大阪市北区 ひどい腰痛、肩こりなど お悩みをお聞かせください。 

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いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

今回は、整骨院に来られる患者さんから質問される率No. 1の【枕問題】について、私なりの最終結論をお伝えしていきたいと思います。

枕難民になっているあなたにぜひ読んでいただきたいと思います。

もし、ご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

まくら株式会社さんが2021年4月から2023年8月までに129,000人に調査したところによると、

使っている枕に満足していますか?という質問に対して、

①満足    4.8%

②やや満足  10.4%

③普通    25.9%

④やや不満  31.5%

⑤不満    27.4%

 

という結果でした。

やや不満と不満を合わせると、60%近くの方が不満に感じているということがこの調査で明らかになりました。 

 

このことからも自分に合う枕に出会えていない、いわゆる枕難民が非常に多いということがわかります。

ではどうすれば、枕難民にならずに済むのでしょうか?

 

今回は、残念ながら、枕選びに失敗しないための話ではありません。

どうしたら、枕のことを気にせずに眠れるようになるのか。こちらの方が根本的に大切なことなので、こちらに絞ってお話ししていきます。

 

 

◆自分に合う枕が見つかりにくい原因

・高いお金を払って枕を買ったのに、すぐに合わなくなった。

・色々専門の測定器を使って、オーダーメイドのものを買ったのに合わない。

・低反発も高反発もどちらもダメだった。

 

こんなことを言っている人が世の中にはたくさんいるのではないしょうか?

あなた自身もそうかもしれませんし、あなたの身近にいる人にもいるかもしれませんね。

 

こういったことが起きてしまう原因として、考えられるのは、結論から言うと、枕が合わないのではなく、【首が硬くなっているから】です。

実は枕の問題ではなかったんです。

 

首が硬くなる原因は、肩関節の周辺の筋力が低下して、肩関節が非常に不安定になることによって、その不安定さをなくすために、筋肉を硬くさせて安定させるしか手段がなくなっていたからです。

後頭部のあたりから、背中までの筋肉が硬くなって、背骨全体の柔軟性がどんどん失われていくことになります。

 

そうすると、どれだけ質の良い枕であったとしても、体の背面部分が全部硬いわけですから、合うわけがないんですね。言い換えると自分の体が寝具の素材に合わせられないんです。

 

結局は、首の硬さが取れない状態で、色々な枕を試しても合うものが見つからないので、枕難民から抜け出せなくなるという話です。

 

 

◆枕難民から抜け出すための対策

当院で枕難民になっておられた患者さんに対して、背骨全体のしなりを生み出すような整体を行い、それと同時に首と肩甲骨の関節を安定させるような筋トレを定期的に行いました。

 

1ヶ月ぐらい経過したぐらいから、睡眠の質に変化が現れ、前と比べて寝つきが良くなったり、途中で目が覚めなくなったりといった反応が出るようになりました。

やはり、狙い通りの結果になったわけですが、整体を受けなくても、背骨を柔らかくさせる方法はいくらでもあります。

 

例えば、ラジオ体操でも最初から最後まできっちりやれば、背骨の柔軟性がつくような動きがたくさんありますし、今は動画で検索すればすぐに出てきますよね?

まずは背骨を柔らかくすることを集中的に行ってみてください。

きっと枕のことなんて気にならなくなるはずです。

 

 

 

◆まとめ

今回は、どんな枕を試しても合わないという枕難民の方を1人でも多く救いたいという思いで記事を書きました。

問題は枕にあるんじゃない、自分の首にあるんだ!という衝撃的な内容だったと思いますが、長年枕選びでお悩みだった方には、

新しい切り口だったのではないでしょうか?

もし、これから先、二度と枕のことで悩みたくない方は、ぜひ背骨の柔軟性を復活させる取り組みをしてみてください。

人生がきっと好転するとでしょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状でも一、二を争う【肩こり】。これまで、肩こりに関しては、専門家でも何が原因なのか。意見が様々です。病院や治療院に行っても先生によって見解が違っていて、

 

「血流が悪いから」

「筋肉が硬いから」

「姿勢が悪いから」

 

これ以外にも細かく挙げるとキリがないぐらい原因は存在します。

そして、どれも間違いではありません。だから話が複雑になってしまいます。

今回は、これまでに言われてきた肩こりの原因は横に置いておき、新しい視点で肩こりの原因を探っていきたいと思います。

 

もし、ご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

 

◆はじめに

厚生労働省の国民基礎調査によると、肩こりを訴える人は、国民の73%で、人口比で計算すると国民の1700万人ほどが肩こりを訴えていることになります。

当院に来られる肩こりを訴えて通院されている患者さんの比率は、男女比2:8ぐらいで圧倒的に女性が多いです。

年代別で言うと、30代、40代、50代が最も多く、働き盛りの世代で深刻な悩みを持っている方が多い印象です。

 

腰痛と共に、国民病の一つと言わざるを得ない状況と言えそうです。

 

 

 

◆肩こりはマッサージでは治らないし、ストレッチでも治らない

腰痛の時と同じように肩こりを感じたときにどういった行動を取ってきたのか、当院に来られる患者さんにアンケートを取りました。

そうすると、腰痛の時とほとんど同じだということがわかりました。

 

①放置して治るまで我慢

②シップを貼って様子をみる

③はり治療を受けた

④マッサージを受けた

⑤ストレッチをした

⑥病院で注射を打った

⑦痛み止めを飲んだ

⑧サウナやお風呂に入った

 

腰痛の時と比べると、回答に偏りはあるものの、ほとんど同じような行動を取っていることが興味深かったです。腰痛の時と同じように①ー⑧をすることでどうなりましたか?と聞くと、一時的には良くなるけど、ほとんどのケースですぐに元に戻るということでした。

 

やはり肩こりでも、マッサージしてもストレッチしても治っていないことが判明しました。

これまでも何度もお伝えしているように、対症療法なので、①−⑧の取り組み自体は間違いではありません。しかしながら根本から治すという目的には合っていないということは確かです。

 

 

 

 

◆新しい肩こりの原因

医学的に正しいかどうかは別の話ですが、当院に来られる肩こりでお悩みの方に了承を得て、50名ぐらいの肩の関節可動域と筋力の検査を細かく行いました。

そうすると、ある共通点を見つけてしまいました。

 

それは、肩こりをきつく感じている側の

①筋力が低下していること

②肩の関節がとても不安定であること

 

この二つを発見しました。

 

①の筋力低下ですが、具体的には、肩甲骨を安定させる【大・小菱形筋】、【前鋸筋】、【肩甲挙筋】の三つが特に弱っていました。

②三つの筋肉が弱くなることで、肩の関節が不安定になってしまうことで、周りの筋肉を硬めて守るしかなくなる状態になります。

 

こういったことが原因で、より一層血流が悪くなり、筋肉の緊張が過剰に出てしまって、肩こりが悪化するという流れができてしまいます。

 

 

 

◆新しい視点での肩こりの予防と対策

肩周辺の筋力低下を予防するためには、上に挙げた【大・小菱形筋】、【前鋸筋】、【肩甲挙筋】の3種類をきっちりとトレーニングしなければいけません。

このトレーニング方法ですが、

 

①大・小菱形筋肉は、目の前でいただきますのポーズをします。そして左右の肘をくっつけます。この状態がスタートポジションです。

そこから手の甲と肘の外側を同時に外側に広げていきます。この時肘の高さと肩の高さを同じに揃えてください。そして、肩甲骨と肩甲骨を後ろでくっつけるイメージです。目一杯広げたら、元のポジションに戻してください。これを1回として、30回を3セット行いましょう。

 

 

②前鋸筋は、四つんばいになって、腕立て伏せです。できれば肩幅よりも少し広いスタンスで手をついて行いましょう。これを20回3セット行いましょう。

 

③肩甲挙筋は、タオルの両端を持って、タオルの真ん中を後頭部に当てます。ご自身の後頭部を後ろに水平にスライドさせるように動かします。同時にタオルを持っている両手を前の方に持っていきます。そうすると首に抵抗が加わって首の後ろの方に力が入るはずです。これを10秒我慢してキープしてください。これを5セット行いましょう。

 

これをまずは2週間、毎日行うようにしてください。

初めはしんどいと思いますが、すぐに慣れてきます。

慣れてきたら、体力レベルに合わせて、回数や秒数を増やしていきましょう。

 

 

 

◆まとめ

何をしても良くならない肩こりに対して。必要以上の強さでマッサージしたり、ストレッチなどをすればするほど、あなたの肩はどんどん壊されていきます。気持ち良いからといって、受け続けていると、刺激に対して鈍感になり、前の強さでは物足りなくなってしまいます。いわゆるマッサージ中毒になってしまいます。

一生、その状態から抜け出せなくなっても問題なければ、それで構いませんが、根本からの改善を望むのであれば、刺激は極力少ない方が良いでしょう。

 

今回は、新しい視点として、肩こりの原因は、肩の関節周辺の筋力低下を挙げました。肩の不安定さが、腰周辺の筋肉を異常に緊張させている可能性があります。

まずは、肩の関節を安定させるために、必要最低限の筋トレを継続して行いましょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状No.1の【腰痛】。これを撃退する方法を記事に書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

厚生労働省によると、日本人の腰痛患者数はここ数年で1000万人を超えていると推計しています。また、日本整形外科学会の調査によると、日本全国に腰痛をお持ちの方は、3000万人ほどいると推計されています。

これほど、医学が発達している世の中で、いまだにこれだけの人数の腰痛の方がいるというのはにわかに信じがたい印象だと思います。

 

これほど患者数が多いので、腰痛に関しては、色々なメディアで取り上げられていますので、改めて説明する必要はないかと思いますが、

今回、腰痛を撃退するために、これまであまり知られて来なかった新しい視点からお話していきたいと思います。

 

 

 

◆腰痛はマッサージでは治らないし、ストレッチでも治らない

日本人の13人に1人は腰痛持ちということなので、大体の人が一度や二度は腰痛を感じたことがあるのではないでしょうか?

