大阪市北区 ひどい腰痛、肩こりなど お悩みをお聞かせください。 

中崎町整骨院 自費専門・完全予約制

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いつも読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

ストレスをためずに健康的な生活を送ることができたら、どれほど幸せだろうか。と考えたことはありますか?

このストレス社会を生きている皆様の中には、このようなことを日々考えながら、ストレスと戦っていらっしゃると思います。

いったいどうすれば理想の状態にたどり着くことができるのでしょうか。

今回は、私なりの見解をお伝えしていきます。

これを読んで1人でも多くストレスフリーな生活を送れる方が増えたら嬉しいです。

 

 

 

◆ストレスの原因となる5つの要素

ストレスと一口に言っても、人それぞれ何にストレスを感じるのかは個人差があるため、

まずは自分がストレスを感じることを把握してみましょう。

 

 

①人間関係

誰と一緒にいたら、誰と同じ空間にいたら、イライラしますか?

あるいは不安に感じたり、違和感がありますか?

 

 

ストレスの原因の中で最もウェイトが大きいものになる方が多いです。

これをピックアップしておいて、ここに出てきた人物とはできるだけ距離を取るようにしましょう。

 

 

②仕事

ブラック企業で働いていたり、自分の仕事量に対して賃金が見合っていなかったり、やりたい仕事を

やらせてもらえなかったりすることはありませんか?

 

1日の大半を仕事をして過ごす方も多いので、もし仕事や待遇に不満があるのであれば、

仕事を思い切って変えるように動き出してみる。あるいは待遇改善の交渉をしてみる。など

作戦を練って行動してみましょう。

くれぐれもいきなり仕事を辞めたり、けんか腰に交渉しようとしたりはしないでほしいです。

今の安定した生活環境があるのであれば、それを維持しつつ、変えれることはないか冷静に考えてください。

 

③お金

今の所得や資産、借金などに対して何か悩み事はありませんか?

 

お金が全てではありませんが、生活する上で必要不可欠なものです。

ある程度、余裕をもって生活するために必要な金額がわかっていれば、無理する必要もありません。

自分の身の丈に合った所得や資産を持てるようにするためにはどうするか。ここを考えることが大切ですね。

 

 

④健康

今、心身ともに健康状態はいかがですか?何か不安なことや気になることはありますか?

 

何をするにしても、心身の健康状態が良好でないと、うまくいくはずがありません。

全ての基本になるものが健康です。

健康でないと、仕事ができません。

健康でないと、遊べません。

せっかくお金があったとしても、健康でないと幸せではないですね。

 

⑤環境

健康を害するような通勤環境、職場環境ではありませんか?健康を害するような住環境ではありませんか?

 

会社員の方は、職場と家の往復をして生活していることが多いと思います。

一日のほとんどをこの二つの場所で過ごすと思いますが、その環境が悪ければ、健康を害するのは当然です。

 

例えばですが、職場がタバコの煙にまみれたパチンコ屋で、家は家族全員ヘビースモーカー。

これで健康な生活が送れるわけがありませんよね。

これは極端な例ですが、2拠点ともに劣悪な環境であれば、せめてどちらか一方を改善する必要はありそうですね。

 

 

このようにストレスの原因を炙り出していき、はっきりさせることで、何から改善していけば良いかがわかりやすくなります。

まずは、紙に書き出すなりして、ご自身のストレスの原因は何があるのかを把握してみましょう。

 

 

◆ストレス対策

上記で挙げてもらったストレスの原因の中で特に苦痛に感じたものはどれでしょうか?

それを改善するために状況を変えることはできるでしょうか?

 

ストレス対策で一番大切なことは無理して頑張りすぎないことです。

今、無理して頑張りすぎていることを減らす努力をしてみましょう。

 

例えば、満員電車にストレスを感じているのであれば、少し早めの電車に乗ってみる。みたいなことです。

 

もう一つ大切なことは、仕事以外の時間を充実させることです。

これは、リラックスできる趣味を持ったり、ペットを飼って癒されたりすることですね。

忙しすぎる気の抜けない日常から非日常にスイッチを切り替えることができると最高です。

趣味がないという方は休みの日に散歩に行くだけでもOKです。

 

 

 

◆まとめ

ストレスが全くない暮らしは、なかなか簡単にできるものではありません。

でも、ストレスを今より少なくして生活するのはそれほど難しいことではありません。

そのために必要なことは、まずは自分がどんなことにストレスを感じているのかをきっちり把握しておくことが大切です。

ストレスを感じる状況を減らしていくことと、ストレスを解放できる趣味やリラックスできる時間を持つこと。

これがストレスをため込まない唯一の方法と言っても過言ではありません。

 

ぜひこれを機会に、ご自身のストレスに対しての傾向を知ってください。

そしてストレスフリーに近い状態で過ごせるようになってただけると嬉しいです。

 

 

最後になりますが、手前味噌な話で申し訳ないのですが、当院の整体はストレスを解放するために最適な技術となっています。

ご自分の力ではストレスを解放できないという方は、当院の整体を受けてみてください。

重荷が取れたようにスッキリ軽くなること間違いなしです。

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

 

 

 

 

当院にご来院中のMさん(女性 37歳)の場合、32歳で結婚するまでは、バリバリのキャリアウーマンで管理職をされていました。

結婚をされてからも仕事量は変わらず、妊娠出産を経て職場復帰すると以前と変わらずバリバリ働いていました。

元々の気質もあり、全てを完璧にこなさいと気が済まないらしく、仕事、家事、育児と1人でこなす大忙しな毎日を過ごされていました。

そんな生活を続けてたある日の夜から、すごく疲れているのに全く眠れない日がポツポツと出始めました。

 

朝になっても布団から出られず、体が石のように重い。

体を何とか気力で動かして、やり過ごしていたら、

急にめまいが起こり出したり、急に心臓が痛くなったり、苦しくて吐いてしまったり、脂汗をかいたりといった症状が

頻繁に出るようになりました。

 

心配になり、精神科を受診すると、パニック障害と軽度のうつ病と診断されました。

 

うつ病はうつ病でも非定型うつ病だったようです。

 

現在は定期的に精神科で診察を受けて薬を飲みながら、2週間に一回は当院で施術を受けられています。

ご本人は、施術を受けることでリラックスができて緊張がほどけることで眠りやすくなってきているという嬉しい報告もいただいています。

 

 

 

◆はじめに

厚生労働省の調査によると、日本のうつ病患者は2008年には100万人を超えました。さらには新型コロナウィルスの影響で

2020年のうつ病・うつ状態の人の割合が2013年のデータの2倍以上に増加したようです。

ものすごく身近な疾患であることに間違いはないし、自分や身の回りの人がいつなってもおかしくないということですね。

 

 

◆ うつ病とは  

厚生労働省によると、うつ病とは、気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったりして強い苦痛を感じ、

日常の生活に支障が現れるまでになった状態を言う。とのことです。

 

一般的な症状としては、

・一日中気分が落ち込んでいる

・何をしても楽しめない

・自分に自信がなくなり

・これまで楽しんでいたことが楽しめない

・訳もなく疲れる

・気分が沈んで、いつまでも回復しない

・疲れやすい

・食欲がない

・眠れない

 

というものがあげられます。

 

 

 

◆うつ病の原因

はっきりとした原因はわかっていませんが、幼少期の辛い体験、最近の出来事(死別、離婚、その他喪失体験、ストレスになる出来事)、

トラウマになるような出来事(虐待や暴力)などがうつ病の危険因子として報告されています。

 

女性は男性の2倍程度、うつ病になりやすい傾向にあり、これは世界的傾向だそうです。

理由としては、思春期の女性ホルモンの増加、妊娠出産によるホルモンバランスの乱れなどが考えられています。

 

後は、脳内物質である、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンが何らかの影響で減ってしまって、精神を安定させたり、やる気がなくなって

しまって無気力で憂鬱な状態になることもあるようです。

 

 

◆うつ病の予防と対策

うつ病にならないようにするためには、どのように日常生活を送るのか。これが本当に大切になってきます。

うつ病に限らず、全ての病気の予防と対策にもつながりますので、要チェックです。

 

☑︎十分な睡眠をとる(7時間前後)

☑︎休養をとる(休日以外に、1日の中で小刻みに休む)

☑︎規則正しい生活をする(時間割を作ってそれに沿って生活する)

☑︎栄養バランスのとれた食事をする

☑︎アルコールはなるべく控える

☑︎通勤以外で20分以上運動する(ウォーキングがおすすめ)

☑︎1人で悩まず、身近な人に悩みや不安を話してみる

☑︎完璧主義をやめる、時には適当に。

☑︎整体をうまく活用する

 

こういったことを心がけるだけでも気持ちが楽になってきますので、定着するまで3ヶ月ぐらいは続けてみましょう。

 

 

 

◆まとめ

うつ病は今や珍しい病気ではありません。いつ何時自分や身内に降りかかるかわかりません。

はっきりとした原因はわかってませんが、ストレスになるような出来事が続いたり、ストレスになるような環境に

身を置き続けると、なりやすい傾向にあるようです。

 

心配な方は、できるだけ早く専門の医療機関に行って診察を受けるようにしましょう。症状が深刻になる前にできることをやっていきましょう。

そしてできる限り、ストレスになるようなことから離れるようにしましょう。

 

 

 

当院では軽度のうつ病の方や、うつ病を心配されている方が整体を受けに通院されています。

病気を治すというよりは、体の緊張をゆるめることで眠りやすくなったり、リラックスできる時間を作るために

来院されています。

 

ご相談などいつでも受け付けていますので、お問合せください。

電話が苦手な方のためにLINEによる相談もできます。ご活用ください。

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
当院にご来院中のSさん(女性 45歳)の場合、35歳前後から、手足がほてったり、急に汗を大量にかくようになりました。

ひどい時は、服が汗でびしょびしょになるほどでした。

 

そうこうしているうちに、

・睡眠障害(寝つきが悪く、眠りが浅い)

・生理不順(早く来たり、遅かったりバラバラ)

・生理の出血が長く続く

 

といったことが重なり、婦人科に行くとお医者さんから「更年期ですね」と言われたそうです。

さらに追い討ちをかけるように「これから閉経まではさらに様々な症状が出てくるかもしれないからそのつもりでいてくだださい」

と言われて目の前が真っ暗になったそうです。

 

お医者さんからは、無理に寝ようとしなくていいし、不安な時は年配の方に相談して話を聞いてもらうことも大切だと言われました。

 

 

 

