はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
最近、中崎町整骨院に多く寄せられる悩みの一つが、プログラミング業界で働く方々の肩こり問題です。
パソコンと向き合う時間が長い皆さん、こんな経験はありませんか?
「夜遅くまでコーディングしているうちに、肩や首に鈍い痛みを感じる」
「デスクワークの後、肩や背中の張りで、鉄の板のように硬くなっている」
「パソコンの前に長時間座っていると、肩や首が詰まってくるような感じがする」
最近、当院に30代のプログラマーの方が来院されました。
その患者様は「仕事中、ずっと肩こりが気になって作業を中断することが増えてきました。」と訴えていました。
実は、この悩みは決して特別なものではなく、多くのエンジニアが抱えている共通の課題であると思います。
今回のブログ記事では、プログラミングの仕事と肩こりの関係について、その原因と効果的な対処法を詳しくご紹介します。
この患者様の症例と同じような症状でお悩みの方にとって、お役に立てる内容になっていると思います。
5分ほどで読める内容になっていますので、お時間がありましたら、ぜひ最後まで読み進めていただければ幸いです。
なぜプログラミングの仕事で肩こりが発生するのか?
プログラマーの肩こりの主な原因を5つのポイントから解説します。
①不適切な姿勢と長時間拘束
当院に来られているプログラマーの方は、平均して1日8〜10時間もデスクに向かっています。(当院調べ)
長時間同じ姿勢を続けることで、首や肩の筋肉が慢性的に緊張し、血行不良を引き起こします。
特にデスクの高さやモニターの位置が適切でないと、さらに悪化する傾向があります。
②精神的ストレスによる筋肉の緊張
プログラミングは集中力と精神的負荷を伴う仕事だと思います。
複雑なコードを解読したり、締め切りに追われたりする中で、無意識のうちに肩や首の筋肉を硬直させてしまいます。
ストレスホルモンの分泌により、筋肉はさらに緊張し、痛みを増幅させてしまいます。
③目の疲労
モニターを長時間見続けることで、目の疲労が蓄積します。
目が疲れることで、無意識のうちに首や肩を前に出して、できるだけ近い距離でモニターを見ようとします。
そうすることで、さらに筋肉の緊張を生みます。
これが肩こりや首の痛みにつながるのです。
④運動不足とデスクワーク
当院に来られているプログラマーの方は、座っている時間が圧倒的に長く、ほとんど運動という運動をされていません。
身体を動かさないことで、筋肉の柔軟性が低下し、血行が悪くなります。
筋肉の硬直は肩こりを悪化させる大きな要因となります。
⑤生活習慣の乱れ
夜遅くまで仕事をされていて、不規則な睡眠リズムの方も多いので、これも肩こりを悪化させます。
生活リズムも乱れがちで、食生活も栄養バランスが悪くなり、運動もしないとなると、免疫機能も低下して、体調も崩しやすくなっていきます。
中崎町整骨院で行う肩こりの治療とは?
