの手段です。

体の負担を軽くして、歪んでしまった体を整え、体の中の水分がうまく循環するように整体を行います。

そうすることで、免疫機能を高めることが可能です。

 

また50歳以上の方は、ワクチン接種を受けることも推奨されています。

私も50歳を過ぎたらワクチン接種をしようと考えています。

未然に防げるものは、あらゆる手段を使おうと思っています。

 

 

 

◆まとめ

今回は、大型連休が明けて、ストレスを抱えやすい時期に発症しやすい、【帯状疱疹】についてお伝えしてきました。医学的な詳しい情報は、専門機関のサイトなどを参照していただくとして、

覚えておいてほしいことは、免疫機能が低下している時に帯状疱疹になりやすいということです。

 

最近、仕事頑張り過ぎていたり、寝る間も惜しんで何かに没頭していたり、人間関係をこじらせてしまったり、そういったことが重なって体の疲労や精神的なストレスが過剰になると危険な状態です。

 

ご自身が危険な状態だなと思われているのであれば、まずは生活リズムを整えることから始めましょう。

そして、もし帯状疱疹が出てしまったらすぐに病院に行って、薬を処方してもらいましょう。

 

帯状疱疹後神経痛の後遺症が残ってしまったら、体のストレスを抜くために整体も選択肢の一つに入れておきましょう。

 

 

もし、ご自身で判断できないような症状でご心配な方は、当院でも構いませんのですぐにご相談ください。

何かお役に立てるかもしれません。

絶対に我慢してやり過ごそうとしないようにだけお願いします。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

私は、3日、4日は通常診療で仕事をしていて、5日は技術の勉強をしに新大阪へ行ってきました。

6日は休みでリフレッシュできました。

 

 

◆はじめに

今回は、健康的な体を作るために必要なことは?というタイトルをつけました。

私は現在44歳です。人生100年時代と言われていますので、健康寿命を考えてみるとちょうど折り返しの時期なのかなと思います。

自分で言うのもなんですが、見た目は10歳ぐらい下に見られることもあるぐらい、健康的に見ていただけることが多くて、自分でも比較的同年代の方と

比べても健康な体を維持できている方だと思います。

患者さんからも「先生、健康を維持するためにどんなことをしてるんですか?」とよく聞かれますので、私が実践していることをお伝えできればと思います。

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

 

◆運動習慣について

私は朝起きてすぐにウォーキングをしています。

30分から60分ぐらいの時間を雨の日や体調の悪い日以外は、基本毎日歩いています。

ちょっとだけ早歩きですが、周りの風景や花、新しくできたお店などを見つけたら立ち止まって写真を撮ったりするぐらいの緩い感じでやっています。

そしていつも立ち寄る公園で、森林浴的なことを10分ぐらい行ってから家に帰ります。

以前は、歩く時間や歩く距離にこだわってウォーキングをしていた時期もありましたが、健康のためにやっているのにちっとも楽しくなかったので、今のスタイルになりました。

 

基本的には自分が楽しいと感じるやり方の方がリフレッシュできているような気がします。

 

 

 

◆食事について

基本的には朝、昼、夜の3食摂っていますが、

朝はトースト一枚、コーンスープ、ヨーグルトに青汁の粉末をかけたもの、コーヒー

昼は、家から持参したおにぎり2個

夜は、肉と野菜

 

といった具合で特別こだわったものを食べているわけではありません。

日曜日は、朝はいつも通りで、昼か夜に外食して栄養バランスをあまり気にせず好きなものを食べるようにしています。

 

間食はスナック菓子やアイスクリーム、チョコレートなどを休憩時間などに少量食べます。

 

食事に関しては、炭水化物と脂質を摂りすぎないようにして、体重があまり増えないようにだけ気をつける程度です。

 

 

◆睡眠について

睡眠時間は理想は7時間ぐらい取りたい所ですが、調べ物があったり勉強することがあると5時間ぐらいになることもあります。

これは必要なことと割り切っていますので、あまり気にしていません。

ただ、何も予定がない時は、極力7時間に近くなるようには心がけています。

 

 

◆ストレス管理

これは私が一番苦手なことですが、考え事をすることが多いので、どうしても悩みが増えてしまったり、将来的な不安が出てきてしまったりしますので、

それがストレスになっていることが多いです。

自分自身に言い聞かせているのですが、まだ起きてもいないことにごちゃごちゃ考え過ぎても仕方ないから、ある程度考えたら、今に集中するようにしようという考え方をするようにしています。

 

人間の悩みは、

①人間関係

②お金

③健康

と言われています。

 

これらのうち、全てが完璧という人は少ないと思います。

私は、自分が一番コントロールしやすい「健康」を中心に考えています。

健康な状態でさえいれば、あとは何とかなるだろうという楽観的な思考です。

これは何に重きを置いているのか個人の価値観になる所ですので正解や不正解はないと思います。

 

私の場合は職業柄ということもありますし、体に不具合があると周りに対して優しい自分でいることができないと思っているので、

健康を一番大切に考えています。

人を健康にしようとしている人間が不健康な状態っていうのは、あり得ない話ですよね。

 

 

 

 

◆趣味

健康な状態でいるためには、人生を楽しむための何かがあった方が良いと思います。

私はそれほど多趣味ではありませんが、

近場で釣りをしたり、バイクに乗ってみたり、神社やお寺に行ってみたり、博物館や水族館に行ってみたり、

それこそ見知らぬ土地を歩いてみたりと、自分なりに楽しいと思えることをやっているつもりです。

 

いずれも、そんなに詳しいわけでもありませんし、人に自慢できるようなレベルでもありません。

でも、そこそこ楽しめています。

また、興味関心が少しでも湧いたら、それを体験するために出向いてみたりも積極的にするようにしています。

 

何事にも興味関心を持っている方が、人生を楽しむチャンスは増えると思っていますので、できるだけ家にいてゴロゴロする時間を少なくしています。

 

 

 

◆まとめ

今回は健康的な体を手に入れるために必要かどうかはわかりませんが、私が実際に取り組んでいることと言いますか、私の日常を赤裸々にお伝えしてみました。

 

人それぞれ健康の定義は違うとは思いますが、自分が思うように体を動かすことができるのは必要最低限のことだと思います。

心身ともに健康的な生活を送るために、あまり難しく考えずに簡単にできることから始められることをお勧めします。

 

「やらなければならない」では長続きしません。「やってて楽しい、気持ち良い」と思えることが健康につながっていれば素晴らしいと思います。

ぜひご自分がやってて充実することを少しずつ見つけていってほしいと思います。

 

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

先日、古代メキシコ展に行ってきました。

マヤ文明、アステカ文明、テオティワカン文明といった、何千年も昔にあれほど高度な文明があったなんて信じられません。

さらに興味が湧いてきましたので、自分なりに勉強したいと思います。

 

 

◆はじめに

先日、患者さんから「先生、良い姿勢がどんな感じかわかりません。自分なりに良い姿勢をしようと思って頑張ってるけど、すぐに猫背に戻ってしまんです。」

といった相談を受けました。

姿勢については、様々なメディアで専門家が発信していて、もはやどれが正しい説なのかがわかりにくくなっているのが現状ではないでしょうか?

今回は、改めてどういった姿勢が良くて、どういった姿勢が悪いのかということについてお伝えしていきたいと思います。

ご興味がございましたら、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

◆良い姿勢とはどんなもの?

人間の体の正しい位置というのは、専門的には解剖学的肢位と言います。

ただし、これは解剖学的に基準になる姿勢という意味です。このポジションから逸脱しているから間違いというわけではありません。

解剖学的に正しい姿勢にしたとしても、体が健康になるわけでもありませんし、何か痛みが改善するわけでもありません。

 

では、当院の整体の視点からの正しい姿勢というのは、どういうものかと言うと、立っている時に体のどこにも力が入っていない状態で、

骨だけで支えられている状態のことを言います。

 

良い姿勢というのは、個人個人で違うものなので、これが良い姿勢だからみんなもこの良い姿勢の型になるようにしてください。というのは

何か違うような気がします。

 

当院では一人ひとりの良い姿勢を見つけるお手伝いをして、その姿勢を維持させるための方法をお伝えするようにしています。

 

 

◆良い姿勢とキレイな姿勢の違い

よく勘違いされる方がいるのですが、モデルさんみたいな姿勢が良い姿勢だと思ってそれを真似している方がいます。

モデルさんはキレイに見せる仕事なので、トレーニングを積んであの姿勢と歩き方をされています。

一般人が真似をしてすぐにできるようなものではありません。

 

ですから、良い姿勢とキレイな姿勢はイコールになりません。

良い姿勢は余計な力が入っていない、負担のかからない自然体のことです。

 

 

 

