
はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
「最近、股関節が痛くて夜も眠れない…」
「階段の上り下りがつらくて、外出が億劫になってきた…」
「もしかして、人工関節になってしまうのでしょうか…」
今回のブログ記事では、中崎町整骨院に実際に来院された50代女性、「股関節の痛み」の症例を通じて、その原因と対処法についてお伝えさせていただきたいと思います。
5分ほどで読める内容になっていますので、お時間がありましたら、ぜひ最後まで読み進めていただければ幸いです。
ご来院までの経緯
今回の患者様は、学校で教師をされています。
最初に股関節に違和感を感じたのは、3年ぐらい前でした。
歩いていると、たまにパキパキっと音がして、ちょっと痛みを感じるぐらいでした。
生活にも何ら影響もなく過ごせていたので、放置していたら、少しずつ痛みが増してきて、気がついたら体重をかけるのをかばって歩くようになっていました。
最近は、学校の階段を昇ることもツラくなってきたため、エレベーターを使っています。
整形外科に行き、診察を受けたところ、変形性股関節症と言われ、かなり進行しているということでした。
お医者さんからは、人工関節にしたら痛みはなくなると言われたそうですが、本人は手術はしたくないと伝えてたので、今は定期的に診察を受けて経過観察中になっているということでした。
それで、今後どうしていこうかと考えてネットで検索していたら、当院を見つけて、相談してみようということでご来院されました。
変形性股関節症の仕組みと原因

■一般的な認識と事実の違い
一般的に、変形性股関節症は「加齢による軟骨のすり減り」「体重の超過」が原因だと言われています。
もちろんこれも原因であることに間違いありませんし、異論もありません。
でも、これは結果であって、本当の原因ではないと考えています。
というのも、同じ年齢や同じ体重でも股関節の痛み、変形性股関節症を発症する人としない人がいます。
不思議ですよね?これってなぜなんでしょうか?
その答えは、「体全体のバランス」にあるということに行き着きました。
当院に来られる、股関節痛や膝関節痛をお持ちの方の体を全身くまなくチェックしていくと、ほとんどのケースで、体のどこかしらにゆがみがあったり、重心がずれていたりすることがわかりました。
これは、病院ではあまり指摘されてこなかったことなので、写真を撮ってお見せすると、自分の全身像なのにびっくりされます。
「これが本当に自分の体ですか?」と言う人も中にはいます。
それぐらい、日々の生活の中で、体のゆがみは自覚しにくいものなんです。
なので、気づかないうちに体はどんどんゆがみ、股関節や膝関節への負担が積み重なっていくわけです。
■本当の原因は、全身の歪みによる負担の集中にあった!?
私たちの体は、足首、膝、股関節、骨盤、背骨、肩など、すべての部分が相互に連携しています。
はじめにどこかにゆがみが生じると、負の連鎖が進んで行き、どんどん悪化していきます。
当院では、この悪循環を断ち切るために、要所要所のゆがみを整え、体全体のバランスを元に戻すための治療を行っています。
治療の流れ
当院の治療の流れは、まず体のバランス、ゆがみのチェックから入ります。
立った状態、座った状態、寝た状態と色々な角度から見ていきます。
そして、筋肉の硬さ、関節の可動域のチェックを行い、どこに問題があるのかを特定していきます。
治療は刺激量は、最小限にして、細かいレベルのゆがみも整えていきます。
20年以上のキャリアがあるので、治療は的確にかつスピーディに行いますので、あっという間にゆがみが矯正されていきます。
「硬いからそれを強い刺激でほぐす」
「動きが悪いからボキボキ矯正をする」
「柔軟性がないから、無理やりストレッチする」
こういったアプローチは、やってもらっている時とその直後は良くなった感じはしますが、翌日には元に戻っています。
ひどい場合は、治療を受けた数時間後には元通りなんてこともよくあります。
強い刺激は逆効果なので、痛くない治療を選択し、体の自己治癒力を最大限に引き出す治療をしています。
治療効果を持続させるためのセルフケア①

【太もも裏のストレッチ】
椅子に浅く座ります
↓
両足を伸ばして、床に踵をつけます(片足ずつでもOKです)
↓
つま先を両手で持ちます
↓
ゆっくり膝を伸ばしていきます
↓
両手でつま先を手前にもってきます
↓
これ以上伸ばせないところまできたら、そのまま20秒キープします
これを2セット行います
【太もも前のストレッチ】
左側を下にして、横向きで寝ます
↓
右膝を曲げて、右手で右足をつかみます
↓
右手でサポートしながら、右のかかとをお尻に当てるように近づけていきます
↓
太ももの前が伸びている感じがしたら、そのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います
これを2セット行います
治療効果を持続させるためのセルフケア②

右足を前に踏み出し、左足をできるだけ後ろに引いてつま先を立てます
↓
左の膝を床につけて、両手を右膝に乗せます 右膝を少し前に移動させます(この時点で腸腰筋と大腿四頭筋は伸びています)
↓
余裕があれば、背中を反らせます
↓
そのまま左手を上に伸ばします
↓
伸ばした左手を少し右側に傾けます
↓
上半身を少し右に傾けるとさらに伸びます
↓
この状態で20秒キープします
↓
反対も同じように行います
これを左右2セットずつ行います
治療効果を持続させるためのセルフケア③

目線の高さの位置で壁に手をつきます
↓
右足を前に、左足を後ろに引きます
↓
右膝は90°ぐらいに曲げて、左足の裏は床にピッタリと付けておきます
↓
左のふらはぎが伸びていることを感じたらそのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います
これを左右2セットずつ行います
治療効果を持続させるためのセルフケア④

股関節をうまく使えるようになって、関節にかかる負担を減らします。
長座で座ります
↓
右のお尻を浮かせて右足を少し前に出します
↓
次に左のお尻を浮かせて左足を少し前に出します
↓
これを交互に繰り返します
↓
10歩前に進んだら、後ろに10歩進みます
↓
これを3往復繰り返します
治療効果を持続させるためのセルフケア⑤

足の安定した椅子の背もたれなどを持って立ちます
↓
肩幅より少しだけ広めに足のスタンスを取ります
↓
お尻をゆっくり下ろしていきます
↓
膝が90°ぐらい曲がったところで止めます
↓
元の位置に戻します
↓
この動作を10回繰り返します
これを3セット行います
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回は、変形性股関節症による股関節の痛みの症例でした。
世間一般では、加齢や、体重オーバーが原因とされることが多いですが、それ以外にも原因はあります。
まずは今すぐに取り掛かれるものから、始めませんか?
今回ご紹介させていただいた、ストレッチや体操を日常生活に取り入れて、毎日行うようにしていただけると、体に良い変化が出るはずです。
もし、2週間ほど継続して頑張っているのに、改善が見られない場合は、別の問題が隠れているかもしれません。我慢せずにすぐに中崎町整骨院にご相談ください。
中崎町整骨院では、今回のような症状以外にも多種多様な症状をお持ちの方が来られています。
症状別では
ひどい肩こり、長引く腰痛、四十肩、坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、膝の痛み、内蔵の不調、自律神経の乱れ。
こういった方が多く来られています。
もちろんこれ以外の特殊なケースもあります。
もし、痛みや不調でお悩みであれば、一度ご相談ください。
院名:中崎町整骨院
監修者情報: 【柔道整復師 福井健人】
【予約・お問い合わせ方法】

中崎町整骨院への予約やお問い合わせは、以下の方法で承っております。
■電話予約:06-6360-6856
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