大阪市北区 ひどい腰痛、肩こりなど お悩みをお聞かせください。 

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いつも記事を読んでくださり、ありがとうございます。院長の福井です。

 

◆はじめに

私の祖母は99歳まで生きました。

祖母が何歳の時かははっきり覚えていませんが、転倒して大腿骨を骨折し人工関節に置き換える手術を受けました。

 

その後も不運なことに高いところから転落して、また大腿骨を骨折しました。合計二回の大腿骨骨折をしました。

これを境にカートを押して歩く生活になり、活動量が減っていったように思います。

そして、認知症も進んでいきました。

 

その当時は股関節の重要性など考えたこともありませんでしたが、今となっては股関節がなぜ大切なのかを知っているので、これを読んでくださっている皆様にもこの記事を読んでいただいて、股関節を大事に大事に労わりながら使ってあげてほしいなと思います。

 

 

 

◆股関節は人体の中で最大の関節

股関節は人体最大の関節なので、動かさずにいると老いるスピードが加速していきます。

老化は股関節から始まると言っても過言ではありません。

 

股関節は、胴体と二本の足をつないでいます。

立ったり、座ったり、歩いたりと日常生活に必要な動きには必ず関わっています。

股関節は、二足歩行をする人間が上半身を真っ直ぐにして立つための支えになっています。

 

また、股関節は先ほどお伝えしたように上半身の支えになっていることに加えて、肩関節と同じようにあらゆる方向に動きやすい構造になっています。

当然ながら、安定させる筋肉や靭帯、動かすための筋肉や靭帯がたくさんついています。

 

このことからも股関節は、良い姿勢を維持させるためにも必要ですし、運動する時や、普段の生活での動作などでもフル稼働している関節だということです。

 

 

◆股関節の不具合が老化をもたらす理由

股関節が痛くなったり、動きが悪くなることで老化していくのですが、老化と股関節の具合が悪いことにはどのような関係があるのでしょうか。

まず、股関節は毎日のように酷使し続けさせられています。

立ち上がったり、歩いたり、座ったりとどの動作においても絡んできます。実際の負担はどれぐらいなのかと言いますと、

 

・普通に歩くだけで体重の3倍〜4.5倍

・ジョギングは4倍〜5倍

・階段の昇り降りは6倍〜8倍

 

これぐらい大変な負荷のかかる関節になります。

 

相当な負荷が毎日かかっている股関節の軟骨がすり減ったり、関節自体が変形したりすることによって痛みが発生したらどうなるでしょうか。

おそらく、生活に必要な歩く、立つ、座る、体をひねる、ものを持ち上げる、屈むなどあらゆる動作において、「もしかしたら、痛みが出るかもしれない」と予測してしまい、そうならないように動作を自ら制限していくようになります。

これを毎日繰り返していると、当然ながら運動不足になり、筋肉が衰え痩せ細り、筋力が低下していきます。

 

また、生活に必要な動作において、一旦、痛みを感じると、不安や心配が先走り、「もしかしたら痛みがキツくなるかもしれない」「転倒したらどうしよう」

などとネガティブな思考に支配されるようになって、活動範囲もどんどん狭くなっていき、ついには家から一歩も出ない日もでてくるようになります。

最終的に行き着くところまで行ってしまうと【廃用症候群】と呼ばれるような動かない状態になってしまいます。

 

当然ながら、こういった流れをたどる過程において、筋肉が衰えていって、考えも後ろ向きになっていますので、姿勢も悪くなり、見た目もかなり老けこんでしまいます。

一気に10歳も20歳も歳を取ったような感じになることも考えられます。

 

 

◆痛みをかばうことの弊害

股関節に限らず、体のどの関節でも言えることですが、痛みを感じたらその痛みを出さないような動きや姿勢を取ろうとします。

 

これは例外なく必ず起こります。

そして、痛みを感じにくいポジションというのは、ほとんどの場合は、片側に体重をかけたり、体を前後左右に傾けたりしています。

 

一回だけそのポジションを取ったとしても体には何の影響もありませんが、毎日のようにそれを継続すると、当然のことながら体に歪みが出てきます。

 

特に背骨への影響は大きく、背骨が曲がってしまう脊柱側わん症という状態になる人もいらっしゃいます。

そうなると、肩や骨盤の高さに違いが出たり、胸郭(肋骨に覆われた部分)が変形します。こうなると中に収まっている内臓にも影響が出るため、人によっては、肺、心臓、胃腸、子宮などが圧迫されたり、動きに制限が生じたりして、不具合が起きてしまいます。