◆キレイな姿勢は何が問題なのか

一番の問題は、反り腰になってしまうということです。

欧米人と日本人の骨格はかなり異なりますので、欧米人の真似をすると日本人はお尻を上に上げて

腰を反らすようにしないとキレイな姿勢を作れません。

反り腰がいったん癖づいてしまうと、猫背で背中が丸いのに腰だけは反っているという背骨にとっては

最悪なラインが出来上がってしまいます。

首や肩こりが慢性化し、腰痛も慢性化するという最悪な結果になります。

 

 

◆対策

まずは、再度になりますが、良い姿勢とキレイな姿勢の違いをご確認ください。

モデルさんのような姿勢や歩き方はキレイな姿勢であって良い姿勢ではありません。

あれは、キレイに魅せるために厳しいトレーニングを積んでいるからできているものであって

自然な状態ではありません。

良い姿勢は、余計な力が入っておらず、長時間立っていても座っていても疲れにくいものです。

まずは、余計な力を抜くところから始めていくのですが、当院で大切にしているのは、深い呼吸です。

仰向けに寝ていただいた状態で、上半身を目一杯膨らませて息を吸って、吸った息を全て吐き切ります。

これを何度も繰り返してください。

深い呼吸はリラックス効果があり、自律神経を整えてくれます。

 

 

 

◆まとめ

今回は良い姿勢とキレイな姿勢についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

もし、今ご自身がキレイな姿勢をしようとしているのであれば、今すぐにやめて、良い姿勢を目指していきまましょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?

いつもと違う非日常を楽しんでおられる方、いつも通り、仕事されている方などそれぞれの過ごし方をされていると思います。

 

今回はゴールデンウィークにあまり外に出られない方に向けて、気をつけてほしいことをお伝えしていきます。

お時間のある時にでも、読んでくださると嬉しいです。

 

 

 

◆はじめに

明治安田生命の調査によると、 今年のGWの過ごし方のトップは、「自宅で過ごす」が約半数(46.8%)で、昨年 より5.2ptも上昇しました。

また、「国内旅行」(12.1%)は昨年より1.6pt下がり、 「海外旅行」も昨年より0.5pt減となりました。

アクティブに外を出歩くよりも、自宅や自宅近くでのんびり過ごす人が多いのは、日頃の激務で疲れ切った体を癒すには良いかもしれませんね。

 

 

◆連休の大半を自宅で過ごす時の注意点

連休中に自宅でのんびり本を読んだり、映画を見たりすることは、精神衛生上とても良いことで、日頃できないことをされるというのは、何とも言い難い至福の時間と言えます。

私も連休があれば、そのような贅沢な時間の使い方をしたいと思います。

 

しかしながら、良いことばかりではありません。

本を読む、映画を見る、テレビを見る、動画を見る、ゲームをする。このような娯楽の大半は、座ったままの姿勢か、ゴロゴロ横になった状態が多いと思います。

その状態で、1日過ごしているとどうなるかというと、間違いなく血流が悪くなります。

筋肉に血液がうまく行き渡らなくなって、一時的に柔軟性が失われます。

 

その状態で、何かをしようと不意に動き出した時に、体を痛めることが非常に多いです。

いわゆる「ギックリ腰」や「寝違え」のような症状が起きやすいということです。

 

 

 

◆急な痛みを出さないための予防と対策

運動不足になりがちなのは、仕方のないことです。

それをわかった上で、どうすれば良いのかというと、

 

①1時間に1回は必ず、立ち上がって、簡単なラジオ体操のような動きをしてみる。

②朝、昼、夕方など時間を区切って近所を少し散歩する。

③同じ姿勢をとり続けることを避ける。

 

こういったことを意識するだけでも体の負担を減らすことは可能です。

連休中に体を痛めてしまっては元も子もありませんので、ぜひ意識してみてくださいね。

 

 

 

◆まとめ

今回は、連休中に自宅で過ごす時間が多い人に向けて、注意していただきたいことをお伝えしました。

私も自宅でダラダラして過ごす時間は貴重なので、大切にしていますが、体を痛めしまうと、休み明けからテンションが最悪になりますので、

できるだけ、上記に挙げたようなことを意識するようにしています。

 

貴重な連休をどうぞ引き続きお楽しみくださいませ。

そして、体を大切に労ってあげてくださいね。

 

 

もし、連休明けに体の痛みや体調が悪いなと感じたら、すぐにご相談ください。

当院の整体で休み中の不調を改善することができますので、お気軽のお越しくださいね。

 

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

今日から5月に入りましたが、連休中でゆっくり休養されている方、旅行中の方、いつもどおり仕事をされている方など、それぞれの過ごし方をされているかと思います。

 

毎年のことですが、こういったイレギュラーが起こりやすい時期というのは、体調の変化も起きやすいと言われていますので、注意するに越したことはありません。

 

今回は、連休期間の体調管理についての私の考えをお伝えできればと思いますので、ご興味がありましたらぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

 

◆はじめに

この時期に患者さんからよく相談されるのは、病気でもないのに何だか体調がすぐれない日が続いていますというものです。

 

お医者さんに診てもらっても、「特に問題ないから様子を見てみましょう。」と言われるというありがちなパターンで帰されます。

 

これって一体どういう状態なのか心配になりますよね。

おそらく西洋医学的な視点で言うと確かに問題はないと思います。

 

しかしながら、整体を専門にしている私の視点では、問題はたくさんありそうなので、これからそのあたりのお話をしていきます。

 

 

◆この時期の体調不良の原因

五月病という言葉を聞かれたことはあるかと思います。

 

4月末から5月頭にかけてのゴルデンウィークで大型連休を取って、旅行に出かけたり、ショッピングをしたり、家にこもって映画を見たり、普段できない非日常の体験をこの期間にする方は多いと思います。

非日常的な生活なので、普段とはかけ離れた生活になりやすいのは当然のことですが、
体調を崩す原因としては、


 

①夜遅くまで起きて、昼過ぎまで寝ている

②連日、暴飲暴食

③運動をまったくしない

 

こういった連休前半の乱れた生活の反動で、連休が終わりに差し掛かってくると、段々と連休の疲れがドッと押し寄せて感じるようになったり、仕事のことを考えるだけで、気分が悪くなってしまったり、行きたくない気持ちが強くなってしまったりと、こういった状況になってしまう方が続出します。

 

連休や休日の過ごし方に限らず、生活リズムを崩して、ホルモンバランスが乱れると、自律神経の乱れにも直結するため、休み明けから数日間あるいは、数週間ずっと何だか体調が悪いということになる訳なんです。

 

同じような状態で、日曜日の夕方ぐらいから、次の日の学校に行くことや仕事をしないといけないという現実に直面して憂鬱になることを、サザエさん症候群やブルーマンデー症候群と言います。

 

これも五月病とメカニズムはほとんど同じです。

 

 

◆五月病になりやすいタイプの人

 

☑︎責任感が強すぎる

☑︎仕事に不安を感じている

☑︎仕事の悩みが頭から離れない

☑︎仕事にやりがいが持てない

☑︎職場に相談者がいない

☑︎ストレスを溜め込んでしまう

☑︎自分と他人を比べがち

☑︎自己肯定感が低い

☑︎承認欲求が強い

 

などが挙げられます。

こういったタイプの人が必ず五月病になるわけではなく、傾向としてそういった方が多かったというだけですので、

あまり深刻に考えないようにしてください。

 

 

 

◆五月病の予防と対策

連休中は、大いに遊んで楽しんで、気の合う家族や仲間と過ごしてほしいです。

そして日頃のストレスを発散してほしいです。

 

その上で、五月病対策としては、

 

①連休中は就寝時間と起床時間は普段通りにする

②連休中に家の中で大半を過ごす人は、30分から1時間ぐらいの散歩時間を作る

③休日の最終日は、明日の段取りなどのイメージして、急激に変化が起きないようにする

④食事の時間もできるだけ普段通りにする

⑤信頼できる家族や友人とコミュニケーションを取るようにする

 

こういったことを少し意識するだけでも、連休明けに急激な変化を体に与えることを防ぐことができます。
連休明けに体調を崩して、仕事が手につかないというのは、避けたいことですので、何らかの対策を打っておきましょう。

 

 

これは、当院に来られる患者さんと話していてよくあるケースですが、自分とは違う業種の人と話していると、話し相手の方が10連休で海外に行くという話を聞いたときに、自分はそんなに連休は取れない状況の場合、とても嫌な気分になるというものです。場合によっては、自分の職場に対してネガティブな感情を持ってしまうこともあるようです。

 

こればかりはご自身が選んだお仕事なので、他業種の方と比較してもどうすることもできません。

初めから他業種で比較的休日の多い方と話すことは避けた方が良いかもしれません。

 

連休明けに退職したり、転職活動を急に始めてしまう方が増えるのもこういった他人との比較が生まれやすいこの時期ならではのことかもしれません。

 

 

 

