いつも記事を読んでくださりありがとうございます。院長の福井です。 このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。
今回は、多くの方が悩まれている手のしびれの原因、特に手根管症候群についてお話しします。つらい症状でお困りの方、ぜひ最後までお読みください。きっと、あなたの症状改善のヒントが見つかるはずです。
目次
- 1. はじめに
- 2. 手根管症候群とは?原因と仕組み
- 3. 日常生活への影響と要注意サイン
- 4. 自宅でできる対処法と予防策
- 5. 専門的な治療法:整骨院でのアプローチ
- 6. 放置するリスクと早期治療の重要性
- 7. よくある質問にお答えします
- 8. 患者さんの声:症状改善までの道のり
1. はじめに
パソコンやタブレット、スマホなどが爆発的に普及してきた中で、「テクノロジー時代の新たな健康問題」として手根管症候群が取り上げられています。
手や指のしびれ、痛み、脱力感...こんな症状でお悩みではありませんか?
実は、これらの症状の多くが「手根管症候群」によるものかもしれません。
2. 手根管症候群とは?原因と仕組み
手根管症候群は、手首の「手根管」と呼ばれるトンネル状の部分で正中神経が圧迫されることで起こります。この症候群の主な原因には以下のようなものがあります。
☑︎反復動作:長時間のタイピングやスマートフォン操作
☑︎不自然な姿勢の継続:特にデスクワーク時の手首の角度
☑︎妊娠:体内の水分貯留による手根管の浮腫
☑︎基礎疾患:糖尿病、甲状腺機能低下症など
☑︎外傷:手首の骨折や捻挫の後遺症
これらの要因により、手根管内の圧力が上昇し、正中神経が圧迫されることで様々な症状が引き起こされるのです。
3. 日常生活への影響と要注意サイン
手根管症候群の症状は、日常生活のさまざまな場面で支障をきたす可能性があります。以下のような症状や影響に心当たりはありませんか?
1) しびれ感と痛み
症状:親指、人差し指、中指、薬指の一部にしびれや痛みを感じる
影響:細かい作業が困難になる、夜間の痛みで睡眠が妨げられる
2) 脱力感と握力低下
症状:物をしっかり掴めない、よく落とす
影響:ペットボトルのフタが開けづらい、家事や仕事の効率が落ちる
3) 感覚の鈍さ
症状:指先の感覚が鈍く、温度や触覚の認識が難しくなる
影響:熱いものを触って火傷をする、小さな物の取り扱いに苦労する
4) 手の冷え
症状:血行不良により、手が冷たく感じられる
影響:寒い季節に症状が悪化し、外での活動に支障が出る
これらの症状が日常的に現れ、生活に支障をきたしている場合は、手根管症候群の可能性が高いと言えます。
4. 自宅でできる対処法と予防策
症状の軽減や予防のために、自宅でできることもあります。
・手首のストレッチ:1日3回、各5分程度 人差し指から小指までを同時に反らす
・正しい姿勢の維持:特にデスクワーク時は要注意 首が下に垂れ下がる姿勢はなるべく避ける
・適度な休憩:1時間に1回は手首を休ませる タイマーなどを活用する
・温熱療法:手首を冷やさないように常にリストバンドなどをつけておく
これらの方法で一時的な症状緩和は期待できますが、根本的な解決には専門的なアプローチが必要です。
5. 専門的な治療法:整骨院でのアプローチ
当院では、手根管症候群に対して以下のようなアプローチを行っています。
①詳細な問診と触診による原因特定
②手根管周辺の筋肉や靭帯のマッサージ
③神経の滑走性を改善する特殊な施術
④姿勢改善のためのエクササイズ指導
特に、当院独自の「神経滑走テクニック」は、多くの患者さんから高い評価をいただいています。この技術により、圧迫された神経の通路を解放し、本来の機能を取り戻すお手伝いをします。
6. 放置するリスクと早期治療の重要性
手根管症候群を放置すると、以下のようなリスクがあります。
リスク1:しびれや痛みの増加と慢性化
リスク2:親指の筋力低下による重度の機能障害
リスク3:感覚障害の進行による事故のリスク増加
リスク4:重症化による手術の必要性
これらのリスクを避けるためにも、早期の治療が非常に重要です。当院では、症状が軽いうちから適切な治療を行うことで、手術などの侵襲的な処置を避け、自然な形で症状を改善していくことを目指しています。
7. よくある質問にお答えします
Q1: 手根管症候群は完治する病気ですか?
A1: はい、適切な治療を受ければ完治が可能です。ただし、症状の程度や個人の状態によって回復にかかる期間は異なります。早期発見・早期治療が重要で、当院では手術をせずに症状の改善を目指しています。
Q2: 整骨院での治療は痛みを伴いますか?
A2: 当院では患者さんの状態に合わせて、できるだけ痛みを伴わない優しい施術を心がけています。特に「神経滑走テクニック」は、圧迫された神経の通路を解放するために手首のゆがみを整えますので、手荒い治療は一切ありません。多くの患者さんから「痛くない」「たったこれだけの刺激で改善するなんて」といった感想をいただいています。
8. 患者さんの声:症状改善までの道のり
K.S.さん(32歳、女性、事務職)
「仕事でパソコンを使う時間が長く、右手の親指から中指にかけてしびれや痛みを感じるようになりました。夜中に痛みで目が覚めることもあり、仕事にも支障が出始めていました。
病院で手根管症候群と診断されましたが、手術は避けたいと思い、職場の先輩に福井先生のことを紹介してもらいました。
最初はどんなことをされるのか不安でしたが、不安なことや心配なことを聞いてくださり、安心できました。またこれからどのように進めていくのか丁寧な説明もあり、これだったら治るかもしれないと希望が持てました。
治療の方は、マッサージ慣れしていた私には正直なでられる程度の刺激だったので、何をされているのか全く分かりませんでしたが、普段あまりにも強い刺激に慣れてしまっていて、体が壊れているとのことでした。
最初の治療から5回目だったと思いますが、そのぐらいのタイミングでしびれや痛みがかなり軽減していて、驚きました。大変失礼なのですが、
あの程度の刺激量で何をされているのかよくわからない治療なのにここまで改善するとは思いもしませんでした。
私の場合は、約2ヶ月の通院で、しびれも痛みもずいぶん軽減しました。今では仕事も支障なくこなせています。仕事はこれからも続けたいと思っていて、作業をしていたらまたゆがみが出てくるとのことでしたので、当分はゆがみを整えるためにこれからも通院していきます。同じ悩みを持つ方には、ぜひ一度相談してみることをお勧めします。早めの対処が本当に大切だと実感しました。」
まとめ
手根管症候群は決して珍しい症状ではありません。しかし、適切な治療を受けることで、多くの場合改善が可能です。当院では、あなたの症状や生活スタイルに合わせた最適な治療プランを提供いたします。
つらいしびれや痛みから解放されたい、でも手術は避けたい...そんなあなたのお力になれると確信しています。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
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【監修 柔道整復師 福井健人】