 

また、背骨を中心とした歪みがあることで、筋肉の張力バランスも崩れてしまい、慢性的な腰痛や肩こりに悩まされることにつながっていきます。

 

 

股関節に痛みがある場合は、股関節に負担をかけないように、膝や足首の負担が増えて影響が出ます。

 

 

◆股関節の痛みから身を守るための対策

もうすでに痛みがひどいという方は、まずは医療機関での治療に専念してもらいたいです。

今は、まだ痛みも少なくて、かばうことなく動くことができている方に向けてのお話をさせていただきます。

 

何よりもまずは、股関節の周りの筋肉の強化です。

この筋肉を鍛えて働いてもらわないと、股関節を守ることはできません。

 

鍛え方は至ってシンプルです。

「ラジオ体操」を毎日行いましょう。

一回たった3分です。

これを朝、昼、寝る前と3回やったとしても9分です。

 

ラジオ体操の中には、股関節を適度に動かすものも含まれているため、最初にやるトレーニングとしては最適なのです。

慣れてきて物足りなくなってきたら、ラジオ体操第一と第二を続けて行いましょう。これを続けてやったとしても一回6分です。

一日3回やっても18分です。

 

 

大体どれぐらいの期間続けていたら、体に変化が出てくるのか気になるところだと思いますが、これまであまり運動をされてこなかった方は、3ヶ月ぐらい経過するぐらいから少しずつ変化が出てきます。

 

筋肉の量が少しずつ増えていきますので、活動できる時間が伸びてきたり、少し動いたぐらいでは疲れなくなってきたりするはずです。

 

 

◆股関節の強さとサルコペニアやフレイルの関係について

昨今、「サルコペニア」「フレイル」という状態が非常に問題視されるようになってきています。

サルコペニアは加齢に伴い、筋肉の量が減少し、筋力が低下していくことを言います。

 

一方、フレイルは、虚弱という意味です。こちらも加齢に伴い、心身の活力が低下し、生活機能に障害が起こり、心身脆弱性が出現した状態のことを指します。

 

股関節周辺の筋肉が衰えてしまうことの影響は先にもお伝えした通りですが、サルコペニアの状態からフレイルに移行し、要介護状態になってしまう人も少なくありません。

 

こういった重篤な状態になる前に、やはり股関節の周辺筋肉をしっかり動かして鍛えておく必要があると考えています。

 

 

 

◆股関節の問題を整体で解決できるのか

そもそも股関節が痛いと運動や筋トレはできません。

まずは痛みをとる方を優先的にしていかないといけません。

 

先ほど、痛みがきつい場合は、整形外科に行った方が良いというお話をしましたが、継続して通院しているのに、痛みに変化が見られず改善していない場合、

体の歪みを整えたり、疲れが溜まり過ぎて限界になっている筋肉の負担を減らしたりできる整体は大変有効な手段だと思います。

 

当院では、ボキボキせずに骨格を優しく矯正する技術を使いますので、60歳以上の方でも安心して治療を受けていただけます。

また、筋肉への刺激も痛みを伴うようなマッサージではなく、最小限の力で硬い筋肉を緩める高度な技術を使いますので、こちらも60歳以上の方でも安心して治療を受けていただけます。

 

ちなみに当院に来られている方の最高齢は86歳です。

 

もし、病院で痛み止めの薬や、電気治療、リハビリなどで治療を受けているにもかかわらず、このまま通院するのもどうなのかな?と思っておられる方は一度ご相談ください。

 

 

◆まとめ

今回は、股関節の重要性についてお伝えしてきましたが、ちょっと長過ぎましたか?

それぐらい股関節というのは、生活する上で最も重要と言っても過言ではありません。

 

股関節に不具合が生じると生活の大半に制限がかかってしまうため、活動量が減り、筋肉がやせ細り、サルコペニアやフレイルといった状態になり、最終的には認知症や要介護の状態になってしまいます。

 

そうならないためにも、今回あげた対策を動けるうちに少しずつやっていきませんか?

 

また、今、痛みをどうにかしたいんですという方は、一度ご相談だけでも構いませんので、当院までご連絡ください。

何かのお役には立てると思います。

 

決して1人で思い悩まないようにしてくださいね。

必ず解決する糸口は見つかります。

 

 

(柔道整復師 福井健人 監修) 

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