腰痛を感じたときにどういった行動を取ってきたのか、当院に来られる患者さんにアンケートを取りました。

そうすると、

 

①放置して治るまで我慢

②シップを貼って様子をみる

③はり治療を受けた

④マッサージを受けた

⑤ストレッチをした

⑥病院で注射を打った

⑦痛み止めを飲んだ

⑧サウナやお風呂に入った

 

こういった答えが多かったです。

それに対して、①ー⑧をすることでどうなりましたか?と聞くと、

半分ぐらいの人は、マシになったけど、すぐ元に戻ったと答え、もう半分は悪化したと答えられました。

ということは、治ってないということですね。

 

それから慢性的に腰痛を感じておられて、当院を頼りに来院されたという経緯だということでした。

 

いずれにしても、①−⑧の取り組み自体は間違いではありません。しかしながら根本から治すという目的には合っていないということは確かです。

 

 

 

 

◆そこで股関節に着目したら・・・。

病院や治療院で腰痛を訴えると、大体は腰を診てくれます。当たり前と言えば当たり前です。

その結果、腰に問題があるという前提で話が進んでいくのですが、それが視野を狭くしているということが最近になってわかってきました。

私は以前から、患者さんの歩き方をよく観察しているのですが、その時に腰痛の患者さんの股関節の動きがどうも変な感じがしていたのです。

 

ある患者さんの歩行観察をしている時に、何となくグラグラしているような感じがしていたので、股関節の動きをチェックしてみたら、左右で可動域が全く違うことがわかりました。右はどの方向にも動きが悪く、逆に左はグニャグニャしている状態でした。

 

これは非常にまずいなと感じて、それから3ヶ月ぐらいかけて、整体を行い、歪みを整えながら股関節の筋力強化に取り組みました。

そうすると、腰痛の度合いも半分以下に減っていました。

 

 

 

◆新しい視点での腰痛の予防と対策

股関節の筋力低下を予防するためには、【腸腰筋】、【多裂筋】、【大臀筋】の3種類をきっちりとトレーニングしなければいけません。

このトレーニング方法ですが、

 

①腸腰筋はその場でもも上げ行進を30秒3セット

②多裂筋は四つんばいになって右手を前に伸ばし、左足を後ろへ伸ばす。次に左手を前に伸ばし、右足を後ろへ伸ばす。これを交互に20回3セット

③大臀筋は両手を前に伸ばしてスクワットを20回3セット

 

これをまずは2週間、毎日行うようにしてください。

初めはしんどいと思いますが、すぐに慣れてきます。

慣れてきたら、体力レベルに合わせて、回数や秒数を増やしていきましょう。

 

 

 

◆まとめ

何をしても良くならない腰痛は、それ以上、マッサージやストレッチなどを受けても変化はしません。別の視点で取り組む必要があります。

新しい視点として、股関節の筋力低下です。股関節の不安定さが、腰周辺の筋肉を異常に緊張させている可能性があります。

まずは、股関節を安定させるために、必要最低限の筋トレを継続して行いましょう。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、整骨院に来られる患者さんの症状で比較的多い、関節の痛みについて記事を書いていきます。一口に関節の痛みと言っても、体にはたくさん関節がありますので、代表的なものを中心にお伝えできたらと思います。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

平成28年の厚生労働省の国民生活基礎調査において健康状況の結果は、性別に見た有訴率は、

男性1位腰痛、2位肩こりでした。

女性1位肩こり、2位腰痛でした。

 

男女ともに、肩こり、腰痛がツートップということは、大体の人が一度は経験しているような印象です。

 

肩にも腰にも関節はありますので、肩こりや腰痛を抱えているか人の体を拝見すると、少なからず、関節に負担をかけ続けた結果、

何らかのダメージがあることが多いように感じます。

 

肩こりや腰痛の時に関節は一体どうなっているのか、これから詳しく解説していきます。

 

 

 

◆関節はとても壊れやすい場所

人体には200個ほどの骨と、500種類ほどの筋肉があります。

関節は骨や筋肉が動く時の支点になりますので、動作時にはかなりの負荷がかかると言われています。

スポーツ選手でも、故障する時は関節が多いイメージはありませんか?

よく使用する関節には、私たちが想像する以上の負荷がかかっていて、関節を守るために筋肉や靭帯、腱などが

いつも頑張ってくれています。

 

 

 

◆関節に痛みが出る原因①

慢性的な関節の痛みは、軟骨がすり減るからとか、体重が重いからとか、老化だからという原因はもちろんありますが、

一番の原因は、関節を守ってくれている筋肉の量が減って、筋力が衰えているからだと考えています。

 

関節に痛みがあるから体を動かせず、やりたいこともできずに元気をなくしてしまい、生活の質がどんどん低下していきます。

そうすると、筋肉の量も減り、筋力も著しく衰えていきます。こういった負のループから抜け出せずにサルコペニアやフレイルといった状態に

なっていく人を多く見てきました。

 

だからこそ、この負のループを断ち切るために筋力をいち早く取り戻して、痛みをなくしていかないといけません。

 

 

 

◆関節に痛みが出る原因②

関節の痛みの原因として、もう一つ考えられるのは、グラグラしている不安定な関節がある場合です。

先ほどの筋力低下から来るものなのですが、関節を守るための筋力がある程度備わっていると、関節は安定するため、

正しい負担の少ない姿勢を取ることができます。

また、関節が安定することで、余計な力を使わずに済みますので、省エネの体になります。

 

逆に筋力が低下して、関節が不安定になってしまうと、安定させようと一部の筋肉が過剰に働いてしまって、

こりかたまって、疲れやすくなります。

 

このようにして人は、使いやすい筋肉を集中して使い過ぎてしまい、使いにくい筋肉は使わないようになっていきます。

使い過ぎている筋肉は疲労しやすく、その周辺の関節を痛めてやすくなり、一方で、使わなくなった筋肉は、筋力が弱まりどんどん痩せ

細っていきます。

このようにして、非常にバランスの悪い偏った体になっていき、姿勢も悪くなり、さらに関節を痛めやすい土壌が形成されていくというわけです。

 

 

 

◆関節痛の予防と対策

筋力低下による関節の痛みを予防するには、やはり筋トレを普段の生活の中に取り入れることが大切なのですが、

ここで大体間違えるのが、動画を見て筋トレをやってしまうことです。

動画の筋トレが悪いというわけではありません。

ただ、今のあなたにとってベストなものではないということです。

 

関節を守るための筋トレをするにあたって大切なことは、

 

①どこの関節や筋力が弱っているのかをハッキリさせること

②どこの関節が不安になっているのかをハッキリさせること

③どこの関節の動きが悪いのかをハッキリさせること

 

以上の3つです。

 

この3つがわかっていなくて、何となく筋トレをしても成果は出せません。

 

やはりお勧めなのは、まずは専門家にみてもらうことです。

最短距離でゴールまで導いてくれますので、心強いです。

 

①−③がわからなくてどうしようもない時は、プロに頼りましょう!

 

 

 

◆まとめ

肩こり、腰痛に悩んでいる人の多くは、関節を守るための筋力が低下していて、さらに関節が不安定になっているケースが多いようです。

その結果、必要以上に筋肉や関節が疲労しているため、こりや痛みにつながっていくと考えられています。

一番の対策は筋トレをすることですが、どこに問題があるのかわからないまま筋トレをすると、さらにバランスが崩れる恐れもあるため、

まずは、専門家にみてもらい、ご自身の体のことをきっちり把握できたら、ご自身で筋トレを継続していかれると良いかと思います。

 

もし、どうしても自分ではできないという方は、一度当院までご相談ください。丁寧にどこに問題があるのかをお伝えし、何が必要なのかを

お伝えさせていただきます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、

【最近肩が挙がりにくくなってきたんだけど、これって五十肩かな?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

肩の痛みで当院に来られる患者さんをお大きく分けると、

 

・肩や首のこり

・四十肩、五十肩

・腱板損傷(けんばんそんしょう)

 

この3つが多いです。

そして、四十肩、五十肩、腱板損傷(けんばんそんしょう)の中には、当院では対応できないものも含まれているため、

実質、肩や首のこりが大半を占めます。

 

 

 

◆肩こり、首こりのチェック

まずは、肩こりに自分は該当するかどうかチェックしてみましょう。

 

・頭を左右に倒したときに首や肩が痛い場所がある

・肩を揉んだり、さすったりすると痛みがマシになる

・同じ姿勢で作業していると症状がひどくなる

・首をぐるぐる回すと肩周辺に痛い場所がある

・腕を動かしても特に問題はない

・朝起きた時に肩こりや強張りがある

 

こういったものに該当するものが多ければ肩こり、首こりの可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

これ以外で夜に寝ている時にズキズキした痛みがあったり、腕を動かすと痛みがある場合は、肩こり以外の問題の可能性もあります。

 

 

 

◆肩こり、首こりの原因

四足歩行の動物と二足歩行で生活する人間の最大の違いは、前足(人間の場合は腕)を自由に使えるか使えないかです。

人間の場合は、腕、手、指を多用し、器用な動きができるため、肩もある程度自由に動かないと都合が悪いわけです。

腕から先を使って色々なことをこなさないといけないわけですから、当然可動範囲も広がっていきます。

曲げたり、伸ばしたり、捻ったりと本当に色々な動きができる唯一無二の関節に進化しています。

 

色々なことができて、動かせる範囲も広いと良いことずくめな感じですが、その分、負担も大きくなりやすいのも事実です。

その負担を軽くするために、肩の関節を守るための筋肉や靭帯、腱などの組織がたくさんついています。

 

これらの肩を守ってくれている組織が姿勢の悪さなどによって、柔軟性を失い、血流が悪くなってしまうと、【コリ】という現象につながっていくものと

考えられています。

 

ほとんどのこりの場合は、生活習慣によるものと言われますが、その中でも姿勢は本当に大切です。

特に猫背や巻き肩と呼ばれる姿勢の悪い二代巨頭のような存在があります。

 

この姿勢になってしまうと、背中が丸くなり、肩甲骨が前に巻き込まれて、肩の関節の動きが悪くなっていきます。

肩の動きが悪くなると、肩の周りの大きい筋肉も小さい筋肉も、その他の組織も全部働きが悪くなってしまい、過度な緊張状態を生み出し、血流が悪くなります。

 

 

 

 

◆肩こり、首こりの予防と対策

肩こり、首こりの一番の予防策は、筋肉を緊張させず、血流をいつも良い状態に保つことです。

具体的な対策としては、

 

【対策A】

・毎日しっかり入浴すること

・隙間時間を使ってこまめにストレッチや体操をすること

・よく寝ること

・栄養バランスを考えて食事をすること

・ストレスを溜め込みすぎないこと

・筋トレや有酸素運動を習慣化すること

 

こういったことが大切になってきます。

 

次にその場しのぎの対策としては、

 

【対策B】

・シップを貼る

・薬を飲む

・マッサージを受ける

 

こういったものがありますが、決して悪いわけではありませんが、長続きしません。

すぐに元に戻ってしまいますので、【対策A】は根本改善のためには必須であると考えています。

 

 

 

◆肩こり、首こりを放置すると病気になる?