◆まとめ

私自身も日曜日の夕方や、連休の最終日などは、急に気分が落ち込んだりすることはあります。

これは、生きていく上で誰しもが通る道ですし、何の異常でも病気でもありません。
私の場合は、以前は休みの日は昼過ぎまで寝てしまって、自己嫌悪に陥ることが多くありましたし、

1日、何もせずボーッとしていて、無駄に過ごして自己嫌悪に陥ることが本当に多くありました。

 

そういった傾向があることがわかっているので、休みも大体同じ時間に起きて、早朝ウォーキングをして、平日と同じ時間に

食事をして、シャワーを浴びるというルーティンをしています。

 

これをするようになってから、休日の時間を有効活用できている感じがして、やるべきことをやったという達成感があって自己嫌悪に陥ることはほとんどなくなりました。

 

自分なりの決め事を作っておくのも良いものだと思いますので、ぜひお試しください。

ご自身がお休みの日にどういった過ごし方をされる傾向にあるのかを知っておくことで、適切に対策が取れるようになります。

どうしても、非日常をずっと味わっておきたい方は、その代償が必ず来るということをご理解いただいた上で、お過ごしください。

 

 

今回は、五月病やサザエさん症候群、ブルーマンデー症候群といった、休日に起こりやすい心の問題を取り上げました。

思い切り休みを楽しむために、大切にしてほしいことを書いたつもりです。

お役に立てていれば幸いです。

 

もし、連休明けやお休み明けに体調が悪いなと感じたら、すぐにご相談ください。

当院の整体で休み中の不調を改善することができますので、お気軽のお越しくださいね。

 

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

今回は、整骨院に来られる患者さんから質問される率No. 1の【枕問題】について、私なりの最終結論をお伝えしていきたいと思います。

枕難民になっているあなたにぜひ読んでいただきたいと思います。

もし、ご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

まくら株式会社さんが2021年4月から2023年8月までに129,000人に調査したところによると、

使っている枕に満足していますか?という質問に対して、

①満足    4.8%

②やや満足  10.4%

③普通    25.9%

④やや不満  31.5%

⑤不満    27.4%

 

という結果でした。

やや不満と不満を合わせると、60%近くの方が不満に感じているということがこの調査で明らかになりました。 

 

このことからも自分に合う枕に出会えていない、いわゆる枕難民が非常に多いということがわかります。

ではどうすれば、枕難民にならずに済むのでしょうか?

 

今回は、残念ながら、枕選びに失敗しないための話ではありません。

どうしたら、枕のことを気にせずに眠れるようになるのか。こちらの方が根本的に大切なことなので、こちらに絞ってお話ししていきます。

 

 

◆自分に合う枕が見つかりにくい原因

・高いお金を払って枕を買ったのに、すぐに合わなくなった。

・色々専門の測定器を使って、オーダーメイドのものを買ったのに合わない。

・低反発も高反発もどちらもダメだった。

 

こんなことを言っている人が世の中にはたくさんいるのではないしょうか?

あなた自身もそうかもしれませんし、あなたの身近にいる人にもいるかもしれませんね。

 

こういったことが起きてしまう原因として、考えられるのは、結論から言うと、枕が合わないのではなく、【首が硬くなっているから】です。

実は枕の問題ではなかったんです。

 

首が硬くなる原因は、肩関節の周辺の筋力が低下して、肩関節が非常に不安定になることによって、その不安定さをなくすために、筋肉を硬くさせて安定させるしか手段がなくなっていたからです。

後頭部のあたりから、背中までの筋肉が硬くなって、背骨全体の柔軟性がどんどん失われていくことになります。

 

そうすると、どれだけ質の良い枕であったとしても、体の背面部分が全部硬いわけですから、合うわけがないんですね。言い換えると自分の体が寝具の素材に合わせられないんです。

 

結局は、首の硬さが取れない状態で、色々な枕を試しても合うものが見つからないので、枕難民から抜け出せなくなるという話です。

 

 

◆枕難民から抜け出すための対策

当院で枕難民になっておられた患者さんに対して、背骨全体のしなりを生み出すような整体を行い、それと同時に首と肩甲骨の関節を安定させるような筋トレを定期的に行いました。

 

1ヶ月ぐらい経過したぐらいから、睡眠の質に変化が現れ、前と比べて寝つきが良くなったり、途中で目が覚めなくなったりといった反応が出るようになりました。

やはり、狙い通りの結果になったわけですが、整体を受けなくても、背骨を柔らかくさせる方法はいくらでもあります。

 

例えば、ラジオ体操でも最初から最後まできっちりやれば、背骨の柔軟性がつくような動きがたくさんありますし、今は動画で検索すればすぐに出てきますよね?

まずは背骨を柔らかくすることを集中的に行ってみてください。

きっと枕のことなんて気にならなくなるはずです。

 

 

 

◆まとめ

今回は、どんな枕を試しても合わないという枕難民の方を1人でも多く救いたいという思いで記事を書きました。

問題は枕にあるんじゃない、自分の首にあるんだ!という衝撃的な内容だったと思いますが、長年枕選びでお悩みだった方には、

新しい切り口だったのではないでしょうか?

もし、これから先、二度と枕のことで悩みたくない方は、ぜひ背骨の柔軟性を復活させる取り組みをしてみてください。

人生がきっと好転するとでしょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状でも一、二を争う【肩こり】。これまで、肩こりに関しては、専門家でも何が原因なのか。意見が様々です。病院や治療院に行っても先生によって見解が違っていて、

 

「血流が悪いから」

「筋肉が硬いから」

「姿勢が悪いから」

 

これ以外にも細かく挙げるとキリがないぐらい原因は存在します。

そして、どれも間違いではありません。だから話が複雑になってしまいます。

今回は、これまでに言われてきた肩こりの原因は横に置いておき、新しい視点で肩こりの原因を探っていきたいと思います。

 

もし、ご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

 

◆はじめに

厚生労働省の国民基礎調査によると、肩こりを訴える人は、国民の73%で、人口比で計算すると国民の1700万人ほどが肩こりを訴えていることになります。

当院に来られる肩こりを訴えて通院されている患者さんの比率は、男女比2:8ぐらいで圧倒的に女性が多いです。

年代別で言うと、30代、40代、50代が最も多く、働き盛りの世代で深刻な悩みを持っている方が多い印象です。

 

腰痛と共に、国民病の一つと言わざるを得ない状況と言えそうです。

 

 

 

◆肩こりはマッサージでは治らないし、ストレッチでも治らない

腰痛の時と同じように肩こりを感じたときにどういった行動を取ってきたのか、当院に来られる患者さんにアンケートを取りました。

そうすると、腰痛の時とほとんど同じだということがわかりました。

 

①放置して治るまで我慢

②シップを貼って様子をみる

③はり治療を受けた

④マッサージを受けた

⑤ストレッチをした

⑥病院で注射を打った

⑦痛み止めを飲んだ

⑧サウナやお風呂に入った

 

腰痛の時と比べると、回答に偏りはあるものの、ほとんど同じような行動を取っていることが興味深かったです。腰痛の時と同じように①ー⑧をすることでどうなりましたか?と聞くと、一時的には良くなるけど、ほとんどのケースですぐに元に戻るということでした。

 

やはり肩こりでも、マッサージしてもストレッチしても治っていないことが判明しました。

これまでも何度もお伝えしているように、対症療法なので、①−⑧の取り組み自体は間違いではありません。しかしながら根本から治すという目的には合っていないということは確かです。

 

 

 

 

◆新しい肩こりの原因

医学的に正しいかどうかは別の話ですが、当院に来られる肩こりでお悩みの方に了承を得て、50名ぐらいの肩の関節可動域と筋力の検査を細かく行いました。

そうすると、ある共通点を見つけてしまいました。

 

それは、肩こりをきつく感じている側の

①筋力が低下していること

②肩の関節がとても不安定であること

 

この二つを発見しました。

 

①の筋力低下ですが、具体的には、肩甲骨を安定させる【大・小菱形筋】、【前鋸筋】、【肩甲挙筋】の三つが特に弱っていました。

②三つの筋肉が弱くなることで、肩の関節が不安定になってしまうことで、周りの筋肉を硬めて守るしかなくなる状態になります。

 

こういったことが原因で、より一層血流が悪くなり、筋肉の緊張が過剰に出てしまって、肩こりが悪化するという流れができてしまいます。

 

 

 

◆新しい視点での肩こりの予防と対策

肩周辺の筋力低下を予防するためには、上に挙げた【大・小菱形筋】、【前鋸筋】、【肩甲挙筋】の3種類をきっちりとトレーニングしなければいけません。

このトレーニング方法ですが、

 

①大・小菱形筋肉は、目の前でいただきますのポーズをします。そして左右の肘をくっつけます。この状態がスタートポジションです。

そこから手の甲と肘の外側を同時に外側に広げていきます。この時肘の高さと肩の高さを同じに揃えてください。そして、肩甲骨と肩甲骨を後ろでくっつけるイメージです。目一杯広げたら、元のポジションに戻してください。これを1回として、30回を3セット行いましょう。

