いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
今回の記事は以下の目次のようになっております。
【目次】
①はじめに
②腸の成り立ち
③腸と脳の関係
④腸と健康寿命
⑤まとめ
①はじめに
皆さんは、腸を大切にする習慣をお持ちですか?
私は、一回一回の食事を大切にしていますが、腸を大切にしているかと言われると、正直自信はありません。
朝に青汁粉末とフラクトオリゴ糖をヨーグルトにかけて食べています。
そして、朝と昼に炭水化物を多めに摂って、夜はタンパク質を中心に摂るように心がけています。
お通じは毎日ありますが、便の質がその日によって全然違います。
おそらく何かが間違っていると思うのですが、今のところ原因は不明です。
私の話はさておき、腸が正常に、元気に働いてくれないと健康な生活を得られないことは間違いないので、今回は腸について深めていきたいと思います。
最後までどうぞお付き合いください。
②腸の成り立ち
そもそも腸というものはどういったものなのでしょうか?有名な消化器官なので、今一度おさらいしておきます。
腸は小腸と大腸があります。
小腸は十二指腸、空腸、回腸からなります。
小腸は、胃から送られてきた、酸性の強い食べ物の中和を行い、糖質やタンパク質、脂質の消化を進めながら、栄養分の吸収を行なっています。
さらには、ビタミンや水分の吸収も行なってくれています。
大腸は盲腸、結腸、直腸からなります。
大腸は、小腸から送られてきた食べ物の残りカスを大腸菌が発酵させ、腐敗させてドロドロにします。そして食べ物のカスからナトリウムやクロールを吸収し、マグネシウムやカリウム、鉄などを排泄します。また、水分も吸収し、便をつくり体外に排出します。小腸のような栄養を吸収する働きはしていません。
大腸の中を食べ物のカスはどのような順番で移動していくのかというと、
上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸→直腸の順番になります。
それぞれの場所で便の形が変わっていくのですが、ドロドロから固形状になって便となって排便されます。
③腸と脳の関係
腸と脳は、お互いに密接に影響し合う関係にあるということがわかってきています。
発生学という難しい分野では、脳は腸から生まれたといわています。
腸と脳は、自律神経やホルモン、神経伝達物質、免疫などの働きを介して連携していることがわかっていて、お互いに情報交換をし合う関係性にあります。
具体的には、ストレスを感じるとお腹が痛くなったりすることであったり、緊張すると便意をもよおしたりするといった現象がまさに腸脳相関と言うことができます。
また、腸がウィルスなどに感染すると脳で不安を感じやすくなるという事例もあるぐらいなので、それほど密接な間柄なんですね。
④腸と健康寿命
腸について、かなりざっくりとした説明になってしまいました。
腸はもっともっと奥深くて興味が尽きない臓器なので、また今後取り上げていきたいと思っていますので、お楽しみにしていてくださいね。
なんとなく、腸は体にとってとても大切な臓器で、大切にしていかないといけないなと感じてくだされば、嬉しいです。
そして、腸に優しい生活を心がけていれば、間違いなく健康寿命は伸びていくものと考えています。
逆に言うと、腸を乱暴に扱い、日々の食生活において暴飲暴食や、偏った栄養の摂り方をしていたり、過度なストレスを日々抱えながら生活するということは全て腸には悪影響を及ぼす生き方になってしまいます。
何らかの病気になるリスクを上げてしまいますので、ご注意くださいね。
⑤まとめ
今回は、腸についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
もっともっと腸に優しくしてあげないとな。とか、毎日負担をかけ続けていたな。とか少し腸のことを気にかけてやってもらえるとこの記事を書いた甲斐があります。
本当に健康のカギを握っていると言っても過言ではないほど、最重要の臓器なので、今後も取り扱っていきますので、ご期待くださいね。
もし、腸の不調で気になることがありましたら、いつでもご相談くださいね。それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)