いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
今回の記事は以下の目次のようになっております。
【目次】
①はじめに
②病院を選ぶ基準
③病院に行く前にやっておくべきこと
④病院でお医者さんに質問しよう
⑤お医者さんの指示にきちんと従いましょう
⑥通院したのに治らない問題が発生した場合は
⑦整体を受ける時の注意点
⑧まとめ
①はじめに
2022年時点での厚生労働省の患者調査によると、全国の医療機関に外来で受診した(通院)患者数は、約713万人ということでした。
そして、患者満足度調査というものがあって、外来患者の病院に対する全体的な満足度は、満足しているが58%でした。
それに対して、不満は5.4%という結果でした。その他の約37%は普通あるいは無回答でした。
私は、病院に行って感じる不満は、ほとんどないのですが、自分の状況をうまく伝えられなくて、後味が悪くなってしまったことが何度もあったために
みなさんにもそうなってほしくなくて、今回記事にしようと思いました。
②病院を選ぶ基準
まずはどのような症状であれ、緊急性のない場合は家の近所の病院が選択肢になるかと思います。
インターネットや知り合いからの情報を集めて、自分に合いそうなところに電話してみると良いでしょう。
その時の対応が良かったら、そちらへ行くこともありでしょうし、対応が悪ければその他の候補の病院に連絡してみて、比較検討してみるのも良いかと思います。
③病院に行く前にやっておくべきこと
私は幼少期から病院がとても苦手なのですが、理由を考えてみると、自分の症状をお医者さんを目の前にすると緊張してしまってうまく伝えられないということがわかりました。
そういった経験はありませんか?
それがわかってからは、自分自身の不調について、箇条書きでも良いので、メモして病院に持っていき、お医者さんにメモを見ながら伝えるとうまく伝えることができました。
箇条書きにしておくこととしては、
・体のどこが具合が悪いのか
・どのような症状なのか(痛い、重い、しびれる、など)
・どのような動きや体勢で具合が悪いのか、じっとしていてもつらいのか
・どのようなきっかけで具合が悪くなったのか
・いつから具合が悪いのか
・これまでに何か病気やケガをしたことがあるか
・今回の症状で病院を受診したことはあるか
・現在、服用している薬はあるか
このようなことを書いておくと、お医者さんにも伝わりやすいと思います。
また、何か治療するにあたっての希望がもしあるのであれば、それも意思表示できるように書いておくことも大切です。
例えば、何かの事情があってできれば手術はしたくないとか、できれば薬以外の方法で治療したいとか。
こういったことを事前に準備しておくことで、かなり精神的な負担は軽減されるように思います。
④病院でお医者さんに質問しよう
これも③と似た内容なのですが、ご自身が不安に感じることや心配なことも、メモ書きしておきましょう。
もし、診察中にその不安や心配を解消してくれる説明があれば良いのですが、もし、説明がなかった場合は、
お医者さんに遠慮なく、メモ書きした質問を投げかけるようにしましょう。
そしてご自身が納得できればそれで良いですし、もし納得のいく説明が得られなかったら、何度かさらに突っ込んで質問してみましょう。
それで、嫌そうな顔をするお医者さんの場合は、今後信頼関係を築くのは難しいように感じますので、病院を変えるのも検討してみましょう。
今は、セカンドオピニオンは当たり前ですし、病院を変えたいとお医者さんに言えば、データを転院先の病院に送って共有してくれるようにもなっています。
心情的には、後味が悪くなる感じはしますが、自分の健康の問題なので、そこは割り切って考えて良いと思います。
⑤お医者さんの指示にきちんと従いましょう
一旦、そこの病院で通院するということになった場合、必ず守ってほしいことは、お医者さんの言うことをしっかり聞いて、その指示を守ると言うことです。
やってくださいと言われたことは必ずやり、やめてくださいと言われたことは必ずやめましょう。
また、薬の服用についても、用法や用量を必ず守り、自己判断で変更することのないようにしましょう。
これには、明確な理由があって、お医者さんは、体の不調を改善させるための治療方針を考えてくださいます。そのために必要なことを医学的な視点から指示してくださいます。この指示から逸脱したことをしてしまうと、治療方針というレールから外れてしまって、治るものも治らなくなります。
また、この治療方針が正しいのか間違っているのかを判断しにくくなりますので、お医者さんの指示を必ず守るようにしてほしいです。
お医者さんから指示されたことをきっちり守っているのにも関わらず、症状に変化がない場合は、先ほどもお伝えしたようにセカンドオピニオンを考えても良いと思います。
指示をきっちり守っていないのに、治らないからセカンドオピニオンで他のお医者さんにあたったとしても、何も良い結果にはなりませんからご注意くださいね。
⑥通院したのに治らない問題が発生した場合は
もし、お医者さんの指示通りにきっちり治療を受けたのにも関わらず、不調が良くならない場合は、整体を受けることを考えてみるのも一つの手です。
画像の検査や血液検査などをしても原因がよくわからないケースがあります。
はっきり明確にコレです!と言いにくケースです。
画像検査や血液検査では問題ないので、様子を見てみましょうと言われた時なども同じです。
この場合は、お医者さんもよくわからないので、対処のしようがありません。
この点、当院の整体では、体の歪みや傾き、筋肉や関節、皮膚の硬さ、内臓の動き、自律神経の乱れ、呼吸の乱れ、血液循環など、多方面から体の状態をみることができます。
そこで出てきた問題を特殊な技術を駆使して解消させていきます。
うまくいけば、少しずつ体が回復に向かっていきます。
⑦整体を受ける時の注意点
当院の整体は、それほど長い時間かけることはありません。長くても30分ほどで終わります。というのも、時間が長くなればなるほど、体にかかる負担も大きくなり、治療を受けることがしんどくなってきたりします。長時間ベッドに寝ているだけで体が悪くなってしまうこともあるので、できるだけ短時間で結果の出る技術を厳選して行いますので、非常にコンパクトにまとまっています。
短時間で最大限の効果の出るように日頃から技術を磨いていますので、長い時間治療を受けたら良くなるという考えはされないようにお願いします。
⑧まとめ
今回は、病院を受診するときの注意点について、まとめてみました。
かなり簡潔にまとめたので、詳しい内容は割愛しているところもありますが、要点は抑えていると思います。
まずは病院で詳しく検査をしてもらって、どうなっているのかを診察してもらってください。その上で適切な治療を受けるようにしましょう。
これまでに病院で診察を受けて、治療を受けたけど、前と何も変わっていない方や、整体など色々試してみたけど、全然良くならずに手術も検討しているという方は、一度当院にご相談ください。
何かお役に立てることができるかもしれません。
絶対に我慢し続けたり、諦めたりして、その場をやり過ごそうとしないようにだけお願いします。
少しでもこれを読んでくださった方の腰が良くなっていくことを願っています。それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)