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【目次】

1. はじめに

2. 腰痛とぎっくり腰の関係

3. 腹横筋の役割と重要性

4. 腹横筋が使えなくなる原因とは?

5. 腹横筋を鍛えるためのステップ

6. 姿勢と腹式呼吸の重要性

7. ぎっくり腰の予防と改善方法

8. まとめ

はじめに

いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。  このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。

腰痛に悩む方々にとって、ぎっくり腰は特に恐ろしい存在です。
「ギックリ腰一歩手前の痛み」を経験したことがある方も多いのではないでしょうか?

今回は、実際にぎっくり腰の一歩手前で腰痛に悩んでいる61歳の女性の相談内容を元に、ぎっくり腰の予防方法や腹横筋の重要性についてお話しします。

 

ぎっくり腰を未然に防ぎ、日常生活で腰痛を感じることなく過ごせるようになっていただきたいので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

腰痛とぎっくり腰の関係

腰痛は多くの人が経験するもので、特にぎっくり腰になると、日常生活に大きな支障をきたします。

今回の相談者である61歳の女性も、運動習慣を取り入れているにも関わらず、時折ぎっくり腰のような症状に見舞われるといいます。特に、中腰から立ち上がる瞬間に痛みが走るというケースが多いのが特徴です。

 

ぎっくり腰のような症状を引き起こす原因はさまざまですが、最も重要なのは「腹横筋」の役割だと考えています。

この筋肉がうまく機能しないと、腰や背中に過度な負担がかかり、結果としてぎっくり腰を引き起こす可能性が高くなります。

 

 

腹横筋の役割と重要性

腹横筋とは、お腹の奥に位置する深層の筋肉で、体幹を安定させる役割を担っています。

例えば、立ち上がる時、ボールを蹴る時、腕を上げる時など、あらゆる動作の初期段階で腹横筋が最初に収縮し、体を安定させます。これにより、他の筋肉が正しく働けるようになるのです。


腹横筋が正常に機能しない場合、腰や背中の筋肉が代わりに頑張らなければならなくなり、結果として腰痛やぎっくり腰が発生しやすくなります。

このようなケースは非常に多く、特に立ち上がりや歩き始めに腰がピキッと痛む人には、腹横筋の機能不全が原因となっている可能性が高いです。

 

 

腹横筋が使えなくなる原因とは?

では、なぜ腹横筋がうまく使えなくなってしまうのでしょうか?その主な原因は以下の通りです。

 

①浅い呼吸

呼吸が浅いと、腹横筋が十分に働かず、体幹の安定が損なわれます。

②姿勢不良(スウェイバックや反り腰)

不適切な姿勢が腹横筋の働きを阻害し、腰や背中に過度な負担をかけます。

③背骨の柔軟性の低下

背骨が硬くなると、体の動きが制限され、腹横筋が十分に使えなくなります。

 

これらの要因が重なることで、腹横筋が機能しなくなり、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすくなります。その結果、ぎっくり腰の一歩手前のような痛みが発生しやすくなるのです。

 

 

腹横筋を鍛えるためのステップ

腹横筋をしっかりと機能させるためには、以下のステップが重要です。

 

①呼吸を深くする
腹式呼吸を取り入れることで、腹横筋をしっかりと使えるようになります。ドローインと呼ばれる腹式呼吸の練習をすることで、自然と腹横筋が鍛えられます。

②姿勢を改善する
スウェイバックや反り腰を改善し、正しい姿勢を保つことで、腹横筋が適切に働くようになります。

③背骨の柔軟性を向上させる
ストレッチや適度な運動を取り入れて背骨の柔軟性を保つことで、体全体の動きがスムーズになります。

 

 

姿勢と腹式呼吸の重要性

日常生活で腹横筋を使えるようにするためには、正しい姿勢と腹式呼吸の習慣化が欠かせません。

立っている時、座っている時、さらには歩いている時やスポーツをしている時でも、常に腹横筋を意識して使うことが重要です。


正しい姿勢を保ち、腹式呼吸を意識することで、腹横筋が自然と働き、腰や背中への負担が軽減されます。また、腹横筋がしっかりと働くことで、他の筋肉も正しく機能し、体全体の安定性が向上します。

 

 

ぎっくり腰の予防と改善方法

ぎっくり腰の予防には、日常生活で腹横筋を適切に使うことが最も効果的です。以下のポイントを意識して、ぎっくり腰を予防しましょう。

 

①腹横筋を意識して使う
日常生活のあらゆる動作で腹横筋を意識して使うことで、腰や背中への負担を軽減できます。

 

②適切な姿勢を保つ
正しい姿勢を保つことで、腹横筋が自然と働き、腰痛やぎっくり腰を予防できます。

 

③適度な運動を取り入れる
腹横筋を鍛えるためには、適度な運動が不可欠です。特にドローイン腹式呼吸や、体幹を鍛えるエクササイズを日常に取り入れましょう。

 

また、腰痛やぎっくり腰が発生してしまった場合は、無理をせずに休息を取り、専門家に相談することが大切です。

 

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございました。今回はギックリ腰一歩手前の腰痛でお悩みの方に向けての内容でしたが、いかがでしたか?

今回のメインで取り上げた
腹横筋は、体を支える上で非常に重要な役割を担っています。この筋肉が適切に働かないと、腰や背中に過度な負担がかかり、ぎっくり腰や腰痛が発生しやすくなります。日常生活で腹横筋を意識して使うこと、正しい姿勢と腹式呼吸を習慣化することが、ぎっくり腰の予防に繋がります。

もし腰痛やぎっくり腰に悩まされている方は、専門的なアドバイスやケアを受けることをおすすめします。体の構造を理解し、正しい方法でケアを行うことで、痛みを軽減し、健康な体を維持することができます。

【最後に】
長年腰痛やぎっくり腰に悩まされている方でも、適切なアプローチを取ることで意外と早く改善することが可能です。

当院では、腰痛やぎっくり腰の根本原因である腹横筋に対しての治療を行っています。そして、再発予防のための体幹へのアプローチもあわせて行っていますので、お悩みの方は、ぜひ一度、当院でチェックを受けてみてください。あなたの健康をサポートするための最善の方法をご提案いたします。

 

それではまた。(柔道整復師 福井健人 監修)

 

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