このSさんは、当院に通われて長いのですが、上記のような更年期特有の症状は、今の所落ち着いています。

そして、積極的に外に出るようになって、人生を楽しんでおられるようです。

 

 

 

◆ 更年期障害とは

更年期とは、閉経の前後約10年間ぐらい、つまり45歳〜55歳ぐらいを言います。

更年期に入ると卵巣の働きが衰え女性ホルモンが減少します。

そうすると脳が反応して卵巣機能を維持しようと判断して全身に指令を出します。

 

その変化に脳と体がついていけなくなって、更年期症状が出てくるということです。

 

一般的な症状としては、

・のぼせ

・異常な発汗

・冷え

・動悸

・肩こり

・めまい

・イライラ

・うつ気分

 

というものがあげられます。

そのうち生活に支障が出てくるのが、更年期障害で、更年期女性の2割〜3割にみられます。

 

 

 

◆更年期障害の予防と対策

残念ながら、更年期障害をあらかじめ予測して予防したり、対策を立てたりすることは困難です。

もし、更年期障害になってしまった場合は、信頼できる何でも話せるお医者さんをまずは探すことが大切です。

なぜかというと、この症状は1人で抱え込むと悪化する可能性が高いからです。

そういう意味でも、一緒に考えてくれたり、悩みをしっかり聞いてくれたり、時には励ましてくれたりする先生が

いるということは大変心強く、改善が早くなるケースも多数あるようです。

私のところに来てくださる患者さんの中にも、お話を丁寧に聞くことだけで、症状が緩和するケースも多く、

それに加えて施術で体をリラックスさせて、力が抜けるような状態にさせてあげることとで、症状が半分以下に

なることも多いです。

 

 

◆まとめ

更年期障害は閉経前後の10年ぐらい(更年期)、45歳〜55歳ぐらいに発症しやすい傾向にあります。

女性ホルモンが急激に減少し、脳と身体がその変化に耐えきれずに症状が出てくるようです。

 

とにかく心と体のバランスが崩れて、相当な負担が体にかかっていますので、当院で体のゆがみを整えたり、

お話を聞かせていただいたりすることで改善していく患者さんをたくさん見てきました。

 

1人で悩まずに抱え込まずに周りをもっと頼りましょう。

意外と協力的で何かとサポートしてくれる人がたくさん出てくるかもしれません。

 

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

女性の方は、アンチエイジングという言葉を一度は聞かれたことがあると思います。

今回は、若々しさを保つために必要なこと、老化する原因ということについて書いていきたいと思います。

これを読めば、若返ること間違いなし!?

ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

 

 

◆新陳代謝が悪くなると老化が進む  

以下のような現象が最近気になり出したという方、

 

・肌のシワが増えた

・シミが増えた

・たるみが出てきた

・髪の毛のツヤ、コシがなくなってきた

・疲れやすい

 

間違いなく老化が進んでいます。

 

若々しさを保つためには、新陳代謝が必要です。

新陳代謝というのは、古いものを新しいものに変えていく力のことです。

 

この新陳代謝を悪くする原因の一つになっているのが、腎臓の機能であると言われています。

 

 

 

◆腎臓の機能が悪くなる原因とは

腎臓が弱ると古くなったものを外にうまく出せなくなって、古くなったものを溜め込んでしまいます。

そうすると血液がドロドロになって、流れが滞ってしまいます。

そして、筋肉や内臓などに栄養が行き渡らなくなって、腎臓だけではなく、あらゆるものの機能が低下していきます。

結果的に新陳代謝するスピードが落ちていきます。

 

上記のような肌や髪の古いものから新しいものに入れ替わるターンオーバーのスピードが著しく低下し、老化が進むというわけです。

 

 

◆老化の予防と対策

これは健康全般に言えることで、何度も出てきていますが、

①栄養バランス

②適度な運動

③睡眠時間(7時間ぐらい)の確保

④ストレスをコントロール

⑤規則正しい生活

 

こういったことを基本にしつつ、

腎臓の調子を整えていきます。

 

腎臓の調子を整えるためにご自身でできることは、

①の栄養バランスを見つめ直すことです。

 

特に

・うどん

・パン

・そうめん

・パスタなどの小麦類

・白砂糖

・牛乳

・チーズ

 

などのいわゆる【白い食べ物】をなるべく減らすことです。

これらはホワイトデビルと呼ばれ、血糖値を急激に上げてしまうことで知られています。

 

糖質を極端に減らすということではなく、腎臓の負担になるような食べ方をしないようにすることです。

 

極端に腎臓が疲れているような人は、糖質カットというよりは、小麦のグルテンを減らしたり、牛乳のカゼインを減らす

ことで腎臓への負担を軽減する対策が必要になってきます。

 

 

 

◆まとめ

若さを保ったり、老化を遅らせたりするためには、腎臓を労わる必要はあります。

腎臓に負担をかけずに新陳代謝を促すような生活を送ることが大切で、

規則正しい生活で、栄養や運動、睡眠の質を高めること。そして人間関係のストレスをなるべく減らすことが大切です。

そして、その中でも一番重要な要素が食事(栄養)面です。

白い食べ物に気をつけながら、とり過ぎているようであれば、少しずつ減らしていくことをおすすめします。

 

 

最後になりますが、3ヶ月以上、ご自身でできることを一生懸命に取り組んでいるにも関わらず、一向に症状が改善していないのであれば、

一度、専門の病院への受診をおすすめします。何か隠れた病気が潜んでいることもありますので、お考えください。

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

このところ、疲れが溜まる一方で、休日にたくさん寝ても疲れが全然取れてないことが多いなぁ。と

感じることはありませんか?

もしかしたら、それは慢性疲労症候群という状態かもしれません。

 

今回は、原因不明の体調不良がずっと続くような状態の方に、どうしたら良いか少しでも改善につながるような

内容で書いていきます。最後まで読んでくださると嬉しいです。

 

 

◆慢性疲労症候群てどういうもの?

原因不明の全身倦怠感が6ヶ月以上続き、社会生活に支障をきたす疾病のことを言います。

 

以下のような症状のうち、5つ以上が該当する場合、慢性疲労症候群と診断されます。

 

☑︎仕事の後に休んでも24時間以上疲れが続く

☑︎微熱が続いている

☑︎筋肉痛が続いている

☑︎頭痛が続いている

☑︎喉の痛みが続いている

☑︎腫れがない多発性関節痛がある

☑︎不眠、過眠など睡眠障害がある

☑︎思考力や集中力が低下する

 

 

以下の2項目は医師が1ヶ月以上間隔をあけて、2回以上その症状を認めた場合に

慢性疲労症候群に該当します。

 

☑︎首のリンパ節が腫れる

☑︎筋力低下ほか、筋肉痛や頭痛、微熱や睡眠障害、集中力(思考力)の低下など多種多様な

症状が現れます。

 

 

 

◆腎臓や副腎疲労との関係

ニワトリが先か卵が先かという話に近いのですが、精神的なストレスが大きくなって、副腎が機能しなくなって、

ストレスホルモンであるコルチゾールが減少した結果、慢性疲労症候群に移行していったのか、

慢性疲労症候群によって、体が思うように動かなくなって調子が悪く、それが精神的なストレスになって、

副腎疲労に発展したのかを判断するのは、非常に困難なようですが、相関関係はあるように感じます。

どちらか一方だけとういうわけではなく、どちらも影響を受け合っているような感じですね。

 

 

◆生活習慣との関わり

精神的ストレスを解消するためにお酒を飲んだり、タバコを吸ったり、やけ食いしたりといった行為をする人も

よく見かけます。

一時的なものであれば問題ありませんが、これが日常的に繰り返されて習慣化されてしまうと、胃腸や腎臓、肝臓にも

過度な負担をかけることになり、回復するために膨大なエネルギーを消耗するため疲れやすくなってしまうという面も

あるようです。

 

 

 

◆慢性疲労症候群の予防と対策

一番の予防と対策は、ストレスを溜めない生活を送ることに尽きます。

まずは、規則正しい生活になるよう心がけることが大切です。

 

・就寝時間と起床時間を揃える

・食事の時間を揃える

・通勤以外で気分転換になる散歩など運動をする

・お風呂は週に2回ぐらいは湯船に浸かる

 

まずはこういったところから取り組んでみることをおすすめします。

 

なかなか忙しくて分かってはいるけど、できない方もいらっしゃるのは分かっているつもりです。

当院にはそういった方向けに整体をしていますので、何をしても疲れが取れないという方は、

一度、ご相談ください。

 

 

 

◆まとめ

ただ単に疲れやすいというだけではなく、医学的名前のついた疲労もあり、慢性疲労症候群という形で治療の対象になるものもあります。

年単位で疲労に関して悩みがあるようでしたら、内科で相談されるのも良いかと思います。

 

また、生活習慣によって疲労が溜まりやすい状態になっているケースも多いので、生活習慣の見直しも必要であればしていきましょう。

ストレスによる、暴飲暴食、タバコの吸い過ぎなどは疲労を溜めていくだけですので自制していくしかありません。

 

予防と対策としては、ストレスフリーな規則正しい生活を送ることをまずは心がけて、丁寧な生活に戻してあげることです。

 

最後に、自分では日々気をつけて生活しているのにも関わらず、なかなか疲労が取れない。あるいは、自分1人ではどうしても生活習慣を

変えることはできないという方は、整体を受けることも一つの手段として考えてみて下さい。

 

当院が何かお役に立てるかもしれませんので、ご相談をお待ちしております。

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

いつも読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

◆はじめに
今回は患者さんからいただいたご質問に答えさせていただきます。
質問内容は、「テレビでヒートショックについて放送されてたんですけど、うちに高齢者の両親がいて心配なんです。何か気をつけた方が良いことありますか?」 というものでした。

◆ヒートショックってなに?
そもそも、ヒートショックはどういうものかと言うと、
エアコン、ストーブ、こたつ、床暖房などによって暖められた部屋から
トイレ、脱衣所、浴室など冷え切った場所へ移動した際に、急激な温度変化によって体に負担がかかり、様々な不調を引き起こすというものです。

ご自宅に高齢者がいる方にとっては身近な問題ですので、知識として持っておいた方が良いですね。

◆ヒートショックを起こしやすい人とは?
どういった人にヒートショックが起きやすいのか、以下に該当する方はお気をつけください。
・心臓の疾患をお持ちの方(心筋梗塞、狭心症など)
・脳血管障害をお持ちの方(脳梗塞、脳出血など)
・メタボリック症候群に当てはまる方(肥満傾向にある方)
・睡眠時無呼吸症候群の方 ・糖尿病の方 ・脂質異常症の方
・高血圧症の方
・動脈硬化症の方など血管に問題のある方
・高脂血症の方
・60歳以上の方