肩こりを改善する一般的な治療は、首や肩の筋肉を直接マッサージしたり、ストレッチさせたりします。
もちろん、その治療方法で改善することもあるのですが、当院では、根本から治したい方の治療を行っています。
どういうアプローチかと言うと、まず検査に時間をかけます。
肩こりの症状であっても、頭から手先、足先まで問題がないか入念にチェックしていきます。
細かくチェックしていくと、首や肩以外にも、前後左右の違いが見つかることが結構あります。
そういう見逃しやすい所も丁寧に検査していきます。
見つかった問題部分のゆがみや、ねじれを改善するために筋肉や関節を元の位置に戻します。
また、元の位置に戻しても動きが悪い場合もあるので、正しい動きができるように優しい力で矯正していきます。
マッサージやストレッチを受け続けていても、変化がない場合は、筋肉が壊されている可能性もあるので、一旦中止された方がい良いと思います。
治療と合わせて行うと効果が高いセルフケア
治療を受けるだけでも、もちろん効果はあります。
でも、治療を開始したばかりの時期は、どうしても早く元に戻りやすいこともあり、自宅や職場でできるストレッチや体操をご紹介させていただております。
このセルフケアを行うことで、治療の効果を持続させることができるため、2回目以降の治療もスムーズに進めていけるようになっています。
たった10分のセルフケアを習慣化することができれば、確実に体は変化していき、症状の根本改善につながると考えています。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
首のストレッチ
首の横と後ろを伸ばすストレッチ
右手で頭の左側を優しくつかみます
↓
右手で頭を右に倒していきます
↓
首の左側が伸びている感じがしたら、10秒キープします
↓
次に反対側も同じように行います
↓
余裕があれば、頭を倒す角度を真横から少しだけ前に変えます
↓
少し首の後ろ側が伸びますので、そのまま10秒キープします
↓
反対側も同じように行います
首のストレッチ②
首の前側を伸ばすストレッチ
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手を胸の骨の上におきます
↓
両手を下にスライドさせながら、天井を見上げるように上を向きます
↓
この時にアゴを前に突き出すようにします
↓
首の前側全体が伸びていることを感じながら10秒キープします
↓
そのまま頭を左に傾けます 首の右前の部分が伸びたら10秒キープします
↓
そのまま頭を右に傾けます 首の左前の部分が伸びたら10秒キープします
↓
3方向を1セットとして、2セット行います
胸のストレッチ
首や肩がこっている人は、意外と胸の筋肉も縮まって硬くなっていることが多いです。
首肩ばかりに目が行きがちですが、胸もしっかりストレッチしていきましょう。
壁に向かって正面に立ちます
↓
右手を壁について、肩と肘を同じ高さにセットします
↓
右手の位置を変えずに、上半身もできるだけ動かさずに足だけ左向け左にします
↓
右の胸が伸ばされる感じがしたら、そのまま20秒キープします
↓
反対も同じように行います
肩甲骨の体操
パソコン作業の多い方は、背中が丸まっていることが多いので、背中の血流が悪くなっています。
しっかり背中の筋肉を伸び縮みさせてあげて、血流アップを目指しましょう。
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手を頭上に上げてバンザイをします
↓
肘を下におろしてきて、肘と肘を背中の後ろでくっつけるイメージ
↓
またバンザイをします
↓
これを30秒繰り返します
セルフケアをする時の注意点
ご自宅や職場でセルフケアでストレッチや体操を行う時は、以下のことに注意して行うようにしましょう。
①初めから頑張りすぎない
初めはやる気がみなぎっていて、「よし!やるぞ!」と気合が入ってしまいます。
そうすると、回数を多く、種目を多くやろうとします。
結果、翌日にしんどくなって、数日できなくなってしまうということがよく起こります。
初めは、60%ぐらいのイメージでされると良いかと思います。
②痛いことをすれば早く治ると思わない
痛いけどもっと伸ばそう、痛いけどもっと押してみよう、といったように、痛みを我慢してやれば
早く良くなると考えている人も多いです。
これは大変危険で、症状を悪化させる恐れがありますので、ご注意ください。
③種目を増やさない
セルフケアに慣れてくると、余裕が出てきて、ご自身で見つけたものを追加でやってしまう人もいます。
もし一つ追加するのであれば、一つ減らすようにしましょう。
種目が増えると、種目をこなすことが目的になってしまいます。
こうなると何のためにセルフケアを行なっているのかを見失ってしまいます。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
肩こりは、単なる不快感ではなく、あなたの仕事と健康に直接悪影響を与える厄介者です。
今回ご紹介させていただいた、ストレッチや体操を日常生活に取り入れて、毎日行うようにしましょう。
もし、2週間ほど継続して頑張っているのに、改善が見られない場合は、別の問題が隠れているかもしれないので、すぐに中崎町整骨院にご相談ください。
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院名:中崎町整骨院
監修者情報: 【柔道整復師 福井健人】
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