単なる肩こりだから放っておいたらいつか治るだろうと思って放置し続けていると、

四十肩、五十肩になってしまったり、肩の奥の方にある部分を痛めてしまう、腱板損傷という状態になることもあります。

また、痛みがひどくなることで、睡眠障害になったりもします。

睡眠の質が低下すると、心臓の病気になったり、糖尿病のリスクが高くなることもあります。

 

肩こりがひどい状態を放置することで、当院には頭痛を訴える方も多く来られますし、慢性的なコリを抱え続けたがばかりにうつ傾向になっているケースもあります。

 

放っておいて良いことは何一つありません。

できるだけ早い段階で、対策を講じていきましょう。

 

 

◆まとめ

肩の痛みには、大きく分けると、【肩こり、首こり】、【四十肩、五十肩】、【腱板損傷】の3つに分類されます。

その中で、肩こりが一番多く、原因は筋肉の緊張と血流の悪さによるものです。

 

そして、猫背や巻き肩など姿勢の悪さによって、肩こりがひどくなっていくため、姿勢の改善は肩こり予防には必須となります。

 

また、肩こりを軽視して放置していると大きな病気にもつながる可能性もあるため、できるだけ早いうちに悪い芽を摘んでおいた方が、健康寿命が伸びていくでしょう。

 

もし、肩周辺の痛みや、こりでお悩みなら、当院の整体は姿勢改善にもつながりますから、ぜひ一度ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、私が一番なりたくない病気である、【糖尿病】についてのお話です。

糖尿病の詳しい解説ではなく、糖尿病にならないように意識して生活していたら、健康になれるんじゃないかと

思いました。ご興味がありましたら、どうぞ最後までお付き合いください。

 

◆はじめに

現在、日本人の6人に1人は糖尿病(糖尿病予備軍も含む)だと言われています。

平成28年の厚生労働省による国民健康・栄養調査によると、その数なんと1000万人にも及ぶとされています。

コロナ禍の自粛生活中に過食、運動不足、ストレスなどから糖尿病になる人が急増したと言われています。

 

糖尿病はサイレントキラーと言われ、深刻な合併症が現れるまでは、ほとんど自覚症状がありません。

放置するとどんどん進行していき、気づいた時には手遅れということも少なくありません。

 

そうなってほしくないので、今回は、実践的な予防方法を中心に書いていきます。

 

 

◆食事

まずは肉の脂質の問題です。

肉に含まれる飽和脂肪酸の摂取が糖尿病のリスクを高めると言われていますので、

魚中心の食生活に変換することをお勧めします。

魚の多価不飽和脂肪酸の摂取は糖尿病のリスクを抑えてくれると言われています。

イワシ、サバなどの青魚、オリーブオイルが良いでしょう。

 

次に食べる順番ですが、基本は

①オリーブオイル少し(空腹感を抑える働き)

②野菜、きのこ類、海藻など食物繊維が多いもの

③魚、肉など(卵、豆腐、納豆など)タンパク質

④米、パン、麺など炭水化物

 

このような流れを意識しましょう。

 

最後に食事量ですが、毎食腹八分目を意識しましょう。

余力がある時に食事を終える習慣を身につけましょう。

間違っても毎回腹一杯食べるようなことはないようにしてください。

 

食事に関してのNG行為集

・朝食を抜く 

・間食をとる(お菓子)

・清涼飲料水を飲む

・毎日の飲酒

 

これらは血糖値のコントロールや体重コントロールといった問題に直結しますので、

もし当てはまるものがあれば、改めた方が良いでしょう。

 

 

◆運動

基本的には有酸素運動を毎日できるのであればやった方が良いです。

それも30分以上は連続した運動が望ましいと思います。

 

筋トレで筋肉を増やして、血糖を燃焼できる場が増えることは期待できますが、

血糖をコントロールするという意味では、やはり有酸素運動の方に軍配が上がります。

 

◆睡眠

色々な知見を参考にすると、最も良いとされている睡眠時間は7時間前後とされています。

5時間以下だと糖尿病リスクが最も高く、9時間以上でも高いということがわかっています。

短すぎても、長すぎても良くないということですね。

 

 

◆まとめ

今回は、糖尿病にならないための実践方法をお伝えしていきましたが、ある程度のことは、もうご存知の内容だったかと思います。

ただ、知っていることと、やれていることでは全く違います。

知っていても何もしていなければ、何の意味もありません。

健康的な生活を送るために、頭に入れた知識を実践して、体に変化が出るまでやり続けること。

これこそが本当に大切なことなんだと思います。

 

 

もし、何かわからないことや相談してみたいことがあれば、お気軽にご相談ください。決して1人で悩まないでください。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、よく患者さんから質問されることに対して、私が回答している内容をお伝えしていきます。

 

 

◆はじめに

よく体を温めたら健康になれるよ。という話は聞いたことがあるかもしれません。

昔から温泉に入って病気を治すという湯治療法がよく知られています。

ではなぜ体を温めることが健康に良いのか?というとあまり詳しくは聞いたことがない人がほとんどではないでしょうか?

今回は、体を温めるとなぜ良いのか?という話を紐解いていきたいと思います。

ご興味がございましたら、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

 

 

◆人間の体温について

通常、人間の体温は36.5度くらいが健康体だと言われています。

この状態で免疫機能や新陳代謝が正常に働き、ウィルス感染から守ってくれています。

また、体内の酵素の働きや消化吸収にも影響しています。

そして、健全な体温を維持することで、エネルギーを作ることもできています。

こういった作用があることから、体温はある程度高い方が良いと考えられています。

 

しかしながら、最近は冷え性や低体温症の人が増えていることもあって、このことからも

病気になりやすい傾向があるのではないかという見方もあります。

 

 

◆低体温の人が増えている原因

体温を作ると考えられている場所はどこかご存知でしょうか?

一般的には、筋肉や肝臓、胃腸と言われています。

ということは、筋肉が少ない人、肝臓が悪い人、胃腸が悪い人というのは、

体温を作ることができないため、低体温になる可能性が高いということが言えそうです。

 

その他にも、腎臓や心臓、肺も体温調節に関係していることも考えられています。

 

こういった組織に何らかの問題を抱えている人の体温はエネルギーを作ったり、エネルギーを体に巡らせる力が

少ない状態になるため低体温になっていきます。

 

 

◆体を温めることの意味

自分自身でエネルギーや熱を作ることができない方は、何かの力を借りて体を温めないといけません。

そうやって体温を一時的にでもあげておかないと病気になりやすい状態になります。

また、体を外部から温めることによって、心地良さを感じます。その結果、体が緩む反応が生まれ、全身の血液循環が

良くなり、老廃物が排泄されやすくなります。

その結果、新陳代謝が促進され、健康体に近づいていくということです。

 

逆に体を冷やしてしまうと、体は緊張し、硬直状態となり、血液循環が滞り、病気になりやすい体になっていくということです。

 

 

◆体の歪みと冷え

私のところに来られる患者さんは、冷え性の方が多いのですが、全身状態をチェックするとほとんど100%体が歪んでいます。

歪み方は千差万別ですが、先に述べたように、問題のある臓器に負担をかけているような歪み方が多いのは間違いありません。

その歪みを整えてあげることで、臓器的な疲労や負担は取れやすくなり、機能が回復していくものと考えています。

 

 

◆女性の冷えの悩みは根深い

女性の患者さんが冷え性を訴える時に、冷え性改善するには、年単位で取り組む必要があります。と私はお答えするようにしています。それはなぜかというと、足、脚の歪みがかなりひどいからということです。

 

x脚やO脚、回内足、回外足、扁平足、外反母趾など足のトラブルが多すぎて、骨盤も傾いていることが非常に多いのです。

こういった事情もあって、単に体を温めれば冷え性が改善するというレベルではない女性が急増しています。

 

当院では、このような足、脚の歪みのトラブルに対して整体を行い、骨盤の歪みも矯正していきます。

 

 

 

◆冷え性の予防と対策

冷え性にならないためには、まず取り組むべきことは、運動です。必要最低限の筋肉量を確保できるように日々、筋トレやウォーキングなどを

行うようにしましょう。

次に上記に挙げた臓器に負担をかけるような生活をしている方は、改めた方が良いでしょう。具体的には、喫煙や飲酒をやめることと、食生活においては、

栄養素の偏りがないバランスの良い食事を心がけることが大切です。

その上で、体を温めるための入浴や、服装などに気をつけていくことが重要になってきます。

 

いずれにせよ、先にお伝えした中にも、体が緩んでいないと、全身の循環が悪くなってしまいますので、整体を受けることも視野に入れておいてほしいと思います。

 

 

◆まとめ

今回は、体を温めることに対してのお話から、体の歪みに関することまで、大変長くなってしまいました。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

体を温めることの大切さ、冷え性でお悩みの方の対策など、この問題に関しては、まだまだ伝えきれていないことが多いので

また機会があれば、継続して記事にしていきたいと思います。

 

もし、冷え性で困っていて、なかなか改善しない方は、一度、ご来院ください。きっとご満足いただける状態にして見せます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は、私が日頃から体のメンテナンスは歯磨きと同じですよという話を患者さんにしているのですが、歯のメンテナンスをしっかりしておかないと、

体に悪影響を及ぼすということをお伝えしていきます。歯のケアは全身の病気の予防にもつながります。

ご興味がありましたら、どうぞ最後までお付き合いください。

 

◆はじめに

現在、日本人の成人の80%が歯周病にかかっているということはご存知でしょうか?

