目次
- 1. 【はじめに】
- 2. 【筋肉痛とは?その定義と種類】
- 3. 【即発性筋痛vs遅発性筋痛:違いを知ろう】
- 4. 【筋肉痛が起こるメカニズム】
- 5. 【筋肉痛の症状と持続期間】
- 6. 【筋肉痛を放置するリスクとは?】
- 7. 【年を取ると筋肉痛が遅く出るのは本当?】
- 8. 【よくある質問と回答】
1. 【はじめに】
コロナ禍以降、24時間フィットネスジムが数多くできて、筋トレや有酸素運動がより身近なものになってきました。 あなたの周りにも運動を始める人が増えていませんか? その一方で、トレーニング初心者にありがちな【最初に頑張ってしまって、筋肉痛がつらくてやめてしまった】ということです。
また、当院の患者さんから「前は筋トレしたら翌日に筋肉痛がきてたけど、最近は3日後ぐらいになってしまって・・・。これって年のせいなのかな?」という質問をよく受けます。
今回はそのような筋肉痛にまつわることを色々な角度からお伝えしていきますのでお楽しみに。
あなたの「筋肉痛」の疑問を解決し、より効果的な運動方法や回復方法をお伝えします。
2. 【筋肉痛とは?その定義と種類】
筋肉痛。あなたも一度は経験したことがあるでしょう。でも、その正体をご存知ですか?
筋肉痛の正式名称は「筋・筋膜性疼痛症候群」といいます。過剰な運動や不慣れな動作が原因で、首、肩、腕、腰、脚などの筋肉に痛みが生じる状態のことです。
筋肉痛には主に2種類あります。
①即発性筋痛(早発性筋肉痛)
②遅発性筋痛
これらの違いを知ることで、あなたの身体の状態をより正確に理解できるようになります。
3. 【即発性筋痛vs遅発性筋痛:違いを知ろう】
①即発性筋痛(早発性筋肉痛)
運動中や直後に感じる痛みです。激しい運動で筋肉に強い負荷がかかり、血液循環が悪くなることで起こります。相当に追い込んで限界ギリギリまでトレーニングしない限りは、起きることはまずないと考えてよいと思います。
②遅発性筋痛
運動後数時間から数日後に現れる痛みです。一般的に「筋肉痛」と呼ばれるのは、この遅発性筋痛のことが多いですね。
特に、下り坂を走ったり重い荷物を下ろしたりする「伸張性(エキセントリック)運動」で起こりやすいのが特徴です。ほとんどの方が経験する筋肉痛はこちらです。あなたも経験があるのではないでしょうか?
4. 【筋肉痛が起こるメカニズム】
では、なぜ筋肉痛が起こるのでしょうか?その原因には、主に2つの説があります。
①筋損傷を伴う説(定説)
・強い運動で筋線維が損傷
・炎症反応が発生
・ヒスタミンが分泌され、神経を刺激して痛みを引き起こす
②筋損傷を伴わない説(新説)
・筋肉疲労で細胞膜の性質が変化
・通常は出ない物質が血管に入る
・ブラジキニン(発痛物質)が分泌され、感覚神経が過敏になる
どちらの説も、結果として私たちに痛みをもたらします。しかし、この痛みは必ずしも悪いことばかりではありません。適度な筋肉痛は、筋肉の成長や強化のサインでもあるのです。
5. 【筋肉痛の症状と持続期間】
筋肉痛を発症すると、あなたは以下のような症状を感じるかもしれません。
☑︎熱感や腫れを伴う痛み
☑︎筋肉を動かしたり力を加えたりすると痛む
☑︎日常生活に支障をきたすこともある
症状が軽い場合は、数日で軽減されることが多いです。しかし、過度な運動や不適切なケアによって、症状が長引くこともあります。
6. 【筋肉痛を放置するリスクとは?】
「筋肉痛くらい、そのうち治るだろう」と放置していませんか?実は、筋肉痛を軽視することで、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
リスク1:慢性的な痛みへの発展
リスク2:筋肉の柔軟性低下
リスク3:関節可動域の制限
リスク4:パフォーマンスの低下
リスク5:けがのリスク増大
特に、激しい痛みが1週間以上続く場合は要注意です。適切な処置を行わないと、将来的に筋肉の機能低下や慢性的な痛みに発展する可能性があります。
しかし、心配しないでください。スポーツに強い当院の整体を受けることで、これらのリスクを回避し、早期回復を促進することができます。専門的なケアにより、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、痛みの軽減と機能回復を図ります。
あなたの大切な身体。放置せずに、ぜひ専門家に相談してみませんか?