 

 

②前鋸筋は、四つんばいになって、腕立て伏せです。できれば肩幅よりも少し広いスタンスで手をついて行いましょう。これを20回3セット行いましょう。

 

③肩甲挙筋は、タオルの両端を持って、タオルの真ん中を後頭部に当てます。ご自身の後頭部を後ろに水平にスライドさせるように動かします。同時にタオルを持っている両手を前の方に持っていきます。そうすると首に抵抗が加わって首の後ろの方に力が入るはずです。これを10秒我慢してキープしてください。これを5セット行いましょう。

 

これをまずは2週間、毎日行うようにしてください。

初めはしんどいと思いますが、すぐに慣れてきます。

慣れてきたら、体力レベルに合わせて、回数や秒数を増やしていきましょう。

 

 

 

◆まとめ

何をしても良くならない肩こりに対して。必要以上の強さでマッサージしたり、ストレッチなどをすればするほど、あなたの肩はどんどん壊されていきます。気持ち良いからといって、受け続けていると、刺激に対して鈍感になり、前の強さでは物足りなくなってしまいます。いわゆるマッサージ中毒になってしまいます。

一生、その状態から抜け出せなくなっても問題なければ、それで構いませんが、根本からの改善を望むのであれば、刺激は極力少ない方が良いでしょう。

 

今回は、新しい視点として、肩こりの原因は、肩の関節周辺の筋力低下を挙げました。肩の不安定さが、腰周辺の筋肉を異常に緊張させている可能性があります。

まずは、肩の関節を安定させるために、必要最低限の筋トレを継続して行いましょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状No.1の【腰痛】。これを撃退する方法を記事に書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

厚生労働省によると、日本人の腰痛患者数はここ数年で1000万人を超えていると推計しています。また、日本整形外科学会の調査によると、日本全国に腰痛をお持ちの方は、3000万人ほどいると推計されています。

これほど、医学が発達している世の中で、いまだにこれだけの人数の腰痛の方がいるというのはにわかに信じがたい印象だと思います。

 

これほど患者数が多いので、腰痛に関しては、色々なメディアで取り上げられていますので、改めて説明する必要はないかと思いますが、

今回、腰痛を撃退するために、これまであまり知られて来なかった新しい視点からお話していきたいと思います。

 

 

 

◆腰痛はマッサージでは治らないし、ストレッチでも治らない

日本人の13人に1人は腰痛持ちということなので、大体の人が一度や二度は腰痛を感じたことがあるのではないでしょうか?

腰痛を感じたときにどういった行動を取ってきたのか、当院に来られる患者さんにアンケートを取りました。

そうすると、

 

①放置して治るまで我慢

②シップを貼って様子をみる

③はり治療を受けた

④マッサージを受けた

⑤ストレッチをした

⑥病院で注射を打った

⑦痛み止めを飲んだ

⑧サウナやお風呂に入った

 

こういった答えが多かったです。

それに対して、①ー⑧をすることでどうなりましたか?と聞くと、

半分ぐらいの人は、マシになったけど、すぐ元に戻ったと答え、もう半分は悪化したと答えられました。

ということは、治ってないということですね。

 

それから慢性的に腰痛を感じておられて、当院を頼りに来院されたという経緯だということでした。

 

いずれにしても、①−⑧の取り組み自体は間違いではありません。しかしながら根本から治すという目的には合っていないということは確かです。

 

 

 

 

◆そこで股関節に着目したら・・・。

病院や治療院で腰痛を訴えると、大体は腰を診てくれます。当たり前と言えば当たり前です。

その結果、腰に問題があるという前提で話が進んでいくのですが、それが視野を狭くしているということが最近になってわかってきました。

私は以前から、患者さんの歩き方をよく観察しているのですが、その時に腰痛の患者さんの股関節の動きがどうも変な感じがしていたのです。

 

ある患者さんの歩行観察をしている時に、何となくグラグラしているような感じがしていたので、股関節の動きをチェックしてみたら、左右で可動域が全く違うことがわかりました。右はどの方向にも動きが悪く、逆に左はグニャグニャしている状態でした。

 

これは非常にまずいなと感じて、それから3ヶ月ぐらいかけて、整体を行い、歪みを整えながら股関節の筋力強化に取り組みました。

そうすると、腰痛の度合いも半分以下に減っていました。

 

 

 

◆新しい視点での腰痛の予防と対策

股関節の筋力低下を予防するためには、【腸腰筋】、【多裂筋】、【大臀筋】の3種類をきっちりとトレーニングしなければいけません。

このトレーニング方法ですが、

 

①腸腰筋はその場でもも上げ行進を30秒3セット

②多裂筋は四つんばいになって右手を前に伸ばし、左足を後ろへ伸ばす。次に左手を前に伸ばし、右足を後ろへ伸ばす。これを交互に20回3セット

③大臀筋は両手を前に伸ばしてスクワットを20回3セット

 

これをまずは2週間、毎日行うようにしてください。

初めはしんどいと思いますが、すぐに慣れてきます。

慣れてきたら、体力レベルに合わせて、回数や秒数を増やしていきましょう。

 

 

 

◆まとめ

何をしても良くならない腰痛は、それ以上、マッサージやストレッチなどを受けても変化はしません。別の視点で取り組む必要があります。

新しい視点として、股関節の筋力低下です。股関節の不安定さが、腰周辺の筋肉を異常に緊張させている可能性があります。

まずは、股関節を安定させるために、必要最低限の筋トレを継続して行いましょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状で比較的多い、関節の痛みについて記事を書いていきます。一口に関節の痛みと言っても、体にはたくさん関節がありますので、代表的なものを中心にお伝えできたらと思います。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

平成28年の厚生労働省の国民生活基礎調査において健康状況の結果は、性別に見た有訴率は、

男性1位腰痛、2位肩こりでした。

女性1位肩こり、2位腰痛でした。

 

男女ともに、肩こり、腰痛がツートップということは、大体の人が一度は経験しているような印象です。

 

肩にも腰にも関節はありますので、肩こりや腰痛を抱えているか人の体を拝見すると、少なからず、関節に負担をかけ続けた結果、

何らかのダメージがあることが多いように感じます。

 

肩こりや腰痛の時に関節は一体どうなっているのか、これから詳しく解説していきます。

 

 

 

◆関節はとても壊れやすい場所

人体には200個ほどの骨と、500種類ほどの筋肉があります。

関節は骨や筋肉が動く時の支点になりますので、動作時にはかなりの負荷がかかると言われています。

スポーツ選手でも、故障する時は関節が多いイメージはありませんか?

よく使用する関節には、私たちが想像する以上の負荷がかかっていて、関節を守るために筋肉や靭帯、腱などが

いつも頑張ってくれています。

 

 

 

◆関節に痛みが出る原因①

慢性的な関節の痛みは、軟骨がすり減るからとか、体重が重いからとか、老化だからという原因はもちろんありますが、

一番の原因は、関節を守ってくれている筋肉の量が減って、筋力が衰えているからだと考えています。

 

関節に痛みがあるから体を動かせず、やりたいこともできずに元気をなくしてしまい、生活の質がどんどん低下していきます。

そうすると、筋肉の量も減り、筋力も著しく衰えていきます。こういった負のループから抜け出せずにサルコペニアやフレイルといった状態に

なっていく人を多く見てきました。

 

だからこそ、この負のループを断ち切るために筋力をいち早く取り戻して、痛みをなくしていかないといけません。

 

 

 

◆関節に痛みが出る原因②

関節の痛みの原因として、もう一つ考えられるのは、グラグラしている不安定な関節がある場合です。

先ほどの筋力低下から来るものなのですが、関節を守るための筋力がある程度備わっていると、関節は安定するため、

正しい負担の少ない姿勢を取ることができます。

また、関節が安定することで、余計な力を使わずに済みますので、省エネの体になります。

 

逆に筋力が低下して、関節が不安定になってしまうと、安定させようと一部の筋肉が過剰に働いてしまって、

こりかたまって、疲れやすくなります。

 

このようにして人は、使いやすい筋肉を集中して使い過ぎてしまい、使いにくい筋肉は使わないようになっていきます。

使い過ぎている筋肉は疲労しやすく、その周辺の関節を痛めてやすくなり、一方で、使わなくなった筋肉は、筋力が弱まりどんどん痩せ

細っていきます。

このようにして、非常にバランスの悪い偏った体になっていき、姿勢も悪くなり、さらに関節を痛めやすい土壌が形成されていくというわけです。

 

 

 

◆関節痛の予防と対策

筋力低下による関節の痛みを予防するには、やはり筋トレを普段の生活の中に取り入れることが大切なのですが、

ここで大体間違えるのが、動画を見て筋トレをやってしまうことです。

動画の筋トレが悪いというわけではありません。

ただ、今のあなたにとってベストなものではないということです。

 

関節を守るための筋トレをするにあたって大切なことは、

 

①どこの関節や筋力が弱っているのかをハッキリさせること

②どこの関節が不安になっているのかをハッキリさせること

③どこの関節の動きが悪いのかをハッキリさせること

 

以上の3つです。

 

この3つがわかっていなくて、何となく筋トレをしても成果は出せません。

 

やはりお勧めなのは、まずは専門家にみてもらうことです。

最短距離でゴールまで導いてくれますので、心強いです。

 

①−③がわからなくてどうしようもない時は、プロに頼りましょう!