◆ヒートショックの症状
また、ヒートショックが起きた時にどういう症状が出るのか、以下のような症状が出た場合は、救急車をすぐに呼びましょう。
・頭痛
・呼吸困難
・強い胸の痛み
・めまい
・ふらつき
・ろれつが回らなくなる
・失神

特に症状の重いヒートショックの場合は、心筋梗塞や脳卒中を起こしていることもあるので、 発見した場合は、むやみに動かさずに、超速で救急車を呼んでください。

◆ヒートショックの対策
以下のもので、今すぐに取り掛かれるものから実践して、リスクをなるべく減らしていきましょう。
①一番湯を高齢者は避ける
②夜ではなく、日中に入浴する
③寒い場所に行く前に暖かい服装にする
④寒い場所を利用する際は暖房機器のスイッチを入れ、暖まってから移動する
⑤入浴前に水をたくさん飲む
⑥入浴前に周りに一声かけてから入るようにする(何かあれば発見してもらいやすい)
⑦入浴前にシャワーを1分ぐらい出しっぱなしにして浴室を暖めておく
⑧温度差がわかるように室温計・湿度計を置いておく

◆まとめ
ヒートショックは誰にでも起こる現象です。
体が弱い高齢者に多い傾向があります。
高齢者の方と同居している方は、この時期は特に気にかけてあげてください。 離れて住んでいる方は、今日にでも電話して、教えてあげてくださいね。
自分だけは大丈夫だと思っている人が一番危険です。

◆はじめに
最近は空前の健康ブームで、いろいろな健康情報が溢れかえっていて、何が正しいのかもはやわからなくなっている状態です。

特に「食」に関しては、
・糖質制限
・脂質制限
・食べるタイミング
・朝食
・サプリメント


こういったキーワードをよく耳にします。 そして、必要なのか不必要なのか。この論争が続いています。 もちろんどちらの言い分もそれなりに根拠があって納得できる部分はあるのですが、私は最近ふと気づきました。 これらの論争で反対の立場になっている側を攻撃している人たちはあまり健康そうに見えないということです。

◆過度な健康志向は危険
健康になるために必要な情報を発信している人が健康的ではない。 これは本末転倒な話ですよね。
「食」に関しては特にそうなんですが、あまり無理して制限をかけない方が健康的な生活を送れるように思います。

普段は体型の維持や病気予防のために栄養バランスやカロリーを気にした生活を送ることは大切だと思いますし、私自身もそうしています。 ただ、休みの日であったり、週に一回ぐらいは自分の好きなものを好きなだけ食べる日があっても良いのではないでしょうか?
時にはジャンキーなものも食べたくなりませんか? そういった「食」の欲求を満たしてあげることも健康につながるのではないかと考えています。 週に一回、とても幸せな気分になれますよ!

今、もし「食」のことで苦しい思いをされているのであれば、今一度、健康的な食事について考えてみるのも良いかもしれません。

 

◆健康になるための思考法
答えは、ストイックになりすぎないということです。
読者の皆様の中にはダイエットをされている方もいらっしゃるかもしれません。
一昔前に糖質制限ダイエットが流行り、今もダイエットするには糖質をカットしましょうと指導する方もいます。
確かに糖質制限をすると一時的に一気に体重が減ることは間違いありません。ただし、気をつけないといけないのは、過度にやり過ぎると筋肉も落ちてしまい、見た目も中身も不健康になってしまいます。


適当にほどほどに取り組むことが、健康になるための思考法です。

◆健康にこだわり過ぎると不健康になる
オーガニック、有機、無農薬、添加物フリーなどとても耳障りの良い言葉ですが、こういったものにこだわり過ぎると、食べるものがどんどん少なくなっていき、生活することが大変な状態になってしまいます。行き過ぎた健康志向がもたらすものは、不健康な生活になるということです。

◆まとめ
健康を追い求めれば追い求めるほど、ストイックな生活になり、どんどん食べるものの制約が増えてしまい、結果的に不健康になってしまうということでした。
必要最低限の健康情報を仕入れておいて、普段は適当に暮らすことが一番です。

 

【健康保険による施術について】

◆はじめに
当院でよくお問合せをいただくのが、

「健康保険を使って施術を受けたいのですが、できますか?」というものです。

基本的には当院は、完全自費専門の治療院なので、慢性的な症状の施術に対して健康保険は扱っていません。
理由は、国の決めたルールの範囲で行う施術では、患者さんの不調を治すことができないからです。


 

◆健康保険を使える条件
法令によって定められている症状に対しては『健康保険』による施術を行うことができます。
肩こりや腰痛など慢性的な症状に関しては健康保険を使って施術はできません。


「前に通院していた整骨院は健康保険を使って施術してもらえたよ。」と言ってくる方もいらっしゃいますが、当院は違法な行為に手を染めたくないので、やりません。とお伝えしています。

整骨院側がきちんと説明していないことが問題なので、患者さんには非はありません。これを読んでくださっている方は、正しい知識を身につけてくださると思います。


※健康保険による施術が可能な症状(ケガ) は、
・骨折の応急処置(リハビリは医師の同意が必要)
・脱臼の応急処置(リハビリは医師の同意が必要)
・打撲、うちみ
・挫傷(肉離れなど)
・捻挫(足首、肘、膝、指、寝違えやぎっくり腰も含む)

これらの症状(ケガ)に
おいて、 明確に日時がわかるもので、明確に原因を説明できるもの、ご自身でケガしたもの(通勤途中や業務中は労働災害になります) に限定されます。

こちらは当院独自のルールではありません。厚生労働省が定めているルールですので、全国一律です。例外はありません。これに該当していないのに、健康保険を使って施術を行う行為は、すべて違法になりますのでご注意ください。患者さん側も共犯になる可能性もございます。

 

◆正しい整骨院のかかり方
肩こり、腰痛でお悩みの方が多いので、それを基準にお伝えします。肩こり、腰痛は健康保険を使って施術を受けたいと思っても、それはできませんので、自費治療で受けるようにしてください。それが正しい整骨院のかかり方です。
そもそも整骨院にこだわる必要はありません。

世の中には腕の良いリラクゼーションサロンで仕事をされている先生もいますし、鍼灸院やカイロプラクティック院、整体院もございます。

根本から改善したい場合は、治療に特化したところ。
癒されたい、疲れを取りたい場合は、サロンのような雰囲気のところ。などそういった視点で見ていただけると良いかと思います。

500円ぐらいでマッサージしてくれるところ=整骨院という時代はもうすでに終わっています。

そして、これから整骨院に行こうとされている方は、とにかく先生がルールの説明をきっちりしてくれるところを選びましょう。

健康保険を使った施術をご希望の方で、自分の症状は健康保険が使えるものかどうかわからない場合は一度お問い合わせください。 ※疲労回復目的の施術、スポーツによる筋肉痛、コリ解消の施術には健康保険は使えません。

 

◆まとめ
健康保険を使って慢性的な症状に対しての施術はできません。
健康保険を使って施術ができるのは、急性のケガで、明確な原因があって、発生日時が明確なものに限られます。

自費治療であれば、幅広く対応が可能なので、ご自身に合ったところを見つけましょう。選ぶポイントは、根本から治したいものなのか、コリや疲れを取りたいのかで大きく分けると選びやすいです。自分がどこに行って良いのかわからなくてお困りの場合は、当院まで遠慮なくご相談ください。
 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

最近、アロマとかお香に興味があって、いろいろなお店に立ち寄っては自分の好みの香りを嗅いで

癒されたりすることが楽しいです。

 

 

◆はじめに

当院に来られる患者さんの中には、自律神経の乱れによる不調で悩んでおられる方も、結構な割合でおられます。

 

9:1ぐらいの割合で女性が圧倒的に多いです。

 

女性に多い理由は、女性ホルモンと自律神経が密接に関わっているためです。

・月経

・妊娠、出産

・閉経

 

男性にはない、体に著しい変化が生じるイベントが女性には多いため、バランスを崩しやすいと言われています。

 

 

◆自律神経の乱れが引き起こす症状

個人差はあるので、決まった症状があるわけではないのですが、代表的なものとしては、

・微熱が続く

・顔のほてり

・のぼせ

・寒いのに汗をかく

 

このようにホットフラッシュと呼ばれる閉経前後によく見られる症状があります。

 

この他にも

・頭痛

・めまい

・動悸

・胸が苦しい、息苦しい

・便秘、下痢、腹痛

・手足のしびれ

・ひどい肩こり、腰痛

・疲労感が抜けない、倦怠感がずっとある

・イライラしたり、不安になることが多い

・不眠

 

など多種多様な症状が出てくるため、他の病気との区別がつきにくいという厄介なものです。

 

 

 

◆自律神経の乱れの対策

一番大切なことは、自分1人で抱え込まないことです。インターネットで検索すると情報が溢れていて、何が正しいのかわからなくなります。

検索すればするほど、症状が悪化すると思っていただいて間違いありません。

 

ご自身が自律神経の問題なのかな?と思った時は、専門病院に行って医師に話を聞いてもらうようにしましょう。

私は、女性には婦人科、レディースクリニックをおすすめしています。

これは私の考えなので、参考程度にしておいてほしいのですが、女性特有の悩みの場合、できれば女性の医師に相談される方が共感してもらえることが

多いように思いますし、心理的な抵抗も少なく話ししやすいのではないかと考えています。

 

もちろん当院でも自律神経の不調の治療はしているのですが、まずは専門医に診てもらい、その後に来ていただいて継続した治療をすることで改善していく方が多いです。

 

◆ちょっとしたことが改善のきっかけになることも

冒頭の話にも繋がることなのですが、自律神経の不調の悩みをお持ちの40代女性の患者さんが、ある時ふと言われたことがヒントになって

他の患者さんにもシェアしているのですが、お風呂に入る時に、どこかでもらった入浴剤を入れて、入浴された時にものすごくその入浴剤の香りに癒されて

その日の夜、かなり久しぶりに熟睡できたということでした。

 

たまたまその方に合った匂いがハマって癒しの効果として現れたわけですが、アロマテラピーのように香りが人体に与える影響は計り知れない部分もあるので

私のように、いろいろな香りを嗅ぎまくって自分に合うものを見つけるのも、改善のきっかけになるのではないかと思います。

 

もし、ラッキーなことにその香りを見つけることができたら、長い時間自分がいる環境にその香りで満たしておけば、自律神経も安定していくのではないかと思います。

 

 

