はじめに
いつもお世話になり、ありがとうございます。
中崎町整骨院の福井です。
このブログでは、多くの患者様からいただいた質問に院長がお答えしていきます。
「患者様の気になる症状のこと」、「人間の体の仕組みについて」など、色々と患者様が日々、疑問に思われていることをできるだけわかりやすくお伝えしていきます。
5分ぐらいで読める内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
患者様からいただいた質問
「先生、冬になると、外から帰ってきて家の中に入ったら、くしゃみが止まらなくなるんです。
寒暖差アレルギーっていうのがあるって聞いたんだけど、どういうものなの?」
寒暖差アレルギーとは
寒暖差アレルギーというのは、暖かい場所から寒い場所へ移った時、あるいは逆に寒い場所から暖かい場所へ移った時に
☑︎鼻水
☑︎鼻詰まり
☑︎くしゃみ
これらの症状が一時的に起きるもので、鼻炎の一種と言われています。
風邪や花粉症によく似ていますので、間違えやすいです。
寒暖差アレルギーの原因
寒暖差アレルギーの原因は今の所、はっきりと特定されていませんが、体温調節がうまく行われず、免疫機能が低下したり、元々花粉症やハウスダストのアレルギーを持っていて、それが寒暖差によってさらにひどくなって悪化することが考えられます。
対処法としては、内服薬で自律神経の働きを調整する抗ヒスタミン薬、鼻炎を抑える点鼻薬が選択されることが多いようです。
また、最近注目されている寒暖差による症状で、【寒暖差あせも】というものがあります。
寒がりの人が防寒のために厚着して、寒い所で活動し、暖かい場所に移った際に汗をかいてしまってそのまま一日過ごしてしまうような場合に起きるとされています。
一旦、かゆみが出て擦ったり掻きむしったりすると炎症がひどくなって治りが悪くなるので、まずは皮膚の専門医に診てもらい、対応してもらうことが大切です。
寒暖差アレルギーの対処法
大切なことは、適切な対処法を知り、身につけることです。
・部屋を暖めすぎないようにする(冷やしすぎないようにする)
・寒い時期に不必要に着込みすぎない
・羽織るものをいつも持ち歩く(特に夏場)
・肌に優しい綿素材の下着を身につける
・化粧水やローションで保湿する
・クリームや乳液で水分が蒸発しないようにする
・冬場でも毎日お風呂に入って肌を清潔に保つ
この他には、自分の体がうまく外気温に対応できるように、夏場であれば、暑熱順化。冬場であれば寒冷順化を意識しておくことも大切です。
例えば、暑さがピークになる前、つまり4月、5月から外で運動して、徐々に暑さに体を慣らしていきます。
同じように、寒さが本格的に来る前、9月、10月ぐらいから外で運動して、徐々に寒さに体を慣らしていくことで、寒暖差を感じにくくしていきます。
こういった防衛策を習慣化しておけば、比較的寒暖差アレルギーを起こす確率を減らすことができるのではないかと考えています。
私も以前は寒暖差によるアレルギー症状が出ていましたが、毎朝ウォーキングで外を歩くようになってから、症状が改善し、予防することができています。
日頃から肌を自分で守る意識と習慣を持っていたいですね。
免疫機能を高める体操
免疫機能を高めて、アレルギー症状に打ち勝つためには、運動は欠かせません。
特に有酸素運動と、軽い筋トレは有効だと私自身の経験から強く感じています。
今回は、1日10分あればできる体操をご紹介させていただきますので、もしよければチャレンジしてみてください。
免疫力アップ体操①
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手を頭上に上げてバンザイをします
↓
肘を下におろしてきて、肘と肘を背中の後ろでくっつけるイメージ
↓
またバンザイをします
↓
これを30秒繰り返します
免疫力アップ体操②
立った状態で、両手を肩の高さまであげます
↓
肩幅より少しだけ広めに足のスタンスを取ります
↓
お尻をゆっくり下ろしていきます
↓
膝が90°ぐらい曲がったところで止めます
↓
元の位置に戻します
↓
この動作を10回繰り返します
これを3セット行います
免疫力アップ体操③
安定した机や椅子の背もたれを持ちます
↓
右足を後ろに引いて踵を浮かせておきます
↓
左の膝は軽く曲げた状態にしておきます
↓
右の踵でお尻にタッチするように膝を曲げて、元の位置に戻します
↓
この動作を連続して10回行います
反対側も同じように行います
左右2セットずつ行います
免疫力アップ体操④
うつ伏せに寝ます
↓
手をお尻の上に置きます
↓
手のひらを下に向けた状態にします
↓
顔を上げ、手を上げ、足を上げます(3点同時に上げます)
↓
そのまま20秒キープします
免疫力アップ体操⑤
長座で座ります
↓
右のお尻を浮かせて右足を少し前に出します
↓
次に左のお尻を浮かせて左足を少し前に出します
↓
これを交互に繰り返します
↓
10歩前に進んだら、後ろに10歩進みます
↓
これを3往復繰り返します
体操をする時の注意点
ご自宅や職場でセルフケアでストレッチや体操を行う時は、以下のことに注意して行うようにしましょう。
①初めから頑張りすぎない
初めはやる気がみなぎっていて、「よし!やるぞ!」と気合が入ってしまいます。
そうすると、回数を多く、種目を多くやろうとします。
結果、翌日にしんどくなって、数日できなくなってしまうということがよく起こります。
初めは、60%ぐらいのイメージでされると良いかと思います。
②痛いことをすれば早く治ると思わない
痛いけどもっと伸ばそう、痛いけどもっと押してみよう、といったように、痛みを我慢してやれば早く良くなると考えている人も多いです。
これは大変危険で、症状を悪化させる恐れがありますので、ご注意ください。
③種目を増やさない
セルフケアに慣れてくると、余裕が出てきて、ご自身で見つけたものを追加でやってしまう人もいます。
もし一つ追加するのであれば、一つ減らすようにしましょう。
種目が増えると、種目をこなすことが目的になってしまいます。
こうなると何のためにセルフケアを行なっているのかを見失ってしまいます。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今回は寒暖差アレルギーについてのご質問にお答えする形で、書かせていただきました。
当院ではアレルギー症状だけではなく、風邪をひきやすい体質の方からのご相談もよく受けることがあります。
風邪を治すような治療はできませんが、免疫を高めるための整体はできますので、もし、気になることがあればお気軽にご相談くださいね。
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