 

 

 

◆まとめ

肩こり、腰痛に悩んでいる人の多くは、関節を守るための筋力が低下していて、さらに関節が不安定になっているケースが多いようです。

その結果、必要以上に筋肉や関節が疲労しているため、こりや痛みにつながっていくと考えられています。

一番の対策は筋トレをすることですが、どこに問題があるのかわからないまま筋トレをすると、さらにバランスが崩れる恐れもあるため、

まずは、専門家にみてもらい、ご自身の体のことをきっちり把握できたら、ご自身で筋トレを継続していかれると良いかと思います。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、

【最近肩が挙がりにくくなってきたんだけど、これって五十肩かな?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

肩の痛みで当院に来られる患者さんをお大きく分けると、

 

・肩や首のこり

・四十肩、五十肩

・腱板損傷(けんばんそんしょう)

 

この3つが多いです。

そして、四十肩、五十肩、腱板損傷(けんばんそんしょう)の中には、当院では対応できないものも含まれているため、

実質、肩や首のこりが大半を占めます。

 

 

 

◆肩こり、首こりのチェック

まずは、肩こりに自分は該当するかどうかチェックしてみましょう。

 

・頭を左右に倒したときに首や肩が痛い場所がある

・肩を揉んだり、さすったりすると痛みがマシになる

・同じ姿勢で作業していると症状がひどくなる

・首をぐるぐる回すと肩周辺に痛い場所がある

・腕を動かしても特に問題はない

・朝起きた時に肩こりや強張りがある

 

こういったものに該当するものが多ければ肩こり、首こりの可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

これ以外で夜に寝ている時にズキズキした痛みがあったり、腕を動かすと痛みがある場合は、肩こり以外の問題の可能性もあります。

 

 

 

◆肩こり、首こりの原因

四足歩行の動物と二足歩行で生活する人間の最大の違いは、前足(人間の場合は腕)を自由に使えるか使えないかです。

人間の場合は、腕、手、指を多用し、器用な動きができるため、肩もある程度自由に動かないと都合が悪いわけです。

腕から先を使って色々なことをこなさないといけないわけですから、当然可動範囲も広がっていきます。

曲げたり、伸ばしたり、捻ったりと本当に色々な動きができる唯一無二の関節に進化しています。

 

色々なことができて、動かせる範囲も広いと良いことずくめな感じですが、その分、負担も大きくなりやすいのも事実です。

その負担を軽くするために、肩の関節を守るための筋肉や靭帯、腱などの組織がたくさんついています。

 

これらの肩を守ってくれている組織が姿勢の悪さなどによって、柔軟性を失い、血流が悪くなってしまうと、【コリ】という現象につながっていくものと

考えられています。

 

ほとんどのこりの場合は、生活習慣によるものと言われますが、その中でも姿勢は本当に大切です。

特に猫背や巻き肩と呼ばれる姿勢の悪い二代巨頭のような存在があります。

 

この姿勢になってしまうと、背中が丸くなり、肩甲骨が前に巻き込まれて、肩の関節の動きが悪くなっていきます。

肩の動きが悪くなると、肩の周りの大きい筋肉も小さい筋肉も、その他の組織も全部働きが悪くなってしまい、過度な緊張状態を生み出し、血流が悪くなります。

 

 

 

 

◆肩こり、首こりの予防と対策

肩こり、首こりの一番の予防策は、筋肉を緊張させず、血流をいつも良い状態に保つことです。

具体的な対策としては、

 

【対策A】

・毎日しっかり入浴すること

・隙間時間を使ってこまめにストレッチや体操をすること

・よく寝ること

・栄養バランスを考えて食事をすること

・ストレスを溜め込みすぎないこと

・筋トレや有酸素運動を習慣化すること

 

こういったことが大切になってきます。

 

次にその場しのぎの対策としては、

 

【対策B】

・シップを貼る

・薬を飲む

・マッサージを受ける

 

こういったものがありますが、決して悪いわけではありませんが、長続きしません。

すぐに元に戻ってしまいますので、【対策A】は根本改善のためには必須であると考えています。

 

 

 

◆肩こり、首こりを放置すると病気になる?

単なる肩こりだから放っておいたらいつか治るだろうと思って放置し続けていると、

四十肩、五十肩になってしまったり、肩の奥の方にある部分を痛めてしまう、腱板損傷という状態になることもあります。

また、痛みがひどくなることで、睡眠障害になったりもします。

睡眠の質が低下すると、心臓の病気になったり、糖尿病のリスクが高くなることもあります。

 

肩こりがひどい状態を放置することで、当院には頭痛を訴える方も多く来られますし、慢性的なコリを抱え続けたがばかりにうつ傾向になっているケースもあります。

 

放っておいて良いことは何一つありません。

できるだけ早い段階で、対策を講じていきましょう。

 

 

◆まとめ

肩の痛みには、大きく分けると、【肩こり、首こり】、【四十肩、五十肩】、【腱板損傷】の3つに分類されます。

その中で、肩こりが一番多く、原因は筋肉の緊張と血流の悪さによるものです。

 

そして、猫背や巻き肩など姿勢の悪さによって、肩こりがひどくなっていくため、姿勢の改善は肩こり予防には必須となります。

 

また、肩こりを軽視して放置していると大きな病気にもつながる可能性もあるため、できるだけ早いうちに悪い芽を摘んでおいた方が、健康寿命が伸びていくでしょう。

 

もし、肩周辺の痛みや、こりでお悩みなら、当院の整体は姿勢改善にもつながりますから、ぜひ一度ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、私が一番なりたくない病気である、【糖尿病】についてのお話です。

糖尿病の詳しい解説ではなく、糖尿病にならないように意識して生活していたら、健康になれるんじゃないかと

思いました。ご興味がありましたら、どうぞ最後までお付き合いください。

 

◆はじめに

現在、日本人の6人に1人は糖尿病(糖尿病予備軍も含む)だと言われています。

平成28年の厚生労働省による国民健康・栄養調査によると、その数なんと1000万人にも及ぶとされています。

コロナ禍の自粛生活中に過食、運動不足、ストレスなどから糖尿病になる人が急増したと言われています。

 

糖尿病はサイレントキラーと言われ、深刻な合併症が現れるまでは、ほとんど自覚症状がありません。

放置するとどんどん進行していき、気づいた時には手遅れということも少なくありません。

 

そうなってほしくないので、今回は、実践的な予防方法を中心に書いていきます。

 

 

◆食事

まずは肉の脂質の問題です。

肉に含まれる飽和脂肪酸の摂取が糖尿病のリスクを高めると言われていますので、

魚中心の食生活に変換することをお勧めします。

魚の多価不飽和脂肪酸の摂取は糖尿病のリスクを抑えてくれると言われています。

イワシ、サバなどの青魚、オリーブオイルが良いでしょう。

 

次に食べる順番ですが、基本は

①オリーブオイル少し(空腹感を抑える働き)

②野菜、きのこ類、海藻など食物繊維が多いもの

③魚、肉など(卵、豆腐、納豆など)タンパク質

④米、パン、麺など炭水化物

 

このような流れを意識しましょう。

 

最後に食事量ですが、毎食腹八分目を意識しましょう。

余力がある時に食事を終える習慣を身につけましょう。

間違っても毎回腹一杯食べるようなことはないようにしてください。

 

食事に関してのNG行為集

・朝食を抜く 

・間食をとる(お菓子)

・清涼飲料水を飲む

・毎日の飲酒

 

これらは血糖値のコントロールや体重コントロールといった問題に直結しますので、

もし当てはまるものがあれば、改めた方が良いでしょう。

 

 

◆運動

基本的には有酸素運動を毎日できるのであればやった方が良いです。

それも30分以上は連続した運動が望ましいと思います。

 

筋トレで筋肉を増やして、血糖を燃焼できる場が増えることは期待できますが、

血糖をコントロールするという意味では、やはり有酸素運動の方に軍配が上がります。

 

◆睡眠

色々な知見を参考にすると、最も良いとされている睡眠時間は7時間前後とされています。

5時間以下だと糖尿病リスクが最も高く、9時間以上でも高いということがわかっています。

短すぎても、長すぎても良くないということですね。

 

 

◆まとめ

今回は、糖尿病にならないための実践方法をお伝えしていきましたが、ある程度のことは、もうご存知の内容だったかと思います。

ただ、知っていることと、やれていることでは全く違います。

知っていても何もしていなければ、何の意味もありません。

健康的な生活を送るために、頭に入れた知識を実践して、体に変化が出るまでやり続けること。

これこそが本当に大切なことなんだと思います。

 

 

もし、何かわからないことや相談してみたいことがあれば、お気軽にご相談ください。決して1人で悩まないでください。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、よく患者さんから質問されることに対して、私が回答している内容をお伝えしていきます。

 

 

◆はじめに

よく体を温めたら健康になれるよ。という話は聞いたことがあるかもしれません。

昔から温泉に入って病気を治すという湯治療法がよく知られています。

ではなぜ体を温めることが健康に良いのか?というとあまり詳しくは聞いたことがない人がほとんどではないでしょうか?