にも関わらず、治療する習慣もなければ、歯周病がどういうものなのかも知らない人が多いのが現状です。

 

◆歯周病とは?

改めて歯周病とはどう言ったものなのでしょうか?

 

歯周病の具体的な症状は、

・歯茎が腫れる

・食事や歯磨き時に出血する

・歯に違和感がある

・歯に痛みがある

・口臭が気になる

 

こういったものがあります。

 

歯周病は感染症です。

治療しなければ、ずっと続きます。そしてどんどん悪化していきます。

自然治癒はなく、放置すれば最悪の場合、歯が抜けて、菌が全身にまわり、糖尿病や心臓病、脳血管疾患など深刻な病気につながる可能性があります。

 

体も似たようなことが言えます。

体のどこかに痛みがあるのに放置していると、体が歪み、痛みがひどくなり、やがて背骨の病気や内臓の病気に発展することもあります。

 

 

◆歯周病の対策と予防

まずは毎日歯を丁寧に磨くということです。

そして、定期的に歯の検診に行くことです。

毎日毎食後に歯磨きしているから大丈夫というあなたが一番危険です。

人にはクセというものがあって、磨き方にもクセがあるため、必ずと言って良いほど磨き残しがあります。

そういう意味で、定期的にプロにチェックをしてもらうことが必要になります。

 

体でも同じで、毎日自分は運動や体操をしているから大丈夫と言っている人ほど、体が歪んでいたりするものです。

歯でも体でもメンテナンスに終わりはありません。人生を終える最後の日までメンテナンスは続くものです。

 

それを怠ってしまうと、健康な体を維持することはできないと思っておきましょう。

 

 

 

◆歯周病を放置したらどうなるか?

歯周病であるにも関わらず、それを放置したら先ほどもお伝えしたように感染症なので、菌が全身にまわってしまいます。

そうすると血管内に炎症が起きることによって、それが引き金になり、脳や心臓の病気、糖尿病にまで発展することもあるようです。

不具合が生じているのに放置していればいつかは自然に治るだろうとのんびり構えていると、やがて大病につながるケースもあるので、ご注意ください。

 

 

◆何にお金と時間を使うのかが大切

日本人は病気になってから、それを治すために大金を使う傾向にあるようです。

一方で欧米人は病気になる前に予防することにお金を使う傾向にあるようです。

あくまでも傾向の話です。

 

これは人それぞれの価値観だと思いますが、どこにお金と時間を使うのかで、人生を楽しめる時間が変わってくると考えています。

私は、病気になるのが嫌だし、病気で闘病生活を送ることなんて絶対したくないので、予防のためにお金と時間を費やします。

そして、健康を害するようなことはほとんどしません。

 

何をするにしても自分の健康な体があってこそという考えが自分にしっくりきているので、健康の大切さを患者さんにも伝えているつもりです。

 

 

 

◆まとめ

今回は、歯周病に絡めてメンテナンスの重要性についてお話ししてきました。

毎日毎日お忙しくされている方にとっては、体のメンテナンスに時間を割くことはできないという方もいらっしゃると思います。

ただ、1分でも2分でもいいんです。ちょっとだけ、毎日頑張っているご自身の体を労わる時間を作ってあげて欲しいんです。

今回はそれを伝えたかったんです。

 

 

もし、どうしても体のメンテナンスは自分ではできないとお困りの方は、一度、ご来院ください。きっとご満足いただける状態にして見せます。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、【太りやすい人と太りにくい人がいるのはなぜ?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

体重が重たくて、一生懸命ダイエットに取り組んで食事制限したり、運動したりしていても一向に体重が落ちません。というお悩みの方が多くいます。当院の患者さんの中にも、一定数いらっしゃいます。

 

膝への負担、足腰への負担を減らすためにお医者さんからダイエットを指示されているのに、体重が落ちなくてご相談に来られる方もいらっしゃいます。

 

そういった方のために私がヒアリングをしてきて、そこそこ成果を出してきた実績をもとに、私なりの見解を述べていきたいと思います。

 

科学的な根拠というよりは、可能性のお話なので、あなたには当てはまらないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

◆体重が落ちない本当の原因

ダイエットに取り組まれている方はよくご存知だと思いますが、基本的には、体重の増減は、カロリーの収支です。

取り入れたカロリーよりも出ていくカロリーが大きければ、体重は減っていきます。

これはどうやっても動かせない事実です。改めて、ご自身の食生活を詳細に記録してみて、収支を見つめ直すことをお勧めします。

 

そこをクリアしているのにも関わらず、体重がなかなか落ちない場合、

 

酸素の取り込み量が少ない可能性があります。どういうことかというと、呼吸が浅いということです。

毎日お忙しく過ごしていると、ゆっくり呼吸をすることが少なくなります。最近意識して深呼吸されましたか?

酸素は脂肪を燃焼する働きがありますので、その量が少ないとなかなか燃えてくれません。

 

さらには、基礎体力が低下していると鼻呼吸ができずに口呼吸になっている可能性があります。

鼻呼吸の方がエネルギーを必要とします。猫や犬など哺乳動物は口呼吸をしません。

 

そして、筋肉量の違いも大きな原因の一つと言えそうです。

毎日毎日歩いているのに体重が落ちませんという方に対して、

歩くのを一旦やめて、階段の昇り降りをしてくださいと指示を出したことがあります。

2週間毎日続けてもらったら、1キロ体重が減った事例がありました。

これは、毎日同じことを繰り返していると体は省エネモードになり、カロリーを消費せずにできるようになってしまうからです。

 

 

◆食事制限や運動をしているのに体重が減らないことへの対策

これまでかなり頑張って来られたあなただから、こういった記事も読んでおられると思います。

食事にも気を遣い、運動も一生懸命出来るだけ休まず続けてきたのに結果が出ないと迷宮入りしている状況。

そういった状況であるなら、上記に挙げたような原因が考えられますので、一旦原点に立ち返ってみるのも一つの方法だと思います。

 

改めて現状を把握することで、やり過ぎていること、足りていないことが見つかることもあります。

 

それでも自分のやっていることには穴がない。という方は、内科的な問題が潜んでいる可能性もありますので、一度血液検査など健康診断を受けられることをお勧めします。

 

 

 

◆まとめ

これまで、色々とダイエットに取り組んできたものの、体重に変動がほとんどなくて困っている方のほとんどは、

カロリーの収支でプラスになっています。体重の増減はほとんどはカロリー計算で決まります。

 

そこができているのに、体重が減らない方の場合、今回記事にした、体重が落ちない原因のカロリー以外の項目に再度目を通していただきたいと思います。きっと何か変化が出るはずです。

 

 

もし、ダイエットを頑張っているのに結果がなかなか出ないとお困りの方は、ご質問、ご相談くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、【認知症を予防したいんだけど、整骨院でもできるのかな?】というものがありましたので、それに対しての回答として記事を書いていきます。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

平成29年版の高齢者白書や厚生労働省によると、認知症高齢者の推定は、2012年に462万人、2025年に730万人になると言われていて、およそ5人に1人が認知症になると言われています。

団塊の世代が全て75歳以上となる2025年には、全人口の18%を後期高齢者が占めます。2040年には65歳以上の高齢者が全人口の35%を占めることが予想されています。

これからの日本の最大の課題と言っても過言ではない問題が、認知症の問題です。

今回は、これから誰しもが直面するかもしれない認知症について、どうすれば予防できるのかという観点からお伝えしていきます。

 

 

 

◆認知症の原因

認知症が発症する数十年前から、認知症の原因物質であるアミロイドベータが蓄積されることによって認知症が発症すると言われています。

ということは、75歳ぐらいで認知症が発症すると仮定したら、40歳代から認知症のケアをしておくことが必要になってくるということです。

私も40歳代なので、もうすでに対策していかないと手遅れになるかもしれないということですね。

 

 

 

◆具体的な認知症にならないための予防や対策

まずは、アセチルコリンをいつも正常に働くようにしておくことです。

アセチルコリンという物質は、副交感神経を優位にしたり、血流を良くする働きがあります。

認知症は脳の神経細胞が働かなくなる病気なので、脳の血流を常に良くしておく必要があります。

 

アセチルコリンが正常に働かせるために必要なことは、

運動すること、肌に刺激を与えることがあります。

運動は言うまでもなく、筋トレや有酸素運動を30分以上行うことです。

肌への刺激は、乾布摩擦をしたり、マッサージを受けたりすることです。

 

 

次に、睡眠です。

良質な睡眠をとることで、アミロイドベータを抑えることができます。

認知症にかかる一番のリスク要因は睡眠不足と言っても過言ではありません。

 

最後にアセチルコリンの働きのところでも出てきましたが、筋肉から出るイリシンという物質が

アミロイドベータを分解する酵素を増やす働きがあることがわかっています。ということは、筋トレをして筋肉量を

増やしておけば、認知症予防につながるということですので、スクワットや腕立て伏せなどで大きな筋肉をトレーニングする

ことはとても大切なことだと言えそうです。

 

補足的にではありますが、歯医者さんから聞いたところによると、歯周病菌が脳内のアミロイドベータを取り込んでしまう受容体を増やしてしまうという

ことで、毎日のマウスケアをしっかり行うことも認知症予防につながります。歯は命です。

 

 

 

◆整骨院でできる認知症予防

アセチルコリンを正常に働かせるためにはのところにも出てきましたが、肌への刺激(皮膚刺激)に最も適しているのが、整体だと思います。

 

直接、患者さんの身体に触れて刺激を与えることもできますし、さする、押す、揉む、ねじる、引っ張るなど色々な刺激の種類もあって、アセチルコリンの分泌に

良い影響を与えることもできますし、リラックス効果を与えることで、副交感神経を優位にして、血流を良くすることもできます。

 

整骨院で整体を受けるメリットはとても大きいです。

40歳代から始める認知症対策で一番大切なのは、【整体を受けること】かもしれませんね。

 

 

 

◆まとめ

自分はまだまだそんな年齢じゃないからと言っていたら、手遅れになっていた。なんて言っても後の祭りです。

簡単にできることを今すぐ始めましょう。

認知症になると本人は何もわからなくなるだけですが、周りの大切な人を苦しめることになりかねません。

上記に書いてきたような予防や対策を少しずつでも実践することで、発症確率を下げていきたいですね。

 

 

もし、認知症の予防の件でご質問、ご相談のある方は、ぜひ一度ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
 

今回は当院の患者さんから寄せられる質問の中から、比較的多い【雨や湿気で体調を崩す人が多いのはなぜなのか?】について私なりの見解をお伝えしていきたいと思います。もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

◆はじめに

最近になって「天気痛」とか「気象病」ということが言われるようになりました。

気候の変動が体調に影響することが少しずつわかってきているので、昔のように、「気合が足りない」「やる気がない」「甘えるな」という心ない声も少なくなっていきそうですね。
 

当院に来られる患者さんの中にも、時折、雨の日になると頭痛が出たり、身体が重くて動きたくない、朝起きられないといった悩みを訴える方が来られます。
 

雨や湿気が身体にどういった影響があるのでしょうか?

