はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
今回のブログ記事では、中崎町整骨院に実際に来院された40代女性、「膝の痛み」の症例を通じて、その原因と対処法についてお伝えさせていただきたいと思います。
立ちっぱなしのお仕事をされている方、座ったり立ったりを頻繁に繰り返す作業をしている方で、膝痛の症状はありませんか?
また、ご家族や身近な方にお悩みの方がいらっしゃいましたら、こちらのブログ記事を教えてあげていただけると大変嬉しいです。
5分ほどで読める内容になっていますので、お時間がありましたら、ぜひ最後まで読み進めていただければ幸いです。
ご来院までの経緯
3、4年前に歩いていて、足を滑らせて踏ん張った時に、膝を痛めてから、痛みを我慢していたら、徐々に状態が悪化していきました。
最近は階段を昇るのも降りるのも痛みでキツくなってきたため、整形外科を受診したところ、変形性膝関節症と言われました。
ヒアルロン酸の注射とリハビリで週2回通院していました。
少しずつ改善はしたものの、なかなか痛みが軽減していかないので、ネットで調べて当院を見つけて来院されました。
膝が痛くなる原因
膝の関節は、生活していたら、毎日必ず使います。何十年も酷使していたら、不具合が出るのは当然のことですが、その使い方に問題があるケースが多いです。
今回の患者様の場合は、痛みを我慢して痛みが出ないようにかばいながら生活をしていた結果、筋肉のつき方が右と左で変わっていきました。
脚全体の太さが全然違う状態でした。
痛い方の左脚が細くなっていて、膝を支えるために必要最低限の筋肉が備わっていません。
このような状態では、自分の体重を支えることすら大変になりますので、関節の負担も大きくなっていきます。
よくある原因の説明で、
「軟骨がすり減っているから痛いんですよ」
「体重が重いから負担になって痛いんですよ」
というのも、もちろん原因だと考えられますが、それ以外にも問題はいくつもあります。
その問題を一つずつ丁寧に取り除いていくことで、痛みは少しずつマシになっていくものと考えています。
変形性膝関節症の治療
すでに変形してしまった関節を元通りにすることはできません。
だからといって、痛みが改善しないというわけではありません。
膝にかかっている負担を取るために、関節の可動域を広げたり、膝を曲げ伸ばしする筋肉がスムーズに伸び縮みするように調整します。
これだけでも痛みが緩和するケースはあります。
手術して人工関節にしないと治りませんと言われた患者様でも、あきらめないでほしいです。
当院が実際に行う膝の痛みへの治療は、
・膝の関節運動を正しく行えるように誘導する治療
・膝の動きに関する筋肉が正しく伸び縮みするように誘導する治療
・同じく膝の動きに関する皮膚が正しく伸び縮みするように誘導する治療
こういった治療を行います。
治療効果を高めるためのセルフケア
膝の痛みを改善するためには、治療だけではなく、職場や自宅で意識して取り組んでいただく、セルフケアが重要です。
これを継続して行うかどうかで、改善する度合いも変わってきますので、患者様にはできるだけ取り組んでいただくようにしています。
もちろん治療を受けられていない方でも、効果のあるセルフケアですので、ぜひチャレンジしてみてください。
膝のセルフケア①
膝の裏にバスタオルを折ったものや、クッションを入れます
↓
膝の裏で、クッションを押し付けるように力を入れます
↓
太ももの前に力が入っている感じがすればOKです
↓
この状態を10秒キープします
↓
できれば3セット行います
膝のセルフケア②
床に座ってあぐらをかきます
↓
左の足を伸ばして、右の足の裏を左の内ももにつけます
↓
両手で左の足をつかみます
↓
できるだけ膝を伸ばします
↓
太ももの裏が伸びているのを感じながら20秒キープ
これを左右2セット行います
膝のセルフケア③
椅子に浅く座ります
↓
両足を伸ばして、床に踵をつけます(片足ずつでもOKです)
↓
つま先を両手で持ちます
↓
ゆっくり膝を伸ばしていきます
↓
両手でつま先を手前にもってきます
↓
これ以上伸ばせないところまできたら、そのまま20秒キープします
これを2セット行います
膝のセルフケア
目線の高さの位置で壁に手をつきます
↓
右足を前に、左足を後ろに引きます
↓
右膝は90°ぐらいに曲げて、左足の裏は床にピッタリと付けておきます
↓
左のふらはぎが伸びていることを感じたらそのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います
これを2セット行います
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
変形性膝関節症は、階段の登り降りの時、歩き始めに痛みを感じることが多いです。
痛みがあることで、かばう動作が多くなっていきます。
これは自分ではなかなか気づきにくいものですので、必ず専門家に一度は体をみてもらうようにしてほしいです。
早く診察を受けたり、整体を受けることで、改善する確率が上がります。
放置すればするほど、変形は進み、人工関節へ突き進んでいきます。
ご紹介させていただいた、ストレッチやリハビリを日常生活に取り入れて、毎日行うようにしましょう。
もし、2週間ほど継続して頑張っているのに、改善が見られない場合は、別の問題が隠れているかもしれません。我慢せずにすぐに中崎町整骨院にご相談ください。
中崎町整骨院では、今回のような症状以外にも多種多様な症状をお持ちの方が来られています。
症状別では
ひどい肩こり、長引く腰痛、四十肩、坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、膝の痛み、内蔵の不調、自律神経の乱れ。
こういった方が多く来られています。
もちろんこれ以外の特殊なケースもあります。
もし、痛みや不調でお悩みであれば、一度ご相談ください。
院名:中崎町整骨院
監修者情報: 【柔道整復師 福井健人】
【予約・お問い合わせ方法】
中崎町整骨院への予約やお問い合わせは、以下の方法で承っております。
■電話予約:06-6360-6856
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