いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
院長の福井です。
私は普段デスクワークをする機会は少ないのですが、それでも多少はパソコンを打ったり、
事務作業をすることがあります。
30分ぐらい座りっぱなしで作業していると、段々と腰が痛くなり足がしびれてきます。
私は体の専門家なので、自分の体が異変を知らせてくれた時に瞬時に体を動かすようにして大事に至るまでに
対処しています。
ところが、毎日デスクワークをメインにされている人は、それが当たり前になっていて体が発しているサインを
受け取らずにそのままデスクワークを続けてしまいます。
では、デスクワークをしている人はみんな腰痛持ちなのか。と言うとそういうわけでもなさそうです。
腰痛が出る人と出ない人の違いはなんなのか。そういったところの謎を紐解いていきたいと思います。
◆はじめに
デスクワーク中の腰痛は、多くの人が経験する問題です。コロナ禍においては、在宅ワークが増え、時間の制約なくデスクワークができるようになってから、より一層腰痛が増えたように感じます。
デスクワークによる腰痛も、正しい姿勢や予防策を取ることで、腰痛を軽減することができます。
今回は、デスクワーク中に気を付けるべき腰痛改善や予防のポイントをお伝えしていきます。
正しい座り方やデスク環境の整備、適切なストレッチや運動など、継続してやっていただける簡単な方法を解説します。
また、長時間の座りっぱなしを避けるための休憩方法や環境づくりについても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。
◆デスクワーク中の腰痛の原因とは
結論から言うと『姿勢』と『時間』です。
同じ姿勢を長時間続けると、どれだけ筋肉がたくさんついている人でも、体はどんどん固まっていきます。
これ以外の原因はありません。
専門的な言葉で言うと【不動性疼痛】というものです。
◆デスクワーク中の腰痛対策と予防
デスクワーク中に腰痛を予防するためには、正しい座り方が重要です。
まずは、正しい姿勢をとることが大切です。背筋を伸ばし、肩を下げてリラックスし、
腰を前に傾けたり(反らせたり)、後ろに傾けない(沈み込まない)ようにしましょう。
また、膝と腰の高さが合うように椅子の高さを調整することも必要です。足は床についている状態が良く、背もたれに背中を密着させることで腰への負担を軽減できます。
そしてできれば30分に1回は立ち上がり、伸びをして体を動かすことも大切です。
正しい座り方を維持することで、腰痛を改善させたり、予防し、快適なデスクワークができるようにしていきましょう。
デスクワーク中には、適度な運動やストレッチ、軽い散歩を行うことが腰痛予防に有効です。定期的に立ち上がって、ストレッチや軽い体操を行いましょう。例えば、肩や背中をほぐすストレッチや、机の周りを歩いたり、階段を上り下りする運動などが効果的です。また、長時間座りっぱなしにならないように、30分に1回程度は立ち上がり、伸びをするようにしましょう。休憩時間には、軽い散歩をすることもおすすめです。デスクワーク中の運動やストレッチ、軽い散歩は、筋肉の疲れを取り、血行を促進して腰痛の予防につながります。
◆デスク周りの環境がとても大切
デスクワーク中の腰痛を改善させたり、予防するためには、デスク周りの環境にも気を配る必要があります。
まず、デスクの高さは適切な高さに設定しましょう。肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作できる高さが理想的です。
また、画面の高さも目の高さに合わせて調整することで、首や肩への負担を軽減できます。
◆まとめ
多くの人が経験するデスクワーク中の腰痛は、正しい姿勢や予防策を取ることで軽減することができます。
基本は30分に一回は何かしらの運動を取り入れる。とにかく同じ姿勢で長時間は絶対にやめましょう。
もし色々な対策をしているのに、全く改善しないようでしたら、一度当院までご相談ください。
(監修 柔道整復師 福井健人)