今回は、体を温めるとなぜ良いのか?という話を紐解いていきたいと思います。

ご興味がございましたら、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

 

 

◆人間の体温について

通常、人間の体温は36.5度くらいが健康体だと言われています。

この状態で免疫機能や新陳代謝が正常に働き、ウィルス感染から守ってくれています。

また、体内の酵素の働きや消化吸収にも影響しています。

そして、健全な体温を維持することで、エネルギーを作ることもできています。

こういった作用があることから、体温はある程度高い方が良いと考えられています。

 

しかしながら、最近は冷え性や低体温症の人が増えていることもあって、このことからも

病気になりやすい傾向があるのではないかという見方もあります。

 

 

◆低体温の人が増えている原因

体温を作ると考えられている場所はどこかご存知でしょうか?

一般的には、筋肉や肝臓、胃腸と言われています。

ということは、筋肉が少ない人、肝臓が悪い人、胃腸が悪い人というのは、

体温を作ることができないため、低体温になる可能性が高いということが言えそうです。

 

その他にも、腎臓や心臓、肺も体温調節に関係していることも考えられています。

 

こういった組織に何らかの問題を抱えている人の体温はエネルギーを作ったり、エネルギーを体に巡らせる力が

少ない状態になるため低体温になっていきます。

 

 

◆体を温めることの意味

自分自身でエネルギーや熱を作ることができない方は、何かの力を借りて体を温めないといけません。

そうやって体温を一時的にでもあげておかないと病気になりやすい状態になります。

また、体を外部から温めることによって、心地良さを感じます。その結果、体が緩む反応が生まれ、全身の血液循環が

良くなり、老廃物が排泄されやすくなります。

その結果、新陳代謝が促進され、健康体に近づいていくということです。

 

逆に体を冷やしてしまうと、体は緊張し、硬直状態となり、血液循環が滞り、病気になりやすい体になっていくということです。

 

 

◆体の歪みと冷え

私のところに来られる患者さんは、冷え性の方が多いのですが、全身状態をチェックするとほとんど100%体が歪んでいます。

歪み方は千差万別ですが、先に述べたように、問題のある臓器に負担をかけているような歪み方が多いのは間違いありません。

その歪みを整えてあげることで、臓器的な疲労や負担は取れやすくなり、機能が回復していくものと考えています。

 

 

◆女性の冷えの悩みは根深い

女性の患者さんが冷え性を訴える時に、冷え性改善するには、年単位で取り組む必要があります。と私はお答えするようにしています。それはなぜかというと、足、脚の歪みがかなりひどいからということです。

 

x脚やO脚、回内足、回外足、扁平足、外反母趾など足のトラブルが多すぎて、骨盤も傾いていることが非常に多いのです。

こういった事情もあって、単に体を温めれば冷え性が改善するというレベルではない女性が急増しています。

 

当院では、このような足、脚の歪みのトラブルに対して整体を行い、骨盤の歪みも矯正していきます。

 

 

 

◆冷え性の予防と対策

冷え性にならないためには、まず取り組むべきことは、運動です。必要最低限の筋肉量を確保できるように日々、筋トレやウォーキングなどを

行うようにしましょう。

次に上記に挙げた臓器に負担をかけるような生活をしている方は、改めた方が良いでしょう。具体的には、喫煙や飲酒をやめることと、食生活においては、

栄養素の偏りがないバランスの良い食事を心がけることが大切です。

その上で、体を温めるための入浴や、服装などに気をつけていくことが重要になってきます。

 

いずれにせよ、先にお伝えした中にも、体が緩んでいないと、全身の循環が悪くなってしまいますので、整体を受けることも視野に入れておいてほしいと思います。

 

 

◆まとめ

今回は、体を温めることに対してのお話から、体の歪みに関することまで、大変長くなってしまいました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

体を温めることの大切さ、冷え性でお悩みの方の対策など、この問題に関しては、まだまだ伝えきれていないことが多いので

また機会があれば、継続して記事にしていきたいと思います。

 

もし、冷え性で困っていて、なかなか改善しない方は、一度、ご来院ください。きっとご満足いただける状態にして見せます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、私が日頃から体のメンテナンスは歯磨きと同じですよという話を患者さんにしているのですが、歯のメンテナンスをしっかりしておかないと、

体に悪影響を及ぼすということをお伝えしていきます。歯のケアは全身の病気の予防にもつながります。

ご興味がありましたら、どうぞ最後までお付き合いください。

 

◆はじめに

現在、日本人の成人の80%が歯周病にかかっているということはご存知でしょうか?

にも関わらず、治療する習慣もなければ、歯周病がどういうものなのかも知らない人が多いのが現状です。

 

◆歯周病とは?

改めて歯周病とはどう言ったものなのでしょうか?

 

歯周病の具体的な症状は、

・歯茎が腫れる

・食事や歯磨き時に出血する

・歯に違和感がある

・歯に痛みがある

・口臭が気になる

 

こういったものがあります。

 

歯周病は感染症です。

治療しなければ、ずっと続きます。そしてどんどん悪化していきます。

自然治癒はなく、放置すれば最悪の場合、歯が抜けて、菌が全身にまわり、糖尿病や心臓病、脳血管疾患など深刻な病気につながる可能性があります。

 

体も似たようなことが言えます。

体のどこかに痛みがあるのに放置していると、体が歪み、痛みがひどくなり、やがて背骨の病気や内臓の病気に発展することもあります。

 

 

◆歯周病の対策と予防

まずは毎日歯を丁寧に磨くということです。

そして、定期的に歯の検診に行くことです。

毎日毎食後に歯磨きしているから大丈夫というあなたが一番危険です。

人にはクセというものがあって、磨き方にもクセがあるため、必ずと言って良いほど磨き残しがあります。

そういう意味で、定期的にプロにチェックをしてもらうことが必要になります。

 

体でも同じで、毎日自分は運動や体操をしているから大丈夫と言っている人ほど、体が歪んでいたりするものです。

歯でも体でもメンテナンスに終わりはありません。人生を終える最後の日までメンテナンスは続くものです。

 

それを怠ってしまうと、健康な体を維持することはできないと思っておきましょう。

 

 

 

◆歯周病を放置したらどうなるか?

歯周病であるにも関わらず、それを放置したら先ほどもお伝えしたように感染症なので、菌が全身にまわってしまいます。

そうすると血管内に炎症が起きることによって、それが引き金になり、脳や心臓の病気、糖尿病にまで発展することもあるようです。

不具合が生じているのに放置していればいつかは自然に治るだろうとのんびり構えていると、やがて大病につながるケースもあるので、ご注意ください。

 

 

◆何にお金と時間を使うのかが大切

日本人は病気になってから、それを治すために大金を使う傾向にあるようです。

一方で欧米人は病気になる前に予防することにお金を使う傾向にあるようです。

あくまでも傾向の話です。

 

これは人それぞれの価値観だと思いますが、どこにお金と時間を使うのかで、人生を楽しめる時間が変わってくると考えています。

私は、病気になるのが嫌だし、病気で闘病生活を送ることなんて絶対したくないので、予防のためにお金と時間を費やします。

そして、健康を害するようなことはほとんどしません。

 

何をするにしても自分の健康な体があってこそという考えが自分にしっくりきているので、健康の大切さを患者さんにも伝えているつもりです。

 

 

 

◆まとめ

今回は、歯周病に絡めてメンテナンスの重要性についてお話ししてきました。

毎日毎日お忙しくされている方にとっては、体のメンテナンスに時間を割くことはできないという方もいらっしゃると思います。

ただ、1分でも2分でもいいんです。ちょっとだけ、毎日頑張っているご自身の体を労わる時間を作ってあげて欲しいんです。

今回はそれを伝えたかったんです。

 

 

もし、どうしても体のメンテナンスは自分ではできないとお困りの方は、一度、ご来院ください。きっとご満足いただける状態にして見せます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、【太りやすい人と太りにくい人がいるのはなぜ?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