7. 【年を取ると筋肉痛が遅く出るのは本当?】
年を取ると筋肉痛が遅く出るというのは、必ずしも科学的に正しいとは言えません。
■筋肉痛の発現タイミングと年齢の関係
年齢と筋肉痛の発現タイミングには、直接的な関係はないとされています。筋肉痛が出るタイミングは主に以下の要因に影響されます。
・運動強度
・普段の筋肉の使用頻度
・筋肉の質
■筋肉痛の発現タイミングを決める要因
【運動強度】
筋肉痛の発現タイミングは、運動の強度に大きく関係しています。
・高強度の運動
ダンベル運動や短距離走など、筋肉を「早く、強く」動かす運動は、筋肉に大きな負荷がかかり、比較的早く筋肉痛が出る傾向があります。
・低強度の運動
水泳(短距離を除く)やウォーキングなど、筋肉を「ゆっくり、弱く」動かす運動は、筋肉への負荷が小さく、比較的遅く筋肉痛が出る傾向があります。
【筋肉の使用頻度と質】
筋肉痛の発現が遅くなるのは、年齢よりも「普段どれだけ筋肉を使っているか」や「伸縮に強い(損傷しない)筋肉の質か」が大きな理由となります。
■年齢と筋肉痛の関係に関する誤解
年を取ると筋肉痛が遅く出るように感じる理由としては、以下のようなことが考えれます。
高齢者は全力疾走など筋肉を限界近くまで追い込むような運動をあまりしなくなる傾向があります。年齢を重ねるにつれ、低強度の運動を選択する機会が増えますので、必然的に筋肉痛の出現が遅くなる傾向にあるようです。
筋肉痛の発現タイミングは、年齢よりも運動強度や普段の筋肉の使用状況、筋肉の質に大きく影響されます。今の段階での私の結論は、筋肉痛が出るタイミングに年齢は関係がないということです。
そして年齢に関わらず、適切な強度で行う運動習慣を維持することが重要です。強すぎず弱すぎずの強度を自分で探していくこともトレーニングの一部だと考えています。
8. 【よくある質問と回答】
Q1:筋肉痛を早く治すには何が効果的ですか?
A1:軽い運動やストレッチが効果的です。血行が促進され、代謝が上がることで回復が早まります。また、適度な休養や十分な睡眠も大切です。当院では、個々の状態に合わせた最適なケア方法をご提案しています。
Q2:筋肉痛があるときも運動していいのでしょうか?
A2:軽度の筋肉痛であれば、軽い運動は問題ありません。むしろ、適度な運動は回復を早める効果があります。ただし、激しい痛みがある場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。当院では、あなたの状態を見極めて、最適なアドバイスを提供いたします。
【まとめ】
今回は、筋肉痛について深めていただく内容でしたが、いかがでしたか?
筋肉痛と年齢の関係は意外だったのではないでしょうか?
今後は、筋肉痛が想定よりも遅れて出たとしても、年のせいにしないでくださいね(笑)。
筋肉痛は、適切な対処法を知ることで、より効果的に管理し、回復を早めることができます。過度な痛みや長引く症状は、身体からのSOSサインです。
あなたの大切な身体を守るため、専門家のアドバイスを受けてみませんか?中崎町整骨院では、一人ひとりに合わせた丁寧な施術と的確なアドバイスで、あなたの健康的な生活をサポートします。
筋肉痛でお悩みの方、運動を始めたい方、お気軽にご相談ください。あなたの健康な未来のために、私たちがお手伝いいたします。
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【監修: 柔道整復師 福井健人】