 

 

 

◆雨や湿気が身体に及ぼす影響

雨や湿気が多い時、身体中を流れる血液中の水分量が増えます。水分量が多いと、血管に過剰に圧がかかって負担がかかります。血圧が通常よりも上がりやすくなるということです。
 

同じく気圧の変化によっても、血管が広がったり、縮んだりすることに影響しますので、いつもと違う環境に身体が急に合わせていかないといけなくなって、パニックになり、それが引き金になって頭痛が起きたり、頭が重だるい、身体全体が重だるくて動きたくないといった症状につながると言われています。

 

また、心臓にも負担がかかりやすくなりますので、心臓の疾患を抱える方は要注意となります。

 

 

◆雨や湿気による体調不良の原因

日本は海洋性気候で高温多湿な気候です。

特に5月、6月になると梅雨時期ということもあって、通常よりも雨が多くなり、湿気が多く、気圧の変動も大きくなりがちです。

 

空気中の湿気が多いと身体のむくみにつながります。体内の水分量が必然的に増えます。

気圧が低くなると、身体は膨張しやすくなります。

 

特に女性は毎月の月経とか妊娠、出産のために男性に比べて水分をたくさん体に溜め込みやすい傾向があります。

 

身体の中に水分が多いと、同じ気温でも体が冷えやすくなります。それとは逆に水分を体にたくさん溜め込みすぎると、体が蒸し蒸しするようになって、体調を崩しやすい傾向にあるようです。

 

 

◆雨や湿気による不調の対策と予防

湿気や雨が降る時に体調が悪くなるとわかっている場合は、身体の水はけを良くすることをおすすめします。

お風呂に少し長めに浸かって汗をかいたり、有酸素運動をして汗をかくことで、身体の中の水分量をうまく調整できるようになりますので、比較的体調を安定させることができます。

 

食事での対策としては、夏野菜である、きゅうり、なす、トマトなどを摂ることをおすすめします。

夏野菜は、身体の中の余分な水分を体外に排出する効果がありますので、湿気が多くなってきたり、雨が多い時期などは積極的に食事に取り入れると体内の水分コントロールがうまくいくようになります。

 

 

 

 

◆まとめ

5月、6月は梅雨時期に入ることもあり、雨が多く、湿気が多い時期になります。

身体の水分量が増えることで、様々な影響が身体に及びます。

体内の水分量が増えることによる体調不良は、身体の水はけを良くすることで解消することが可能です。

しっかり汗をかくぐらい運動して、入浴することで、上手く体内の水分量をコントロールしていきましょう。

 

 

もし、雨や湿気など気候変動による体調不良でお困りの方は、ぜひ一度ご相談の上、ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

今回は一般的にもよく知られている【坐骨神経痛】について、私なりの見解をお伝えできればと思います。

もしご興味がありましたら、最後までお付き合いください。

 

 

 

◆はじめに

腰痛を訴えて当院に来られるケースの中でも、病院で「坐骨神経痛」と診断されている方が非常に多いです。
確かに症状を詳しく聞くと、腰痛というよりは、お尻からふくらはぎにかけての痛みとしびれを訴えておられることが

多いように感じます。

 

そもそも坐骨神経痛というのは、病名ではありません。このような症状を総称して坐骨神経痛と言っています。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群といったものでも、坐骨神経痛を起こすという具合です。

 

 

 

◆坐骨神経痛になる原因

私は、まず体全体のバランスをみて、左右、前後などゆがみがある場合は、腰や足に負担がかかっていると考えます。

背骨や体全体がゆがむと、斜めの床に立っているようなものなので、腰や足の一部に負担がかかり続けます。

 

気づかない間に踏ん張っている感じです。

そして負担がかかり続けることで筋肉や、骨と骨をつなぐ靭帯、筋肉を動かすための親指ほどの太い坐骨神経と呼ばれる神経が潰されてそれが痛みや痺れを引き起こしてしまうのです。

 

 

◆ゆがんだ体の具体例

多くの患者さんの例からそれはわかります。

 

腰の痛みから足の痛みや痺れが出ている患者さんの体を検査をしたり写真に撮ると、まっすぐ寝てくださいねと言っても単純にまっすぐ寝られなかったり、痛みが出ていない状態でもまっすぐ立てなかったりします。(画像にある患者さんがとても良い例です。)

 

 

それはつまり偏った使い方によって体がゆがんでしまい、動きにくい状態で毎日生活したり仕事をしたり運動をしたりしたことによって、無理がかかって痛めてしまったと言えるのです。

 

画像の方は、お尻と足にしびれと痛みを長年感じていて、最近になって徐々にひどくなってきたようです。

ここまでくるとかなり進行してしまって、なかなか自力で改善することは難しいと思います。

 

 

◆坐骨神経痛の対策と予防

坐骨神経痛になってしまったら、痛みやしびれがきついので、早く痛みを取ろうとして、動かしたり、伸ばしたりしてしまいがちです。

でもよく考えていただきたいのですが、ゆがんだ状態で頑張ってきたのに、またその状態で、運動やストレッチを頑張ろうとしているわけですから、

さらに負担になってしまいますよね。

 

まずはゆがんだ状態から抜け出すために、休息が必要です。

お風呂にゆっくりつかる。睡眠をたっぷり取る。栄養もしっかり摂る。こういった基礎的なことを2週間ぐらいは続ける必要があります。

 

あなたの身体は悲鳴をあげているわけですから、しっかりその声に応えてあげましょう。

 

そして、当院のようにゆがみを丁寧にみてくれる治療院を探して身体のメンテナンスもしてあげることが大切です。

 

 

◆まとめ

坐骨神経痛が出ている間は、かなりつらいと思います。早く治したいという気持ちから、ネット情報を調べまくったり、動画で運動や体操をしてみたり、色々と頑張っておられると思います。

それでもなかなか改善しない方がとても多いので、今回記事にして、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

もし、夜も寝られないようなお尻から足にかけての痛みやしびれでお困りの方は、一人で我慢せずにぜひ一度ご相談の上、ご来院くださいね。

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

◆はじめに

私はほとんど毎朝30分〜60分ぐらいウォーキングをしています。

少し早歩き程度のスピードでリズム良く歩いています。

心拍数は100〜120ぐらいで無理のない程度に続けています。

今のところ、心身共に健康状態を保てています。

一方で、毎日運動しているのに、身体が痛くなってしまう人もいらっしゃいます。

私とその方との違いは何なのか。

結構、重要なことだと思ったので、解説していきます。ご自身が毎日運動しているのに、体のどこかに不調があるという場合は、お役に立てる内容になると思います。良かったら最後までお読みくださると嬉しいです。

 

 

◆運動とスポーツの違い

これは、私の個人的な見解になりますが、

スポーツというのは、相手と競ったり、技術を向上させたり、勝ち負けをつけたりするものだと考えています。

相手と対決して勝つために、日々トレーニングを続けて、筋肉をつけたり、スピードを上げたり、持久力を高めたり、

難しい技術を習得したりするものだと捉えています。

 

またスポーツは、競技の特性というものがあって、その競技特有の動きがあるため、偏った筋肉の使い方を余儀なくされます。

 

野球やゴルフは右打ちなら右打ちしかしませんし、サッカーやラグビーなどはポジションによって片側のサイドだけで動く人もいたりします。

 

その他の競技でも同じように特有の動作があるため、どうしても偏った身体の使い方になってしまいます。

 

一方で、運動は、日々健康に過ごすために、体全体を満遍なく動かして、筋肉をほぐしたり、血流を良くしたり、

最低限必要な筋肉を維持するために行うものだと捉えています。

 

何が一番の違いなのかというと、スポーツは体力レベルや技能レベルを向上させるために、自分の限界を超えることをしていかないといけないということです。

 

運動は限界を超える必要はなく、必要最低限の体の機能を維持させるために行うものということです。

 

私が毎朝ウォーキングしているのは、相手と競うことも、技術を向上することも、勝ち負けもありません。記録更新を狙っているわけでもありません。

最低限の体力維持、体型維持、リフレッシュのためだけにやっていることなので、【運動】です。

 

ウォーキングでも時間を計測し始めたり、距離をもっと伸ばして自己記録更新を狙ったり、前の人を追い抜かしたいといったものが出てくると競技色が強くなるため【スポーツ】になってしまいます。

 

ということは多少の無理をすることになるわけです。

 

 

◆無理すると身体に負荷がかかる

私のようにごくごく普通の一般人がスポーツをしてしまうと、身体のどこかがいずれ悲鳴をあげてしまいます。

健康のために始めたにも関わらず、身体を痛めつけてしまう訳ですね。

 

マッチョになりたいからという理由で筋トレを始めた方は、それは運動ではなくスポーツです。

どんどん重いものにチャレンジして負荷をかけていかないと、体は大きくなりません。

 

 

◆あなたがやりたいのは運動?それともスポーツ?

あなたが実際に目指すのは、どちらですか?

