はじめに
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。院長の福井です。 このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。
当院に来られるゴルフ愛好家の方のお悩みで多いのが、
「スイング後に肩や背中が痛む」
「飛距離が伸びない、曲がりやすい」
「ラウンド後半に疲れやすい」
「思うようにクラブが振り切れない」
このようなものが非常に多いです。
細かく全身をチェックしていくと、これらの症状の多くは「肩甲骨の動きの硬さ」が原因となっていること多いです。
今回は、ゴルフが大好きなあなたの体の痛みを根本から改善する方法についてお伝えしていきます。
肩甲骨の硬さがゴルフに与える影響とメカニズム①
肩甲骨の動きが硬い状態でのスイングは、以下のような問題を引き起こす可能性があります。
☑︎背中の筋肉への過度な負担
☑︎肩関節への異常な負担
☑︎手首や肘にかかる負担の増加(腱鞘炎などにつながる)
☑︎体幹のひねり動作の制限
これらの問題は肩甲骨の問題の比重は大きいものの、それだけではないことも分かっています。
足首から骨盤、背骨に至るまでの全身のゆがみが、最終的に肩甲骨の動きの硬さとして現れていると考えています。
ゴルフスイングは、地面からの反力を利用して効率的なパワーを生み出す運動です。体のゆがみによって重心バランスが崩れていると、本来あるべき力の伝達が妨げられ、それを補うために肩や腕に過度な負担がかかってしまいます。
肩甲骨の硬さがゴルフに与える影響とメカニズム②
■解剖学的メカニズム
肩甲骨は、12個の筋肉に支えられて浮いているような状態です。
胸郭(肋骨)の上を滑るように動く特殊な骨で、腕を動かす時に、肩甲骨の動きと連動しています。
ゴルフスイングにおいて、肩甲骨は以下の3つの重要な役割を果たしていると考えています。
・パワーの伝達器官としての役割
地面からの反力は、足→膝→股関節→骨盤→背骨→肩甲骨→腕というラインで伝わります。肩甲骨が硬いと、パワーがうまく伝わらず、飛距離や軌道が安定しません。
・スイング軌道の安定装置としての役割
ゴルフスイングにおいて、肩甲骨の可動域は非常に重要です。例えば、テイクバック→バックスイング→ダウンスイングの動作において、肩甲骨が胸郭の上をスムーズに滑るように動く必要があります。
これを分かりやすく例えると、電車の線路のようなものです。線路(胸郭)の上を電車(肩甲骨)がスムーズに走ることで、理想的なスイング軌道が生まれます。しかし、線路に歪みがあったり、電車の車輪が硬くなっていたりすると、スムーズな走行は望めません。
・衝撃吸収装置としての役割
インパクト時の強い衝撃は、本来、肩甲骨周りの筋肉が吸収するように設計されています。肩甲骨の動きが悪いと、この衝撃が手首や肘、さらには腰に集中してしまいます。
肩甲骨の動きが硬いままにすると将来的に起こりうる
深刻な問題点とは
肩甲骨の動きの硬さを放置し続けると、身体への悪影響が徐々に出てきます。
・慢性的な肩こりや首の痛み
・手首の腱鞘炎
・肘の腱鞘炎(ゴルフ肘)
・可動域の減少によるスコアの悪化
・ゴルフ以外の日常生活動作への支障
・肩関節周囲炎(五十肩)
・頸椎椎間板ヘルニア(首の痛み、腕や手指のしびれ)
・腰椎椎間板ヘルニア
これらの症状は、通常の マッサージや湿布では根本的な改善や予防が望めません。なぜなら、それらは一時的な痛みの緩和に過ぎないからです。
特に注意していただきたいのは、これらの症状は静かに進行することです。気づいたときには手遅れ、という状況は珍しくありません。
当院では、このようなリスクを未然に防ぐために、足首から頭まで、全身のバランスを総合的に評価しています。
そして、強い刺激によるマッサージや矯正では、体が逆にゆがんだり、壊れてしまう可能性もあるので、そういった技術は使わずに変化の出るゆがみと重心を整える治療をおこなっています。
また、その日の体調に合わせた治療をしているため、毎回毎回マニュアルに沿った同じ流れでは行いません。
