いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
早朝ウォーキングをして一年を経過しようとしています。すこぶる快調です。最近、足首に重りを巻いて歩いているとものすごく負荷がかかって足腰を鍛えるのにちょうど良いです。良かったら一度試してみてください。
◆はじめに
整骨院で患者さんの施術をしている時に聞かれることのランキング上位に入るものとして、「どんな枕が良いですか?」というものです。
寝具に関する悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか?
最近、メディアで「殿様枕症候群」というものが取り上げられているのを目にしました。高くて硬い枕で寝ていると脳卒中になるリスクが高くなるとのことでした。
個人個人でお好きな高さや硬さがあると思いますが、一体どういった枕が最適なのか、色々な角度から解説していきたいと思います。
こちらの記事が皆様の睡眠の質の向上につながれば幸いです。
◆合わない枕で寝るリスク
自分に合った枕が見つからず、苦労している人のことを「枕難民」と呼ばれるそですが、そもそも枕が合わないサインというのはどういったことなのでしょうか?
枕が合わないサインとしては、
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・起きた時に疲労が残っている
・寝返りを打ちづらい
・頭の良いポジションが見つからない
・夜中に何度も目が覚める
このようなものが挙げられます。
このようなサインを無視して寝続けると、睡眠で体が回復することができなくなり、何らかの体調不良を引き起こすことになるであろうと考えます。
◆枕が合わない原因
枕が合わないからといって、世の中に出回っている商品を片っ端から試すようなことは物理的に不可能なので、まずはなぜ枕が合わないか、原因を探ることが大切です。
枕が合わないと感じる原因には、
・枕の高さが合っていない
・枕の素材が合っていない
・枕のサイズが合っていない
・枕とマットレスや敷布団との相性が悪い
このようなことが考えられます。
これは素材の問題なので、何種類かは試さないといけません。
これとは別に整体をしている私の考えは、素材ではなく、体の方の問題に着目しました。
・ストレートネック
・猫背
・背骨の柔軟性がない
・体の左右のバランスが悪くゆがんでいる
・精神的ストレスが多い
・不規則な生活を送っている
・運動不足
・シャワーだけで湯船に浸からない
これに当てはまる方は、枕やその他の寝具の悩みをよくお話されます。
こういった場合、寝具を色々変えたとしても、睡眠の質が向上することは考えにくいです。
◆合わない枕問題の対策
まずは、体の方から変えていく方が近道だと考えています。
体を変えて、体が寝具にうまくフィットできるようにしていく方が、色々と試さなくても良くなりますし、コストパフォーマンス、タイムパフォーマンス的にも良いと思います。
では、実際にはどうするのか?ということですが、まずはプロに任せてしまいましょう。
整体を受けて、自分の体がどうなっていて、何が問題なのかを教えてもらいましょう。
そして、自分でどうにかできる問題なのか、プロに一定の期間任せる問題なのかを知りましょう。
そうすることで枕難民から解放される日が近づいてくるでしょう。
◆自分で枕を作ってみよう
最適な枕が見つかるまでの間に、自分で枕を作ってみましょう!
バスタオルを3枚用意していただいて、下の画像のように折り畳んでください。
バスタオルを重ねて自分の寝やすい高さに調整して寝てみましょう。
◆まとめ
枕の合う合わないを素材や形状に求めてしまうと枕難民になりやすいので、まずは自分の体の問題を見直すことの方が大切です。
そのために必要なことは、一度はプロに体のチェックをしてもらい、自分の体の現状を知り、体のゆがみを整えて、自分の体が枕や寝具に合わせられるような柔軟性を手に入れることをしていきましょう。その方が長い目で見た時にコスパやタイパがよくなリます。
すぐに枕を買いに行くのではなく、自作のバスタオル枕で最適な高さを見つけてから買うようにしましょう。
この記事を読んでくださった方が1人でも多く枕難民から解放されて質の高い睡眠ができるようになることを祈っています。