◆アロマやお香の注意点

アロマやお香を使用する場合は、引火する可能性があるので、台所など火のある場所では使用しないでください。

また、使用途中に香りが合わなくなることもあるので、気分が悪くなったりすることがあれば即中止するようにしましょう。

どちらも1時間に1回はお部屋を換気して新鮮な空気に入れ替えるようにしましょう。

 

十分に安全に配慮してご利用くださいね。

 

 

◆まとめ

自律神経の乱れによる不調は、本当に辛い症状が多いですが、自分1人で抱え込まずに専門家に話を聞いてもらったり、

アドバイスをもらいながら、うまく付き合っていくことで心理的な負担が軽減すると言われています。

自分で情報を調べたりすることは大切なことですが、やりすぎると不安が強くなり、かえって症状が悪化することも考えられますので

情報収集はほどほどにしておきましょう。

 

最後になりますが、当院では自律神経の乱れによる不調で来られる方がたくさん通院しています。

当院では頭蓋調整法という特殊な技術で、自律神経の乱れを整えることもしておりますので、

お悩みの方は一度ご相談いただければ、お話も丁寧に聞いた上で治療もさせていただきます。

お気軽にご相談ください。

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

 

◆はじめに

ここ数日、紅麹による問題が発覚して大騒動になっています。

私も健康に関する仕事をしている以上、チェックしておかないといけない話題なので、色々自分なりに調べたりしています。

 

ここではこの事件のことについては、置いておいて、改めて食事や栄養に関することについての私の見解を書いていきたいと思います。

 

読者の皆様の食生活においての疑問や悩みが少しでも解消できたら幸いです。

 

 

◆最近の食事情について思うこと

誰しもが、病気になりたくないし、できることならずっと健康なまま生きていきたいと思っているのではないでしょうか?
何を隠そう私も死ぬまで病気一つせずに生きたいですし、そのために毎日健康的だと思うことを実践しています。

 

健康の土台になるものとして

①食事(栄養)のバランス

②適度な運動

③睡眠

 

こういったものが挙げられます。

その中で体の材料になるものを取り入れる行為が食事です。

毎日の食事をどれだけの方が意識しているでしょうか?

 

2023年の東洋経済新報社の調査によると、90%以上の人が「食生活において健康を意識している」ことが分かりました。

これだけの人が意識しているにも関わらず、病気を患っている人は増え続けていて、国民の医療費、社会保障費は年々上がり続けている状態です。

おそらく、意識しているけど、実際のところはそれほど健康的な食生活を送れていないような気がします。

 

 

◆現代人は時間がない。

とにかく現代人は忙し過ぎて、仕事もプライベートも隙間がないぐらい予定が入っていたりします。

そういこともあり、最近タイムパフォーマンスを求める生活が流行っているのでしょう。

こと、食事に関しても時短レシピ、レンジでチンするだけ、たったこれだけでできる、みたいなものが次から次へ出てくる状態です。

 

こういった流れですので、健康もお金で買えるという考え方が出てくるのはおかしいことではないと思います。

そこでみんなが手を出しがちなのが、サプリメントになってきます。

 

 

◆サプリメントは万能ではない

このように食事にタイムパフォーマンスを求める人が増えてきた結果、手っ取り早く栄養を摂るためにサプリメントを活用しようというのは当然の流れですし、病院に行くよりサプリメントで良くしようとするのも理解できます。

 

ただし、サプリメントは皆さんご存知のように

どこまでいっても、補助するものという位置付けに変わりはありません。

 

また、病気を治したり、体重を減らしたりすることもできません。宣伝を見ていると、小さい文字でこれは個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。と書かれています。

 

これを頭にしっかり置いておくと、冒頭の怪しいサプリメントを購入することもないはずです。

人の悩みや不安、恐怖につけ込んで売ろうとする商品やサービスには裏があるということを覚えておいてほしいです。

 

◆健康のために食事で気をつけること

食事に対してそんなに難しいことを考える必要はありません。

次のようなことだけを意識してみましょう。

  • 朝ごはんを必ず食べる
  • 野菜を多めに摂る
  • タンパク質を中心に食べる
  • 食事を摂る時間を揃える なるべく同じ時間に食べる
  • 外食はなるべく控える
  • ゆっくり食べる
  • 間食・夜食は控える
  • 油物を控える
  • もうちょっと食べたいなの時に止める
  • お酒は焼酎にする
     

これだけです。

まずはこれだけを1ヶ月やってみてください。

確実に体に変化が起きます。

 

 

 

◆まとめ

食事は健康な生活を送るための基本中の基本です。

タイムパフォーマンスを求め過ぎると、落とし穴がある。結果的に上記に挙げたような意識してほしいことを地道にコツコツやる方が近道になります。

サプリメントはあくまでも食事の補助です。

すぐ痩せる、たったこれだけで驚きの、など魔法のような効果を宣伝するようなものは、遠ざけてるようにしましょう。

 

 

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

 

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は、整体の仕事をしていて、人様に健康とはなんぞや?と問いかけるようなことをさせていただいています。

そういったこともあり、人一倍、健康に気をつかって生活しています。

例えば、最低週に3回は早朝ウォーキングをしていたり、平日は炭水化物や脂質の量を制限したり、睡眠時間は7時間を確保するようにしていたりとできるだけベストコンディションで患者さんに治療できるよう心がけています。

 

 

 

◆はじめに

2019年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、運動習慣のある人は、男性33.4%、女性25.1%でした。

その中で最も低い年齢層は、40歳代の男性で8.5%、30歳代の女性で9.4%でした。

 

働き盛りの世代と子育て世代だからということも考えられますが、1割にも満たないのは驚きですね。

こういった年齢層の時ほど、運動習慣を身につけて大病にならないようにしていかないと、知らない間に病が進行してしまっているかもしれません。

 

 

 

◆運動習慣を身につける必要性

虫歯になった経験はありますか?

私は、幼少期に虫歯になって歯医者さんに強制連行されていました。

そしてその強烈に嫌な記憶が今も残っているので、虫歯になりたくない一心で毎日丁寧に歯を磨いています。

それでも、2ヶ月に1回定期検診に行くと磨き残しを指摘されるぐらいです。

 

体のことはどうでしょうか?

体の痛みとか、不快な症状は嫌なものですよね。なのに体の手入れを毎日する人はそれほど多くはありません。

上述したような運動習慣がある人の割合を見れば一目瞭然です。

 

歯磨きと同じレベルで体の手入れをしていかないと虫歯のように体も何らかの不具合が出てしまいます。

いったん痛みが出てしまうと、すぐに元には戻りません。これまで手入れをサボったわけですから、そのツケは払わないといけません。

 

 

 

◆体の手入れ、メンテナンスの方法

虫歯の予防には、歯磨きやフッ素塗布などわかりやすいですが、体の手入れ、メンテナンスとなると何をどうすれば良いのかわからないという声を

よく聞きます。

 

そこで重要なものを3つお伝えしますので、良かったらメモしてよく見えるところに貼っておいてください。

 

①1日3回、朝昼夜30秒間ジャンプする

②朝と夜にYouTubeでラジオ体操を検索して一番上に出てきたものを再生して、真似してやる

③お風呂にゆっくりつかる

 

これだけです。

まずはこれだけを1ヶ月やってみてください。

確実に体に変化が起きます。

 

 

 

◆整体は体のメンテナンスに最適

もし、ここまで記事を読んでいただいて、やっぱり自分1人では続けることができないです。という方も多いのは承知しています。

もちろん、お仕事や家事、育児など時間作れないということも重々わかっているつもりです。

 

そういう方には、手前味噌ですが、私の整体を受けてほしいと思います。

何でも自分の力でやろうとするのは素晴らしいことですが、餅は餅屋という言葉もあるように、プロの仕事は侮れません。

 

私のところに来られる患者さんは、いろいろな治療院を渡り歩いて、最後に行き着いた先が当院だったという方が多いです。

なぜかというと、たいていのケースは、以前に通院していたところが、ちょっとマッサージをして、電気をあてて、ボキボキ背骨を矯正するといった

治療院を変えても変えてもやることはほとんど同じというものだったからです。

 

私の行う整体は、基本的にはマッサージなし、ボキボキなし。

体に与える負担はほとんどないのに、変化はかなり出てしまう。

体の前後左右のゆがみを整えて、バランスを取り戻す整体です。

 

そういう噂を聞きつけて、たくさんの方が来てくださいます。

 

そして症状が軽くなってきたら、家でやってほしいこと、やってほしくないことをお伝えしています。

1週間後、2週間後といった形で経過観察するのですが、ゆがみが戻っていることが頻繁にありますので、

これをまた調整していきます。

 

歯医者さんの定期検診と同じです。

磨き残し(体のゆがみ)がないかどうかの確認をしています。

 

 

 

◆まとめ

体のメンテナンスは現代人の課題です。

病気になりたくない。体が痛くなるのはイヤ。肩こりや腰痛から解放されたい。

 

そのために必要なメンテナンス。

自分で努力するのか、プロに任せるのか。

自分でこれから先、何十年も継続してできるのであれば、ぜひご自身でやりましょう。

 

もし、自分では絶対に続けられないとわかっているのであれば、その道のプロにお願いしましょう。

 

お住まいや職場が近くであれば、私をぜひ頼ってください。

必ず良い変化が出ます!

 

手厚いサポートを受けることができるので、どんどん健康になるでしょう。

 

 

 

(監修:柔道整復師 福井健人)

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

今シーズンはスギ花粉が飛ぶのが早かったようで、スギ花粉が終わる5月初めぐらいまで辛い状態が続きそうです。

私は、目のかゆみと鼻のむずむず感だけで済んでいますが、いつ悪化するかビクビクしながら過ごしています。

皆さんはいかがですか?

