はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
当院は大阪の梅田の近くにあります。
梅田といえば、有名百貨店が軒を連ねています。
百貨店内の店舗で勤務されている方も月に数名来られます。
治療させていただいていて感じるのは、百貨店で働く方々の身体的負担は想像以上に深刻だということです。
百貨店という華やかな職場の裏側には、長時間立ち続けることによる目に見えない身体的苦痛が潜んでいます。
当院に寄せられる相談の中でも、サービス業に従事する方々の腰痛や下肢の不調は年々増加傾向にあります。(当院調べ)
あなたは、こんな経験はありませんか?
「仕事が終わったら、ふくらはぎがパンパンにむくんで痛い」
「ヒールの高いパンプスを履いているためか、足が頻繁につる」
「良い姿勢をキープしないといけないので、いつも腰が反っていて痛い」
朝から晩まで立ち続け、売り場を移動しながら働く中で、突然襲ってくる腰痛。ふくらはぎがパンパンに張る痛み。
毎日の仕事に支障をきたすほどの身体の不調に、どれだけ多くの方が悩まされているでしょうか。
今回のブログ記事では、中崎町整骨院に実際に来院された30代女性で百貨店勤務されている患者様の「腰痛」症例を通じて、その原因と対処法を詳しく解説します。
同じような症状でお悩みの方にとって、お役に立てる内容になっていると思います。
5分ほどで読める内容になっていますので、お時間がありましたら、ぜひ最後まで読み進めていただければ幸いです。
なぜ立ちっぱなしのサービス業は体に悪いのか?
■労働環境の問題
百貨店での接客業務は、休憩時間以外はほぼ立ちっぱなしです。
平均的な接客スタッフは、1日の労働時間の80%以上を立った状態で過ごします。
これは、人間の身体にとって非常に過酷な環境で、重力に逆らって使う筋肉にずっと負担がかかっているからです。
立ちっぱなしの労働環境は、特定の筋肉や関節に偏った負担をかけることになります。
また、疲労が溜まってくると、それを逃すために姿勢を崩したりするため、前後、左右で姿勢のゆがみが出てきます。
■立ちっぱなし仕事がもたらす身体への影響
あまり動かずに立ちっぱなしでいると、下半身の血流が停滞します。
また、リンパ液の循環障害も起きるため、老廃物がうまく処理できず、むくみとなって現れます。
もちろん特定の筋肉に負担がかかり続けますので、筋肉の疲労も蓄積してどんどん硬くなっていきます。
人間の下半身には、「第二の心臓」と呼ばれる筋肉ポンプがあります。
この機能は歩行や運動によって働いてくれますが、立ちっぱなしの状態では十分に機能しません。
結果的に、下肢のむくみ、冷えや、しびれが出やすくなります。
30代女性の症例から見る具体的症状
実際に当院に来られた患者様の症状は、
腰部の慢性的な痛み、ふくらはぎの張り感と痛み、立っている時の足のだるさとむくみ、就寝中の足のこむら返り、睡眠の質の低下。
このようなものでした。
中崎町整骨院の腰痛とむくみへの治療アプローチ
腰痛やむくみにも色々あるので、同じ流れで治療をすることはありません。
今回のケースでは、まず体全体のゆがみをチェックします。
立った姿勢で、頭の傾き、肩の高さ、腕の捻れ、手首の向き、指の曲がり具合、骨盤の高さ、膝のお皿の向き、足首の捻れなど小さなゆがみでも見逃しません。
次に体の動きを確認します。
前後左右で動かしにくい所はないか、動かして痛い所はないか。
かなり細かくみていきます。
最後に血液の流れを脈で見たり、神経伝達がうまくいっているかどうかの確認の検査を行います。
そして見つかった問題に対して、正しい位置に戻したり、正しい動きに修正したり、正しい筋肉の弾力に戻していきます。
ものすごく優しい刺激の筋肉、骨格矯正の技術で治療していきます。
治療と合わせて行うと効果が高いセルフケア
治療を受けるだけでも、もちろん効果はあります。
でも、治療を開始したばかりの時期は、元に戻りやすいこともあり、自宅や職場でできるストレッチや体操をご紹介させていただております。
このセルフケアを行うことで、治療の効果を持続させることができるため、2回目以降の治療もスムーズに進めていけるようになっています。
たった10分のセルフケアを習慣化することができれば、確実に体は変化していき、症状の根本改善につながると考えています。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
ふくらはぎのストレッチ
目線の高さの位置で壁に手をつきます
↓
右足を前に、左足を後ろに引きます
↓
右膝は90°ぐらいに曲げて、左足の裏は床にピッタリと付けておきます
↓
左のふらはぎが伸びていることを感じたらそのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います
太もも裏のストレッチ
仰向けに寝ます
↓
右膝を曲げて、足を浮かせます
↓
タオルを右足の裏に引っ掛けます
↓
右膝を伸ばしながら、右の足裏を天井に向けて上げていきます
↓
これ以上伸ばせないところまで足を上げたら、そのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います。
左右2セットずつ行います
腰のストレッチ
仰向けに寝ます
↓
右膝を両手で抱え込み、胸の方まで持っていきます
↓
腰、お尻が伸びている感じがしたら、30秒キープします
↓
反対も同じように行います
↓
左右3セット行います
腰のストレッチ②
仰向けに寝ます
↓
両膝を立てます
↓
膝を揃えたまま右にゆっくり倒します
↓
反対も同じように行います
↓
この動作を30秒繰り返して行います
セルフケアをする時の注意点
ご自宅や職場でセルフケアでストレッチや体操を行う時は、以下のことに注意して行うようにしましょう。
①初めから頑張りすぎない
初めはやる気がみなぎっていて、「よし!やるぞ!」と気合が入ってしまいます。
そうすると、回数を多く、種目を多くやろうとします。
結果、翌日にしんどくなって、数日できなくなってしまうということがよく起こります。
初めは、60%ぐらいのイメージでされると良いかと思います。
②痛いことをすれば早く治ると思わない
痛いけどもっと伸ばそう、痛いけどもっと押してみよう、といったように、痛みを我慢してやれば
早く良くなると考えている人も多いです。
これは大変危険で、症状を悪化させる恐れがありますので、ご注意ください。
③種目を増やさない
セルフケアに慣れてくると、余裕が出てきて、ご自身で見つけたものを追加でやってしまう人もいます。
もし一つ追加するのであれば、一つ減らすようにしましょう。
種目が増えると、種目をこなすことが目的になってしまいます。
こうなると何のためにセルフケアを行なっているのかを見失ってしまいます。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
むくみ、腰痛を放置すると、間違いなくあなたの仕事と健康に悪影響を与えます。
今回ご紹介させていただいた、ストレッチや体操を日常生活に取り入れて、毎日行うようにしましょう。
もし、2週間ほど継続して頑張っているのに、改善が見られない場合は、別の問題が隠れているかもしれないので、すぐに中崎町整骨院にご相談ください。
立ち仕事で日々お忙しく働かれているあなたにとって、健康は最大の資源だと思います。
パフォーマンスが下がらないようにするために、むくみや腰痛を軽視せず、早めのケアを心がけてほしいです。
中崎町整骨院では、丁寧な治療と、根本的な原因を改善するための治療を行っています。
どうぞお気軽にご相談ください。
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院名:中崎町整骨院
監修者情報: 【柔道整復師 福井健人】
電話予約:06-6360-6856
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