はじめに
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。院長の福井です。 このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。
「階段の昇り降りがつらい」
「長時間の歩行で膝が痛む」
「正座ができなくなった」
このように膝の痛みの症状でお悩みではありませんか?
変形性膝関節症は、40代以降の方々に多く見られる症状です。日本では推定約2,500万人が膝の痛みを抱えているとされています。
今回は、中崎町整骨院でも日常よく遭遇する変形性膝関節症で、毎日の生活に支障をきたしている方に向けてお届けしていきたいと思います。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで起こる疾患です。
例えるなら、新品の車のタイヤが徐々にすり減っていくようなものです。最初は気にならなくても、使い続けることで少しずつ変化が現れます。
膝関節の軟骨は、私たちの体重を支え、衝撃を吸収する重要な役割を担っています。徐々に摩耗することで、以下のような症状が現れます。
☑︎朝起きた時の痛みやこわばり
☑︎長時間歩いた後の痛み
☑︎階段の昇り降りが困難
☑︎正座やしゃがみこみの困難
☑︎気がついたらO脚になっていた
このような症状がある場合は、すぐにご相談くださいね。
なぜ膝が痛むのか?3つの視点から考察
膝の痛みの原因は、一つに絞ることは難しいため、私は以下のような視点で膝の痛みを考えるようにしています。
①西洋医学的視点
・加齢による軟骨の摩耗
・過度な負荷やスポーツによる損傷
・肥満による関節への負担増加
西洋医学的には、膝の痛みは、経年劣化と重さによる負荷が原因と考えられています。
そのため、治療方法も、摩耗している部分の滑りを良くするためにヒアルロン酸の注射を打ったり、体重のコントロールを指導したり、劣化したものを取り替える手術をしたりします。
②東洋医学的視点
・気血の流れの停滞
・腎虚による骨や関節の弱体化
・寒邪の侵入による痛みの悪化
東洋医学的には、エネルギーや血液の流れがどこかで止まっていたり、内臓が弱くなっていることが原因と考えることが多いです。
そのため、治療方法は必然的に循環を良くするツボや経絡に針を打ったり、お灸をしたりします。
③中崎町整骨院的視点
私は、膝の痛みを単なる局所的な問題とは考えていません。体のゆがみがあることで、全身のバランスが崩れ、膝に過度な負担がかかり、症状が悪化すると考えています。
経年劣化、体重増加、循環不良などいずれも原因の一つであることに間違いはありません。それも含めて色々な視点から治療を組み立てていき、どれが一番効果が高いのかを検証していく必要があると思います。
当院に来られる膝の痛みを抱えた患者さんは、西洋医学、東洋医学などの治療をたくさん受けてきて、残念ながら結果が出なかった方ばかりですので、西洋医学と東洋医学の治療方法からではなく、ゆがみやバランスからチェックするようにしています。
放置するリスクについて
変形性膝関節症を放置すると、将来的に深刻な状態になることも考えられますので、今からできることをコツコツ続けることが大切だと考えています。
リスク1:歩行困難による活動量の低下
リスク2:筋力低下と関節の不安定化
リスク3:うつ症状や社会的孤立
リスク4:生活の質(QOL)の著しい低下
リスク5:認知機能の低下
これらのリスクはあくまでも一例に過ぎません、膝の痛みは全ての活動を制限してしまいますので、
1秒でも早く、なんらかの対策を打たないと取り返しがつきません。
あなたにそうはなってほしくありませんので、次にご紹介するストレッチを参考に無理のない範囲で
ぜひやってみてほしいです。
痛み解消ストレッチ&エクササイズ 3選
当院では、患者様の状態に合わせた無理のないストレッチやエクササイズをおすすめしています。
A:タオルを使った膝のエクササイズ
①仰向けになり、膝の下にタオルを置く
↓
②ゆっくりと膝を伸ばし、5秒間キープ
↓
③1日3回、10回ずつ実施
B:股関節周りのストレッチ
①横向きになって寝て、上の足を軽く持ち上げる
↓
②痛くない範囲でゆっくり動かす
↓
③左右各10回を目安に
※これらの運動は、痛みを感じない範囲で行うことが重要です。無理な運動は症状を悪化させる可能性があります。
C:タオルを使ったハムストリングスのストレッチ
①仰向けになり、タオルを足の裏に引っ掛けます
↓
②手に握ったタオルを自分の体の方に引き寄せながら
↓
③徐々に膝を伸ばしていきます
患者様の声
E.S様(58歳・女性・主婦)
「2年前から膝の痛みで悩んでいました。他院で『手術しかない』と言われ、落ち込んでいた時に中崎町整骨院を見つけました。
最初はここもダメだったら、手術しかないのかなと不安でしたが、福井先生の丁寧な説明とほとんど痛みを感じることのない治療のおかげで、1ヶ月後に、痛みが半分ぐらいになって、3ヶ月後には階段を昇れるようになりました。
今は、まだ階段を降りるのだけが怖くて恐る恐るになっていますが、必ずできるようになるという先生の言葉を信じて、治療を続けています。
膝の痛みで同じような悩みを持つ方には、悩んでいる時間がもったいないので、早めの受診をお勧めします。」
よくある質問と回答
Q1:私は現在78歳なのですが、年齢的に治療は難しいでしょうか?
A1:いいえ、年齢に関係なく改善は可能です。当院では80代の方でも症状が改善された例が多数あります。早期発見・早期治療が重要ですので、お悩みの方はぜひご相談ください。
Q2:手術を勧められていますが、他に選択肢はありませんか?
A2:もちろんあります。手術をされた方が良いケースもありますが、それは最後の手段として置いておきましょう。3ヶ月ぐらい当院の治療に専念していただいてからでも遅くないと思います。
当院では手術をせずに改善したケースを多く経験しています。あなたに合った治療法をご提案させていただきます。
まとめ
変形性膝関節症は、適切な治療と生活習慣の改善で症状を和らげることができます。
当院では、お一人お一人の状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。
痛みに悩む毎日から解放されたい方、将来の不安を解消したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
【予約・お問い合わせ方法】
中崎町整骨院への予約やお問い合わせは、以下の方法で承っております。
◆電話予約:06-6360-6856
◆ウェブ予約:https://nakazaki-seitai.com/contact/ (24時間対応)
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【監修:柔道整復師 福井健人】