いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。
今回の記事は以下の目次のようになっております。
【目次】
①はじめに
②運動習慣を身につけよう
③ゆるく長くが大切
④筋トレと有酸素運動
⑤まとめ
①はじめに
何度かお話ししたことがあるかと思いますが、私は特別な事情がない限り、毎朝ウォーキングをしています。
5:45に起きて、身支度をサッと済ませて5:50に家を出ます。
そして家から歩いて10分ぐらいの緑豊かな公園に行き、そこで日光浴をしながら少し体操をします。
終わったら、ぐるっと公園を一周して、次の目的地の少し小さめの公園に行き、そこでも木陰で体操をして、6:50には家に到着します。
大体50分から60分ぐらいの運動です。
これをしたからといって、息が上がるわけでもなく、汗をものすごくかくわけでもありません。
本当に固まった体がほぐれたなーぐらいの感覚です。
では、なぜこのような運動をするようになったのか、どのようにして今のスタイルになったのかをお伝えしていきます。
②健康でないと何も楽しくない
私は、1979年生まれなので、現在44歳です。今年45歳になります。本当にちょうど人生折り返しのところですね。
人生100年時代と言いますから、もし仮に100歳まで生きるとすれば、55年は生活することになります。
これまでの人生において、私はお陰様で大病をすることなく生きてこられましたが、実はバイクに乗っていて転倒して腰を強打したり、自転車に乗っていて車に轢かれて骨盤を骨折したりと大きなケガは何度か経験しています。
これから先の人生、間違いなく今より病気になるリスクやケガをするリスクは大きくなっていきます。
今や、二人に一人はガンになる時代と言われていますから、隣にいる人がガンになるか、私がなるか、どちらがガンになってもおかしくないわけです。
そんな確率の中、あと55年健康な状態で生きていこうとしているわけですから、何の取り組みもせずにやり過ごせるわけがないと思いませんか?
また、長生きはするけど、残りの人生を病気がちで過ごすとしたら、
・やりたいことができない
・行きたいところに行けない
・会いたい人に会えない
・食べたいものが食べられない、
このような状態になってしまうんです。
ものすごくしんどくて、つまらない人生になってしまいませんか?
できることなら、折り返した後の人生を謳歌して楽しみたいですよね?
私は死ぬまで、自分の足で歩いて行きたい所に自由に行きたいし、自分の歯で食べたいです。そして自分のことは自分で何でもできる状態で周りに迷惑をかけずに生き抜きたい。そのように考えています。
③ゆるく長くが大切
【健康寿命】という言葉がありますが、言葉の定義は「医療や介護に日常的あるいは継続的に依存せずに、自分の心身を良好な状態で維持し、自立した生活ができる生存期間のこと」です。
2019年において、日本の平均寿命は男性81歳、女性87歳となっています。
一方、2019年において、日本の健康寿命は、男性72歳、女性75歳となっています。
このことから何がわかるのかと言うと、男性は死亡するまでの9年間、女性は死亡するまでの12年間もの期間を何らかの不健康な状態で過ごすことになります。
これを聞いて皆さんはどう感じられますか?
9年間から12年間ぐらいだったら我慢しますか?
私はそんなに長い期間不健康でいることは絶対に嫌なんです。
風邪ひいて、1週間ぐらい調子が悪いのも嫌なぐらいなので、10年間も不調が続くなんて考えられません。
そんなに長い期間、体の不調と向き合って過ごすほどメンタル丈夫にできていないので、それだったら日頃から、ちょっとでも病気になるリスクを減らすような生活をしよう。体に優しい生活を取り入れてみよう。と言うことで毎朝歩くようになったんです。
一度きりの人生です。どのように過ごすのかは自由です。
私はできるだけ長く健康な状態で過ごしたいから、リスキーなものは避けて、良いものを取り入れることを選んだだけです。だからと言って全然ストイックな生活を送っているわけではありませんよ。
適当に自分がしんどくならない程度にやっています。
雨の日は歩きませんし、しんどい時も平気でサボります。
普通にジャンキーなものもたまには食べますしね。
添加物を気にしたり、過度な糖質制限をしたり、サプリメントを摂取したりそんな面倒なことはやってられないんです。
皆さんもそうではありませんか?
ストイックな生活ができる人は特別な人であって、一般ピープルとは違う世界線で生きています。
大谷翔平選手と同じトレーニングや食生活できますか?次元の違う人間と同じことはできません。
私のようなどこにでもいるような人間がやっている健康法を参考にした方が、続けやすいし結果も出ると思います。
これは間違いないと思っています。
私自身も超一流のスポーツ選手のようになりたいと、その人が実践しているトレーニングや食事を取り入れたこともありましたが、三日と続きませんでした。三日坊主にもなれなかったんです。
それで気づいたんです。
誰にでも継続できるような簡単なものじゃないと毎日の生活には取り入れられないと。
以下、こんな私でもできたことを載っけておきますね。
私がやめたこと
・タバコ
・お酒(元々あまり飲みません)
・夜遅くまでダラダラ起きていること
・休日は昼まで寝ること
・飲み会に参加すること(大事な情報交換の場には参加します)
良い習慣としてやっていること
・毎朝5:45起床
・毎朝ウォーキング
・朝食は食べる
・腹八分目でストップすること
④筋トレと有酸素運動
運動することに意欲的な患者さんから質問されることが多いのが、「筋トレと有酸素運動はどちらの方を優先的にすれば良いでしょうか?」というものです。
これに対しての私の答えは、「どちらも大切なので、好きな方を多めにすると良いですよ。」と伝えています。
筋トレだけしていたら、無酸素運動だけになって、心肺機能が高まりません。有酸素運動だけしていたら、筋肉量がある一定のレベルまでいくと発達しなくなります。
どちらも必要なものですので、私のおすすめだけお伝えしておきます。
人間の体の筋肉の量は、下半身に集中しています。全体の約70%が下半身の筋肉と言われていますので、筋トレはスクワットをメインにすると良いです。
有酸素運動は、基本的には30分以上は続けられるものが良いので、ウォーキングが良いです。エアロバイクは足だけ動かすことになりますし、ジョギングは長い時間なかなかできません。
チャレンジしてみて、自分に合うものを見つけていきましょう。
⑤まとめ
今回は、健康寿命のことから、私の運動習慣のことについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
できることなら、病気や怪我のない人生の方が楽しく過ごしたいと皆さん思われているはずです。
病気や怪我をしたことによって、健康のありがたみを初めて知りました。なんて言う方もいらっしゃいますが、
それは、後付けの話であって、辛い思いなんてしない方が良いに決まっています。
周りの人に悲しい思いをさせないためにも、健康でいましょう。
そのために無理せず、今からゆるく長く続けられることをやっていきましょう。
少しでもこれを読んでくださった方の生活が健康になっていくことを願っています。それではまた。
(柔道整復師 福井健人 監修)