A:生涯、健康な状態を維持させて生活したい。

B:何かの競技をしていて筋力、スピード、持久力、技術、これらを向上させたい。

 

Aであれば、無理なくずっと続けられる余裕のある運動をすることが大切です。目的は健康状態でずっといることです。

Bであれば、多少のケガや身体のどこかに不具合が出ることも頻繁にあるということを抑えておいてください。必ず身体のメンテナンスが必要になります。

 

当院に来られる患者さんの中にもBをしているのにAを目指している方もいらっしゃいます。

そういう方にはこれまでお伝えしてきたことと、全く同じことを言って、ご理解いただいています。

 

 

◆まとめ

毎日のように運動をしているのに、なぜがいつもどこかが痛いのは、運動ではなくスポーツをしてしまっている可能性があります。

今、ご自身がされていることを思い返してもらって、昨日よりも今日、今日よりも明日という感じで何かを向上させようとしているのは、スポーツをしています。

運動とスポーツの違いを認識するだけでも、身体に対しての向き合い方が変わってくると思います。

 

最後になりますが、運動をしていても、スポーツをしていても、どちらでも身体に不具合が出ることはあります。

そういった時に、当院の整体は絶大な効果を発揮しますので、日頃から身体を動かす習慣があるのに、痛みなど不具合がある方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

◆はじめに

当院には、膝の痛みを訴えてお越しになられる患者さんもいらっしゃいます。

厚生労働省の発表によると、60歳以上の人のうち、約3000万人が膝の痛みを抱えていると推定されています。

これは全人口の4人に1人にあたります。

また60代、70代の2人に1人が膝の痛みを抱えています。

ここまでの割合になるともはや国民病と言っても過言ではないと思います。


膝の痛みの中で多いのが、変形性膝関節症です。

今後、超高齢化社会が加速していくと、さらに膝の問題を抱える人たちが増加するのは、目に見えています。

 

 

今回はこの変形性膝関節症になると、体の中ではどんなことが起こっているのかについて、解説していくとともに、今現在、

この症状にお悩みの方が少しでも不安に思っていることを解消できるような内容をお伝えできればと思っていますので、

ぜひ最後までお読みください。

 

◆ご自身が変形性膝関節症に該当するかどうかチェックリスト

 

☑︎立ち上がる時に膝が痛い

☑︎歩き始めに膝が痛い

☑︎その他、動作を始める時に膝が痛い

☑︎休めば痛みはマシになる

☑︎膝が痛くて正座ができない

☑︎膝が痛くて階段の昇り降りができない

☑︎膝がピンと伸びにくい

☑︎膝の周りが腫れぼったい

☑︎右と左の膝の形が違う

 

 

上記のチェックリストに複数当てはまるものがあれば、変形性膝関節症の可能性があります。

まずは、整形外科を受診して、画像検査をすることをオススメします。

 

 

 

◆変形性膝関節症とはどんな病気なの?

簡単に言うと、加齢とともに膝の軟骨が硬くなったり、すり減って関節が変形していきます。

また、骨折したり、靭帯や半月板のケガの後遺症によって発生することもあるようです。

高齢になればなるほど、発生率は高くなり、女性に多く見られます。

肥満の方も、膝への負担が大きくなるため、発生しやすいと言われています。

 

 

 

◆特徴的な症状

特徴的な症状は、

 

①動き始めに膝が痛い

②階段の昇り降りで膝が痛い

③膝に水が溜まって腫れている

 

などが挙げられます。

 

 

◆変形性膝関節症の対策と予防

変形してしまった膝の関節を元通りに戻すことは、ほぼ不可能です。

再生医療が進む中で、可能性はゼロではありませんが、今の医療では厳しいと思います。

 

その中で、変形性膝関節症にもうすでになられている方の対策としては、膝周辺の筋肉を中心に歩くのに必要な下半身の筋肉をしっかりトレーニングして

今よりも筋肉量を落とさないことが、必須です。

そして、もし今、体重が標準体重をオーバーしていたり、BMIの基準値より高い場合は、減量をして、膝への負担を取ってあげないといけません。

 

予防でも同じようなことが、言えます。今、肥満傾向にあるようでしたら、確実に体重を減らしていかないと、5年先、10年先が大変なことになりかねません。

ずっとご自身の足で歩いて生活をしていくつもりなら、逃れられないことだと考えています。

 

トレーニングや減量はちょっと時間がかかるものなので、正直今すぐにどうにかなるものではありません。

そこでおすすめしたいのは、靴や中敷(インソール)の見直しです。

これは、今履いている靴やインソールが足に合っていない可能性もあるので、一度靴の専門家に相談してみて、自分に合うものを教えてもらいましょう。

 

ご自身が思っているサイズとは違うものを勧められることが多いです。実は適正サイズが違っていたなんてことはよくある話なので、こういった視点も

持っておいた方が良いでしょう。

 

 

◆まとめ

変形性膝関節症など、膝の問題を抱えている人は本当にたくさんいるのにも関わらず、適切な治療を受けておられない方がとても多いように思います。

膝の名医に診てもらう必要はありませんが、膝のことが詳しい医師に診てもらうことは大切でしょう。
そして治療を受けているのに、何の変化も感じないのは、あなたのせいではありません。先生の力量でしょう。

 

もし、先生の腕が相当良いとしても、一回の治療で良くなるほど、人間の体はそんなに都合よくできていません。

これまで負担をかけ続けてきたわけですから、コツコツと治療を続けて、少しずつ負担を抜いていく流れを作ることが大切です。

 

関節が変形してしまったからと言って、諦めることはありません。

まだまだやれることはたくさんありますので、諦める前にあらゆる手段を試し切りましょう!

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
 

 

◆はじめに

お尻から足にかけてのしびれを訴える病気の代表的なものの一つに【腰部脊柱管狭窄症】があります。

当院でも腰から足にかけての痛みやしびれを訴えて来られる方がたくさんいらっしゃいます。

この症状は、歩くことで症状が悪化するため、長時間歩けないことで生活の質が低下することが最大の悩みとなっています。

 

今回はこの腰部脊柱管狭窄症になると、体の中ではどんなことが起こっているのかについて、解説していくとともに、今現在、

この症状にお悩みの方が少しでも不安に思っていることを解消できるような内容をお伝えできればと思っていますので、ぜひ最後までお読みください。

 

◆ご自身が該当するかどうかチェックリスト

 

☑︎年齢が60歳以上

☑︎お尻の周辺に痛みやしびれがある

☑︎5分ぐらい歩くと足に痛みやしびれが強く出てきて、少し休むと復活する

☑︎立ちっぱなしで仕事をしているとお尻〜太もも〜ふくらはぎ、すねにかけて痛みやしびれが出てくる

☑︎痛みやしびれはお尻や足の両側あるいは片側に出てくる

☑︎前屈みの姿勢になると楽になる

☑︎自転車に乗っている時は痛みやしびれは出てこない

 

上記のチェックリストに3つ以上当てはまるものがあれば、腰部脊柱管狭窄症の可能性があります。

まずは、整形外科を受診して、画像検査をすることをオススメします。

 

 

 

◆腰部脊柱管狭窄症とはどんな病気なの?

簡単に言うと、加齢とともに背骨が変形して、背骨の中の空洞が狭くなります。その空洞の中を通る脊髄というとても大切な部分が

圧迫されることで、腰やお尻、太もも、ふくらはぎが痛くなりしびれが出てくるという病気です。

 

 

◆特徴的な症状

最も特徴的な症状は、間欠性跛行と呼ばれるものです。これは、歩き始めて5分ぐらいすると、お尻から足にかけて痛みやしびれが出てきて

徐々に足が前に出なくなります。やがて立ち止まって座って前屈みになって少し休憩すると、復活してまた歩けるようになります。

症状が重くなればなるほど、歩ける時間も距離も短くなっていきます。

また、重症化したものになると、排尿・排便の障害が出てくるものもあります。

 

 

◆基本的な対策と予防

ご自身がこういった症状を感じたら、まずは整形外科に行き、診察を受けるようにしてください。

そして、レントゲンや場合によってはMRIの検査を受けて、中がどういった状況なのかをきっちり診てもらうことが大切です。その上で、どういった治療をしていくのかを医師の判断をしっかり聞いて、対応していきましょう。

この症状の予防は、背骨への負担をどれだけ日頃から減らせるか。これに尽きると考えています。
長時間同じ姿勢で座り続けたり、身体が捻った姿勢でテレビを見ていたり、要するにゆがみを常態化させてしまうと背骨へのストレスが増加していき、腰部脊柱管狭窄症のリスクが高くなってしまいます。

常日頃から身体がゆがんでしまわないように気をつけることが最大の予防だと思います。

 

 

◆それでも変化がない時は

もし、現状病院に通われているにも関わらず、一向に症状の変化がない場合はどうしたら良いのか?と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

当院にもそういった方からのご相談を日々いただいております。

 

その時は、一度別の視点からのアプローチを受けた方が良いこともありますので、最寄りの整骨院さん、あるいは当院までご相談ください。

 

 

◆まとめ

腰部脊柱管狭窄症になると、歩くことに問題が出るため、日常生活での制約が多くなります。

上記のチェックリストを活用して、当てはまるものが複数あれば、我慢せずにすぐに医療機関へ行きましょう。

放置すると変形が進む可能性があります。そして重症化する恐れもあります。

とにかく早めの対処が大切です。

現在治療中の方で、一向に変化のない方は、当院の整体を受けに来ていただければ、何らかの変化は出せます。

病院とは違う角度から身体を診ることができると思います。

 

手術がしたくない、もう一度元気に歩きたいという思いがおありでしたら、当院がお役に立てることはありますので、

ぜひ一度ご相談ください。

 

(柔道整復師 福井健人 監修)

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
 

新年度が始まり、新社会人の方、新入生の方、新天地に赴任される方、引っ越しされる方、色々と環境が変わる方が多いと思います。

環境が変わることで、多かれ少なかれ、緊張してストレスに感じることも多いと思います。

 

そんな時に遭遇する病気について今日はお伝えしていきます。

 

 

◆はじめに

当院には、肩こりで来られる患者さんがたくさんいらっしゃいます。

その中に、非常に稀ではありますが、重篤な症状を抱えている方もいて、単純に【肩こり】では済まされないケースもあります。

一年に一件あるかないかの世界ですが、もし遭遇して見逃した場合、命に関わることもあるので、たかが肩こり、されど肩こりという

気持ちを持って施術にあたっています。

 

