目次
1. はじめに
2. 姿勢と腰痛の関係
3. 脚長差と腰痛
4. 長時間座ることのリスク
5. 子供や若者の腰痛リスク
6. 整体のすすめ
7.まとめ
はじめに
いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。 このブログでは、健康についての悩みや不安を抱えている人が少しでもココロとカラダが軽くなって、楽しい人生を歩めることをテーマにお伝えしています。
腰痛に悩んでいる方は多く、特に座りっぱなしの姿勢が続くと腰に大きな負担がかかります。
当院の患者さんの中にも、腰痛に苦しむ方が多く、姿勢の悪さや身体の歪みを気にされている方が少なくありません。本日は、腰痛の原因や対策について、そして整体を受けることの重要性についてもお話しします。
ぜひ最後までお付き合いください。
姿勢と腰痛の関係
腰痛の原因には様々な要素があって、原因を特定することはとても難しいのですが、筋肉や骨格系の問題、神経的な問題、関節の問題、メンタル的な要因(心因性腰痛)こういったものがあります。
その中でも当院に来られるケースで最も多いのが、筋肉や骨格の問題です。
姿勢が悪い状態が続いて体が歪んで傾いていて、その影響で筋肉が縮みすぎたり、伸びすぎたりして腰痛になっているということが非常に多くみられます。
姿勢に関して言えば、2021年のインドのマニバル大学で行われた研究によると、姿勢の悪さと腰痛の関連性については必ずしも因果関係がないとされています。
また、具体的には、猫背やフラットバック(平坦な背骨)などの姿勢が腰痛と直接関係していないと結論づけています。
しかしながら、20年以上に渡って腰痛患者さんを見続けてきて、姿勢の悪い人で腰痛を持つ方も多くいらっしゃるのは紛れもない事実です。
研究では、そのような結果になっているデータがあることは認めますが、研究と実際には乖離があるとしか言いようがないのが、今の私の見解です。
脚長差と腰痛
マニバル大学の研究では、5ミリ以下の脚長差は問題はなく、それ以上の差でも腰痛との関連性はほとんど見られないとされています。
これも私の臨床経験では、左右の脚長差がある場合において、膝や股関節、腰に動作の差が生じるため、痛みのリスクが高まると考えています。
何か、交通事故やケガをして大腿骨や下腿骨を骨折したり、骨盤が骨折したような場合は、脚長差が出やすいし、歩行にも問題が生じて腰痛につながることも考えられますが、筋肉が縮んだり伸びたりすることによっても脚長差が出ることもあり、それが体全体のバランスを崩してしまうことも考えれます。
研究結果を否定いているわけではありませんが、現場においては、あらゆる可能性を考えて腰痛に向き合わないといけないので、客観的に見て前後、左右、上下、ねじれなどは細かく見るようにしています。
長時間座ることのリスク
2021年にイランのイスファハーン医科大学から出された研究では、座りがちな生活は腰痛のリスクを24%高めるとされています。
特に長時間のデスクワークや車の運転が問題となり、いずれも座っている時間が長いため、腰痛のリスクがさらに高まると報告されています。作業途中で立ち上がったり、体操することも難しいため、腰には長時間の負担を強いることになります。
もし可能であるのなら、デスクワークの方は、1時間に一度は席から立ち上がり、トイレに行ったり、少し背伸びをしたりするようにしたいですね。同じく運転が多い方も1時間に一度はパーキングエリアや駐車スペースのある場所に車をとめて、車から降りて、少し体操したり背伸びをして血流をよくしたいところです。
また「座りすぎると寿命が縮まる」という内容の書籍もあるぐらいですから、1日の大半を座って過ごしている方は、それ以外の方よりも多く自分の命を削りながら仕事をされているので、本当に注意してケアする必要がありますね。
子供や若者の腰痛リスク
イスファハーン医科大学の研究では、大人だけでなく子供や若者も同様に座りがちな生活が腰痛のリスクを41%高めるとされています。
特にテレビ、パソコン、スマホ、タブレット、ゲームなどが原因となり、長時間同じ姿勢を続けることが問題です。
これについては、ハイテク機器とは切っても切れない生活になってしまっているので、全てを手元から無くしてしまうわけにはいきません。
時間を決めて使用時間の制限をかけたり、一切使用しない日を設けるなどして工夫していかないと解決しない問題であると感じています。
これは腰痛だけではなくて、当院に来られる方の中には、ストレートネックと言われるような首の骨のカーブに異常がある方も散見されるため、現代病の一つになるような、いやもうすでになっているようにも思います。
整体のすすめ
何ヶ月も何年も腰痛が改善しない場合は、整骨院での整体を受けることをおすすめします。というのも長い年月をかけて作り上げて来られた腰痛というのは、炎症も何もないのに痛みを感じている異常な状態なので、痛みを感じている脳が何らかの誤作動を起こしている可能性があります。
そういった脳に何らかの問題がある場合に、いくら筋肉をもみほぐしたり、あれやこれやと試したところで、改善するのは至難です。
当院の整体では、姿勢や身体の歪みを調整するのはもちろんですが、体にとって何が【快適な状態】なのかを治療を通して感じてもらい、これが本来あるべき姿であることを脳に上書き保存していくことが必要になってきます。
ただし、以前の慢性的な腰痛のある状態が【快適な状態】になっている場合は、それに戻ろうとする力が異常に強いので、当然ながら治療期間も長くなります。
こういったことを熟知しているので、腰痛の根本的な原因にアプローチすることができます。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございました。今回は腰痛と姿勢の関係についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
腰痛の原因は多岐にわたり、姿勢や座り方、運動不足、ストレスなどが大きな影響を与えます。日常生活でできる対策として、同じ姿勢を続けないように心掛けることが重要です。
お仕事中や移動の際には1時間に一回は休憩を取り、体を動かすことを意識してくださいね。
慢性的な腰痛でお悩みの方はぜひ、お気軽にご相談ください。
それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)
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