はじめに
こんにちは。中崎町整骨院の福井です。
確定申告の時期が近づいてきて、税理士の皆様は連日のパソコン作業で、身体に大きな負担がかかっているのではないでしょうか?
「朝起きた時から首や肩が重たく、仕事に集中できない」
「パソコン画面を見ているだけで目が疲れ、夕方には頭痛がする」
「休日も仕事の疲れが抜けず、趣味の時間も楽しめない」
「整体やマッサージに通っても、一時的な改善に留まってしまう」
このような症状でお悩みの方は決して少なくありません。
実際に、当院にも30代男性の税理士の方が同様の症状で来院されました。
その方は、1日平均10時間以上のパソコン作業で、特に確定申告期や決算期には残業も増え、首肩こりと眼精疲労が深刻化していたそうです。
今回は、その症例を参考に、デスクワークによる首肩こりと眼精疲労の原因と、効果的な対処法についてご紹介させていただきます。単なる一時的な対症療法ではなく、根本的な改善を目指すためのアプローチをお伝えしていきます。
なぜ税理士さんに首肩こり・眼精疲労が発生するのか?
①長時間の前傾姿勢による筋肉へのダメージ
税理士業務では、パソコンを使用して数字を確認したり、入力する作業が多くなると患者様から聞きました。
この際、無意識のうちに画面に顔を近づけ、首を前に出した姿勢(フォワードヘッドポスチャー)になりがちです。
通常、頭部の重さは約4-5kgありますが、首が前に出るたびに、首や肩にかかる負担は劇的に増加していきます。
具体的には、首が1cm前に出るごとに、首や肩の筋肉にかかる負担は約1.5倍に増加すると言われています。一般的なデスクワークでは、首が5cm程度前に出やすいため、本来の3倍以上の負担が首や肩にかかることになります。
この状態が継続すると、以下のような悪循環が発生します。
・首の前傾姿勢による筋肉の過緊張→ストレートネック
・筋肉の緊張による血行不良
・血行不良による疲労物質の蓄積
・疲労物質の蓄積による痛みや不快感
・痛みによる更なる姿勢の悪化
②眼のダメージ
会計ソフトや表計算ソフトを使用する際、視線は画面上の特定の範囲に固定されがちです。この状態が続くと、以下のような問題が発生します。
・眼球を動かす筋肉の疲労
・焦点調節機能の低下
・瞬きの回数減少によるドライアイ
特に、最近の研究では、集中作業時の瞬きの回数は通常時の3分の1程度まで低下することが分かっています。これにより、目の潤いが失われ、角膜や結膜への負担が増大します。
③精神的ストレスによる身体への影響
確定申告期間中は特に、締め切りに追われる精神的なストレスも大きな要因となります。ストレス下では、以下のような生理的変化が起こります。
・自律神経系の乱れによる筋緊張の増加
・血流が悪くなる
・姿勢を維持する筋肉の疲労
・ストレスホルモンの増加で炎症が起きる
これらの要因が複雑に絡み合い、首肩こりや眼精疲労を悪化させる原因となっています。
中崎町整骨院の専門的な治療アプローチ
当院では、これらの問題に対して、
まずは検査を重要視しています。
体のどこに負担がかかっていて、どこにゆがみがあるのかを詳細にチェックしていきます。
そして、ゆがみやバランスを元に戻し、緊張し過ぎてしまった筋肉を弾力のある状態に回復させていきます。
強く揉んだり、ボキボキしたりせずに筋肉の柔軟性を回復させ、血行を改善します。
特に、首肩周りの深層筋へのアプローチを重視しています。
ミリ単位の細かい操作をしているため、治療を受けている時は何をされているか、わからないかもしれませんが、治療後に変化を感じていただけるはずです。
自宅や職場でできる対処法
仕事でお忙しい中、ストレッチやエクササイズなどを行う時間もないのが現状だと思います。
そこで今回は、たった1分でできてしまうストレッチと体操の合わせ技をご紹介させていただきます。
「これぐらいだったらできそう」と思ってもらえるものだと自信を持ってお伝えさせていただきます。
ぜひ職場で休憩時間にやってみてください。またご自宅でも風呂上がりや、テレビや動画の合間に「ながら」でも構いませんので、ぜひお試しください。
姿勢リセット体操
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手を頭上に上げてバンザイをします
↓
肘を下におろしてきて、肘と肘を背中の後ろでくっつけるイメージ
↓
またバンザイをします
↓
これを20秒繰り返します
姿勢リセット体操②
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手をまっすぐ前に伸ばします
↓
この時に背中は丸めておきます
↓
肘を後ろに引いてきます 肘と肘を背中の後ろでくっつけるイメージ
↓
また両手を前に伸ばします
↓
これを20秒繰り返します
姿勢リセット体操③
座ってでも、立ってでも、どちらでもOKです
両手を頭の後ろで組みます
↓
肘を前にたたみながら、上半身を前に倒します 背中を丸めます
↓
ゆっくり肘を広げながら、背中を反らして上半身を起こします
↓
この動作を20秒繰り返します
まとめ
デスクワークによる首肩こりや眼精疲労は、適切な対策をすれば十分に予防・改善が可能です。
しかし、これらの症状を放置すると慢性化し、仕事の効率低下につながります。
すでに強い痛みや不快感がある場合は、これらの自己流だけでは改善が難しい場合がありますので、以下のような症状がある場合は、すぐ当院への相談をお勧めします。
・3ヶ月以上症状が継続している
・朝起きた時の痛みや違和感が強い
・腕のしびれや痺れを伴う
・目の疲れ(目の奥の痛み)が休息後も改善しない
当院では、お一人おひとりの症状や生活習慣に合わせた治療プランをご提案させていただいています。
専門的な姿勢検査やゆがみチェックを行い、症状の原因を詳しく分析させていただきます。
確定申告の時期を前に、体のメンテナンスが必要だと感じられた方は、お気軽に中崎町整骨院にご相談ください。あなたの健康的な毎日をサポートさせていただきます。
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