体重が重たくて、一生懸命ダイエットに取り組んで食事制限したり、運動したりしていても一向に体重が落ちません。というお悩みの方が多くいます。当院の患者さんの中にも、一定数いらっしゃいます。

 

膝への負担、足腰への負担を減らすためにお医者さんからダイエットを指示されているのに、体重が落ちなくてご相談に来られる方もいらっしゃいます。

 

そういった方のために私がヒアリングをしてきて、そこそこ成果を出してきた実績をもとに、私なりの見解を述べていきたいと思います。

 

科学的な根拠というよりは、可能性のお話なので、あなたには当てはまらないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

◆体重が落ちない本当の原因

ダイエットに取り組まれている方はよくご存知だと思いますが、基本的には、体重の増減は、カロリーの収支です。

取り入れたカロリーよりも出ていくカロリーが大きければ、体重は減っていきます。

これはどうやっても動かせない事実です。改めて、ご自身の食生活を詳細に記録してみて、収支を見つめ直すことをお勧めします。

 

そこをクリアしているのにも関わらず、体重がなかなか落ちない場合、

 

酸素の取り込み量が少ない可能性があります。どういうことかというと、呼吸が浅いということです。

毎日お忙しく過ごしていると、ゆっくり呼吸をすることが少なくなります。最近意識して深呼吸されましたか?

酸素は脂肪を燃焼する働きがありますので、その量が少ないとなかなか燃えてくれません。

 

さらには、基礎体力が低下していると鼻呼吸ができずに口呼吸になっている可能性があります。

鼻呼吸の方がエネルギーを必要とします。猫や犬など哺乳動物は口呼吸をしません。

 

そして、筋肉量の違いも大きな原因の一つと言えそうです。

毎日毎日歩いているのに体重が落ちませんという方に対して、

歩くのを一旦やめて、階段の昇り降りをしてくださいと指示を出したことがあります。

2週間毎日続けてもらったら、1キロ体重が減った事例がありました。

これは、毎日同じことを繰り返していると体は省エネモードになり、カロリーを消費せずにできるようになってしまうからです。

 

 

◆食事制限や運動をしているのに体重が減らないことへの対策

これまでかなり頑張って来られたあなただから、こういった記事も読んでおられると思います。

食事にも気を遣い、運動も一生懸命出来るだけ休まず続けてきたのに結果が出ないと迷宮入りしている状況。

そういった状況であるなら、上記に挙げたような原因が考えられますので、一旦原点に立ち返ってみるのも一つの方法だと思います。

 

改めて現状を把握することで、やり過ぎていること、足りていないことが見つかることもあります。

 

それでも自分のやっていることには穴がない。という方は、内科的な問題が潜んでいる可能性もありますので、一度血液検査など健康診断を受けられることをお勧めします。

 

 

 

◆まとめ

これまで、色々とダイエットに取り組んできたものの、体重に変動がほとんどなくて困っている方のほとんどは、

カロリーの収支でプラスになっています。体重の増減はほとんどはカロリー計算で決まります。

 

そこができているのに、体重が減らない方の場合、今回記事にした、体重が落ちない原因のカロリー以外の項目に再度目を通していただきたいと思います。きっと何か変化が出るはずです。

 

 

もし、ダイエットを頑張っているのに結果がなかなか出ないとお困りの方は、ご質問、ご相談くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、【認知症を予防したいんだけど、整骨院でもできるのかな?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

平成29年版の高齢者白書や厚生労働省によると、認知症高齢者の推定は、2012年に462万人、2025年に730万人になると言われていて、およそ5人に1人が認知症になると言われています。

団塊の世代が全て75歳以上となる2025年には、全人口の18%を後期高齢者が占めます。2040年には65歳以上の高齢者が全人口の35%を占めることが予想されています。

これからの日本の最大の課題と言っても過言ではない問題が、認知症の問題です。

今回は、これから誰しもが直面するかもしれない認知症について、どうすれば予防できるのかという観点からお伝えしていきます。

 

 

 

◆認知症の原因

認知症が発症する数十年前から、認知症の原因物質であるアミロイドベータが蓄積されることによって認知症が発症すると言われています。

ということは、75歳ぐらいで認知症が発症すると仮定したら、40歳代から認知症のケアをしておくことが必要になってくるということです。

私も40歳代なので、もうすでに対策していかないと手遅れになるかもしれないということですね。

 

 

 

◆具体的な認知症にならないための予防や対策

まずは、アセチルコリンをいつも正常に働くようにしておくことです。

アセチルコリンという物質は、副交感神経を優位にしたり、血流を良くする働きがあります。

認知症は脳の神経細胞が働かなくなる病気なので、脳の血流を常に良くしておく必要があります。

 

アセチルコリンが正常に働かせるために必要なことは、

運動すること、肌に刺激を与えることがあります。

運動は言うまでもなく、筋トレや有酸素運動を30分以上行うことです。

肌への刺激は、乾布摩擦をしたり、マッサージを受けたりすることです。

 

 

次に、睡眠です。

良質な睡眠をとることで、アミロイドベータを抑えることができます。

認知症にかかる一番のリスク要因は睡眠不足と言っても過言ではありません。

 

最後にアセチルコリンの働きのところでも出てきましたが、筋肉から出るイリシンという物質が

アミロイドベータを分解する酵素を増やす働きがあることがわかっています。ということは、筋トレをして筋肉量を

増やしておけば、認知症予防につながるということですので、スクワットや腕立て伏せなどで大きな筋肉をトレーニングする

ことはとても大切なことだと言えそうです。

 

補足的にではありますが、歯医者さんから聞いたところによると、歯周病菌が脳内のアミロイドベータを取り込んでしまう受容体を増やしてしまうという

ことで、毎日のマウスケアをしっかり行うことも認知症予防につながります。歯は命です。

 

 

 

◆整骨院でできる認知症予防

アセチルコリンを正常に働かせるためにはのところにも出てきましたが、肌への刺激(皮膚刺激)に最も適しているのが、整体だと思います。

 

直接、患者さんの身体に触れて刺激を与えることもできますし、さする、押す、揉む、ねじる、引っ張るなど色々な刺激の種類もあって、アセチルコリンの分泌に

良い影響を与えることもできますし、リラックス効果を与えることで、副交感神経を優位にして、血流を良くすることもできます。

 

整骨院で整体を受けるメリットはとても大きいです。

40歳代から始める認知症対策で一番大切なのは、【整体を受けること】かもしれませんね。

 

 

 

◆まとめ

自分はまだまだそんな年齢じゃないからと言っていたら、手遅れになっていた。なんて言っても後の祭りです。

簡単にできることを今すぐ始めましょう。

認知症になると本人は何もわからなくなるだけですが、周りの大切な人を苦しめることになりかねません。

上記に書いてきたような予防や対策を少しずつでも実践することで、発症確率を下げていきたいですね。

 

 

もし、認知症の予防の件でご質問、ご相談のある方は、ぜひ一度ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
 

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、比較的多い【雨や湿気で体調を崩す人が多いのはなぜなのか?】について私なりの見解をお伝えしていきたいと思います。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

最近になって「天気痛」とか「気象病」ということが言われるようになりました。

気候の変動が体調に影響することが少しずつわかってきているので、昔のように、「気合が足りない」「やる気がない」「甘えるな」という心ない声も少なくなっていきそうですね。
 

当院に来られる患者さんの中にも、時折、雨の日になると頭痛が出たり、身体が重くて動きたくない、朝起きられないといった悩みを訴える方が来られます。
 

雨や湿気が身体にどういった影響があるのでしょうか?