 

 

◆はじめに

私は、修行時代を含めると20年ほど、この業界で仕事をさせていただいています。

多くの腰痛の患者さんを診てきて、ヒヤッとしたことが何度かあって、それが今回お話する危険を伴う腰痛【レッドフラッグ】というものです。

 

私が経験したのは、いずれも急性の腰痛を訴えて来られたケースで、これは普通じゃないから絶対に触ったり動かしてはいけないと野生の嗅覚で感じたので、すぐに病院に行ってもらいました。

 

対応した患者さんは、信頼関係ができていたので、後日連絡を取ることができて、詳細を聞くと、

・胆石症

・憩室炎

・虫垂炎

・重度のヘルニア

 

といったものでした。

 

下手に施術していたらと思うとゾッとします。

この記事で、腰痛の中でも危険なものが存在するということを知っていただけると幸いです。

 

 

◆腰痛の最新情報

近年、腰痛に対する研究が世界中で進み、今までの常識が覆されるような事実がわかってきました。

腰痛は正しい知識をもって早めに対処することができれば、問題ないものがほとんどです。

 

 

最新の研究や論文によると、腰痛の95%は命に関わるような危険はありませんが、残りの4%には骨折、そして1%に腫瘍といった重篤な疾患が隠れていることもあるそうです。

 

この5%の見逃してはいけない腰痛、いわゆる「レッドフラッグ」を詳しく解説していきます。

 

レッドフラッグの中には

・転移性脊椎腫瘍

・脊髄・馬尾腫瘍

・化膿性脊椎炎

・椎体骨折(圧迫骨折など)

・解離性大動脈瘤

・強直性脊椎炎

・閉塞性動脈硬化症

・馬尾症候群

 

など見逃してしまうと命にかかわる可能性があるものを言います。

私が出会ったものは、この中にはありませんが、やはり放置すると危険なものには変わりありません。

 

 

レッドフラッグに気が付かず、マッサージやストレッチ、その他の施術をしてしまうとさらに症状を悪化させてしまい、命の危険すらあります。

 

以下の項目に該当する場合は注意が必要ですので、気になる方は、コピーしておいてください。

 

・最近、大きな怪我をした(高所からの転落、交通事故など)

・楽な姿勢がなく、一日中ずっと痛い

・痛みが酷すぎて一睡もできない

・胸の痛みがある

・過去に悪性腫瘍を患ったことがある

・ステロイド剤を長期間使用している

・原因不明な体調不良がずっと続いている

・急激に体重が減少した

・発熱している

・おしっこや便が漏れる、お尻周りの感覚がない

・背骨をたたいた時に激痛が走る

・足の感覚がほとんどない

・広範囲に及ぶ神経の症状(しびれる、冷感がする、チクチクする等)

・腰を軽く曲げることもできない

 

これらの項目に一つでも該当すれば、確実にレッドフラッグというわけではないですが、今までに経験のないような症状と、何をしても痛みに変化がない場合はお近くの専門病院で精密検査を受けることを強くお勧めします。

 

それでも、腰痛の多くは原因が特定できないものばかりなので、そこまで過剰に心配することもありません。

 

ですが、腰痛で治療院にかかった際、問診で話をほとんど聞きもせず、詳しく体の検査もせずに、すぐにベッドに横にならせてマッサージして、電気治療をするような流れ作業をしているところは、レッドフラッグのことを知らない可能性がありますので、気をつけた方が良いでしょう。

 

 

当院では初めての患者さんや、急な痛みを訴える患者さんには、特に問診で話を詳細に聞くことと体の異常を調べる検査に時間をかけて、できる限り安全に配慮しながら治療をしています。

 

長引く腰痛でお悩みでしたら、一度ご相談ください。

 

 

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
早朝ウォーキングをして一年を経過しようとしています。すこぶる快調です。最近、足首に重りを巻いて歩いているとものすごく負荷がかかって足腰を鍛えるのにちょうど良いです。良かったら一度試してみてください。

 

◆はじめに

整骨院で患者さんの施術をしている時に聞かれることのランキング上位に入るものとして、「どんな枕が良いですか?」というものです。
寝具に関する悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか?

最近、メディアで「殿様枕症候群」というものが取り上げられているのを目にしました。高くて硬い枕で寝ていると脳卒中になるリスクが高くなるとのことでした。

個人個人でお好きな高さや硬さがあると思いますが、一体どういった枕が最適なのか、色々な角度から解説していきたいと思います。

こちらの記事が皆様の睡眠の質の向上につながれば幸いです。

 

◆合わない枕で寝るリスク      

自分に合った枕が見つからず、苦労している人のことを「枕難民」と呼ばれるそですが、そもそも枕が合わないサインというのはどういったことなのでしょうか?

 

枕が合わないサインとしては、

・寝つきが悪い

・眠りが浅い

・起きた時に疲労が残っている

・寝返りを打ちづらい

・頭の良いポジションが見つからない

・夜中に何度も目が覚める

 

 

このようなものが挙げられます。

このようなサインを無視して寝続けると、睡眠で体が回復することができなくなり、何らかの体調不良を引き起こすことになるであろうと考えます。

 

 

 

◆枕が合わない原因

枕が合わないからといって、世の中に出回っている商品を片っ端から試すようなことは物理的に不可能なので、まずはなぜ枕が合わないか、原因を探ることが大切です。

 

枕が合わないと感じる原因には、

・枕の高さが合っていない

・枕の素材が合っていない

・枕のサイズが合っていない

・枕とマットレスや敷布団との相性が悪い

 

このようなことが考えられます。

これは素材の問題なので、何種類かは試さないといけません。

 

これとは別に整体をしている私の考えは、素材ではなく、体の方の問題に着目しました。

・ストレートネック

・猫背

・背骨の柔軟性がない

・体の左右のバランスが悪くゆがんでいる

・精神的ストレスが多い

・不規則な生活を送っている

・運動不足

・シャワーだけで湯船に浸からない

 

これに当てはまる方は、枕やその他の寝具の悩みをよくお話されます。

こういった場合、寝具を色々変えたとしても、睡眠の質が向上することは考えにくいです。

 

◆合わない枕問題の対策

まずは、体の方から変えていく方が近道だと考えています。

体を変えて、体が寝具にうまくフィットできるようにしていく方が、色々と試さなくても良くなりますし、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス的にも良いと思います。

 

では、実際にはどうするのか?ということですが、まずはプロに任せてしまいましょう。

整体を受けて、自分の体がどうなっていて、何が問題なのかを教えてもらいましょう。

 

そして、自分でどうにかできる問題なのか、プロに一定の期間任せる問題なのかを知りましょう。

そうすることで枕難民から解放される日が近づいてくるでしょう。

 

◆自分で枕を作ってみよう

最適な枕が見つかるまでの間に、自分で枕を作ってみましょう!

バスタオルを3枚用意していただいて、下の画像のように折り畳んでください。

バスタオルを重ねて自分の寝やすい高さに調整して寝てみましょう。

 

◆まとめ

枕の合う合わないを素材や形状に求めてしまうと枕難民になりやすいので、まずは自分の体の問題を見直すことの方が大切です。

そのために必要なことは、一度はプロに体のチェックをしてもらい、自分の体の現状を知り、体のゆがみを整えて、自分の体が枕や寝具に合わせられるような柔軟性を手に入れることをしていきましょう。その方が長い目で見た時にコスパやタイパがよくなリます。

 

すぐに枕を買いに行くのではなく、自作のバスタオル枕で最適な高さを見つけてから買うようにしましょう。

 

この記事を読んでくださった方が1人でも多く枕難民から解放されて質の高い睡眠ができるようになることを祈っています。

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

 

 

◆はじめに

当院の患者さんの中には、1日中、デスクワークをされている方がたくさんおられます。

その多くは、パソコンで作業をされています。

 

症状ランキングで言うと、肩こりと腰痛が圧倒的に多いです。

 

私は、長時間同じ姿勢であまり動かずに作業をすることが苦手なので、デスクワークを選びませんでした。

その私ですら、多少は事務仕事をしないといけないことがあるのでわかるのですが、たった30分パソコンに向かって

作業をしているだけでも、腰やらお尻が痛くなってくるのです。

 

これを8時間以上するとなると正気の沙汰とは思えません。

 


腰痛は多くの人が抱える問題で、特にデスクワーカーにとっては避けられない課題の一つです。ここでは、腰痛に対する理解を深め、日常生活でできる予防策や対処法についてご紹介していきます。



読者の皆様が腰痛と上手に付き合うことができて、健康的な生活を送るための参考になれば嬉しいです。

 

 

◆腰痛の実態

 

日本整形外科学会の調査によると、日本全国の腰痛持ちは3000万人いると推計されています。

日本人の約30%以上が抱えると言われている腰痛ですが、その原因が特定されるのは約15%と言われています。

 

 

CTやMRIなどの画像検査で特定される「特異的腰痛」は全体の約15%に過ぎないと言われています。

病院に行ってレントゲンの検査を受けても「骨に異常はないので、痛み止めと湿布を出しておきます。これで様子を見ましょう。」と言われるのは、このように原因がよくわからない腰痛の方が多いから仕方ない部分もあるんですね。

 

最近は、医学の進歩で、検査技術や治療技術もかなり精度は上がってきているので、ハッキリ原因がわかるものも増えてきているようです。ですから、どうしても原因を追求したい方は、大きい病院に行って精密検査をすれば、わかるケースがありますので、診察を受けられることをお勧めします。


しかしながら、やはり原因がよくわからない腰痛、いわゆる「非特異的腰痛」の方が、依然として多いということは間違いないと思います。

 

これは、腰痛を抱える多くの人が特定の疾患によるものではなく、生活習慣や姿勢など、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生していることを意味します。特に現代のストレス社会においては、毎日のように嫌なことやイライラすることが起こりますので、心因性腰痛と呼ばれるものまで出てくるようになっていて、心理的な問題も潜んでいることもあるようです。

 

 

◆なぜ私たちは腰痛に悩まされるのか

腰痛の大きな原因の一つは、身体の深部にある『腸腰筋群』と腰背部筋の関係があります。

 


通常、腸腰筋群が背骨を支え体幹を安定させるサポートをしています。さらに股関節の運動にも大きく関与しています。

この腸腰筋が、うまく機能しなくなってしまった時に腰への負担が大きくなると考えられます。

 

腸腰筋群が使えない→体幹が不安的になる→腰背部の筋肉に負担がかかる→体が歪む→腰椎や椎間板への負担が大きくなる→腰痛になる

このような流れで腰痛になってしまう方が多いようです。

 

 

◆デスクワークで気をつけたい腰痛対策

あまり知られていないことですが、立っているより、座っている方がが腰に負担がかかります。

 

ナッケムソンという研究者が、立っている姿勢、座っている姿勢でどちらの方が椎間板に負担がかかるかという研究をされました。

その研究によると、立っている状態に比べ、座っている姿勢は腰椎にかかる負荷を40%増加させ、前傾姿勢や重量を持ち上げる動作は100%以上の負荷増加を引き起こすことが示されました。前傾姿勢が椎間板の圧の変化に与える影響についての研究は、衝撃的なものだったようです。


このことから、立っているよりも、座っていて、なおかつ前傾になる姿勢不良の方が、『腰の負担』が大きくなり、腰痛のリスクが高まると言えそうです。

 

 

 

◆簡単にできるデスクワークの負担の減らし方

①机の高さや椅子を見直す

②スタンディングでPC作業をする

③就業時間でも30秒ほどの運動をする

④座り姿勢を見直す

⑤椅子にクッションを置いて座る

 

こういったことを意識するだけでもかなり負担は減るはずです。

 

当院で推奨しているのは、③④⑤です。

 

③8時間勤務の中で、トイレで立ち上がる、お昼休憩で外に食事に行く、用事で会社内で歩く。デスクワークから離れる場面があれば、

背伸びをしてみる、屈伸をしてみる、体をでんでん太鼓みたいにひねってみる、深呼吸をしてみる、など30秒ぐらいでできる体操を

こまめに行うことで、血流が良くなります。

 

④坐骨という太ももとお尻の境目の奥にある尖った骨があるのですが、それを椅子の座面に突き刺すようなイメージで座ると

座り姿勢が安定します。そしてそのポジションのまま背もたれにしっかりと背中から腰を隙間なく密着させて座ると完璧です。

 

⑤できればドーナツ型のクッションを置いて座るようにしてもらえると、お尻にかかる圧が分散するはずなので、これで腰への負担も

減るはずです。

 

 

ぜひ一度お試しください!