セルフケアで実践できる肩甲骨ストレッチ
ご自宅でできる効果的なケア方法をご紹介します。ただし、痛みがある場合は必ず事前に専門家に相談してください。
自宅でできる簡単なケアをご紹介します
■肩甲骨タオル体操
①タオルを背中に垂直に当てる
↓
②両手でタオルの端を持ち、優しく引っ張る
↓
③10秒×3セット
■肩甲骨グライド体操(所要時間:3分)
①四つん這いになる
↓
②片方の手を反対の肩に置く
↓
③天井に向かって肘を持ち上げる
↓
④10回×3セット
■肩甲骨タオル体操②
①タオルの端を握ってバンザイします
↓
②そのままの位置から肘を曲げながら首の後ろまで引きます
↓
③肘と肘を合わせるイメージで引きましょう
↓
④10回×3セット
■肩甲骨タオル体操③
①タオルの端を握ってバンザイします
↓
②肘を伸ばしたまま上半身を右へ倒します
ちょっとだけ骨盤を左にスライドすると体側が伸びます
↓
③同じように反対側(左側)へ倒します
↓
④20回×3セット
これらのエクササイズを行う際の重要なポイント
☑︎朝一番の冷えた状態では行わない
☑︎痛みを我慢してまで行わない
☑︎呼吸を止めない
☑︎反動をつけない
実際の治療例から見る改善効果
【実際の治療例から見る改善効果】
A.E様(45歳・男性・企業役員)
「スコアが順調に良くなっていて、最近90を切って喜んでいたのですが、昨年から右肩が徐々に痛み出して、スコアが急に悪化。95から100を行ったり来たりを繰り返していました。
病院で検査しても原因不明と言われ、諦めかけていた時に、ゴルフ仲間から中崎町整骨院を教えてもらいました。
最初の問診と検査で『肩甲骨の動きが極端に悪くなっていますね。デスクワークが多いとのことですが、普段のパソコン作業の姿勢も影響しているかもしれません』と指摘されました。
実際に治療を始めて3週間で、ウォーミングアップ時の違和感が消失。2ヶ月後には痛みなくスイングできるようになり、飛距離も20ヤード以上伸びました。スコアは90前後まで戻りました。
同じ悩みの方は、本当に一度相談してみる価値があります」
M.S.様(52歳・女性・専業主婦)
「週末のゴルフが唯一の楽しみでしたが、左肩の痛みがひどくなり、クラブが振り切れない状態に。整形外科で湿布と痛み止めを処方されましたが、一時的な対処療法では根本的な改善が見られませんでした。
中崎町整骨院では、全身のゆがみを丁寧にチェックしていただき、『肩甲骨の動きの悪さは、実は足首からの連鎖反応なんです』ということを言われて驚きました。
全く関係がないと思っていた足首の動きが悪いことがわかり、調整してもらったら、肩の可動域に変化が出ました。
撫でるような優しい治療なのに、1回目から体が軽くなるのを実感しました。
3ヶ月の治療で、ゴルフのみならず、日常生活の肩こりまで改善しました。
再発するのが絶対に嫌なので、月に2回ぐらいメンテナンスに通わせてもらっています。
女性の方でも安心して通える整骨院です」
まとめ
肩甲骨の硬さは、ゴルフのパフォーマンスを著しく低下させてしまいます。
これからさらにスコアを伸ばしていこうと頑張って練習しているのにあまり伸びていない方は、一度肩甲骨のチェックに来られることを強くお勧めします。
当院では、20年の臨床経験で培ってきた独自の治療法で、多くのゴルファーの方をメンテナンスさせていただいております。
痛みや違和感を感じ始めたら、それは体からの大切なサインです。
この記事を読んでいるあなたも、不具合を感じているのにそのままゴルフを続けて痛めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。
【予約・お問い合わせ方法】
中崎町整骨院への予約やお問い合わせは、以下の方法で承っております。
◆電話予約:06-6360-6856
◆ウェブ予約:https://nakazaki-seitai.com/contact/ (24時間対応)
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【監修: 柔道整復師 福井健人】