 

◆肩こりに潜む怖い病気

私がこれまでにたくさんの肩こりの患者さんを施術してきて、一番ヒヤッとしたのは、「狭心症」です。
 

その代表的な例です。
50歳代の男性の患者さんで、ずっと左肩から顎にかけて違和感があって、最近になってそれが痛みに変わってきたということでした。

さらに深く聞いていくと、10分以上歩くと呼吸が苦しくなる症状が続いていて、少し休憩すると、呼吸も元に戻るということを繰り返していました。

ここ数日、左肩の痛みがひどくなってきた感じがするため、当院を受診されたという経緯でした。

 

私は、ここまでの話を聞いて、これまでの臨床経験から、ただの肩こりの延長ではないと感じ、すぐに循環器系の病院に行くようにお伝えしました。

 

後日談ですが、この患者さんはその日に検査をして「狭心症」と診断され即日手術になったそうです。

 

 

 

◆狭心症とは

狭心症は、心臓に酸素が不足して胸に痛みや圧迫感が生じる病気です。
10年ぐらい前までは、60〜70歳前後の方が発症の中心世代でしたが、最近は、40歳前後からの発症が増えているそうです。

原因は、動脈硬化によるもので、コレステロールなどが、動脈にくっついて固まります。そして血管が詰まることによって、心臓に血液が行き渡らなくなり、酸欠状態になって発症するということです。

 

 

◆自分が狭心症かどうかのチェックポイント

☑︎10分ほど歩くと動悸が止まらなくなる

☑︎ちょっとした動作で呼吸が苦しくなる

☑︎少し動くと左の肩から腕にかけて痛みがある

☑︎首や顎に痛みやしびれ、違和感がある

☑︎歯が浮いた感じがする

☑︎冷や汗や吐き気、めまいがする

☑︎胸が締め付けられるような感じがする

 

こういった症状があると必ずではありませんが、狭心症の可能性があるので要注意です。

症状が軽いから、すぐおさまるからと言って軽く捉えずに循環器系の病院へすぐに行きましょう。

 

 

◆狭心症の対策と予防

どれだけ健康に気をつかっている人でも発症する可能性をゼロにすることは残念ながらできません。

ですが、狭心症になるリスクを知っているだけでも発症する確率を下げることはできますので、日々の生活で

気をつけることお伝えしていきます。

 

狭心症になるリスクとしては、

①高血圧

②脂質異常

③糖尿病

④喫煙

⑤肥満

 

などがあります。

 

塩分控えめ、脂質控えめ、野菜多め、魚と大豆のタンパク質多め、禁煙、禁酒、毎日30分以上の有酸素運動。

こういった積極的な対策を意識して行うことで、発症する確率を徹底的に下げていくことをオススメします。

 

 

◆まとめ

狭心症は特別な病気ではなくて、身近にある病気です。

肩こりだと思っていたら、実は心臓に問題があったというのはよく聞く話です。

高齢者に起こりやすいと思われがちですが、働き盛りの世代にも発症する例が増えてきていますので、

他人事だと思わずにご自身の生活習慣を見直していきましょう。

 

最後になりますが、自分の体のことは自分が一番よくわかっておられると思いますが、第三者による客観的な評価というのは、とても大切で

その際たる例が健康診断です。歯の健診も同じですね。自分では気づかないところに気づかせてもらえる機会になって、自信を持っても良いところ、

改めないといけないところがはっきりわかります。

 

当院に長く通院されている方も同じで、ご自身では気づかない体の歪みやバランスの崩れなどをチェックしに来られています。

自分の体を丁寧に大切にしているからこそ、お金と時間を投資されているんですね。

 

人生において何よりも健康が大事ということをわかっておられる方たちを担当させていただいて、私もいつも身が引き締まる思いで施術させていただいています。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。それではまた次回をお楽しみに。


(監修 柔道整復師 福井健人)

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。

今回は、【普通の整骨院(健康保険を扱う)】と【当院(自費専門)】の違いは何なのか。についてお伝えしていきます。どういった基準で治療院を選べば良いかの参考にしてもらえれば嬉しいです。

◆はじめに

今やコンビニの数よりも多いと言われている治療院。その中には整骨院、接骨院、整体院、鍼灸院、カイロプラクティック院、リラクゼーションサロン、エステサロン、アロマ、タイ式・・・。あげればキリがないほどあふれかえっています。

何を基準に選べば良いの?と迷っておられる方も多いはず。
ということで今回は、普通の整骨院(健康保険を扱う)と当院(自費専門)では何が違うのかについてお伝えしていきます。



◆健康保険を扱う整骨院
全部が全部というわけではありませんが、私の知る限りでは、施術の時間が10分前後、電気5分、一回のトータル施術時間が20分前後というところが多いように思います。

特にチェーン展開しているような整骨院では、マニュアル教育が徹底されているため、いつ、誰が担当しても同じような流れの施術を行うようになっています。

基本的には、つらい場所の筋肉をモミモミして、歪んでいたらバキバキ矯正する。という二段構えが多いと思います。

そして、それで物足りないような患者さんに対しては、「はり」や「お灸」といったテイストの違う施術をプラスして満足度を上げたり、エステや小顔矯正といったメニューを合わせて行ったりするところもあるようです。

そして、最近では、月額制で5000円ぐらいで通い放題というような整骨院も出てきています。

もはや、何屋さんなのかわからない状態になっているのが、健康保険を扱う整骨院の現状だと言えます。
本当につらい状態を何とかしてほしいのに、ただ通わせるためだけに存在しているような整骨院も多いため、完全に患者さんのニーズとはかけ離れているでしょう。


◆自費専門の当院
当院では、患者さんの来られたその日の状態に合わせた技術を選択しており、毎回同じ内容ということはありません。似たような内容になることはあっても全く同じことはありません。

そして、施術の時間も決まっているわけではなく、検査によって変化が出た時点で終了というスタイルです。長くやれば良いというわけでもありませんし、単に多人数をさばくようなだけの短時間施術ということでもありません。

身体の変化に合わせた施術を選択して行うため、たくさんの技術の引き出しを持っておかないとできない施術です。

当院では、結果にこだわった施術をしています。身体に良い反応を出すことに関してはこだわりを持ってやっていますので、全く変化の出ない患者さんはこれまで一人としていません。

もちろん、私の手に負えない病的な症状の場合は、変化など出るわけもなく、すぐに専門病院をご紹介するケースはございます。

また、症状の改善度合い、症状の戻り具合などを見極めて通院のペースを決めていくため、人によっては、週に1回を基本にすることもあるし、月に1回になることもあります。これはケースバイケースなので、チェーン店のように誰に対しても週2回、3回を促すようなことは一切ありません。

本当に患者さんの身体にとって必要なペースをお伝えしています。

◆料金の違い
健康保険を扱う整骨院は、安いです。
自費専門を扱う当院は健康保険を扱う整骨院に比べれば高いです。

この理由は、圧倒的に技術力の差だと考えています。

私は月の休みの大半を技術を磨くために、勉強会に参加しています。
職人なので、当たり前だと思っています。

一方で、健康保険を扱う整骨院、特にチェーン店では若いスタッフばかりで元気よく運営していますが、週休二日で休みの日は勉強も練習もせずに遊びに行ったりしている人が大半です。

高級寿司店の板前さんや、高級レストランのシェフが出す料理と、チェーン店の寿司屋さんや、ファミレスの料理を比べたら圧倒的な差がありますよね?

それと同じだと思います。

どう考えても、20年の月日を技術の研鑽に努めてきた職人と、入社1年、2年会社の研修しか受けていないスタッフの技術が同じということはありえません。

そこに料金の差が生まれるのは当たり前のことだと考えています。

素人同然のスタッフにあなたの身体を任せて壊されることを選択するか。
腕を磨き続けている職人に身体を任せて、つらい症状を改善してもらうのか。

あなたが本当に毎日痛みや不調で悩んでいるなら、迷う必要は全くないと思います。

◆まとめ
健康保険を扱う整骨院は、安い反面、技術レベルにばらつきがありますし、本当に治すための施術の内容になっていないことが多いです。マニュアルに沿った施術のため、毎回同じ流れになります。

月額制(サブスク)などで通院回数を多くしてもらいたいという下心が見え見えのシステムを採用しているケースが多いです。

未熟な技術で、強くもんだり、バキバキ矯正するため、身体がどんどん壊されていくことになり、健康からは遠ざかっていきます。

治すためではなく、美容やダイエットなどのメニューを勧めてくる。
こういった所は、本当の悩みを解決する場所ではないのでやめておいた方が良いでしょう。

一方で、自費専門の当院では、治すことに特化した技術しか提供していません。
20年以上技術を磨き続けているため、対応できる幅が広いです。
必要最低限の優しい刺激で最大限の効果が出る技術ばかりなので、日に日に改善していくスピードが上がっていきます。

最後になりますが、今回は比較検討してもらいやすいように、書いていきましたが、最終的に選ぶのはあなたです。本当につらくてたまらない状態なのに、料金が安いから、家から近いからという理由で間違った選択をしないようにしてほしいです。結果的に時間とお金をたくさん使うことになるかもしれないので。

これを最後まで読んでくださった方が、本当に良い整骨院に巡り合うことを心より祈っています。


 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

◆はじめに

頭痛の中で、最も身近にあるものが、緊張型頭痛と言われるタイプの頭痛です。

日本国内に2000万人ぐらいが、この頭痛に悩まされているようです。

 

ものすごく簡単に言うと、首や肩こりに伴うものが多くを占めています。

 

 

◆緊張型頭痛の特徴

緊張型頭痛の特徴には以下のようなものが挙げられます。

 

☑︎後頭部を中心に首筋にかけてズーンと重くて、じんわり痛む

☑︎片頭痛のようなズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みではない

☑︎頭をベルトで長時間強く締めつけられているような痛みや圧迫感がある

☑︎首や肩のこりが慢性化している

 

こういったものが緊張型頭痛の典型例とされています。

 

また、緊張型頭痛の中には、

・時々起こるもの(反復性緊張型頭痛)

・ほぼ毎日のように起こるもの(慢性緊張型頭痛)

 

の2種類があります。

 

 