 

 

◆まとめ

デスクワークで長時間座っていると腰が痛くなるのは、先の研究の結果からもわかるように、身体の構造上仕方ないことです。

しかし、仕事は仕事なので、腰痛を回避するためにやめるわけにはいかないので、

30分に一回は立ち上がっていただき、その場で30秒ほどの体操をするだけでも腰の負担は軽くなります。

また、座り姿勢のポイントをお伝えしたようにしっかり坐骨を座面に突き刺し、背もたれにピッタリと体を密着させて座りましょう。

そして、道具にも頼ってください。ドーナツ型のクッションでお尻にかかる圧を分散させてください。

 

ぜひ一度お試しくださいませ。

 

最後に、頑固な腰痛は自分1人では解決できないことの方が多いと思います。時には治療が必要なこともあります。

そんな時はお近くの、国家資格をお持ちの治療院へご相談ください。きっと力になってくれるはずです。


手前味噌ではありますが、当院でもデスクワークの腰痛解消の治療を施術しております。お近くに住まいの方や勤務されている方はいつでもご相談くださいませ。

 

【監修:柔道整復師 福井健人】

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

私は、バイク、自転車、車の運転が好きです。

でも長距離運転をした後、必ず後悔しています。

それは、100%腰が痛くなるからです。

 

それでも時間があれば、ついつい運転してしまうので、どうしようもありませんね。

 

そんな私でも、長時間座りっぱなしの後にやってくる腰痛に最近ようやく勝てるように

なってきました。

 

その秘密をお伝えできたらと思いますので、よければ最後までお付き合いください。

 

 

 

 

◆はじめに

「運転のあとは腰が伸びない…」

「事務仕事をしていると腰が痛くなってくる」

こんな経験ってありませんか?

 

 

当院でも腰痛を訴える患者さんの中に、

 

「車の運転をした後は腰が固まって、背中が伸びない…」

「座りっぱなしで仕事をした後は、腰が重だるくなってくる」

 

と、お悩みの方が沢山いらっしゃいます。

 

 

 

 

◆仕事や日常生活にまで悪影響を及ぼす腰痛

 

腰痛をかかえたまま生活するのはとても辛いことですよね。

 

「ものを持ちあげる」

「長時間同じ姿勢をキープする」といったことができなくなってきます。

 

これは、私の20年以上、腰痛患者さんを施術してきた経験から言えることなんですが、腰痛と言っても個々人によって症状や原因は様々です。

全く同じ症状や原因ということはありません。

 

さらに、一時期は腰痛の85%ぐらいが原因不明と言われていました。(今は原因が明確になってきています。)

ですので、これをやれば腰痛が治るなんて治療技術はありません。

各患者さんの体のゆがみや筋肉、関節の硬さを詳細に検査して、その患者さんに最も適した施術を提供することが大切だと思います。

 

◆何を隠そう、私は腰痛持ちです。

 

実は、私は中学生から腰痛を持っています。

定期的にギックリ腰にもなっていました。

 

一時期は長時間立ちっぱなし、座りっぱなしになっていると、じわじわと腰やお尻が重だるくなってきて、

動き出そうとすると、腰や背中が固まって伸ばせなくなっていました。

いつも重いものを持つときや、背伸びをするときは不安を抱えながら、生活していました。

 

ですので、腰が痛くなれば湿布をはったり、技術勉強会に参加した時に練習相手の方にその場しのぎの対処をしてもらっていました。

当時は、こうするしか方法がなくて困っていました。

これからお伝えする正しい知識や改善法を知るまでは・・・。

 

 

◆座っていると腰が痛くなる患者さんに共通していたことがあったんです

 

腰は、体の中心に位置しています。

この位置から少しでもズレたり、ゆがんだり、不安定になってしまうと、自分では気が付かないうちに体に悪影響が及ぶことになります。

例えば、立っている、座っているという姿勢をキープするけでも、体を安定させようとして、腰や骨盤、背中の筋肉が緊張します。

体の中心がゆがむと全身に悪影響を及ぼしてしまい、座っているだけでも腰が痛くなることが起こるわけです。

 

 

私が診てきた患者さんに多かったのは、

 

・股関節が硬くて動かない

・腰や骨盤周りの筋肉(特にお尻)が硬くなっている

 ・休憩を取らずに作業に没頭している

 

この問題を解決した患者さんの多くは、長引く腰痛を改善していかれました。

 

◆人間の重心の大切さ

 

人間の重心は立った姿勢になると、骨盤の辺り(おへその下あたり)に位置します。

 

つまり骨盤が体の重心をコントロールしているといっても過言ではありません。

骨盤が1ミリでも歪んだり、不安定になってしまうとその影響は体中に波及することになります。

そして、体の重心をコントロールする骨盤は、野球のホームベースのような形をした仙骨という骨と、蝶々の羽のような形をした腸骨という2つの骨で仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節を構成しています。

 

 

この仙腸関節はほとんど動きません。

 

安定しておかないといけない関節なので、不必要に動いてしまうと靭帯や関節を痛めてしまう恐れがあります。

そして、股関節や腰周辺の筋肉が硬くなって動かないようになると仙腸関節が徐々に歪みを生じたり、不安定になってきます。

 

仙腸関節がゆがんだり不安定になった状態で、座りっぱなしの姿勢や立ちっぱなしの姿勢が続くと、仙腸関節のゆがんだところや不安定になったところに重力が加わり、痛みや重だるさが起きてくることになります。

 

座っていると腰が痛くなる原因を治すには、仙腸関節のゆがみと不安定になっているポイントを改善する必要があります。

そのために自分でできることをご紹介させていただきます。

 

 

◆座っていると腰が痛くなる症状を改善する3つの方法 

 

①ウォーキングを日課にする

座っていると腰が痛くなる方に多い特徴として共通しているのが、股関節の硬さです。

 

もし、股関節が硬くなるとその分だけ怪我をしやすく、疲労がたまりやすくなってしまうんです。

 

日常で股関節の硬さを予防し、腰や骨盤周辺の筋肉を柔軟にする方法がウォーキングです。

1日5~10分でいいので継続してみると効果的です。

 

②スクワットを日課にする

座ったままの姿勢って、ひざと股関節が90°に曲がったままの姿勢になっています。

この姿勢が習慣化すると、自分では気が付かないうちに股関節や、腰、骨盤周りの筋肉が硬くなってしまいます。

硬くなった筋肉を柔軟にしていく方法はスクワットです。

最初のうちは深く曲げなくてもいいので、軽くまげる程度にスクワットを10回ほどでいいので毎日継続していきましょう。

 

 

③湯船につかるを日課にする

慢性的な痛みや重だるさを訴える方に共通していることが、お風呂をシャワーだけで済ましていることです。

お風呂にゆっくりつかることで血のめぐりを促し、硬くなった筋肉や関節、靭帯を柔軟にしていくことが可能です。

シャワーだけの生活にしている方は、今日から湯船につかり温まるように心がけて下さい。

 

 

この3つのことを繰り返していくと、座りっぱなしの後に起こる腰痛を予防・軽減していくことが可能になります。

これはおまけになりますが、座りっぱなしの姿勢が続いた時は、30分に一回は腰を伸ばしたり、少し歩いたりするのも一つの予防法です。

これだけで座っていると腰が痛くなる症状を予防できます。

以前、私も同じようにこの3つのことを実践して腰痛を改善しました。

さらに、当院の腰痛の患者さんにも、同じことをお伝えし、自宅で取り組んでいただいております。

ぜひ、自宅で取り組んでみてください。

 

 

 

もし、この3つのことを継続しても一向に腰痛が改善してこないときは、ひょっとすると他にも原因があるかもしれません。

そんなときは、一人で悩まないでお気軽にご相談ください。

 

◆まとめ

長い間座っていると腰が痛くなってくる原因は、骨盤を構成する仙腸関節のゆがみや不安定が原因になっていることがある。

体の中心は骨盤の辺りにある、体の中心が歪んだり不安定になると体中に悪影響を及ぼし、腰痛が長引くことがある。

座っていると腰が痛くなる症状を改善する3つの方法

①ウォーキングを心がける

②スクワットをやってみる

③お風呂はゆっくりと温まる

 

 

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は普段デスクワークをする機会は少ないのですが、それでも多少はパソコンを打ったり、

事務作業をすることがあります。

 

30分ぐらい座りっぱなしで作業していると、段々と腰が痛くなり足がしびれてきます。

私は体の専門家なので、自分の体が異変を知らせてくれた時に瞬時に体を動かすようにして大事に至るまでに

対処しています。

 

ところが、毎日デスクワークをメインにされている人は、それが当たり前になっていて体が発しているサインを

受け取らずにそのままデスクワークを続けてしまいます。

 

では、デスクワークをしている人はみんな腰痛持ちなのか。と言うとそういうわけでもなさそうです。

腰痛が出る人と出ない人の違いはなんなのか。そういったところの謎を紐解いていきたいと思います。

 

 

 

 

◆はじめに

デスクワーク中の腰痛は、多くの人が経験する問題です。コロナ禍においては、在宅ワークが増え、時間の制約なくデスクワークができるようになってから、より一層腰痛が増えたように感じます。

 

デスクワークによる腰痛も、正しい姿勢や予防策を取ることで、腰痛を軽減することができます。

今回は、デスクワーク中に気を付けるべき腰痛改善や予防のポイントをお伝えしていきます。

正しい座り方やデスク環境の整備、適切なストレッチや運動など、継続してやっていただける簡単な方法を解説します。

また、長時間の座りっぱなしを避けるための休憩方法や環境づくりについても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

