目次

はじめに

慢性疲労症候群とは？最新データから見る深刻な実態

あなたの体が発するSOSサイン：見逃せない7つの症状

慢性疲労症候群のメカニズム：なぜ疲れが取れないのか

放置は危険！慢性疲労症候群がもたらす5つのリスク

実際の患者さんの体験談

よくある質問と答え

まとめ

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。

最近、テレビや新聞で「コロナ疲れ」という言葉をよく耳にしませんか？長引くパンデミックの影響で、多くの方が心身ともに疲れ切っています。特に40代から60代の女性の皆さん、家事や仕事、育児に追われる毎日で「疲れ」が当たり前になっていませんか？

今回は、その「疲れ」が単なる疲労ではなく、実は深刻な病気の可能性がある「慢性疲労症候群」についてお話しします。この記事を読めば、あなたやあなたの大切な人の健康を守るヒントが見つかるはずです。一緒に、疲れ知らずの健康的な毎日を取り戻しましょう。

慢性疲労症候群（CFS）は、6ヶ月以上続く極度の疲労感を主症状とする病気です。厚生労働省の最新データによると、日本での推定患者数は約30万人。そのうち約7割が40代から60代の女性だといわれています。

10年前と比べると、患者数は約1.5倍に増加。特に注目すべきは、2020年以降のコロナ禍での急増です。在宅勤務の増加や外出自粛によるストレス、生活リズムの乱れが大きな要因とされています。

問題は、この病気の認知度の低さです。日本疲労学会の調査によると、CFSの症状がある人の約8割が「様子見」をしており、適切な治療を受けていないのが現状です。「年齢のせい」「ストレスのせい」と片付けていませんか？それ、実は危険なサインかもしれません。

慢性疲労症候群は、以下の7つの主要な症状で特徴づけられます。

☑︎6ヶ月以上続く極度の疲労感

☑︎睡眠をとっても回復しない疲労

☑︎集中力や記憶力の低下

☑︎筋肉痛や関節痛

☑︎頭痛

☑︎のどの痛みやリンパ節の腫れ

☑︎軽い運動後の極度の疲労や倦怠感

これらの症状が複数当てはまる場合、CFSの可能性が高いです。特に注意すべきは、「睡眠をとっても回復しない疲労」です。通常の疲労なら、十分な睡眠で回復するはずです。それでも疲れが取れない、むしろ朝起きた時の方が疲れているという経験はありませんか？

また、「軽い運動後の極度の疲労」も重要なサインです。例えば、いつもの家事や買い物でも異常に疲れを感じる、階段を上がるだけで息切れがするなどの症状が出ることがあります。

これらの症状は、あなたの体が発している重要なSOSサインなのです。

CFSのメカニズムは複雑で、まだ完全には解明されていません。しかし、最新の研究からいくつかの重要なポイントが明らかになっています：

■自律神経の乱れ
ストレスや生活リズムの乱れが自律神経系に影響を与え、体のホメオスタシス（恒常性）が崩れることで、疲労感が持続します。

■免疫系の異常
ウイルス感染や過度のストレスによって免疫系が過剰に活性化し、慢性的な炎症状態が続くことで疲労感が生じます。

■ホルモンバランスの崩れ
副腎皮質ホルモンや成長ホルモンなどの分泌異常が、疲労回復を妨げる要因となっています。

■ミトコンドリア機能の低下
細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアの機能が低下し、体全体のエネルギー産生が滞ることで疲労感が持続します。

■脳機能の変化
MRI検査で、CFSの患者さんの脳に特徴的な変化が見られることがわかっています。これが集中力低下や記憶力減退の原因と考えられています。

■体のゆがみと重心バランスの乱れ
長期的な疲労によって姿勢が崩れ、体のゆがみが生じます。これが筋肉の過緊張を引き起こし、さらなる疲労を生み出す悪循環につながります。

