目次
1. はじめに
2. 熱中症の原因と対策
3. 筋肉と水分貯蔵の関係
4. 筋肉量の不足が引き起こす熱中症リスク
5. 筋肉を増やすための簡単なトレーニング
6. バランスの取れた食事の重要性
7. まとめ
はじめに
いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
梅雨も明けていよいよ夏本番がやってきました。連日各地で30℃を超えて熱中症のリスクがかなり高まって警戒が必要ですね。
一般的には脱水やミネラル不足が熱中症の原因として知られていますが、実はそれだけではありません。
今回は、あまり知られていない見落としがちな、筋肉不足が熱中症のリスクを高める理由と、効果的な対策についてお話しします。
熱中症の原因と対策
熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節がうまくいかなくなり、体温が異常に上昇する状態です。
脱水症状やミネラル不足が主な原因ですが、その他にも筋肉不足が大きく関与しています。
特に女性や高齢者、子どもは筋肉量が少ないため、熱中症になりやすいのです。
これからその理由をお伝えしていきますね。
筋肉と水分貯蔵の関係
筋肉は単に体を動かすだけでなく、水分を貯蔵する役割も果たしています。
全身の水分の約40%が筋肉に貯蔵されており、筋肉量が少ないとこの貯蔵能力が低下します。
その結果、体内の水分バランスが崩れやすくなり、熱中症のリスクが高まります。
ですから、こまめに水分を補給していたとしても、それを蓄えるタンクがないので、すぐになくなってしまうということなんですね。
筋肉不足が引き起こす熱中症リスク
特に35歳以降のプレ更年期に入っている女性や高齢者、子どもは筋肉の量が不足しがちで、筋力が弱いため、熱中症にはより一層の注意が必要です。
見た目で明らかに筋肉量の少ない方は、水分を多く摂取しても体内に貯めておくことができないため、すぐに体外に排出されてしまいます。
今すぐに筋肉量を増やすことはできないので、自分がそういった状態であるという認識を持ったり、周りにそういう方がいれば、教えてあげて予防に繋げていきたいですね。
筋肉量を増やすための簡単なトレーニング
軽い筋トレを日常に取り入れることで、熱中症対策にもつながります。
熱中症だけのためではなく、体内に水分を貯蔵する機能を備えておくことは、健康上必要なので、長い目で見て、筋トレを継続していくのは本当に大切なことです。
例えば、スクワットや腕立て伏せ、ウォーキングなどの簡単な運動を継続することで筋力を維持・向上させることができます。
全身の筋肉量の70%ぐらいは下半身に集中することから、基本は下半身を中心にトレーニングすることをお勧めしています。
また、整体を受けて正しい姿勢を保つことによって、筋肉もしっかり動いてくれますし、筋力維持に役立ちます。
整体の先生に適切なトレーニング方法を教えてもらうのも一つの手です。
バランスの取れた食事の重要性
夏はさっぱりしたのど越しの良い食事が好まれがちですが、タンパク質の摂取量が不足しやすくなります。
筋肉量を維持したり、増やすためには、蒸し鶏やサラダチキン、豆腐、枝豆、納豆、魚介類などを積極的に摂ることが大切です。
バランスの取れた食事を心掛けることで、筋肉の量を保ち、熱中症を予防することができます。
まとめ
筋力不足が熱中症のリスクを高めることは意外に知られていません。特に女性や高齢者、子どもは注意が必要です。軽い筋トレやバランスの取れた食事を心掛けることで、熱中症の予防に努めましょう。それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)
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