◆デスクワーク中の腰痛の原因とは

結論から言うと『姿勢』と『時間』です。

同じ姿勢を長時間続けると、どれだけ筋肉がたくさんついている人でも、体はどんどん固まっていきます。

これ以外の原因はありません。

 

専門的な言葉で言うと【不動性疼痛】というものです。

 

 

◆デスクワーク中の腰痛対策と予防

デスクワーク中に腰痛を予防するためには、正しい座り方が重要です。

まずは、正しい姿勢をとることが大切です。背筋を伸ばし、肩を下げてリラックスし、

腰を前に傾けたり(反らせたり)、後ろに傾けない(沈み込まない)ようにしましょう。

 

また、膝と腰の高さが合うように椅子の高さを調整することも必要です。足は床についている状態が良く、背もたれに背中を密着させることで腰への負担を軽減できます。

そしてできれば30分に1回は立ち上がり、伸びをして体を動かすことも大切です。

正しい座り方を維持することで、腰痛を改善させたり、予防し、快適なデスクワークができるようにしていきましょう。

 

デスクワーク中には、適度な運動やストレッチ、軽い散歩を行うことが腰痛予防に有効です。定期的に立ち上がって、ストレッチや軽い体操を行いましょう。例えば、肩や背中をほぐすストレッチや、机の周りを歩いたり、階段を上り下りする運動などが効果的です。また、長時間座りっぱなしにならないように、30分に1回程度は立ち上がり、伸びをするようにしましょう。休憩時間には、軽い散歩をすることもおすすめです。デスクワーク中の運動やストレッチ、軽い散歩は、筋肉の疲れを取り、血行を促進して腰痛の予防につながります。

 

 

◆デスク周りの環境がとても大切

デスクワーク中の腰痛を改善させたり、予防するためには、デスク周りの環境にも気を配る必要があります。

まず、デスクの高さは適切な高さに設定しましょう。肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作できる高さが理想的です。

また、画面の高さも目の高さに合わせて調整することで、首や肩への負担を軽減できます。

 

 

◆まとめ

多くの人が経験するデスクワーク中の腰痛は、正しい姿勢や予防策を取ることで軽減することができます。

基本は30分に一回は何かしらの運動を取り入れる。とにかく同じ姿勢で長時間は絶対にやめましょう。

もし色々な対策をしているのに、全く改善しないようでしたら、一度当院までご相談ください。

 

 

 

(監修 柔道整復師 福井健人)

 

 

最近、我が家の子供たちもスマートフォンを持ち始めました。

必要に駆られて仕方なくなのですが、一旦持ち始めると、やはり現代っ子なのですぐに使いこなしていきます。

私など、あっという間に抜き去るスピードでどんどん新しいことを吸収していきます。

その反面、じっくり本を読んだり、物事を深く考えなくなったりといった弊害が生じているのも事実です。

 

 

◆はじめに

2022年1月の調査によると、日本国内でスマートフォン、携帯の所有者のうち、スマートフォン比率は96.3%だそうです。

ほぼ全員がスマートフォンを持っているんですね。

 

その影響なのかどうかは定かではありませんが、

一般社団法人日本リカバリー協会と一般社団法人日本疲労学会などは、2021年11月、12月の期間と2022年7月、8月の期間の調査で

首・肩こりは推定で1862万人が感じているというこがわかりました。

 

少し古いですが、2016年の第一三共ヘルスケの調査によると、肩こりは73.5%の人が国民病であると回答しています。

 

 

 

◆最近の首・肩こりの原因

スマートフォンやタブレットがここまで普及する前は、長時間のデスクワークで書き物が多かったために首・肩こりになっている人が

多かったように思います。

それが、ワープロ→パソコン→スマートフォンという時代の流れとともに、小さな画面をじっと覗き込むことが増えたがために、

長時間、頭が垂れ下がった姿勢でいるようになりました。

 

このことによって、重たい頭を細い筋肉で支えないといけなくなり、筋肉はいつも緊張状態を作ってしまいます。

 

そこから、ストレートネックと呼ばれる状態の人が量産されていくことになりました。

 

 

◆ストレートネックの主な原因

ストレートネックとは、本来は前方へゆるやかにカーブしている首(頚椎)が真っ直ぐになった状態です。

首や肩のこり、頭痛、首を動かすと痛みや痺れが出るなど、様々な症状が引き起こされます。 

 

ストレートネックは、一度なってしまうと治すのが難しいものなので、予防が大切です。ストレッチや姿勢の見直しなどをして良い体の状態を保つことが予防にもつながります。 

 

首や肩のこり、頭痛、首を動かすと痛みや痺れが出るなど、様々な症状が引き起こされます。 

 

 

 

たとえば、次のような姿勢がストレートネックの原因になります。

  • 猫背などの悪い姿勢
  • 骨盤のゆがみ
  • 枕が合っていない
  • 長時間座って作業する
  • スマホの画面を見るときのうつむく姿勢
  • パソコン操作を行うときの頭が前へ突き出すような姿勢
  • 妊娠や出産を経験した女性の骨盤が前傾する「反り腰」
  • ピアノの演奏などの特殊な姿勢を続けること
  • 仰向けで寝るときに枕が高すぎたり低すぎたりすること

 

 

こういった原因になるものを放置していると、最悪の場合は頚椎椎間板ヘルニアや頸椎症などになる可能性もあるため、こまめにストレッチや姿勢の見直しなどをしていく必要があります。

 

もうすでに症状が強く出てしまっている場合や自分だけでは生活習慣の改善が厳しいと感じた場合は、専門の医療機関に診てもらいましょう。 

 

ストレートネックは長期間、重症化すればする程、治すことが難しくなります。 気になった方は早めに改善への意識を向けましょう。

 

 

◆ストレートネックの予防と対策

上述したように、生活習慣の改善がまずはじめに取り組むべきことです。

例えば、1日のスマートフォンの使用時間を見直し、必要最低限の使用にしていくことや、長時間止むを得ず使用した場合は、

首や肩のストレッチ、あるいは軽いウォーキングなどの有酸素運動を行うなど、使用した後に必ず体を動かすということをセットにすると良いでしょう。

 

 

◆まとめ

首や肩こりを放置するとストレートネックになる可能性があります。

ストレートネックになる原因で思い当たる節があれば、すぐに見直す必要があります。

スマートフォンなどのデジタルデバイスの使用をゼロにすることは不可能なので、使用頻度を下げる工夫をしていきましょう。

 

もし、首・肩こりがキツすぎてストレートネックなのかな?と不安に感じたら当院までご相談ください。

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

私は、週に3回ぐらいは早朝に1時間ぐらいウォーキングをしています。多い時は毎朝歩く週もあります。

最初は運動不足解消のために始めましたが、3ヶ月、半年、1年と続けていくうちに体の調子が上向いていきました。

一番の驚きは、慢性的な腰痛で、たびたびギックリ腰になっていたのですが、ここ最近は一切そういったことは起きていません。

 

ウォーキングの習慣化によって、体重が減ったり、腰痛が軽減したりととても良い恩恵を受けています。

うまい具合に生活の中に取り入れることができて、習慣化できているので、これは生涯続けていきたいと思います。

 

 

◆はじめに

 

厚生労働省の【健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023】と言うものが公表されました。まだ案としての発表とは言え、昨今の増え続ける医療費を懸念してのものだと受け取っています。

 

これによると、成人の場合、

①歩行やそれと同じ程度の身体活動を1日60分以上行う。

②息が弾んで、汗をかくぐらいの運動を週に60分以上行う。

③筋力トレーニングを週に2、3回行う。

④長時間の座りっぱなしを避け、30分に一度は体を動かす。

 

こういったことが推奨されています。

 

 

 

◆腰痛は現代病と言っても過言ではない

 

日本整形外科学会の調査では、日本全国に腰痛のある人は、3000万人いると推計されています。

その原因として考えらるのは、

 

①長時間の座り姿勢、同じ作業の繰り返し

②運動不足

③睡眠不足

④栄養バランスの悪さ

 

こう言ったものがあげられます。

 

今回は腰痛を改善し予防するための方法として「ウォーキング」をご提案いたします。

 

 

◆ウォーキングが腰痛改善や予防につながる理由

 

私が実際に経験したことだから言えることですが、ウォーキングというシンプルな運動は、腰痛の改善や予防に効果的な方法と言えます。

「毎日のウォーキングで腰痛改善や予防するために注意すべき点」に焦点を当て、正しい歩き方のポイントを詳しく解説していきます。

 

ウォーキングを行う上での大切なのは、

①正しい姿勢や足の着地

②アームスイングの意識

③歩くスピード

④歩く時のリズム

⑤歩幅

⑥地面の状態に注意

⑦適度な時間と距離を設定

 

以上のようなことです。

①〜⑦までの項目は腰の負担を軽くするために必須事項ですので、一つ一つ解説します。

 

 

 

◆正しい姿勢を保ち、着地は踵から

 

ウォーキング中は背すじを伸ばし、顔を前に向けて歩くようにしましょう。若干目線を上げるぐらいでちょうど良いかもしれません。

肩をリラックスさせ、上半身をわずかに前に倒すことで、適切な姿勢を保つことが重要です。腰痛を引き起こす原因の一つは、歩行時の姿勢の乱れですので、意識して正しい姿勢をキープしましょう。

 

◆アームスイングの意識

最近、街で歩く人を観察していると腕を振らずに歩いている人をよく見かけるようになりました。

もちろん荷物を持っているから仕方ない部分はあるかもしれません。

 

 

腕を振ることがなぜ大切なのかと言うと、腕を振ることで肩甲骨が動いたり、背中の筋肉を使ったりすることができます。

また腕を振ることで上半身をひねる動作が生まれ歩くフォームがダイナミックになり、エネルギーをたくさん使うことにつながります。

フォームが悪い状態で長時間歩いても、筋肉をたくさん使っていなかったら、トレーニングになりませんので、このようなアームスイングと呼ばれるダイナミックな腕の振りはいつも意識しておいてほしいです。

 

◆歩くスピードとリズムと歩幅

 

ウォーキングをしている時は、スムーズでリズミカルな歩行を心掛けましょう。かかとからつま先まで、一歩一歩しっかりと地面に着地させることが大切です。

急なステップや無理な歩幅は腰への負担を増やす可能性がありますので、無理のない適度な歩幅とペースで歩くようにしましょう。

今は音楽を聴きながら歩く人も増えていますが、アップテンポな音楽のリズムに合わせるのも良いでしょう。

歩幅は大股歩きではなく、いつもより少しだけ大きめに。あまり大股で歩くと股関節を痛めてしまいますのでご注意ください。

 