反復性緊張型頭痛は、頭や首、肩の筋肉の緊張から起こることが多いと考えられています。

長時間、同じ体勢や無理な姿勢を続けることで、首や頭の筋肉に負担がかかり、緊張が高まります。その結果筋肉の血行が悪化し、血管に老廃物などが溜まることで炎症が起こり、頭痛につながっていきます。

 

一方、慢性緊張型頭痛は、脳そのものが痛みを感じやすいのではないかと考えられています。心配ごとや不安などの精神的ストレスが関連していることも多く見られます。

 

片頭痛のようにズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みではなく、動いても痛みは強くならず、光・音過敏や吐き気もありません。

 

 

◆緊張型頭痛が発生するきっかけ

緊張型頭痛が起こる主なきっかけは、

【身体的ストレス】または【精神的ストレス】です。 

 

具体的には、

・長時間同じ姿勢で休憩も取らずに作業をしている。

・職場環境が変化した。

・家庭環境が変化した。

・住環境が変化した。

 

こういったことがストレスになって神経や筋肉が過度に緊張し、筋肉に疲労物質がたまったりして頭痛が起こります。

 

 

◆緊張型頭痛の対策と予防

①体操やストレッチ、有酸素運動

仕事中や家事をしている時に頭痛や肩こりを感じたら、体操やストレッチ、軽いウォーキングなどの有酸素運動を行い、血流を良くしてあげることが大切です。

 

自分ではできないという方は、整体などプロにお任せしてください。

いずれにせよ、我慢していても良いことはないので、早めに対処するようにしましょう。

 

②毎日入浴する

毎日シャワーで済ませている人は、毎日湯船につかるようにしましょう。それだけでもリラックス効果や血流改善の効果が劇的に上がります。

 

③一度病院で検査を受ける

「緊張型頭痛」の原因は身体的・精神的ストレスによるものが大半です。
ただ、ごく稀にですが、別の病気が隠れていることもあります。

何をしても頭痛がおさまらない場合は、病院で診察を受けましょう。診察の結果、特に異常がなければ、①②を実践してください。

精神的ストレスが原因の場合、生活のリズムを整えたり、環境を変えたりすることで改善できることもあります。

 

 

◆まとめ

緊張型頭痛は、日常よく遭遇する頭痛です。

身体的ストレス、精神的ストレスをできるだけ少なくすることが、このタイプの頭痛を改善するために必要です。

日々の生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることで、発生率を下げるようにしていきたいですね。


最後に、当院にも緊張型頭痛でお悩みの方はたくさん来られています。
当院の整体を受けることで、血液の流れや神経伝達が良くなり緩和される方が多数おられます。

今、こういった類の頭痛でお悩みの方は、整体を受けなくても良いので、一度ご相談ください。

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。

今回は、先日お問合せいただいた内容を記事にしていきたいと思います。

◆はじめに
当院のホーうページには【よくあるご質問】というコーナーがあるのですが、
今回はそちらには掲載していないご質問があったので、それに対しての回答という形でお伝えしていきます。後々、ページにも追加していきます。

◆先生のところにはどのような患者さんが来られていますか?
お電話でお問合せいただいたのですが、電話口でお話しする限り、60代ぐらいの女性からでした。
どのような患者さんというのは、「症状のことですか?年齢や性別、職業のことですか?と聞き返したところ、どのような年齢層かが気になるようでした。

それに対しての回答として、
「当院は本当に年齢層の幅が広いですが、多いのは30代ー40代の女性、60代前後の女性です。」とお答えしました。


◆60代前後の女性はどのような悩みで来られていますか?
その方から続いて質問で、おそらくご自身の症状と同じような方が来られているかの確認をしたかったのだと思います。
私は、
「本当に色々な症状の方がいらっしゃるので、この回答は難しいです。ちなみにどのようなお悩みがあるんですか?」とお伺いしたら、

「更年期障害の症状がひどくて、つらいんですけど、こんな人いませんよね?」ということでした。


私は、「もちろん、そういった更年期障害でお悩みの方も来られていますよ。改善例もたくさんあるので、一度来られませんか?」とお伝えしました。


◆痛いことはされませんか?

「施術を受けたことがないので、痛いことをされないのか不安なんです。」

「強く揉んだり、バキバキしたりするイメージがあると思いますけど、痛みはほとんどないので、ご安心ください。」

といったやり取りをしました。
おそらく整骨院に行ったことのない方はこういった不安な気持ちになるのは当然だと思います。
 

◆施術の料金はどれぐらいですか?
「他に何か気になっていることはありませんか?」とお聞きすると、

「施術の料金はホームページを見たので、大丈夫です。ただ、知り合いが整骨院で高額な回数券を買わされたと聞いていたので、そういったことはないのでしょうか?」

「当院では、無理に何かを買わせたりすることは一切していませんし、納得していただいていないのに、無理に通わせたりすることも一切していません。」



◆まとめ
今回のお問合せをいただいて、考えさせられることがたくさんありました。
行ったことのない場所は不安に感じるということ、身体を初めて会う先生に施術で触れられる心配。料金体系がどうなっているのか。など患者さんはいつも不安であるというわかりきったことであったとしても、忘れてしまっている部分もあります。

今一度、初心に立ち返って患者さんの立場になって考えたり、見たりしていきたいと思います。

最後になりますが、もし施術を受けたいけど、何か不安な方は、ぜひ当院のオープンチャット相談窓口をご活用ください。どのような些細な質問やお悩み、心配されていることでも構いませんので、ご相談ください。

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

当院に来られる患者さんの中には、肩こりで悩みがひどくて、ありとあらゆる治療を受けてきましたという方がたくさんいらっしゃいます。

そして、どんな治療を受けて来られたのかを聞くと、

マッサージ、指圧、はり、お灸、カイロプラクティック、整体、足ツボ、など本当に様々なことをしていました。

ご本人の感想としては、治療後は良い感じがするけど、ひどい時は2、3時間もすれば元に戻ってしまうので、週に2回は通院していたようです。

 

なぜ肩こりの治療を週に2回も受けているのに、すぐに元に戻ってしまうのでしょうか?

これについて私の見解をお伝えしていきたいと思います。

同じようなお悩みの方に少しでもお役に立つような情報になれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

 

 

◆肩こりは生活習慣病の一種

一般的な肩こりの場合、何かをしたから肩こりになったということを特定しにくいものです。

毎日の生活習慣の中で、首や肩、背中に負担のかかるような姿勢や動作があって、それを繰り返しているから

肩こりの状態が続いているということだと考えています。

もちろん、首や肩、背中の周辺の筋肉や関節などに、こり現象が起こっていて、硬くなっているからもみほぐしたり、

関節の可動域を広げたりすることは大切なことですが、根本的な解決にはならないのは、冒頭に出てきた患者さんの例を見ても

あきらかですよね。

 

 

 

◆すぐ元に戻る原因

人間の体は、常に安定した状態を維持させるようにシステム化されています。

例えば、体温は37℃前後になるように設定されていますし、血圧、血糖値など、ありとあらゆる

体の機能は一定を保とうと日々は働いてくれています。

ひどい肩こりを長年お持ちの方は、ひどい肩こりの状態がその人の日常で安定しているため、もみほぐして柔らかくしても、

関節を動かして可動域を広げても、安定した肩こり状態に戻ろうとするのは、ある意味仕方のないことなんですね。

 

そしたら、何をやっても治らないんじゃないの?と言われるかもしれませんが、そうではなくて、もみほぐしたり、関節を動かしたり

すること以外に解消するための方法があるということをお伝えしていきます。

 

 

 

◆すぐ元に戻らないようにする予防と対策

肩こりのある状態が当たり前→肩こりのない状態が当たり前に変換することができれば、すぐに元に戻らない体になっていきます。

その方法は、肩こりの治療を受けた後にあります。

肩こり治療を受けた後、体が楽になって、その気持ちの良い状態を堪能したい気持ちをグッと抑えて、ちょっとした筋トレを2つしてほしいです。

 

①首の筋トレ

両手を組んで後頭部に当てます。次に後頭部を手の方向に押しつけるように力を入れます。その力を両手で受け止めて、そのまま後頭部と両手どちらも

力が入っている状態を10秒キープしてください。首の前あたりに筋が見えている状態が作れていたらオッケーです。

これを3セット行いましょう。

 

②肩の筋トレ

両手を真横に広げて水平になるようにします。次に手のひらを外に向けて目一杯パーにしてください。そして手首を90°に起こします。これがスタートポジションになります。そのポジションから、手のひらで○を大きく描くように動かしていきます。この時、○は反時計回りになるようにしてください。

これを20回を3セット行ってください。

 

これを治療を受けて、家に帰ったり、職場に戻ったりしたらすぐにやるようにしてください。

 

理想は毎日、朝・昼・夜と行って日課になるようにしていただくことが大切です。

もちろん肩こりの治療は継続して受けてくださいね。

 

 

 

◆もし、毎日筋トレもやっているのにすぐ元に戻る場合

2週間ぐらい予防対策を毎日やっていてもすぐに元に戻る現象が続く場合は、筋肉や関節の問題とは別の問題の可能性もあります。

最も考えられるのは、栄養バランスと睡眠の質に目を向けてみることをお勧めしています。

これについては、

こちらのブログ https://nakazaki-seitai.com/blog-post/381947

をぜひ参照してみてください。

 

 

 

◆まとめ

肩こりに限らず、治療を受けてもすぐに元に戻る現象は、人間の生理的な現象なため、今と同じ生活習慣を続けていると改善はしていきません。

問題は、今の生活習慣の中に、肩こりがない状態が当たり前と脳に認識させ続けることが重要になってきます。

最初は、筋トレを続けるのは大変ですが、2週間続けていると、筋トレすることが当たり前になってきます。

そして、治療の効果が持続する時間もちょっとずつ増えていくはずです。

 

何事も新しいことを始めるのは、大変でしんどいですが、最初だけ少し頑張ってみませんか?

そして肩こりを感じにくい体に作り直していくことで、ストレスも軽くなっていくでしょう。

 

 

それでは、最後まで読んでくださった方の肩こりが少しでも楽になって笑顔が増えますように祈っています。

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

 

 

 

 

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