腰痛お役立ち情報

自分自身のこれまでを振り返って、気づいた問題点を取り上げ、これだったら変えることができそうなものから、すぐに変えていきます。

これを行動変容と言います。

これまでと同じ生活を送っているのに、状況が好転するとは思えません。

何でも良いので、変化をつけることが大切です。

私は、原因不明と言われている症状に関して、ほとんどのケースで日常生活の習慣に問題が潜んでいると考えています。

普段無意識でやっていることの中に問題の根っこがありますので、気づきにくいのです。
 

朝起きてから、夜寝るまでの間に色々な活動をすることで、精神と肉体はダメージを負い、疲労がたまります。
疲労をうまく回復させて、次の日に疲労を持ち越さないための必須項目が

①栄養バランスの取れた食事
②適度な運動
③上質な睡眠
④ストレスフリーな生活

となっています。
この４つをおろそかにすると疲労回復がうまくいかずに次の日に疲労が残ったままになってしまいます。

①栄養バランス：PFCバランスと言って、P（タンパク）、F（脂質）、C（炭水化物）をバランスよく取ること。これが基本になります。過度な糖質制限や脂質制限は健康を害するので専門家がついていない状態では絶対にやらないでください。

②適度な運動：ラジオ体操、ウォーキング、ストレッチなどを組み合わせて、1日最低でも30分ぐらいは運動する必要があります。
間違ってはいけないことは、スポーツと運動は違うということです。特定のスポーツは偏った体の使い方になるので、体にとって良いものではありません。全身まんべんなく動かすものを選択してください。

③上質な睡眠：基本は90分の倍数の時間を確保できるようにしたいですね。睡眠の周期があって、睡眠中は浅い眠りと深い眠りが交互にあります。その周期をうまく活用して回復しやすくするためには、6時間、7.5時間、9時間がお勧めです。これは個人差がありますので、一番自分に合うものを探してくださいね。6時間より短い睡眠時間は絶対にお勧めできません。

④ストレスフリーな生活：これがおそらく一番難しいと思います。生活していく上である程度ストレスはかかるものですし、まったくゼロにできるなんて思いません。
逃げられるのであれば、ササっと逃げてください。

職場、家庭（嫁姑、夫婦など）、ご近所、ママ友など、社会生活におけるストレスの大半は人間関係と言われています。
この人間関係のストレスからどのようにして逃れるのか。
この問題から解放された人から、体の不調が改善していくと言っても過言ではありません。