 

 

◆地面の状態に注意

 

ウォーキング中は色々な道路環境があるかと思います。きっちり舗装された所、未舗装で土の所、アスファルトが削れて穴が空いている所など。こう言った様々な地面がありますので、ウォーキング中は歩く地面環境にも注意が必要です。

せっかく腰痛改善や予防のために歩いているのに凸凹した地面や段差のある所でつまづいたりすると、転倒にもつながります。特に平坦ではなく不安定な地面では、腰部や足に負担がかかりやすくなります。安定した歩行環境を選ぶか、適切な運動靴を履くことで、腰への負担を軽減することができます。

 

 

 

◆適度な時間と距離を設定する

 

一番最初にやらかしてしまうのが、いきなり長時間、長距離を歩いてしまい、体が痛くなったりすごく疲れたりすることです。

このような体験をするとウォーキングに対してすごくマイナスな印象を持ってしまうので、おすすめしていません。

散歩の時間や距離は、自身の体力や状態に合わせて適切に設定しましょう。無理なく続けることが重要です。

 

私の場合ですが、最初は近所のコンビニにコーヒーを買いに行って帰ってくるということからスタートして、次に近所の公園を一周して帰ってくる。このようにして少しつず時間と距離を伸ばしていきました。

毎日の生活の中にいかに組み込めるか。これに尽きます。腰痛のない生活を生涯続けていこうとしたら、ウォーキングに終わりはありません。生涯続けていくものなので、気軽に続けられる範囲でやることが大切です。

 

やり続けているうちに、段々楽しくなってきて、あっちこっちに散策に出かけようとなってくると儲けものです。

ウォーキングは一番手軽に、しかもお金もかからずできるので、ぜひ習慣化するまで地道に続けてみてください。きっと世界が変わると思います。

 

最後にウォーキング中やウォーキング後に疲労感がキツく出たり、腰痛が増すようであれば、少し減らしてみたり、お休みするなどの調整が必要です。

 

 

◆まとめ

 

腰痛改善や予防のためのウォーキングでは、正しい姿勢、腕の振り、スムーズな歩行、スピードとリズム、地面の状態に注意し、適度な時間と距離を設定することが重要です。生活の中に組み込むぐらい継続することで、腰痛の予防や改善につなげることができます。

 

ぜひ始めてみてください。応援しています。

もしそれでも腰痛が改善しない場合は、当院までご連絡ください。

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

院長の福井です。

 

私は幼少期におばあちゃんと一緒に生活していて、いつもおばあちゃんが湿布臭かったのを覚えています。

手の届かないところに貼ってあげたりしていました。

子供ながらに痛い時には湿布を貼れば良いと思っていました。

 

 

◆はじめに

 

厚生労働省によると、腰痛に悩む日本人は1000万人を超えていて、日本人の約13人に1人が腰痛持ちであるということになります。

また、日本整形外科学会の調査では、全国に腰痛をお持ちの方は3000万人いると推計されているということです。

これを見てもわかるように、腰痛は多くの人にとって身近な問題です。そして腰痛があると日常生活の行動に制約が出てしまう非常に厄介な問題です。

 

湿布などの一時的な対処法では改善が見られず、悩みは深まる人が後を絶たないのが現状ではないでしょうか?

当院に来られる患者さんの中にも長年腰痛に苦しめられている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

今回は、湿布だけでは良くならない腰痛に対して、整体の効果、継続して整体を受けることの重要性について書いていきます。

 

 

 

◆腰痛に湿布を貼っても治らない

 

湿布は一時的な痛みの緩和をもたらすことがありますが、腰痛を根本から改善することはできません。

なぜなら湿布は症状の表面的な対処に過ぎないからです。湿布を貼るだけでは腰痛の原因となる問題を解決することはありません。

 

腰痛の原因は様々であり、姿勢の問題、筋肉の緊張、椎間板の問題、心理的な負担などが考えられます。

湿布だけではこれらの根本的な原因に対処することはできないのです。

 

◆当院の整体を受けると腰痛に効果がある3つの理由

 

当院の整体は、腰痛の改善に対して以下のような効果が期待されます。

 

①筋肉や関節のバランスの調整によって、腰にかかる負荷を軽減する効果があります。姿勢の歪みや筋肉の緊張が腰痛を引き起こすことがあるため、整体によってそれらの問題を改善することで、腰の負担を軽減することができます。

 

②整体は血液循環を改善します。正しい姿勢や適切な筋肉のバランスによって血流がスムーズになり、栄養素や酸素の供給が増えます。整体によって老廃物の排出も促進されるため、腰の炎症や筋肉の緊張の緩和に効果的です。

 

③整体によって神経の調整も行います。神経の圧迫や緊張が腰痛を引き起こすことがありますが、整体によって神経の正常な働きを取り戻すことができます。

これにより、腰痛の症状の軽減や痛みの緩和が期待されます。

 

当院の整体は個々の症状や体質に合わせた施術を行います。もちろん全ての人に同じように効果が出るとはお約束はできませんが、効果を実感される方がほとんどです。

 

 

◆整体を継続して受けることの重要性

 

湿布だけで良くならない腰痛には、当院の整体が有効です。

 

当院の整体は根本的な改善を目指すため、痛みだけでなく、原因となる問題にアプローチします。

痛いところを強く押したり、揉んだり、ボキボキ矯正したりすることは、その場限りの対症療法なので、決して無意味とは言いませんが、何度か施術を受けても変化を感じない場合は、思い切って違う整体を受けてみると良いでしょう。

 

そしてこれが一番大切なことですが、信頼できる整骨院を選ぶことが大切です。整体の経験や知識、技術を確認し、自分に合った施術が受けられるかどうかを判断しましょう。ちなみに当院は開業して10年以上が経過しており、院長は20年を超えるキャリアを持っています。

 

また、当院の整体は、一度の施術で効果を発揮することもありますが、2回、3回と受けていただく度に効果が高まっていくという特徴があります。

 

症状が改善して良くなったとしても、日常生活でのクセはなかなか抜けませんので、定期的なメンテナンスが必要となることがあります。

 

整体以外で自宅でのセルフケアの実践も重要です。整体を受けている時間は30分程度です。後の生活の時間をどのように過ごすのかが、腰痛を改善させるために大切な時間になりますので、整体後の指示やアドバイスをしっかりと受け取り、自宅でのストレッチやエクササイズ、姿勢の改善などを積極的に取り入れましょう。

 

整体は痛みの緩和だけでなく、腰痛の原因に対してもアプローチするため、継続的な施術とセルフケアの実践が改善への鍵となります。

 

まとめ

 

湿布だけで腰痛の根本的な改善はほぼ不可能だと言えるでしょう。

しかし、整体と継続的なケアによって、腰痛の症状を緩和させることは確実にできます。

 

当院の整体は個別の症状や体質に合わせたアプローチが可能であり、痛みの原因にアプローチすることが特徴です。

また、腰痛を改善するためには、整体を受けるだけでは不十分で、自宅でのセルフケアも重要です。

 

腰痛の改善に向けては、信頼できる整体師との協力や自己管理が欠かせません。ぜひ、整体を活用して腰痛と向き合い、心地よい日常生活を取り戻してください。

 

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

昔、近所に住んでいたおじいさんが、「今日は雨降るで!わしの膝が言うとるわ!わしの膝は天気予報より当たるんや!」とことあるごとに言っていました。

そしてそれがよく当たっていました。

幼いながらにすごいなと思っていました。

 

 

はじめに

 

天気が不安定な時や季節の変わり目になると頭痛が出る人、周りにいませんか?

今回は、天候の中でも特に気圧の急激な変動が頭痛を引き起こし、いわゆる「天気痛」と呼ばれる現象について書いていきます。

気圧の変動が頭痛に与える影響やメカニズムや、なぜ低気圧や気圧の変動が頭痛を引き起こすのかについても考えていきたいと思いますので最後までお付き合いください。

 

気圧の変動と頭痛の関係

 

気圧の急激な変動が頭痛を引き起こす理由は、実際のところまだ完全には解明されていません。

 

天気が急変したり、天候が悪化すると気圧の急激な変化を伴います。

気圧の変化が血管に影響を与え、頭部の血流が変動することで頭痛が生じる可能性があるというものです。

気圧とは空気の重さと考えることができますので、その空気の重さが変わることによって、血管や頭の中に影響を与えるからと考えられます。

これが一般的に「天気痛」と呼ばれるものです。

 

 

寒暖差や湿度の変化が頭痛に与えている

 

急激な気温や湿度の変化も頭痛の要因となると考えられています。

気温の急激な変化や暑さ、寒さによって血管が縮んだり広がったりして、それが頭痛を引き起こすことがあります。湿度の増減によっても、体内の水分バランスや血液の粘り具合が変化し、頭痛を感じることがあります。

 

 

雨と頭痛の関係

 

雨の降り始めや降水量の変化によっても頭痛が引き起こされることがあり、これも天気痛と呼ばれます。

これは、気圧の変化と湿度の増減と関連していると考えられています。

 

降水量の増加により、空気中のイオンのバランスが変化し、神経系への影響を与える可能性があります。

天気痛は個人差があり、全ての人に当てはまる訳ではありません。

 

しかし、自身の体と天候の関係性を観察し、特に頭痛が起こりやすい天候のパターンを把握することで事前に対策を打つことができると思います。

 

 

天気痛を避けるための3つの対策

 

①気圧の急激な変動に敏感な方は、気圧の変動を事前に把握できる天気アプリを利用し、予測される変動に備えましょう。

また、頭痛が起きやすいと感じる際は、頭や首を温める帽子やマフラーを着用しましょう。

 

②気温や湿度の変化による頭痛に対しては、適切な防寒や保湿対策を行いましょう。

寒冷地では保湿クリームを利用して肌の乾燥を防ぐことが大切です。暑い地域では適度な冷房や扇風機を利用し、こまめに水分補給を行いましょう。

 

③雨や雪の降水量の変化による頭痛に対しては、適切な防水具や傘を使用することが重要です。また、室内では湿度を調整するために加湿器や除湿機を利用したり、リラックスした環境を作ることで頭痛を緩和することができます。

 

 

まとめ

天気痛は完全に解明されていません。

天気痛は症状の出方に個人差があり、法則性はありません。天気痛の原因はさまざまであり、個々の体質や健康状態も関与します。もし天候の変化によって頭痛を感じる場合は、自身の体調をよく観察し、必要に応じて医師や専門家に相談することをおすすめします。

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