 

 

 

◆雨や湿気が身体に及ぼす影響

雨や湿気が多い時、身体中を流れる血液中の水分量が増えます。水分量が多いと、血管に過剰に圧がかかって負担がかかります。血圧が通常よりも上がりやすくなるということです。
 

同じく気圧の変化によっても、血管が広がったり、縮んだりすることに影響しますので、いつもと違う環境に身体が急に合わせていかないといけなくなって、パニックになり、それが引き金になって頭痛が起きたり、頭が重だるい、身体全体が重だるくて動きたくないといった症状につながると言われています。

 

また、心臓にも負担がかかりやすくなりますので、心臓の疾患を抱える方は要注意となります。

 

 

◆雨や湿気による体調不良の原因

日本は海洋性気候で高温多湿な気候です。

特に5月、6月になると梅雨時期ということもあって、通常よりも雨が多くなり、湿気が多く、気圧の変動も大きくなりがちです。

 

空気中の湿気が多いと身体のむくみにつながります。体内の水分量が必然的に増えます。

気圧が低くなると、身体は膨張しやすくなります。

 

特に女性は毎月の月経とか妊娠、出産のために男性に比べて水分をたくさん体に溜め込みやすい傾向があります。

 

身体の中に水分が多いと、同じ気温でも体が冷えやすくなります。それとは逆に水分を体にたくさん溜め込みすぎると、体が蒸し蒸しするようになって、体調を崩しやすい傾向にあるようです。

 

 

◆雨や湿気による不調の対策と予防

湿気や雨が降る時に体調が悪くなるとわかっている場合は、身体の水はけを良くすることをおすすめします。

お風呂に少し長めに浸かって汗をかいたり、有酸素運動をして汗をかくことで、身体の中の水分量をうまく調整できるようになりますので、比較的体調を安定させることができます。

 

食事での対策としては、夏野菜である、きゅうり、なす、トマトなどを摂ることをおすすめします。

夏野菜は、身体の中の余分な水分を体外に排出する効果がありますので、湿気が多くなってきたり、雨が多い時期などは積極的に食事に取り入れると体内の水分コントロールがうまくいくようになります。

 

 

 

 

◆まとめ

5月、6月は梅雨時期に入ることもあり、雨が多く、湿気が多い時期になります。

身体の水分量が増えることで、様々な影響が身体に及びます。

体内の水分量が増えることによる体調不良は、身体の水はけを良くすることで解消することが可能です。

しっかり汗をかくぐらい運動して、入浴することで、上手く体内の水分量をコントロールしていきましょう。

 

 

もし、雨や湿気など気候変動による体調不良でお困りの方は、ぜひ一度ご相談の上、ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は一般的にもよく知られている【坐骨神経痛】について、私なりの見解をお伝えできればと思います。

もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

 

◆はじめに

腰痛を訴えて当院に来られるケースの中でも、病院で「坐骨神経痛」と診断されている方が非常に多いです。
確かに症状を詳しく聞くと、腰痛というよりは、お尻からふくらはぎにかけての痛みとしびれを訴えておられることが

多いように感じます。

 

そもそも坐骨神経痛というのは、病名ではありません。このような症状を総称して坐骨神経痛と言っています。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群といったものでも、坐骨神経痛を起こすという具合です。

 

 

 

◆坐骨神経痛になる原因

私は、まず体全体のバランスをみて、左右、前後などゆがみがある場合は、腰や足に負担がかかっていると考えます。

背骨や体全体がゆがむと、斜めの床に立っているようなものなので、腰や足の一部に負担がかかり続けます。

 

気づかない間に踏ん張っている感じです。

そして負担がかかり続けることで筋肉や、骨と骨をつなぐ靭帯、筋肉を動かすための親指ほどの太い坐骨神経と呼ばれる神経が潰されてそれが痛みや痺れを引き起こしてしまうのです。

 

 

◆ゆがんだ体の具体例

多くの患者さんの例からそれはわかります。

 

腰の痛みから足の痛みや痺れが出ている患者さんの体を検査をしたり写真に撮ると、まっすぐ寝てくださいねと言っても単純にまっすぐ寝られなかったり、痛みが出ていない状態でもまっすぐ立てなかったりします。(画像にある患者さんがとても良い例です。)

 

 

それはつまり偏った使い方によって体がゆがんでしまい、動きにくい状態で毎日生活したり仕事をしたり運動をしたりしたことによって、無理がかかって痛めてしまったと言えるのです。

 

画像の方は、お尻と足にしびれと痛みを長年感じていて、最近になって徐々にひどくなってきたようです。

ここまでくるとかなり進行してしまって、なかなか自力で改善することは難しいと思います。

 

 

◆坐骨神経痛の対策と予防

坐骨神経痛になってしまったら、痛みやしびれがきついので、早く痛みを取ろうとして、動かしたり、伸ばしたりしてしまいがちです。

でもよく考えていただきたいのですが、ゆがんだ状態で頑張ってきたのに、またその状態で、運動やストレッチを頑張ろうとしているわけですから、

さらに負担になってしまいますよね。

 

まずはゆがんだ状態から抜け出すために、休息が必要です。

お風呂にゆっくりつかる。睡眠をたっぷり取る。栄養もしっかり摂る。こういった基礎的なことを2週間ぐらいは続ける必要があります。

 

あなたの身体は悲鳴をあげているわけですから、しっかりその声に応えてあげましょう。

 

そして、当院のようにゆがみを丁寧にみてくれる治療院を探して身体のメンテナンスもしてあげることが大切です。

 

 

◆まとめ

坐骨神経痛が出ている間は、かなりつらいと思います。早く治したいという気持ちから、ネット情報を調べまくったり、動画で運動や体操をしてみたり、色々と頑張っておられると思います。

それでもなかなか改善しない方がとても多いので、今回記事にして、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

もし、夜も寝られないようなお尻から足にかけての痛みやしびれでお困りの方は、一人で我慢せずにぜひ一度ご相談の上、ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

◆はじめに

私はほとんど毎朝30分〜60分ぐらいウォーキングをしています。

少し早歩き程度のスピードでリズム良く歩いています。

心拍数は100〜120ぐらいで無理のない程度に続けています。

今のところ、心身共に健康状態を保てています。

一方で、毎日運動しているのに、身体が痛くなってしまう人もいらっしゃいます。

私とその方との違いは何なのか。

結構、重要なことだと思ったので、解説していきます。ご自身が毎日運動しているのに、体のどこかに不調があるという場合は、お役に立てる内容になると思います。良かったら最後までお読みくださると嬉しいです。

 

 

◆運動とスポーツの違い

これは、私の個人的な見解になりますが、

スポーツというのは、相手と競ったり、技術を向上させたり、勝ち負けをつけたりするものだと考えています。

相手と対決して勝つために、日々トレーニングを続けて、筋肉をつけたり、スピードを上げたり、持久力を高めたり、

難しい技術を習得したりするものだと捉えています。

 

またスポーツは、競技の特性というものがあって、その競技特有の動きがあるため、偏った筋肉の使い方を余儀なくされます。

 

野球やゴルフは右打ちなら右打ちしかしませんし、サッカーやラグビーなどはポジションによって片側のサイドだけで動く人もいたりします。

 

その他の競技でも同じように特有の動作があるため、どうしても偏った身体の使い方になってしまいます。

 

一方で、運動は、日々健康に過ごすために、体全体を満遍なく動かして、筋肉をほぐしたり、血流を良くしたり、

最低限必要な筋肉を維持するために行うものだと捉えています。

 

何が一番の違いなのかというと、スポーツは体力レベルや技能レベルを向上させるために、自分の限界を超えることをしていかないといけないということです。

 

運動は限界を超える必要はなく、必要最低限の体の機能を維持させるために行うものということです。

 

私が毎朝ウォーキングしているのは、相手と競うことも、技術を向上することも、勝ち負けもありません。記録更新を狙っているわけでもありません。

最低限の体力維持、体型維持、リフレッシュのためだけにやっていることなので、【運動】です。

 

ウォーキングでも時間を計測し始めたり、距離をもっと伸ばして自己記録更新を狙ったり、前の人を追い抜かしたいといったものが出てくると競技色が強くなるため【スポーツ】になってしまいます。

 

ということは多少の無理をすることになるわけです。

 

 

◆無理すると身体に負荷がかかる

私のようにごくごく普通の一般人がスポーツをしてしまうと、身体のどこかがいずれ悲鳴をあげてしまいます。

健康のために始めたにも関わらず、身体を痛めつけてしまう訳ですね。

 

マッチョになりたいからという理由で筋トレを始めた方は、それは運動ではなくスポーツです。

どんどん重いものにチャレンジして負荷をかけていかないと、体は大きくなりません。

 

 

◆あなたがやりたいのは運動?それともスポーツ?

あなたが実際に目指すのは、どちらですか?

A:生涯、健康な状態を維持させて生活したい。

B:何かの競技をしていて筋力、スピード、持久力、技術、これらを向上させたい。

 

Aであれば、無理なくずっと続けられる余裕のある運動をすることが大切です。目的は健康状態でずっといることです。

Bであれば、多少のケガや身体のどこかに不具合が出ることも頻繁にあるということを抑えておいてください。必ず身体のメンテナンスが必要になります。

 

当院に来られる患者さんの中にもBをしているのにAを目指している方もいらっしゃいます。

そういう方にはこれまでお伝えしてきたことと、全く同じことを言って、ご理解いただいています。

 

 

◆まとめ

毎日のように運動をしているのに、なぜがいつもどこかが痛いのは、運動ではなくスポーツをしてしまっている可能性があります。

今、ご自身がされていることを思い返してもらって、昨日よりも今日、今日よりも明日という感じで何かを向上させようとしているのは、スポーツをしています。

運動とスポーツの違いを認識するだけでも、身体に対しての向き合い方が変わってくると思います。

 

最後になりますが、運動をしていても、スポーツをしていても、どちらでも身体に不具合が出ることはあります。

そういった時に、当院の整体は絶大な効果を発揮しますので、日頃から身体を動かす習慣があるのに、痛みなど不具合がある方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

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