はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
今回のブログ記事では、中崎町整骨院に実際に来院された40代会社員の方の「肩こり」の症例を通じて、その原因と対処法を詳しく解説します。
日頃から意識して運動をしているのにも関わらず、肩こりにお悩みの方にとってお役に立つ内容をお届けしていきたいと思います。
5分ほどで読める内容になっていますので、お時間がありましたら、ぜひ最後まで読み進めていただければ幸いです。
「毎日ジムで筋トレを頑張っているのに、肩の痛みは全く良くならない…」
「トレーニングして多少筋肉がついたのに肩こりは改善せず、逆に痛みが増している気がする」
「ほとんど毎日歩いているのに、肩こりがひどくて頭痛も頻繁に起こります」
このような状態でお悩みではありませんか?
現代社会において、肩こりは誰もが経験する健康問題の一つとなっています。当院に来られる患者様の症状で肩こりと腰痛は1位と2位をいつも争っています。
毎日真面目に筋トレや運動に励んでいるにもかかわらず、肩こりが一向に改善しない…。そんな悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
なぜ、一生懸命トレーニングをしているのに、肩の張りや痛みは治まらないのでしょうか?
この記事では、肩こりの根本的な原因と、正しい改善方法について詳しくご説明します。
運動しているのに肩こりが治らない原因とは
オーバーワークに気づいていないケース
今回の40代男性のケースでは、ほとんど毎日ジムに通い、上半身中心のトレーニングメニューをこなされていました。
男性の場合、筋トレといえば、胸や背中、腕を鍛えたい人が多いと思います。
比較的重たいウェイトでトレーニングをするため、筋肉は一時的に筋肥大が起こります(パンプアップ)。
この状態は筋肉の緊張がとても強いため、硬くなってしまいます。
そして、筋肉を大きくするようなトレーニングは無酸素運動のため、筋肉に血液が行きにくく、酸素が不足してしまいます。
いわゆる筋肉の酸欠状態が起こります。
筋肉が緊張して、酸欠状態のまま、トレーニングを続けるとかなりの疲労が溜まります。
これを毎日のように続けていると、筋肉に疲労が溜まり続けて、コリを感じるようになると考えています。
運動をしているのに肩こりを感じてしまうということは、「体が回復していませんよ」というSOSのサインです。
回復するまでは、トレーニングの頻度と強度を減らす必要があります。
オーバーワークでの疲労を回復させるエクササイズ
トレーニングによって蓄積された疲労を抜くために必要なことは、休養です。
ただ何もせずにじっとしておく休養ではなくて、【アクティブレスト】と言われる休養をとることをおすすめしています。
何かというと、体に負担のかからない運動を行い、血流を改善して、疲労している筋肉に栄養を行き渡らせていきます。
具体的には、有酸素運動とストレッチです。
有酸素運動
ここでお伝えする有酸素運動は、ウォーキングかエアロバイクです。
ウォーキングの場合は、ジムに通われている方は、マシンで時速6〜7kmぐらいで30分ほど歩きましょう。
エアロバイクの場合は、心拍数が120〜130ぐらいの強度で30分ほどこぎましょう。
ご自身で外を歩く場合は、早歩きで30分ぐらいを目安にしてみてください。
首のストレッチ
首の横と後ろを伸ばすストレッチ
右手で頭の左側を優しくつかみます
↓
右手で頭を右に倒していきます
↓
首の左側が伸びている感じがしたら、10秒キープします
↓
次に反対側も同じように行います
↓
余裕があれば、頭を倒す角度を真横から少しだけ前に変えます
↓
少し首の後ろ側が伸びますので、そのまま10秒キープします
↓
反対側も同じように行います
背中とお腹のストレッチ
右手で左の肘を持ちます
↓
上半身を右に傾けます
↓
同時に肘をさらに右に引っ張ります
↓
脇の下からお腹の横ぐらいまでの伸びを感じながら10秒キープします
↓
反対側も同じように行います
※倒しながら腹式呼吸をするとさらに伸びます
体幹のストレッチ
右の膝を曲げて、左側の足を後ろに伸ばします
↓
左手を上に伸ばして、右側に上半身を少し傾けます
↓
その状態で深呼吸をしながら、20秒キープします
↓
反対側も同じように行います
体幹のストレッチ
右の膝を曲げて、左側の足を後ろに伸ばします
↓
左手を上に伸ばして、右側に上半身を少し傾けます
↓
その状態で深呼吸をしながら、20秒キープします
↓
反対側も同じように行います
入浴のすすめ
基本的なことになりますが、シャワーだけで済ます生活をされている方は、ぜひ入浴に切り替えてほしいです。
シャワーだけでは、筋肉の表面しか温まらなくて、疲労が蓄積している可能性が高い、深い場所にある筋肉がゆるまないからです。
毎日とは言いませんが、一日おきでも湯船につかるようにしていただけると、筋肉の疲労の回復スピードは間違いなく上がります。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
頑固な肩こりを放置すると、間違いなくあなたの仕事と健康に悪影響を与えます。
パフォーマンスが下がらないようにするために、肩こりを軽視せず、早めのケアを心がけてほしいです。
今回ご紹介させていただいた、ストレッチや体操、入浴習慣を取り入れて、毎日行うようにしましょう。
もし、2週間ほど継続して頑張っているのに、改善が見られない場合は、別の問題が隠れているかもしれないので、すぐに中崎町整骨院にご相談ください。
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院名:中崎町整骨院
監修者情報: 【柔道整復師 福井健人】
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