■酸化ストレスの増加
慢性的なストレスや環境汚染により体内の酸化ストレスが増加し、細胞レベルでのダメージが蓄積することで疲労感が持続します。

これらの要因が複雑に絡み合い、通常の休養では回復できない深刻な疲労状態を引き起こしているのです。

特に、体のゆがみと重心バランスの乱れは、当院で特に注目している点です。姿勢の崩れは単なる見た目の問題ではなく、内臓の働きや血液循環にも大きな影響を与えます。これが慢性的な疲労の根本原因となっているケースが多いのです。

CFSを放置することで、以下のような深刻なリスクが生じる可能性があります：

①うつ病の併発
長期的な疲労は精神的ストレスを引き起こし、うつ病を併発するリスクが高まります。厚生労働省の統計によると、CFS患者の約40%がうつ症状を経験しているそうです。

②社会的孤立
極度の疲労により外出や社会活動が制限され、人間関係が希薄になる可能性があります。特に主婦の方は、家族との関係性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

③就労困難
仕事の継続が困難になり、経済的な問題に発展するケースも少なくありません。厚生労働省の調査では、CFS患者の約60%が離職や休職を経験しているそうです。

④二次的な健康問題
免疫機能の低下により、様々な感染症にかかりやすくなります。また、運動不足による筋力低下や骨密度の減少なども懸念されます。

⑤QOLの著しい低下
日常生活のあらゆる面で支障をきたし、生活の質（QOL）が大きく低下します。趣味や楽しみを諦めざるを得なくなることも。

しかし、希望はあります。当院では、体のゆがみを整え、重心バランスを調整することで、これらのリスクを大幅に軽減できると考えています。適切な治療と生活習慣の改善により、多くの患者さんが健康を取り戻しています。

ここで、実際に当院で治療を受けられた患者さんの体験談をご紹介します。

S.Tさん（48歳・女性）

「3年前から慢性的な疲れに悩まされていました。家事をこなすのも一苦労で、子供の学校行事にも参加できない日々が続きました。中崎町整骨院での治療を始めて約3ヶ月、体のゆがみが整い始めると同時に、少しずつですが確実に体が軽くなっていくのを実感しています。先日は久しぶりに家族で外出を楽しむことができました。」

 M.Kさん（55歳・女性）

「長年のパート勤めで、慢性的な肩こりと疲労に悩まされていました。整体を受け始めてから、姿勢が良くなり、重心バランスが整ってきたのを感じます。驚いたのは、疲れにくくなっただけでなく、集中力も格段に上がったこと。今では仕事も趣味も充実した毎日を送っています。」

これらの体験談からわかるように、適切な治療と生活改善により、CFSからの回復は決して夢ではありません。あなたも、健康で活力に満ちた日々を取り戻すことができるのです。

Q1: 慢性疲労症候群は心の病気ですか？

A1: いいえ、CFSは身体的な病気です。しかし、長期的な疲労がメンタルヘルスに影響を与えることはあります。当院では、心身両面からのアプローチを行っています。ぜひ一度ご相談ください。

Q2: 治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

A2: 個人差がありますが、多くの場合、3〜6ヶ月の継続的な治療で顕著な改善が見られます。当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療プランを提供しています。

Q3: 薬物治療は必要ですか？

A3: かかりつけの病院に通院されていて、そちらでお薬を処方されている場合は、お医者さんの指示通りに服用を続けられた方が良いと考えています。それと並行して、当院では、体のゆがみを整え、重心バランスを調整する非薬物療法を中心に行っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。慢性疲労症候群は決して軽視できない深刻な問題です。しかし、適切な治療と生活改善により、健康を取り戻すことは十分に可能です。

当院では、体のゆがみを整え、重心バランスを調整することで、根本的な原因から改善を図ります。一人で抱え込まず、ぜひ専門家に相談してください。あなたの健康的で活力に満ちた生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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あなたからのご連絡を心よりお待ちしております。一緒に、健康で充実した毎日を取り戻しましょう。

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